部品構造
- 大部品: 雷切 RD:22 評価値:7
- 部品: 奉納刀、雷切
- 大部品: 作刀の背景 RD:8 評価値:5
- 部品: 修行中に聞いた、電流走る逸話
- 部品: 基本に立ち返る
- 部品: 雷を切るための形
- 部品: 巌のような鋼を求めて
- 部品: 2種の巫鋼の採用
- 部品: 打て、鬼神のごとく
- 部品: 君の銘は
- 部品: 鍛冶師の感謝
- 大部品: 雷切の外見的特徴 RD:3 評価値:2
- 部品: 鍔が無い
- 部品: 拵え
- 部品: 刀身の特徴
- 大部品: 巫の太刀 RD:10 評価値:5
- 部品: 太刀
- 大部品: 巫鋼 RD:7 評価値:4
- 部品: 概要
- 部品: 独特の色味
- 大部品: 巫鋼の製造に関する事項 RD:5 評価値:3
- 部品: 起源
- 部品: 希少性
- 部品: 高品質の追求
- 部品: 古鉄の利用
- 部品: 巫鋼製造の制限
- 大部品: 刀作りに関する事項 RD:2 評価値:1
- 部品: 鍛冶師による作刀である
- 部品: 国への登録義務
部品定義
部品: 奉納刀、雷切
雷切は、T21の後、電電宮へ奉納するものとして作られた。
神聖巫連盟の鍛冶師である、吉野仁改によって鍛え上げられた、一振りの刀である。
部品: 修行中に聞いた、電流走る逸話
仁改は、まだ修行中の身であったT21の折、暁の円卓にて「雷を切った」という話を耳にした。
この時「雷は切れるものである」と知り、文字通り「雷に打たれた」ような衝撃を受けたのだ、と彼は語る。
部品: 基本に立ち返る
数々の刀を打ってきた仁改であったが、いざ奉納するための作刀となると、どのようなカタチにすれば良いのか考え込んでしまった。
ひと月ほど考え込んだ結果、「自分の最も基本の形が適する」という解に至った。
部品: 雷を切るための形
仁改の最も基本の形、それは、重厚で強靭であることを第一とするものであった。
何故なら、雷は大木をも真っ二つにするほどの力を持っている。
その力ごと切り裂くための強靭さを、仁改は求めたのだ。
部品: 巌のような鋼を求めて
求める強靭さを実現させるため、刀を作るための材料を選ぶ必要があった。
材料とする巫鋼が硬過ぎては折れ、柔らか過ぎては切れぬ。その両立を高いレベルで行わなくてはならないからだ。
部品: 2種の巫鋼の採用
悩んだ仁改は、ある時、2種類の巫鋼を使用することを思いつく。
一つは、年を経た道具に使われた、古い巫鋼。もう一つは、新造した巫鋼。
この2種を用いることで、雷を切り裂く刀を実現しようとしたのだ。
部品: 打て、鬼神のごとく
制作のための材料を手に入れた仁改は、制作に入った。
合い槌を振るうのは、同門の師に学び、腕を競った鍛冶師でもある、妻である。
二人は鍛冶場において、昼夜を問わず槌を振るった。近隣の住人の言では、真夜中を過ぎ、明け方となっても槌を振るう音が聞こえたという。
部品: 君の銘は
そうして、吉野夫妻が槌を振るって三日三晩が過ぎ、四日目の朝日が昇る頃、一振りの太刀が打ちあがった。
銘を「雷切」。雷をも切り裂くことを求めた、一人の鍛冶師の技術の集大成である。
部品: 鍛冶師の感謝
耳にした逸話から、雷をも切れる刀を作ろうと思い立ち、仁改は鍛冶師の道に邁進した。
電電宮へ奉納するに当たり、この事に対する感謝が、この刀には込められているという。
部品: 鍔が無い
雷を切る、という名を持つが、実際に雷と打ち合った際に鍔は必要か、と考えた結果、鍔は不要とされた。
その代わり、柄の部分は非常に滑りにくくなっている。
部品: 拵え
質実剛健を第一に考える仁改の作だが、奉納刀として収められるため、装飾が施されることとなった。
黒く塗られた鞘に、紅白一対の組み紐を結んだ、とてもシンプルな装飾である。
部品: 刀身の特徴
仁改が求めた強靭さを表すように、重厚で肉厚の刀身が最も目を引くが、それだけが全てではない。
太刀としては反りが浅いが、2種の巫鋼を用いたことで、樋を境に、峰と刃それぞれの部分で巫鋼特有の色味が違うことも特徴の一つである。
部品: 太刀
太刀とは、刃渡り三尺(およそ90cm)ほどの、反りのある刀身を持つ、片刃の刀剣である。
両手持ちで扱うため、一振りしか持つことができない。
部品: 概要
巫鋼とは、神聖巫連盟において、刀を作る材料として使われる金属である。
一般的な鋼材よりも軽く、強靭で、錆にくいという特徴を持つ。
部品: 独特の色味
巫鋼は、ダマスカス鋼やウーツ鋼といった鋼材に似た色味を持つ。
薄く波打つような白い文様めいたものが、鋼色の表面に薄く表れるのが特徴。
部品: 起源
巫鋼は、祭具や奉納具といった、神祇に関する道具を作るための鋼材であった。
そのため、祭儀や神田で使用するための道具である、武具や農具の材料として使用されていた背景を持つ。
部品: 希少性
鍛冶師によって生み出される巫鋼は、たたら製法によって製造される。
しかし、実際に生み出される量は非常に少なく、貴重なものとなっている。
部品: 高品質の追求
たたら製法によって得られる一般的な鋼材は、砂鉄・鉄鉱石1tに対して300kg前後であるが、
そのうち100kg程が作刀用の玉鋼として得られる、良質のものである。
しかし、巫鋼は更にそこから良質のものを選び出し、さらに工程を踏むことで生み出される、非常に高品質のものである。
部品: 古鉄の利用
長年の使用によって、欠損するなどした巫鋼製品は、鋳つぶされ、再利用されることがある。
こうして再利用されたとしても、巫鋼自体が優れた材質であることに変わりはない。
このような年を経た古い巫鋼を、好んで用いる鍛冶師もいるようだ。
部品: 巫鋼製造の制限
巫鋼は、師と国の認可を受け、独り立ちした鍛冶師にのみ、製造が許可されている。
これは、材料となる砂鉄や鉄鉱石、燃料として使用する木炭などを、過剰に使用することができないようにすることを、目的としている。
また、製造法を藩国外へ持ち出すことも禁じられている。
部品: 鍛冶師による作刀である
神聖巫連盟の鍛冶師によって作られる刀は、一振り一振り、精魂込めて打ち上げられるため、年間の生産数は決して多くはない。
部品: 国への登録義務
鍛冶師によって打ち上げられた刀は、国へ届け出を行うことが義務付けられている。
これは、作刀した鍛冶師の特定や、刀の特徴などを記録することを目的としている。
提出書式
大部品: 雷切 RD:22 評価値:7
-部品: 奉納刀、雷切
-大部品: 作刀の背景 RD:8 評価値:5
--部品: 修行中に聞いた、電流走る逸話
--部品: 基本に立ち返る
--部品: 雷を切るための形
--部品: 巌のような鋼を求めて
--部品: 2種の巫鋼の採用
--部品: 打て、鬼神のごとく
--部品: 君の銘は
--部品: 鍛冶師の感謝
-大部品: 雷切の外見的特徴 RD:3 評価値:2
--部品: 鍔が無い
--部品: 拵え
--部品: 刀身の特徴
-大部品: 巫の太刀 RD:10 評価値:5
--部品: 太刀
--大部品: 巫鋼 RD:7 評価値:4
---部品: 概要
---部品: 独特の色味
---大部品: 巫鋼の製造に関する事項 RD:5 評価値:3
----部品: 起源
----部品: 希少性
----部品: 高品質の追求
----部品: 古鉄の利用
----部品: 巫鋼製造の制限
--大部品: 刀作りに関する事項 RD:2 評価値:1
---部品: 鍛冶師による作刀である
---部品: 国への登録義務
部品: 奉納刀、雷切
雷切は、T21の後、電電宮へ奉納するものとして作られた。
神聖巫連盟の鍛冶師である、吉野仁改によって鍛え上げられた、一振りの刀である。
部品: 修行中に聞いた、電流走る逸話
仁改は、まだ修行中の身であったT21の折、暁の円卓にて「雷を切った」という話を耳にした。
この時「雷は切れるものである」と知り、文字通り「雷に打たれた」ような衝撃を受けたのだ、と彼は語る。
部品: 基本に立ち返る
数々の刀を打ってきた仁改であったが、いざ奉納するための作刀となると、どのようなカタチにすれば良いのか考え込んでしまった。
ひと月ほど考え込んだ結果、「自分の最も基本の形が適する」という解に至った。
部品: 雷を切るための形
仁改の最も基本の形、それは、重厚で強靭であることを第一とするものであった。
何故なら、雷は大木をも真っ二つにするほどの力を持っている。
その力ごと切り裂くための強靭さを、仁改は求めたのだ。
部品: 巌のような鋼を求めて
求める強靭さを実現させるため、刀を作るための材料を選ぶ必要があった。
材料とする巫鋼が硬過ぎては折れ、柔らか過ぎては切れぬ。その両立を高いレベルで行わなくてはならないからだ。
部品: 2種の巫鋼の採用
悩んだ仁改は、ある時、2種類の巫鋼を使用することを思いつく。
一つは、年を経た道具に使われた、古い巫鋼。もう一つは、新造した巫鋼。
この2種を用いることで、雷を切り裂く刀を実現しようとしたのだ。
部品: 打て、鬼神のごとく
制作のための材料を手に入れた仁改は、制作に入った。
合い槌を振るうのは、同門の師に学び、腕を競った鍛冶師でもある、妻である。
二人は鍛冶場において、昼夜を問わず槌を振るった。近隣の住人の言では、真夜中を過ぎ、明け方となっても槌を振るう音が聞こえたという。
部品: 君の銘は
そうして、吉野夫妻が槌を振るって三日三晩が過ぎ、四日目の朝日が昇る頃、一振りの太刀が打ちあがった。
銘を「雷切」。雷をも切り裂くことを求めた、一人の鍛冶師の技術の集大成である。
部品: 鍛冶師の感謝
耳にした逸話から、雷をも切れる刀を作ろうと思い立ち、仁改は鍛冶師の道に邁進した。
電電宮へ奉納するに当たり、この事に対する感謝が、この刀には込められているという。
部品: 鍔が無い
雷を切る、という名を持つが、実際に雷と打ち合った際に鍔は必要か、と考えた結果、鍔は不要とされた。
その代わり、柄の部分は非常に滑りにくくなっている。
部品: 拵え
質実剛健を第一に考える仁改の作だが、奉納刀として収められるため、装飾が施されることとなった。
黒く塗られた鞘に、紅白一対の組み紐を結んだ、とてもシンプルな装飾である。
部品: 刀身の特徴
仁改が求めた強靭さを表すように、重厚で肉厚の刀身が最も目を引くが、それだけが全てではない。
太刀としては反りが浅いが、2種の巫鋼を用いたことで、樋を境に、峰と刃それぞれの部分で巫鋼特有の色味が違うことも特徴の一つである。
部品: 太刀
太刀とは、刃渡り三尺(およそ90cm)ほどの、反りのある刀身を持つ、片刃の刀剣である。
両手持ちで扱うため、一振りしか持つことができない。
部品: 概要
巫鋼とは、神聖巫連盟において、刀を作る材料として使われる金属である。
一般的な鋼材よりも軽く、強靭で、錆にくいという特徴を持つ。
部品: 独特の色味
巫鋼は、ダマスカス鋼やウーツ鋼といった鋼材に似た色味を持つ。
薄く波打つような白い文様めいたものが、鋼色の表面に薄く表れるのが特徴。
部品: 起源
巫鋼は、祭具や奉納具といった、神祇に関する道具を作るための鋼材であった。
そのため、祭儀や神田で使用するための道具である、武具や農具の材料として使用されていた背景を持つ。
部品: 希少性
鍛冶師によって生み出される巫鋼は、たたら製法によって製造される。
しかし、実際に生み出される量は非常に少なく、貴重なものとなっている。
部品: 高品質の追求
たたら製法によって得られる一般的な鋼材は、砂鉄・鉄鉱石1tに対して300kg前後であるが、
そのうち100kg程が作刀用の玉鋼として得られる、良質のものである。
しかし、巫鋼は更にそこから良質のものを選び出し、さらに工程を踏むことで生み出される、非常に高品質のものである。
部品: 古鉄の利用
長年の使用によって、欠損するなどした巫鋼製品は、鋳つぶされ、再利用されることがある。
こうして再利用されたとしても、巫鋼自体が優れた材質であることに変わりはない。
このような年を経た古い巫鋼を、好んで用いる鍛冶師もいるようだ。
部品: 巫鋼製造の制限
巫鋼は、師と国の認可を受け、独り立ちした鍛冶師にのみ、製造が許可されている。
これは、材料となる砂鉄や鉄鉱石、燃料として使用する木炭などを、過剰に使用することができないようにすることを、目的としている。
また、製造法を藩国外へ持ち出すことも禁じられている。
部品: 鍛冶師による作刀である
神聖巫連盟の鍛冶師によって作られる刀は、一振り一振り、精魂込めて打ち上げられるため、年間の生産数は決して多くはない。
部品: 国への登録義務
鍛冶師によって打ち上げられた刀は、国へ届け出を行うことが義務付けられている。
これは、作刀した鍛冶師の特定や、刀の特徴などを記録することを目的としている。
インポート用定義データ
[
{
"title": "雷切",
"part_type": "group",
"description": "",
"children": [
{
"title": "奉納刀、雷切",
"description": "雷切は、T21の後、電電宮へ奉納するものとして作られた。\n神聖巫連盟の鍛冶師である、吉野仁改によって鍛え上げられた、一振りの刀である。",
"part_type": "part",
"localID": 1
},
{
"title": "作刀の背景",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "修行中に聞いた、電流走る逸話",
"description": "仁改は、まだ修行中の身であったT21の折、暁の円卓にて「雷を切った」という話を耳にした。\nこの時「雷は切れるものである」と知り、文字通り「雷に打たれた」ような衝撃を受けたのだ、と彼は語る。",
"part_type": "part",
"localID": 3
},
{
"title": "基本に立ち返る",
"description": "数々の刀を打ってきた仁改であったが、いざ奉納するための作刀となると、どのようなカタチにすれば良いのか考え込んでしまった。\nひと月ほど考え込んだ結果、「自分の最も基本の形が適する」という解に至った。",
"part_type": "part",
"localID": 4
},
{
"title": "雷を切るための形",
"description": "仁改の最も基本の形、それは、重厚で強靭であることを第一とするものであった。\n何故なら、雷は大木をも真っ二つにするほどの力を持っている。\nその力ごと切り裂くための強靭さを、仁改は求めたのだ。",
"part_type": "part",
"localID": 5
},
{
"title": "巌のような鋼を求めて",
"description": "求める強靭さを実現させるため、刀を作るための材料を選ぶ必要があった。\n材料とする巫鋼が硬過ぎては折れ、柔らか過ぎては切れぬ。その両立を高いレベルで行わなくてはならないからだ。",
"part_type": "part",
"localID": 6
},
{
"title": "2種の巫鋼の採用",
"description": "悩んだ仁改は、ある時、2種類の巫鋼を使用することを思いつく。\n一つは、年を経た道具に使われた、古い巫鋼。もう一つは、新造した巫鋼。\nこの2種を用いることで、雷を切り裂く刀を実現しようとしたのだ。",
"part_type": "part",
"localID": 7
},
{
"title": "打て、鬼神のごとく",
"description": "制作のための材料を手に入れた仁改は、制作に入った。\n合い槌を振るうのは、同門の師に学び、腕を競った鍛冶師でもある、妻である。\n二人は鍛冶場において、昼夜を問わず槌を振るった。近隣の住人の言では、真夜中を過ぎ、明け方となっても槌を振るう音が聞こえたという。",
"part_type": "part",
"localID": 8
},
{
"title": "君の銘は",
"description": "そうして、吉野夫妻が槌を振るって三日三晩が過ぎ、四日目の朝日が昇る頃、一振りの太刀が打ちあがった。\n銘を「雷切」。雷をも切り裂くことを求めた、一人の鍛冶師の技術の集大成である。",
"part_type": "part",
"localID": 9
},
{
"title": "鍛冶師の感謝",
"description": "耳にした逸話から、雷をも切れる刀を作ろうと思い立ち、仁改は鍛冶師の道に邁進した。\n電電宮へ奉納するに当たり、この事に対する感謝が、この刀には込められているという。",
"part_type": "part",
"localID": 10
}
],
"localID": 2,
"expanded": true
},
{
"title": "雷切の外見的特徴",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "鍔が無い",
"description": "雷を切る、という名を持つが、実際に雷と打ち合った際に鍔は必要か、と考えた結果、鍔は不要とされた。\nその代わり、柄の部分は非常に滑りにくくなっている。",
"part_type": "part",
"localID": 12
},
{
"title": "拵え",
"description": "質実剛健を第一に考える仁改の作だが、奉納刀として収められるため、装飾が施されることとなった。\n黒く塗られた鞘に、紅白一対の組み紐を結んだ、とてもシンプルな装飾である。",
"part_type": "part",
"localID": 13
},
{
"title": "刀身の特徴",
"description": "仁改が求めた強靭さを表すように、重厚で肉厚の刀身が最も目を引くが、それだけが全てではない。\n太刀としては反りが浅いが、2種の巫鋼を用いたことで、樋を境に、峰と刃それぞれの部分で巫鋼特有の色味が違うことも特徴の一つである。",
"part_type": "part",
"localID": 14
}
],
"localID": 11,
"expanded": true
},
{
"title": "巫の太刀",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "太刀",
"description": "太刀とは、刃渡り三尺(およそ90cm)ほどの、反りのある刀身を持つ、片刃の刀剣である。\n両手持ちで扱うため、一振りしか持つことができない。",
"part_type": "part",
"localID": 16
},
{
"title": "巫鋼",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "概要",
"description": "巫鋼とは、神聖巫連盟において、刀を作る材料として使われる金属である。\n一般的な鋼材よりも軽く、強靭で、錆にくいという特徴を持つ。",
"part_type": "part",
"localID": 18
},
{
"title": "独特の色味",
"description": "巫鋼は、ダマスカス鋼やウーツ鋼といった鋼材に似た色味を持つ。\n薄く波打つような白い文様めいたものが、鋼色の表面に薄く表れるのが特徴。",
"part_type": "part",
"localID": 19
},
{
"title": "巫鋼の製造に関する事項",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "起源",
"description": "巫鋼は、祭具や奉納具といった、神祇に関する道具を作るための鋼材であった。\nそのため、祭儀や神田で使用するための道具である、武具や農具の材料として使用されていた背景を持つ。",
"part_type": "part",
"localID": 21
},
{
"title": "希少性",
"description": "鍛冶師によって生み出される巫鋼は、たたら製法によって製造される。\nしかし、実際に生み出される量は非常に少なく、貴重なものとなっている。",
"part_type": "part",
"localID": 22
},
{
"title": "高品質の追求",
"description": "たたら製法によって得られる一般的な鋼材は、砂鉄・鉄鉱石1tに対して300kg前後であるが、\nそのうち100kg程が作刀用の玉鋼として得られる、良質のものである。\nしかし、巫鋼は更にそこから良質のものを選び出し、さらに工程を踏むことで生み出される、非常に高品質のものである。",
"part_type": "part",
"localID": 23
},
{
"title": "古鉄の利用",
"description": "長年の使用によって、欠損するなどした巫鋼製品は、鋳つぶされ、再利用されることがある。\nこうして再利用されたとしても、巫鋼自体が優れた材質であることに変わりはない。\nこのような年を経た古い巫鋼を、好んで用いる鍛冶師もいるようだ。",
"part_type": "part",
"localID": 24
},
{
"title": "巫鋼製造の制限",
"description": "巫鋼は、師と国の認可を受け、独り立ちした鍛冶師にのみ、製造が許可されている。\nこれは、材料となる砂鉄や鉄鉱石、燃料として使用する木炭などを、過剰に使用することができないようにすることを、目的としている。\nまた、製造法を藩国外へ持ち出すことも禁じられている。",
"part_type": "part",
"localID": 25
}
],
"localID": 20,
"expanded": true
}
],
"localID": 17,
"expanded": false
},
{
"title": "刀作りに関する事項",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "鍛冶師による作刀である",
"description": "神聖巫連盟の鍛冶師によって作られる刀は、一振り一振り、精魂込めて打ち上げられるため、年間の生産数は決して多くはない。",
"part_type": "part",
"localID": 27
},
{
"title": "国への登録義務",
"description": "鍛冶師によって打ち上げられた刀は、国へ届け出を行うことが義務付けられている。\nこれは、作刀した鍛冶師の特定や、刀の特徴などを記録することを目的としている。",
"part_type": "part",
"localID": 28
}
],
"localID": 26,
"expanded": false
}
],
"localID": 15,
"expanded": true
}
],
"localID": 0,
"expanded": true
}
]
最終更新:2017年10月28日 18:59