パワプロ2018ver1.09年俸制限ドラフト(11月23日)

「年俸」で更に高度化する駆引き 先行?温存?



開催日時

11月23日~11月25日

ルール

使用ソフト

パワプロ2018、ver1.09を使用

指名可能選手

パワプロ2018に登録されている12球団現役選手 (フリー枠なし)

指名可能人数

15人(投手野手の人数制限はなし)

指名方法

ドラフト1位は指名が重複した場合に抽選を行う。抽選は!randomを使用。
2巡目からはウェーバー方式→逆ウェーバー方式→ウェーバー……の順で行う(指名順は抽選)。

ペナント方式

先発ローテ5人以上/怪我なし/成長有り/外国人枠有り/疲労なし/ノリノリなし/スランプなし/交流戦のセ主催試合DHなしパ主催試合DHあり

年俸制限ルール

2リーグ制(12球団)で行います。また、各チームの指名で使用できる資金は9億以下となっています。15人指名が終了した段階で確認を行います。確認作業を行うため、指名する際には、選手名と共に、その選手の年俸も書いてください。
確認後、この上限を越えた場合、上限以下にするために、そのチームの1位指名選手から順に選手を使用禁止にしていくので注意してください。
なお、未指名選手を入れたチーム完成費は11億円未満とします。各選手の2018年度の年俸は↓のサイトを基準とします。
http://home.a07.itscom.net/kazoo/pro/pro.htm

長考について

指名順が来てから8分(端の折り返し指名の場合は16分)を過ぎても指名がなかった場合、その順位の指名を飛ばして次の指名順が来た時にまとめて2人を8分以内に指名してください
長考宣言をすることで2回まで+2分(計10分)の指名を考える時間の追加を行えます
長考宣言自体は指名順が来てから8分以内に行ってください
8分を過ぎてからの長考宣言は認められません
長考宣言をしたものの8分以内で指名を完了した場合は長考宣言をしなかったことと同じこととして扱います

注意事項

未指名選手の名前を出すことは禁止です

参加時間の目安は金曜日、土曜日両日の21時30分~0時までです
最低限この時間は確保できる人のみ参加してください
1日目の金曜日は目安の時間が過ぎたら強制指名は無くなりますが、もしそのあとも指名できるようなら土曜日の21時30分が来るまでも自分の指名順が来ていたら進めてもらっても構いません
2日目は指名が終わっていない場合にもう少し遅くまで時間が伸びる可能性があります

主催者

進行  捕鯨船◆kJrH/m/6P2
シミュ ゴルフリ◆tN2W7r/9tw
指名表 ◆vdM12t0dj6

参加者

福岡 ◆spznd2LU7wK8
西武 捕鯨船◆kJrH/m/6P2
楽天 ◆b892mxLcqE
大阪 檻◆CS6PJtjW16
日公 ◆zTyTpVGDfM
千葉 ◆zzZZZVAUfE

広島 ゴルフリ◆tN2W7r/9tw
阪神 ◆BCAD/dt6pU
横浜 ◆vdM12t0dj6
巨人 ◆jYWLGWhdSA
中日 ◆OMAKEE59ic 助監督◆CLARKGHRP2
東京 ヤクザ◆KizqHIsIPo

スレURL


指名表


結果

  • 本走
    • セリーグ
順位 球団名 備考
1 横浜 日本シリーズ
2 巨人
3 広島
4 阪神
5 東京
6 中日

    • パ・リーグ
順位 球団名 備考
1 楽天 日本一
2 札幌
3 大阪
4 福岡
5 西武
6 千葉

  • 再走
    • セリーグ
順位 球団名 備考
1 巨人 日本一
2 横浜
3 広島
4 阪神
5 中日
6 東京

    • パ・リーグ
順位 球団名 備考
1 楽天
2 札幌 日本シリーズ
3 西武
4 大阪
5 福岡
6 千葉

総評

  • 今回はおそらく初となる「年俸制限」によるドラフトを開催。11月8日にシミュ担当から提案され、事前の情報収集などの敷居の高さから様々な懸案事項が挙がる中、ルールの様々な検討を経て開催に至った。
  • ルールの性質上、通常ドラフトでは見かけない低年俸選手が上位で指名され、通常時の1位候補が指名漏れするなどと言った大番狂わせが当たり前のように起こる史上最も異質な変則ドラフトとなった。
  • セリーグでは34本塁打を放った細川成也の活躍等で、チーム得失点差184を記録した横浜が優勝。
  • パリーグは、3位まで1.0G差にひしめく大混戦を、群を抜く投手成績を残した楽天が制した(再走も優勝)。続く日本シリーズでも第8戦までもつれ込み、見事日本一を決めた。
    • 今回、指名漏れクラスの投手が多数起用されたことから通常時以上の打高環境となったが、リーグトップの投手成績を記録した両チームが優勝という形に。

各球団の指名動向

  • 今回は各球団指名方針が分かれて面白かったので、下記の3要素で独断で分類し、12球団の指名動向を筆者の寸評を添えてお送りします。
    • 補強費消費ペース:「先行」「中盤」「温存」
    • 補強費の配分(大物選手にまとめて出費したか):「均等」「一括」
    • 投打のバランス:「投手偏重」「バランス」「野手偏重」
  • 福岡(本走4位)
    • 「温存」「一括」「バランス」
      • 55000万の柳田を筆頭に高年俸選手の指名漏れが見込めると踏み、徹底した温存作戦に。15位で25000万のレアードを指名するまではなんと僅か28350万しか使わない徹底ぶり。低年俸選手のレパートリーには他球団も舌を巻き、福田3人内野というネタ要素を盛り込む起用さも見せました。
  • 西武(本走5位)
    • 「中盤」「均等」「野手偏重」
      • 1~4位は比較的低年俸の選手で主力級を固める順調な滑り出し。その後は1~2億の選手を4人指名し、下位まで充実した指名が続きました。また、西巻の活躍も相まって穴のない打線を実現。投手指名に割いた年俸は23000万と低めであったことから良くも悪くもパリーグの打高の一因になったかも。
  • 楽天(本走1位)
    • 「先行」「均等」「投手偏重」
      • 全体的に打高極まったパリーグの中でも唯一の投手偏重型指名。核になる森とビシエドを上位指名した以外は安定した先発とリリーフの構築に注力。投手成績で他の追随を許さず本走と再走の2連覇を果たしました。
  • 大阪(本走3位)
    • 「中盤」「一括」「野手偏重」
      • 「コスト効果の計算は済ませた」の一言で参加者たちを震撼。宮崎、秋山、丸の1位クラス3人抜きを筆頭に総予算の9億以上を注いだ強力打線を構築しました。手薄になると説明した投手陣も防御率リーグ2位(再走1位)。安定したチーム作りを実感する結果となりました。
  • 札幌(本走2位)
    • 「先行」「やや一括」「野手偏重」
      • 5位までで補強費の半分を使い切る豪快な指名。高年俸から低年俸まで全員が2桁本塁打を打つ強力打線はチームを悲願のAクラスに導きました。補強費的にはかなり野手に偏重しているにも関わらず、投手指名のタイミングが絶妙で、全体的に安定感のあるチームとなりました。
  • 千葉(本走6位)
    • 「温存」「一括」「野手偏重」
      • 温存型の典型のような指名。途中までは福岡と我慢比べを続けていましたが、11位のバレンティンから一転攻勢。他球団が指名漏れを狙っていたであろう高年俸野手を次々とかっさらっていきました。1位のソト単独指名は他球団との駆け引きが光りました。
  • 広島(本走3位)
    • 「温存」「一括」「野手偏重」
      • 初日は徹底した温存策。仕掛けたのは他球団に先行する9位指名でした。坂本、西川の2人で51000万を出費した一方で、投手は上位で低年俸の山本やメルセデスを指名。7位までに投手4人を確保しある意味ではバランス型に近い指名を展開しました。
  • 阪神(本走4位)
    • 「先行+温存」「均等+一括」「バランス」
      • 1位では4球団競合の末山川を獲得。7位まではそこそこの支出で主力級選手を確保し、後半は筒香一点集中という先行と温存のいいとこどり指名を展開。打線、ローテ、リリーフといずれにも軸になる選手がいるバランスの良いチーム作りとなりました。
  • 横浜(本走1位)
    • 「中盤」「均等」「バランス」
      • 途中までの阪神の指名を終始続けるような、主力級選手の数を確保する指名を展開。先発ドミノの煽りをモロに受けたり、先発として指名した選手を先発起用しないなど随所で指名の粗が目立ちましたが、投打に穴の少ないチーム作りが戦績に安定感をもたらしたと信じたい。
  • 巨人(本走2位)
    • 「温存」「一括」「バランス」
      • 基本的には低年俸の温存策を続けていましたが、その中でも12位の近藤までは通常時の指名圏内の選手が大半を占めるなどコストパフォーマンスの高い指名を続けました。余った年俸は主に中村剛と菅野に注がれ、結果的に通常ドラフトと遜色ないレベルのチームを作り上げました。
  • 中日(本走6位)
    • 「先行」「一括」「やや野手偏重」
      • 4位の柳田で年俸を15000万見誤る大トラブルがありましたが、その後のリカバリは見事。投手にかける補強費はかなり少なかったにも関わらず非常に魅力的な先発陣となりました。本走ではその柳田がまさかの打撃不振。終始柳田に振り回されるドラフトとなってしまいました。
  • ヤクルト(本走5位)
    • 「先行」「一括」「野手偏重」
      • 1位から28000万の山田を単独指名。途中誤って21000万の阿部を指名するなどのトラブルはありましたが、斎藤佑、平沢、オコエ、清宮を指名するなど華のある指名になりました。本走は山田、阿部の2億超え組が大活躍し5位に滑り込み。

備考と余談

  • 今回のドラフトでは、12球団中2球団(ヤクルト、阪神)が予算オーバー。うち阪神から「出先から指名表を確認したところ14位の高梨の3600万円が反映されていない合計値を見て15位を指名した」との報告。
    • このような事情があったことから特例措置に関する議論が紛糾し、「他球団のオーダー提出後に使用されていない選手を15位として再指名する」こととなった。
    • 今回の一件を受けて、以後参加できないという状態になった参加者がいることから表担当に重大な管理責任があったと捉えています。
      • その原因の一説に「スマホからスプレッドシートを見る時にリロードしないと最新の状態が反映されないことがある」という仕様が挙げられていますが、本当のところは定かではありません。
      • こうしたことを未然に防ぐためにも表担当は最大限の努力をしなければいけないはずであり、皆さんの大掛かりな準備と拘束時間のもと開催されたドラフトで多大な迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。(表担当◆vdM12t0dj)
  • 感想戦では、「通常時には指名漏れする選手の中にまだまだ隠し玉が残っているかもしれない」と話題に。通常ドラフトと最もかけ離れたドラフトが、今後の相場に少なからず影響を及ぼすことが予想される。

感想など

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最終更新:2018年11月26日 23:48