「有名な学校」

t:名称 = 有名な学校(施設)
 t:要点 = 立派な,学校,大きな
 t:周辺環境 = 藩国


神聖巫連盟は宗教国家といわれています。
それは確かに事実でありますが、信仰の形が福祉を重んじる事につながっていたとしても福祉国家を目指し、福祉国家たろうとしています。
そのため今まで医療、教育、インフラの整備には特に力を入れてきました。
しかし、高等教育に関しては他国に比べ未熟な所がありました。
そのため、今回高等教育を受ける事の出来る学校を作ろうと計画を立てることになりました。
高等教育といってもより高度な知識を教授するだけではいけない、技術や知識を問わずもっと専門的な研究や開発が出来るような学校を作ろう。
ではどんな事を学ぶ学校がいいか、教育や、建築、医療などいくつか案はでましたが、結論を出す前にまず多様な種族が生活し、様々な技術が存在するこの世界に相応しくあるべきだという事になりました。
つまり、広範な分野に触れ、また種族が多様であっても協力し、共に生活していける寛容さを育てる事が必要であり、そのためには一つの専門分野を持つ学校だけでは足りず、また専門知識だけでなく、寛容さを育てる為に教養と道徳を学ぶ事も必要ということで教養、道徳に力を入れる学園都市を作る事になりました

その学園都市に作られた最初の【学校】がこの建築専門学校です。
学園都市のために一層を費やす計画の第一段階として、学園都市を創造していく者達を育成する事を期待し建てられたこの学校は、【大きな】期待をかけられただけはある【立派】な学び舎であるが、今なお成長が続いている。

教学理念

多くの知類と共に生きるNWで、種、信仰、文化などの違いを超えて共生していく社会の実現が今の社会の課題となっていると考えています。
本学は建築のための学校であるため、建設により違いによる軋轢を和らげる事を目指し、取り組みを進めており、専門知識以外の教養に関しても力を注いでいます。

奨学制度について

経済的に貧しい者のための奨学制度だけでなく、種や信仰、文化により金銭による支払い向けに物納や労働による支払いも受け入れています。
ボールズが就学する場合も、学内の労働を対価と出来るようにしている。
lこの場合の労働場所は学園都市内に限定されています。これは環境や経済に急激な変化をはじめとした悪影響を与えるを考慮したもので、そのため学園としないでの生産物の学外への出荷にも制限を加えるなどして対策が取られている。

学習および研究について

建築に関してといっても家や戦で使う砦や神様を祀る社、そして多くの家々が集まって出来た都市の設計とその指す範囲はとても広いものです。
基礎的な事は教養と同じく学んでもらう事になりますが、広い範囲からどういったことを専門に研究し、また技術を磨くかについては自分達で決める必要があります。
この学校では自分の目指す方向性に近い研究を行っている教授に師事し、そこで研究や技術を磨く事になっています。
ここではどういった分野を専門にしているのかいくつか紹介します。
  • 修理、復元
遺跡や焼失、その他の理由で破壊された建築物を元の形に戻すというものです。
考古学者と重なる部分もあり、実際に考古学者と一緒に調査する事もあります。
過去の技術や知識を蘇らせる事を理想としている者も多いため、扱いには最善の注意を払い、禁忌をやぶらないように注意がなされている。
船作りは建築に含むものか異論はあるものの、船大工の存在、水上生活、水中生活をしている人たちの家が船と不可分なため作られた。
船ではあるが水上を走る船だけではなく、潜水艦や都市船、宇宙船など広範囲にわたっている。
おそらくはよりこの分野を学ぶのに適した学校が出来ればそちらに移ることになるだろう。
  • 砦、城など戦時用建築物
戦時において限られた時間で最大の効果を出せる建築が出来るようにその技術を磨き、研究もなされている。
ただそうした戦時の際に用いる技術や知識だけでなく、戦時になる前から用意する城や砦に関しても研究行われている。
城に関してはあまり数が作られないため実際に作られる事は少ない反面、砦に関しては正義最後の砦という目標が存在するためいつも誰かが手を動かしている。
そのためこれらの研究をなす場所は他の邪魔にならないように離れて置かれている。

飲食施設


学生食堂

色んな国の料理を出せるように日夜レシピが増えており、常設メニュー以外には他国の料理が多いものの、巫の料理が一番上手いと言われている。
特に店主が狐神様を奉じており、奉納もしている事もあって油あげが美味しいと評判。
ただし、それが原因で食堂内への大工道具、特に金槌、玄能の持ち込みを禁じている。
なお、学校内に常設された唯一の飲食施設で、事前に予約する事で宴会やお弁当も受け付けている。

メニュー

日替りメニュー
  • 日替り定食
<内容の一例>
鯖の味噌煮、ゴーヤチャンプルー、鱧の木の芽焼、おでん
※ご飯(小盛りから大盛まで選択可能)、味噌汁、漬物付き、惣菜2種

  • 日替わり丼
<内容の一例>
木の葉丼、きつね丼、たまご丼、親子丼、じゅんさい丼、季節のかき揚丼
※いずれも漬物、味噌汁付き

  • 日替わり麺
<内容の一例>
伊勢うどん、讃岐うどん、ほうとう、そうめん、にゅうめん、釜揚げうどん、、釜玉うどん、きしめん、鍋焼きうどん。焼きうどん、たぬき、月見うどん、沖縄そば、カルボナーラ
※そばアレルギー対策と他店との差別化から蕎麦は使用していません。
  • 惣菜
<内容の一例>
ほうれん草のおひたし、肉じゃが、きんぴら、万願寺唐辛子とおじゃこの炊いたん、たくあんの炊いたん
※毎日6品から8品が作られています

定番メニュー

  • きつねセット
きつね丼ときつねうどん小
または
きつねうどんといなりずし
※いずれも玉子焼き付き。またこのセットの売り上げは狐神様への奉納としています。

  • カレーライス
  • ビーフシチュー
  • ハヤシライス
  • ビーフストロガノフ
  • エビピラフ
  • チャーハン
  • オムライス

軽食、甘味
・サンドイッチ
・週替わりプリン
・季節の和菓子
・ホットケーキ
・桃饅頭
・あんみつ
・ぜんざい
・カキ氷
※ぜんざいは冬季限定、カキ氷は夏季限定


購買部

主に雑貨、日用品の販売を行っている。
その場で食べるものはないものの、パンやおにぎり、お弁当などは販売されているため、食堂まで行く余裕がない学生が利用する。

移動販売

たこ焼きやお好み焼き、パンなどを販売する者が昼頃に出張販売に来ている。

クラブ活動について

この学校ではクラブ活動は個人では出来ない、行うのが難しい趣味が行える場、機会を提供するものとなっています。
ただし、個人でも出来る事であっても規模や内容を個人の枠を超えた領域に達している事を示す事でクラブと認めてもらう事は可能です。
ここではそうしたクラブの中からいくつかを紹介します。

  • 狐狩り(フォックスハンティング)部
動物、妖怪としての狐を狩るのではなく、無線送信機から発せられる電波を受信機を使って追跡、発見する方の狐狩りです。
技術的な要素も多いとはいえ、数少ない体育系のクラブとして認められています。
内容は道具を使うとはいえ鬼ごっこと大差ないですが、ボールズと一緒に遊べるようにルールの試行錯誤も続けられています。

  • 言語文化研究会
違う国、時代の言語を研究し、その文化を理解しようという活動が行われている。
その程度で終わっていたのであればクラブとして認められなかったと思われるが、相手の文化を理解するだけでなく、自分達の事を理解してもらえるようにと行われた活動がきっかけとなってクラブとして認定されるに至りました。
その活動とは相手の国、時代の言葉に翻訳されていない物語、学術書その他の自分達を理解してもらうのに相応しい書物を相手の言葉に翻訳するというものです。
ただこれは功績を認められたというわけではなく、保管する場所もないまま翻訳が続けられていったために、作成された資料の管理が必要となり、クラブ活動と認める代わりにその管理をする事と義務付けられたにすぎません。
それでも誰かに読まれる事があるのかわからないまま現代の資料を古の言語に翻訳するという役に立つかどうかを超えて続けられる活動は興味を引くようで、潰れる気配もなく存続を続けています。

学校の花・鳥・木


校花

【サザンカ】ツバキ科
生垣に使用されること、童謡の歌詞にもあるくらい身近な存在であることから校花として制定された。

校鳥

【ツバメ】スズメ目ツバメ科
まだ生徒を募集する前に学校に巣を作り、最初の卒業生が出る前に巣立っていった事から校鳥として制定される事になった


校木

【ブナ】ブナ科ブナ属
腐りやすく、狂いやすいために建築用材には向かない。
それゆえ、必ずしも望みの条件を得られるとは限らない事を忘れず、厳しい条件下でも乗り越える技術と発想を育んで欲しいと校木にブナが制定される事になった。

学園都市

学園都市は地平線を目指しています。
地平線は触れることの出来ないはずの空と大地が触れ合える場所です。
他の全てで交わる事も触れ合う事も出来ないないけれど、その場所では触れ合える。
それが学園都市を作るに当たって目指す理想です。
学園にいる短い間で構いません。
ただその間は他所でのしがらみに縛られる事なく、皆等しく知識や技術の向上、発展を担う学徒として時に競い合い、協力し合える関係を築ける事を目指します。
そのためには相手の事を思いやる心、仁愛と相手の事を理解する事が必要と考えます。
そのため、学園都市内の学校ではそれぞれの専門についてだけでなく、相手の事を気遣えるように道徳と、異なる文化、種族である事から生じるすれ違いを少しでも抑えるために教養にも力を注ぎたいと考えています。

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作業者:
技:ミツキ
文:藻女

○編集履歴
2012/08/22 完成

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最終更新:2012年08月22日 23:52