My Aim Is True

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先日、本屋で見かけた「歴史教科書 在日コリアンの歴史(明石書店)」を手にとってパラパラ読んでみると、冒頭に、日韓併合時代の朝鮮民族の苦難として、「土地よこせ」「米よこせ」「人よこせ」「命よこせ」という、おとぎ話が載っていました。


そこで、今回はこれまでの「土地よこせ」「米よこせ」「人・命よこせ~労働徴用~」に続いて、朝鮮人に対する徴兵制の実体について記したいと思います。


④「人よこせ」「命よこせ」神話2 ~徴兵編1~


歪んだ歴史教育を受けた韓国人&ニホン人が、まず知っておかなくてはいけない日韓の歴史の最も基礎的な知識は、「かつて韓国人は日本国民だった」ということです。

この辺がわかっていない人が多すぎる。韓国人&ニホン人は「かつて日本は朝鮮半島を植民地支配し、朝鮮人は過酷な運命に遭った」などという、おとぎ話が何者かに刷り込まれてしまっている。

もちろん、日韓併合時代、人によっては差別をしたり差別を受けたりした人もいたであろう。これは日本人、韓国人、お互い様のことである。これまで異なった歴史を歩んで、それぞれの慣習を持つ違う民族が、いきなり同じ国民になっても、いろんな不協和音が生ずるのは当然で、それを憂慮したために伊藤博文は日韓併合に批判的だったのである。

何しろ、白人は有色人種を人間扱いしていない時代のことである。

日韓併合時の李成玉(朝鮮全権大使)の言葉を借りれば、「欧米人は朝鮮人を犬か豚のように思っているが、日本人は違う。日本人は日本流の道徳を振り回して、小言を言うのは気に入らないが、これは朝鮮人を同類視しているからである」の通りである。


さて、「かつて韓国人は日本国民だった」という基礎知識すらないから、下のような横断幕を出す韓国人もいるのである。


My Aim Is True



横断幕:「戦犯国のみなさん、ようこそ!」というが、もし、日本が戦犯国であったとするなら、韓国人(朝鮮人)も共犯者なのである。かつて、韓国人は日本国民として、日本軍に入隊し、日本人と共にアメリカやイギリスや中国と戦ったのである。

韓国人&ニホン人は、そんなことすら教わっていないのである。

そんな基礎知識もないから、日本の靖国参拝を、韓国は中国に真似て批判するのである。靖国神社には2万1000人の朝鮮人が英霊として祀られている。もし、それを知っている韓国人がいたとしても、「勝手に祀りやがって!」と言うであろう。

しかし、それは誤った歴史認識を持った現代の感覚で言っているのである。

もし、当時、「戦死した日本人は靖国神社に英霊として祀るが、朝鮮人や台湾人は祀らない」なんて言ったものなら、朝鮮人や台湾人は「差別だ!」と怒り狂ったことであろう。靖国神社は、日本国民(日本人、朝鮮人、台湾人)は平等に英霊として祀ったのである。

正しい歴史認識を持つ韓国人であったら、「何故、日本の首相は靖国神社に参拝しないんだ!! かつて、日本国民として立派に戦死した我々朝鮮人の英霊を馬鹿にしているのか! ちゃんと尊崇の念を持って、必ず靖国参拝しろ!」と抗議するであろう。

さて、李明博大統領は、靖国参拝に抗議するのは複雑な思いがあるであろう。

大阪生まれで、4歳まで日本で育った彼(日本名「月山明博」)は、当時、韓国人が日本国民だったことを強く認識しているであろうからだ。


僕は、かつて、日本国民として、日本人と共に戦ってくれた韓国人には感謝している。もちろん、朝鮮人兵士が随分残虐なことをして、日本軍の評判を落としたことは事実であるが、その辺は多少は目につぶってあげても良い。


国防に関しては、戦後日教組教育によって、完全に洗脳されているニホン人より、韓国人の方が理解できることかもしれない。

国の危機に当たっては、国防は国民の義務なのである。

ニホン人の国防観を歪めたのは日教組教育の洗脳だけではないだろう。恐らく、(表面的には)穏便なGHQの占領政策があり、その後、国際情勢の変化によって運良く経済大国となり豊かな生活を享受できたこともあろう。

たまたま運良く、そうなっただけの話である。

第2次大戦に参戦することになったアメリカの雑誌には「我々はドイツ人を殺すことを学ばねばならないが、日本人を殺すことなら遠慮なくできる」と普通に載っていた時代のことである。ルーズベルト大統領(日本敗戦の4ヶ月前に急逝)は、日本人を絶滅させるために他民族との強制混血化を平然と話していたほどである。占領下、とりあえず日本に対し、人道的な配慮がなされたものの、当初は工業を禁止した完全な農業国家にするつもりだったようだ。英語学者の渡部昇一・上智大学名誉教授も「理系に入っても、工業なんてやらせてもらえないよ」と先生に言われて、文系の道を進んだのである。それが、たまたま「冷戦」になり、「欧米側の自由主義体制に入ったら、こんなに豊かな生活が送れるよ」というショーケースとして、日本があらゆる面で保護されて経済大国へと成長したのである。


自由・権利は声高に主張するが、義務・責任は無視し、公心なく私心だけを持つニホン人の中には「さっさと降伏すれば良かったのに。国のために戦うことなんて馬鹿馬鹿しい」と言う者までいる。

たまたま、豊かな戦後を送れたからそう言えるのである。

例えば、今、中国との戦争に負けたらどうなるのか?

敗戦国民として奴隷のように扱われたり、少数民族日本人自治区にされたり、いや日本民族は危険だとして強制混血されたり、北京語が公用語になったり、天皇制は破壊され、歴史も抹消されるかもしれない。中国の伝統的な政策として、頭の良い奴から順番に大量虐殺されるかもしれない。

堪えられますか?

そもそも、「国を守るために戦う」とは、国歌や国旗や天皇のために戦うことではない。

その守るべき「国」とは、「家族・恋人・妻・子供・友人・親族・歴史・慣習・文化・言語・民族・日本を築いてきた祖先・これから生まれて日本を背負う子孫」などの総称である。天皇は日本文明の象徴であるため、「天皇陛下万歳!」と死んでいったのである。この「天皇陛下」とはもちろん、上述の全てを含んでいる。

「国を守るために戦うなんて馬鹿らしい」と言う人は、その一部に過ぎない「恋人を守るなんて馬鹿らしい」と言っているようなものである。


戦前の価値観からしたら、国防に携われることは名誉ある任務なのである。

もちろん、本音では「死にたくないな」という私心もあるであろうが、「国のために自分が役に立つ時が来た」という公心の方が当時は強かったであろう。

靖国神社の遊就館の展示にされている。決起を記した旗(?)にも、

「俺がやる 貴様も来い」

というものがある。

南京戦(1937年)においても、南京を取り囲む高さ30m以上もある城壁を見て、絶望的になったろうが、「俺がやる!」と城壁に梯子を掛け、上から銃弾が浴びせられ、手榴弾が投げられても、「俺がやる!」と勇敢に登っていった。

これは愛国心だけのものではなく、愛郷心もあるからである。

日本軍は「鹿児島45連隊」「京都16師団」という名称からもわかるように、同じ地域の兵から部隊が組まれた。

そのため、「九州男児の意地を見せてやる!」「鹿児島○○隊が一番乗りになってやる!」という郷土に錦を飾る、郷土愛の強さも日本軍の強さだった。

「日本軍は酷いことばかりした」と喧伝される。

部隊長からは「郷土に恥をかかすなよ」とうるさく言われていたのだ。

まして、「皇軍」つまり天皇の軍隊という一層の重みと矜持も加わっている。

「日本兵はアジア各地で女性をレイプした」と喧伝されるが、「アジア各地で日本人との混血児が生まれた」なんて話は聞かない。

ベトナムには、ベトナム戦争時に韓国軍が駐留したことにより、少なくとも10万人以上の韓国人の混血児が生まれ捨てられてきている。


戦前の優秀なエリートは東大か陸軍士官学校などに進んだ。

「国を豊かにすること」「国を守ること」という二大任務を負うためである。

つまり、「富国強兵」である。

日教組教育で洗脳されると、「強兵」という言葉に過敏なアレルギー反応を見せるが、「富国強兵」なくして「一等国」にはなれなかったのである(まあ、今でも本当はそうなのだが)。


戦争とは不条理なもので、人間性の優れた人ほど先に死んでいくこともある。

責任感、義務心、勇気などを併せ持った人ほど危険な任務に志願するのである。あるいは、戦友を守るために自らを犠牲にするのである。

日清戦争だったか、日露戦争だったか忘れましたが、それに従軍した欧州記者が、「日本軍は危険な任務に対し、志願者を募るのは一度だけでいい」と記しています。

つまり、危険な任務だが、誰かやってくれる者はいないか?と上官が言うと、

「俺がやる!」と皆が志願するからです。


本題に入る前に、前置きが長くなってしまいました(笑)。

長くなってしまったので、本題は次回に記します。


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