393 名前:トナカイ[] 投稿日:2007/02/15(木) 02:01:33 ID:N31vh5be
トナカイです。
仕事が忙しく、久々の書き込みです。

今日は自分の気分で、気になった事を書こうと思います。
参考になる人だけ読んでもらえればうれしいです。

僕はいつも意識していることがあって、それは
仕事は95%、コミュニケーションは80%、日常生活は80%の出来を目指す、ということです。

会話下手な僕たちは、
かなり大きい確率で完璧主義なところがあると思うんです。
本人が気づいていなくても。
僕自身が完璧主義だ、と気づいたのは20代半ばを越えてからでした。



394 名前:トナカイ[] 投稿日:2007/02/15(木) 02:09:30 ID:N31vh5be
たとえば、100%純粋なきれいな水の中には、魚が住む事が出来ないように、
僕たちも100%の空間で生きる事はできません。
100%というものは人間が作り出した「概念」であり、
現実の世界では、100%というものは存在しないんです。

コミュニケーションが上手い、下手、という議論の中では、
人間同士のやりとりは「気楽さ」や「自然さ」というのがとても重要なポイントだ、という
当たり前の事実が、抜け落ちがちです。

気を使わなくて済むから、自然ないい状態の自分が出せる。疲れない。
ということがあるわけです。

だけども、それならこのような人間関係の方法なんぞ必要ないのか?と
完璧主義傾向のある僕たちは思ってしまいます。
でも、そうではないんですね。



396 名前:トナカイ[] 投稿日:2007/02/15(木) 02:16:23 ID:N31vh5be
人間関係をよくしよう!と思っていなければならない。
だけども、その出来は80%くらいでいい。何故ならどんなに頑張っても100%にはならないからです。
100%は概念であり、実在はしません。

自分の頭の中で目指すのが80%でいいと思うんです。
そのくらいが、人間関係を良くしようと思いながらも、
相手も気を使いすぎたり、息苦しくならない、ちょうど良いポイントです。

「80%の出来を達成する」、のではありません。ここが重要です。
「80%を目指す」のです。目指すのが80%ということなので、
現実に達成できるのは60%とかになったりします。うまくいって80%の時もあります。

これが「100%を目指す」と、失敗を恐れる様になります。



397 名前:トナカイ[] 投稿日:2007/02/15(木) 02:24:14 ID:N31vh5be
80%を目指していれば、
会話で上手く行かない場面があっても、それに凹みません。
すぐに次へと頭を切り換えられます。むしろ、上手く行かないのを笑顔で受け入れられます。
ここが上手く行かない20%の部分だな、と考えればいいだけです。

相手がこちらを攻撃するような言葉を発して来た場合、
それで相手との関係が悪くなったりはしません。
その時は腹が立っても、今のは20%の部分だな、と考えれば当然の事として
受け入れられるからです。
それを見て相手の対応も変わってきます。「あまり言った事を気にしないヤツだな」
と相手も思い、良い意味で気を使わない関係でいられます。


398 名前:トナカイ[] 投稿日:2007/02/15(木) 02:30:12 ID:N31vh5be
その分、こちらも言いたい事が言えます。
相手の気に食わない部分を指摘して、ムードが悪くなっても
20%のすれ違いは許されるのです。それを後に引きずらないので
相手も言いたい事言いやすいし、自分も言いやすい。
それは20%のあそびがあるからです。

会話力の向上は、なんといいましても、継続は力なりです。
まず、継続できる事が最重要です。
どんな良い方法でも、継続なしには絶対に身に付きません。

今日はよくやったな!明日もがんばろう!と思えるかどうかが、
継続できるかどうかの全てです。

このとき
100%上手く行かないと自分に合格点を与えられない人は、
今日もよくやった!上手く行った!とはなかなか思えません。
80%を目指し60%~80%達成できれば合格点を与えられると考える人は
今日もよくやった!上手く行った!と思うのは比較的簡単になります。
そして、そう思えるからこそ、継続ができるのです。

399 名前:トナカイ[] 投稿日:2007/02/15(木) 02:41:23 ID:N31vh5be
仕事の場合は、良い仕事をする人ほど、目標が高いです。
ですから、仕事の世界で完璧主義者がものすごい結果を生む事がよくあります。
例が極端ですがレオナルドダビンチなんかも完璧主義者でした。

しかし、それは仕事の世界の話です。現実にはそんな仕事でさえ、100%はありえません。
完璧を目指していたらきりが無くなります。ですから、僕の場合は95%を目指します。
感覚的には「かなりのところまで妥協しない」です。「いっさい妥協しない」ではありません。
つまり、少しは妥協します。

いっぽう、コミュニケーションはもっと気楽なところを目指せばいいと思います。
「頑張っても上手く行くってものでもないから頑張らない」は極端です。
「1つでも失敗したら凹む」も極端です。
はじめから100%を狙っていない。初めから20%の失敗は必ずあるとして受け入れている。
その上で頑張る、というスタンスです。
ですから感覚的には「だいたい頑張る」です。

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最終更新:2007年05月20日 21:33