「塗装方法」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

塗装方法 - (2010/11/19 (金) 15:10:54) のソース

**塗装方法

あらかじめ、下地にサーフェイサーやメタルプライマーなどを塗っておくと
塗料の定着力が上がり落ちにくくなる。
塗装の基本は下地処理なので元から塗ってある塗料を剥がしておかないとその塗料が溶け出し邪魔をすることがあるので出来るだけ剥がしておこう。
(薄い色の上に濃い色を塗るときは元の色が下地の代わりをするので剥がさなくてもよい)
また、濃い色を薄い色にしたい場合は、あらかじめシルバーや薄いグレー(明灰白色)を先に塗りその上から白を塗ると下地が透けにくくなる。(サフェーサーはこの原理を応用している)

-PVC(軟質部分)

塗膜の強度や乾燥速度から考えてVカラー等のラッカー塗料がベスト。
缶スプレーやエアブラシでの塗装が手っ取り早く、かつ綺麗に塗れるが
とにかく出費がかさむので覚悟完了してから挑むといい。
(まあ、改造なんてものはなんだってそうなのだが)
筆塗りなら出費を抑えることが出来るが、綺麗に塗るにはスキルが必要。

筆塗りにしろエアブラシにしろ、どうせ金を出すなら惜しまずいいものを買うこと。

目をリペイントしたいけど失敗が怖い人にはアクリルガッシュがお勧め。
塗膜は弱いが、乾いてから削れば落ちるのでやり直しがきく。
太く塗ってから削ることで、細いアイラインを描くこともできる。
神姫素体の生みの親、浅井真紀氏のサイトにアクリルガッシュによる
リペイント術が載っているので詳しくはそちらを参照。
[[EdenPlastics>http://www.plastica.jp/gallery/rei-ayanami/aftertune/ayanami-at3.htm]]

-ABS(硬質部分)
Mrカラー等のアクリルラッカー塗料がベスト。
ただ、ABSは大抵の溶剤に弱く、溶剤が染み込んだ場所に下手に力がかかると破損する恐れがある。
&color(red){塗装の際にはネジをはずして完全分解し、部品にテンションがかからない状態にすること。}そうしておけばまず割れることはない。
また、塗装の定着をよくするために表面を600-800番のペーパーで荒らしておく。
ヒジヒザ等分解できない関節部分に塗装したい場合は、メタルプライマーやサーフェイサーなどを吹いて溶剤の浸透を防ぐこと。

また、エナメル塗料だけは絶対に使ってはいけない。
エナメルは浸透力が高い塗料(それがとても有益に働く場合もあるが)なので、
ABSに塗ると一発で割れる可能性がある。
無惨にひび割れた我が娘を見たくないのなら使用は避けるべき。
どうしてもエナメルを使いたい場合は、ラッカー塗料のクリアなどを
あらかじめ塗り、その上から塗るといい。
目安箱バナー