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集団的自衛権の解釈改憲の断行 - 憲法を作り守ってくれた人々に申し訳ない

集団的自衛権を行使容認する閣議決定が断行された。あっさりと立憲主義が粉砕され、改憲のクーデターが決行された。戦後、日本国民がずっと守ってきた平和憲法が、国民投票の手続きもなしに変えられてしまった。この悪逆な蛮行に及んだ者、それを積極的に手助けした者、そして、反対の素振りをしながら、党利党略でこれを阻止する政治を潰した者に対して、渾身の怒りと憤りを抑えることができない。2月の都知事選に薄氷で勝利していれば、集団的自衛権の政局は阻止することが可能だった。そこを起点に反安倍の気運を高め、マスコミに内閣支持率を下げさせ、与党内での公明党の立場を強め、自民党内に徐々に造反者を出し、そして、強行断念、先送りという流れを導くことができた。それだけが、独裁者の暴走を制止する唯一の政治の隘路だった。都知事選で一本化を妨害し、宇都宮健児祭りに狂い踊った者たちこそ、安倍晋三の共犯者であり、歴史の審判で断罪されるべき憲法破壊クーデターの幇助者である。2月の都知事選は、新自由主義の是非が争点ではなかった。都営住宅や子育て政策が争点でもなかった。脱原発も本当の争点ではなかった。真の争点は集団的自衛権であり、安倍晋三を弱体化させ、戦争を止めるかどうかだったのだ。宇都宮健児祭りに狂奔し、左翼の党利党略に陶酔した者たちは、自業自得を思い知るべきだ。護憲派が自ら憲法を壊した逆説の真実を悔悟するべきだ。

かくも容易に、解釈改憲で集団的自衛権の行使を認めることができたのだから、同じように、閣議決定で徴兵制核武装も決めることができる。教育勅語も自衛隊の国防軍化も可能だ。北岡伸一と岡崎久彦を入れた安保法制懇に報告書を出させ、公明党を「政権から追い出すぞ」と脅し、NHKと読売にプロパガンダさせれば、それで簡単に閣議決定までキャリーできる。現状、院内に反対する野党は皆無の状態で、安倍晋三と同じ政策の右翼政党ばかりだ。議会の翼賛体制は完璧に出来上がっていて、これこそが安倍晋三の権力基盤である。集団的自衛権(解釈改憲)の世論状況を見ていると、おおよそ3割の国民が支持していて、4割から5割の国民が反対している。この3割というのは、自覚した右翼であり、集団的自衛権がどういうものか理解しているし、何も分からないまま盲目的に支持しているわけではない。田母神俊雄や石原慎太郎に共鳴するところの、狂信的な右翼思想の持ち主であり、平和憲法の廃絶を使命とする者たちだ。中国との戦争も歓迎で、日米同盟で中国と戦争してCCPの政治体制を打倒し、PRCを崩壊解体に追い込む図を欲望している右翼原理主義者である。また同時に、生活保護受給者に対して、「ナマポ」などと言って侮辱を加えているネット右翼とも重なる。ネオコンでネオリベ。メンタリティーとして、麻生太郎を想像すれば分かりやすい。この3割の右翼層は、よほどのことがないかぎり簡単に数を減らすということはない。

昨日(7/2)の閣議決定に歯噛みしている者、心を傷つけられて憔悴している者、反撃と復讐を誓っている者に言いたいのは、これを覆す政治勢力を作らないといけないということだ。集団的自衛権には5割の国民が反対している。賛成派よりも多数であり、そのことは確実だ。保守である日経の世論調査ですら、賛成が30%で反対が50%である。この過半数の民意を、一つの政治勢力に纏め、全国300小選挙区で候補者を立て、現職を確実に落とす情勢を現出させないといけない。多数派形成が必要だ。今、この時点なら、朝日や毎日が(ひょっとしたら日経も)バックにつくことが期待され、その展望が可能な状況にある。一人一人が、そうしたウルトラCの政治をイマジネーションし、絵の具体化に動かないといけない。今の無力な既成野党、共産、社民、生活、を前提した上で、安倍晋三の政治を変えるなどと安易に思ってはいけない。官邸前の抗議デモに参加すれば、政治を変える力になると考えるのは幻想だ。左翼政党は、例によって、この事態を自党の勢力拡大のために利用しようとする。春の統一地方選での議席増に繋げよう、という話になり、そこに回収される。そんなことを続けながら、国防軍も徴兵制も核武装も現実のものになり、中国との戦争へと突入する。戦時下の日本になる。いつまでも受け身ではだめで、既成左翼の「業界」の人間の言葉だけを「消費」していてはだめだ。自らの想像力で政治を設計し、選挙に勝つ構想を描き、勇気を出して提案しないといけない。

と言いつつ、正直なところ、もう残された時間はないのではないか、「復初」のエンカレッジは無理ではないかとも悲観する。昨夜(7/1)、TBSのNEWS23を見ていたら、半藤一利が、戦前の日本の歴史(安保外交史)と比較しながら、今回の集団的自衛権行使の解釈改憲は、米国との同盟を強化するためのもので、中国との戦争が予定されているという意味の類推を述べた。まさに透徹した説得的洞察と言える。それが今回の政治の一つの本質的解読であり、当を得た指摘に他ならない。知識人は、この要点をこそ強調しなくてはいけない。これから日本は、フィリピンの米海軍基地の建設にカネを出し、そこに艦隊を常駐配備させ、同じようにグアムの基地建設にカネを出し、そこに空自と海自の部隊を置き、さらにジブチの基地を拡充し、駐留する陸自が北アフリカや中東の反米イスラム勢力と戦闘することになるだろう。そのための、グローバルな日米同盟をワークさせる安保諸法制の前提の定礎なのだが、しかし、この集団的自衛権行使の主眼は、あくまで中国との戦争の準備にある。中東やアフリカでの米国の戦争に一心同体で付き合うから、日本が中国と戦争するとき逃げないでくれという関係の構築だ。そして、もう一つの本質は、安倍晋三の毒々しいイデオロギーと邪悪な執念である。仇敵である日本国憲法を蹂躙すること、改憲して戦後の平和レジームを撲殺すること、これが岸信介の怨念を引き継ぐ安倍晋三の宿願だった。安倍晋三は、戦後右翼が抱いてきた野望をここに実現した。

公明党は、政府が出してくる個別事例について、すべて個別的自衛権で丸呑みするつもりだった。そして報道によれば、幹事長の石破茂も、公明党に配慮して、グレーゾーンも、駆けつけ警護も、米艦護衛の交戦も、公明党が(個別的自衛権の解釈法理で)丸呑みすると言っているからいいじゃないかと、無理に「集団的自衛権」の解釈改憲を含む閣議決定を強行する必要はないじゃないかと、そう安倍晋三に諫言したと言われている。朝日が5月初めの政界記事で暴露していた。つまり、8事例だとか、15パターンだとか、自衛隊の海外活動の無制限拡大については、公明党は、政府が出してくる具体的な法制要求は全て了承する腹だったのだ。抵抗したのは、集団的自衛権という文言のみであり、政府が従来認めてこなかった集団的自衛権を、一度の閣議決定で転覆して改憲してしまうことだけだった。要するに、大義名分のところで一線を譲れず逡巡していたわけだ。安倍晋三は、逆にそこにこそ強烈に拘泥した。イデオロギーの動機丸出しの、大義名分での右翼の政治的勝利が重要だったのだ。だから、今回の集団的自衛権の政治は、日米同盟をグローバルに拡大して自衛隊を海外で戦争させるという実質的な側面と同時に、安倍晋三の右翼的執念と右翼の積年の悲願達成というイデオロギー的な側面を見落とすことはできない。両方の意味がある。そして、その両方の意味の延長線上に、中国に対する戦争があり、軍事的にPRCを壊滅させるという「わが闘争」の狂気と野望がある。この二つの契機の正視と確認が必要だ。

6/29の日曜日、新宿で抗議の焼身自殺の事件があった日、明け方にベアテ・シロタの夢を見た。本に書かれた1945年から1946年の物語の想像の絵だった。シロタや、E.H.ノーマンや、丸山真男にとても申し訳なく思う。日本の平和を長く守ってくれ、戦後日本社会を理想的な方向に導いてくれた恩人たちに対して、今、慚愧に堪えない気分でいる。恩恵を受けるばかりで、その恩に報じることのできなかった不甲斐ない自分を悲しく思う。言葉が見つからない。解釈改憲の悪夢が現実になっというのに、重大な歴史的転換点に遭遇したのに、その衝撃や意味を表現する言葉がよく見つからない。それは、自分の中から言葉が出ないということと、誰が言っている言葉を見てもピンと来ないということの、その二つがある。言葉を見つけて書くことの代わりに、正直に思うところを呟けば、日本は破滅するだろうという断念と諦観になる。そのことは幾度も愚痴のように書いた。戦争で、相当多くの人が死んだり傷ついたりするだろう。ハイパーインフレと飢餓と極貧に襲われるだろう。直接の空襲とかだけでなく、警察や民間(右翼)の暴力で命を落とす者が出るだろう。最後は戦争に負け、国家の主権を失う破局になるだろう。過ちを清算することになる。が、私と多くの人の見方が違うのは、私は、戦争で滅亡した後、今度は復活(独立回復と国家再建)は難しいだろうと考えていることだ。日本の嘗ての戦後を作った精神は、再生の基となる細胞は戦前の中にあった。今はそうした存在を確信できない。丸山真男や大塚久雄の悔恨共同体ができるとは思えない。

福島の原発事故が起きても、日本人は正気を取り戻さなかった。それを見て、広瀬隆は呆れて絶句した。最後まで正気を取り戻すということはないだろう。



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by yoniumuhibi | 2014-07-02 23:30 | Trackback(1) | Comments(16)
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Tracked from 御言葉をください2 at 2014-07-04 09:05
タイトル : このブログぜひお読みください
集団的自衛権の解釈改憲の断行 - 憲法を作り守ってくれた人々に申し訳ない ここで提案されていることに特に注意して。...more
Commented by もり at 2014-07-02 16:31 x
はじめまして。私も自分のブログカテゴリ「憲法9条の精神」

にて、細々と訴えております。 祖父母が戦争で死にかけた体験を聞き、

戦争で犠牲になった人に、今の状況は、非常に申し訳ない、と感じています。7/1日は呆然となりました。今も呆然です。

安倍さんの説明にならない説明で、本当に納得している人は

どれほどいるんだろう、と疑問です。

これからどんな風に訴えていけばいいのか、考えております。



Commented by かまどがま at 2014-07-02 16:58 x
沖縄も負担軽減どころか嘉手納から北、島の北半分が軍事化されようとしており、まさか出るまいと思っていた仲井眞の知事立候補、反撃が後手になると気がついたときは大きく浸食されている現実が立ちはだかります。
対抗するための勢力、組織が弱いため、個人が身体を張らなければならない場面も多く予想され、その意味でも「死ぬな」は切実です。
Commented by 品格の完成 at 2014-07-02 20:12 x
今月、滋賀にて知事選挙があります。
自民擁立の元官僚の候補者にこの件を聞いてみたい。
もちろん知事選での争点にはなっていないものの
私を含め滋賀県民の自民に対する厳しい態度を
期待したい。
Commented at 2014-07-02 21:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 人の親 at 2014-07-02 22:06 x
子供がいるのが辛い。自分に息子がいることを、こんなに辛いと感じたことはない。
正直に告白するが、福島核発電所事故の時にも、子供さえいなければもっと気楽でいられるのになと思ったが、その時の何倍も気が重く、おなかに鉛を飲み込んだような気分で、憲法の文面は変えられていないのだから大丈夫だと、無理に思い込んで、この問題から逃げようとしてしまう。

何故これほどあっさり憲法9条は破壊されてしまったのだろう。
ただ唖然としている。
こんなにあっけなく戦争する国になってしまうという未来はまったく想像していなかった。
そんな瞬間に立ち合うことになるとは思いもしなかった。

ブログ主様の指摘のとおり、「今すぐに、次の政権の閣議決定で憲法解釈を元に戻すことを宣言し、その新政権を担う政治勢力の選挙態勢を国民に示し、選挙を要求」すれば、「巧く政治勢力の設計と結集に成功すれば」、選挙に勝てる。
希望はあるのだ。
Commented by 通りすがり at 2014-07-02 23:22 x
日本はどこを見ても行き詰まっていますから、可能性として一番高いのは日本は中国に吸収されるでしょうね(若しかしたら北海道だけはロシアに吸収されるか?)
その場合アメリカは参戦しないでしょう。
中国にはアメリカでも勝てないので、勝てない戦争はやらないのが戦略の鉄則ですから。
Commented by 玄明 at 2014-07-02 23:30 x
7/1の記者会見で質問できたのは北海道新聞(幹事社)、産経新聞(朝鮮民主主義人民共和国のことを質問)、毎日新聞、日本テレビの4社でその後は打ち切り。ふだん質疑応答の中継をしない(解説員の話になる)NHKが、この日は質疑応答も放送。
また7/1のNEWS23で半藤氏、澤地氏が語ったのが「point of no return」
www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140702/plt14070212320010-n1.html
www.yomiuri.co.jp/politics/20140702-OYT1T50058.html?from=ycont_top_txt
Commented by 芝ちゃん at 2014-07-02 23:57 x
友人からの手紙に、
「朝日新聞の社説や論文で、溜飲を下げています」とあります。
これに対し、
「貴兄は自分では何も行動せず、朝日新聞を読んで、マスしているんですか」
と、返信しました。

とは、言うものの、「政府権力のクーデター」に対し、私たちに何か有効な対抗手段はあるんでしょうか。
Commented by 人捨てゆる参造 at 2014-07-03 01:59 x

 非ようつべで1960年大島渚「日本の夜と霧」初めてみた。安保闘争敗北後の某党の内部総括論争のようだ。64年アジアの曙も初めてみた。その後の日本左翼の諸事件が色褪せて見える。今回新しく決起した若者にも造反しかけた信者達にも、内部論争の火種が胚胎しただろうが党内を闘争し抜く熱情も耐力も手本もあるか。何より日本列島人に余命幾許。福島の小児甲状腺ガンが百人以上にもとか死亡影響は大阪や全国に現れたとか報告された。
tp://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/850.html
高知県人の生死がもう30年も鹿児島とシンクロしてるとか
tp://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/246.html
 不完全な失敗と離合集散を私達は、死に乍らも繰り返さざるを得ない無限地獄。賢人の原点を我が内に点火すべきは勿論、敗戦原爆についてさえ日本人はイマダ解明して居ない今日の被爆放置。原爆搭載の特殊任務機コードを5H前から探知し報告を受け乍ら迎撃も空襲警報もさせなかった上層部のある日本。民医連の中にも福島放射能はヘイキだと嘯く者。日清日露も満州事変も、集団的自衛権の変異として考え返し得る。満鉄を米国人と山分けしてオキャー良かったと妄想アンダーコントロールが私達の眼前に
Commented by 桜坂 at 2014-07-03 08:17 x
地元紙のコラムの引用です。

もう十年経つが、忘れられぬ日がある。
カミソリと恐れられた政界の重鎮、故・後藤田正晴氏の瞳である。
こちらをじっと見据え、しかし自らの感情の動きは読ませない。
そんなすごみのある目で氏は語った。

「九条の1項は変えちゃいかん。
 あれは人類の理想を目指したものです。(交戦権も認めない)
 2項は変えてよろしい。
 憲法上の機関として自衛隊をきちんと位置付ける。
 そして<領域外での武力行使は行わない>ときちんと書く。
 日本は領域外に出ての武力行使は絶対に駄目だ。
 鉄則です。」

後藤田氏は昨日創設60年を迎えた自衛隊の前身・警察予備軍の生みの親の一人として
九条を無視して隊を朝鮮戦争に駆り出そうとしたした米国と渡り合った。

②に続きます。
Commented by 桜坂 at 2014-07-03 08:22 x


米国の求めで戦時下のペルシャ湾に自衛隊の艦船を出そうとした中曽根首相を
「自衛隊では通りません。
 閣議におかけになるでしょうが、僕はサインはできません。」
と止めたこともあった。

そんな後藤田氏の脳裏には
戦地で見た日本兵の残虐行為が焼き付いていたという。
実際に何を見たのか。
「それは言いたくない。」
と拒みつつ
「ひどいもんだよ。」と繰り返した。

外交と政治の現実とともに、戦争の現実が、あの眼光をつくったのだろう。

ついに政府は解釈改憲に踏み切った。
閣議決定された文書のどこにも
<領域外での武力行使は行わず>と明記されたはいない。
・・・引用終わり

戦争は人を狂気に導くものだと思います。
日本人だけが残虐だったとは思いません。
が、九条を掲げた国に生まれたことを誇りに思える日本を次世代に残せなければブログ主の言葉通り「申し訳ない」に尽きます。
Commented by くぬぎ at 2014-07-03 19:11 x
はじめまして。
くぬぎと申します。
いつも興味深く、楽しみに読ませて頂いております。

7月1日の朝起きた時、丸山真男の言う「ある朝目覚めてみると、もはや主権者でなくなっていた」、まさにそんな気持ちでした。
まさか、そんな日が現実に、こんなに早くやってこようとは。

これまで憲法を空気のように自分達を守ってくれるものだと信じて疑わず、なんの努力もしてこなかった。だからこんな事態になってしまったのだ。そんな悔恨の思いでいっぱいです。

6月30日と7月1日官邸前の抗議行動に高校生の息子も一緒に参加しました。
思いのほか、若い人の姿が多いことに驚きました。
NEWS23で、半藤一利氏が国民の意識は戦前の国民よりもかなり悲惨な戦争を体験したことがあるだけに目覚めている。だから、まだまだそれほど国民は愚かになっていない、きちっと見ていると話していました。
あの悲惨な戦争について家庭や地域で語り継がれてきたこと、学校や社会で行われてきた平和教育の精神が、この国の人たちに根付き、引き継がれているはずなのだ。その力を信じたいと思います。
Commented by 憂国 at 2014-07-03 19:49 x
今、18歳なりたての少年少女がいる世帯に、続々と自衛隊の募集案内が来ているらしい。かつてない規模でである。
http://matome.naver.jp/m/odai/2140429499827623501.
これは、ちょうど集団的自衛権の閣議決定を前後して始まっているようであり、かつAKB48を起用した自衛隊勧誘CMが閣議決定と同じ日からオンエアされているのと連動するでしょう。
おそらく、集団的自衛権行使によって生じる兵員増強の必要性を見越した、将来の徴兵制導入の布石ではないかと。
露骨過ぎるという気もしますが、憲法の意味を「解釈」により全く違うものする内閣には何でもありでしょう。
Commented at 2014-07-03 22:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 憂国 at 2014-07-03 23:43 x
再コメントです。
徴兵制については、現憲法下では導入できないとも見られますが、そこはまた無理やりな解釈をするでしょうし、一般法で定めるという再度の禁じ手も考えられます。
また「教育再生」の名目で国家への献身と奉仕が洗脳されていくでしょうから、だんだんと抵抗感は薄まるでしょう。例の憲法草案がもし通れば簡単ですし。
国民投票法の投票権年齢を引き下げたのも全て連動しています。
一方、徴兵制は現代戦では不要であり維持コストが莫大にかかるという説もありますが、政治決定が優先されますから、軍事専門家が不要としたり、財政が難色を示しても、自ら決断に酔う指導者の歯止めにはなりにくいと思います。
Commented by 憂国 at 2014-07-04 01:51 x
コメント最後です。
仮に徴兵制の導入が断念されても、今の経済政策は、貧富格差拡大や非正規雇用増大、地方格差拡大を是正せずむしろ悪化させるものばかりであり、正規雇用も残業代ゼロの拡大意図が見えるなど、近い将来仕方なく「志願兵」が選択されやすい社会になるでしょう。つまりアメリカと同じで、志願兵制で兵員増強ができることになります。
まさかそこまで考えているわけはないとしたいですが、7月1日を境に、ありえないとは言えなくなりました。
想像以上に事態が進行しており、ブログ主様が言う、政権が中国との開戦を本気で狙っているとする想定も、今は納得します。
国民は最大限警戒し、保守中道から左翼の連携が必要です。
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「集団的自衛権の解釈改憲の断行 - 憲法を作り守ってくれた人々に申し訳ない」をアップしました。http://t.co/sKLtDsDyBW
「閣議決定の前々日の大きな出来事 - 集団的自衛権に抗議の焼身自殺」をアップしました。http://t.co/7yFGwpaLNO
NHKの「故宮」特集、明日は乾隆帝論なんだけれど、どうですかね、第1回、あれを見て、台北と北京へ「行きたいっ」と思いましたか。「行きたいっ」と思わせる作品じゃないとだめですよね。1996年のシリーズはそういう抜群の出来だった。あの頃の日本は本当に素晴らしい国だった。
NHKの原田美枝子のドラマ、面白かった。よく作っている。原田美枝子、年をとってもキレイだね。「乱」の演技を思い出す。黒澤明のお気に入りの女優だった。感想をいろいろ書きたいが、やめておこう。誹謗中傷と嫌がらせのネタにされるだけだ。http://t.co/qirnX3eQ5Q
あらら、1996年の傑作の再放送かと思ったら、全然違ってました。失礼。http://t.co/3VY0qTE6P6 荘尚厳論と徽宗論でしたね。まずまずの出来だけれど、昔のようなNHKが制作する本格的な中国文化論の迫力と完成度がない。軽いアニメ仕立ての作り。落ちたね。
【拡散希望】 今晩、19:30から、NHK総合で「シリーズ故宮 第1回『流転の至宝』」が放送されます。http://t.co/Z0YeJBe5Fe これは絶対に見ないといけません。録画の用意を。日中友好の時代、陳舜臣が監修してNHKの優秀なスタッフが制作した不朽の名作です。
「集団的自衛権の政局 - 護憲派がやるべきこと、護憲の概念が消える前に」をアップしました。 http://t.co/NvIG645UER
都議会のヤジの件、報ステであれは暴言だと言っていたが、ネットも同じだ。まともな反論なんて返ってこない。誹謗中傷と嫌がらせ攻撃だけ。140字だと、まともな中味は要らないものな。ヤクザなシステムを流行らせたもんだ。日本人の政治のレベルにはぴったりの道具だが。バカでも「言論」ができる。
今夜の報ステは非常によかった。特に対馬丸のニュース。それに比べて、大越健介のNW9はひどい。いつものことだが。#tvasahi
「最後は金目だったザッケローニ - 本田圭佑が腐らせたサッカー日本代表」をアップしました。http://t.co/oZMgZNy1Zf
この植田路生の記事、いいですね。http://t.co/zHUtAmCVT9 全く同感。これこそまともなスポーツ・ジャーナリズムだ。要するに、ファンや国民は日本代表を持ち上げるマスコミの奴隷になり、マスコミと関連業界は電通の奴隷になっているということ。
「小保方晴子と理研の共同の捏造隠蔽プロジェクト - 『再現実験』とは何か」をアップしました。http://t.co/kc2IJN52uo
ごっくん馬路村のペットボトルが飲みたいな。
「北朝鮮化する日本の科学世界 - 小保方晴子の理研復帰後の粛清と暗黒」をアップしました。http://t.co/waaYV5hLR5
台北の国立故宮博物院。まだ行ってない人は、ぜひ一度行って欲しいね。この博物館は素晴らしい。展示品も素晴らしいが、日本人のツアー観光客に説明しているガイドさんが素晴らしい。彼らの日本語と歴史の知識に圧倒させられ、感服させられる。特に70代以上の年配の方。古きよき日本を見て感激する。
一昨日は「『STAP細胞』はES細胞だった」の記事に3万件、昨日は「仮病を使う小保方晴子」の記事に2万4千件のアクセスを頂戴しました。ブログが非常に盛況です。真摯で中味の濃いコメントを提供していただいた皆様のおかげであり、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
「国立故宮博物院」展の件、台湾を断固支持だ。構わないから展示会を中止しろ。台湾は妥協するな。ポスターの取り下げぐらいじゃ済まない。東博館長と文科大臣の謝罪が必要だ。日台友好をぶち壊した罪は重い。台湾は「翠玉白菜」だけでも中止を発表しろ。http://t.co/JeEQBf6yku
「仮病を使う小保方晴子 - 『STAP細胞』と『STAP幹細胞』のトリック」をアップしました。http://t.co/661HAdAFZJ
しかし、小保方晴子、毎日元気に理研CDB(相澤研)に通っているんなら、弁護士が若山照彦の会見後に言っていた「彼女の体調は今、絶不調」という話はウソだということになるな。http://t.co/DpWlEp7CPz この弁護士はウソばかり言っている。記者はCDBに取材をかけろ。
小保方晴子http://t.co/PodlbqUqzy 「マウスに関しても細胞に関しても、私には所属させていただいていた研究室以外からの入手はありません」と言っている。つまり、入手したES細胞は若山研(の学生)からという意味だ。ウソは言ってませんという意味だね。辻褄を合わせてる。

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