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■ 宇宙の真理にまた一歩近づく、画期的なX線宇宙マップが初公開 「Newsweek(2020年7月10日(金)14時40分)アリストス・ジョージャウ(科学担当)」より
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これまで分からなかったブラックホールなども多く確認された Jeremy Sanders, Hermann Brunner and the eSASS team (MPE); Eugene Churazov, Marat Gilfanov (on behalf of IKI)

地上からの望遠鏡では観測が困難な、高エネルギーのX線によって天体を捉えた、画期的な「X線宇宙マップ」を研究グループが公開した。

このイメージ画像は、昨年7月にロシアとドイツが共同事業で打ち上げた宇宙望遠鏡「Spektr-RG」に搭載されたX線観測装置「eROSITA」が、182日間に渡って収集した観測データをもとに、初めて宇宙全体のマップが作成された。

マップには、これまで観測されたものの2倍にあたる、100万以上のX線天体が描かれている。

「今回の全天イメージは、エネルギーに満ちた宇宙の見方を完全に変えた」と、独マックス・プランツ地球外物理学研究所(MPE)のペーター・ブレデールは声明で述べている。「詳細まで可視化され、このイメージの美しさは本当に見事だ」

中性子星同士の融合も確認

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ 15億光年先の宇宙から届いた謎の電波バースト。CHIME電波望遠鏡の調整段階で観測 「engadget(2019.1.12)」より
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実はしょっちゅう起こっている現象かも

カナダに完成した電波望遠鏡CHIME(Canadian Hydrogen Intensity Mapping Experiment)の試験観測において、われわれの住む天の川銀河の外側から到達した謎の電波バーストが検出されました。これは約15億光年の彼方から届いたもので、すべて同じ場所で発生し、6度の連続したものを含む合計13度の高速電波バースト(FRB:Fast Radio Burst)があったとのこと。
ほとんどのFRBは、わずか数ミリ秒という一瞬のうち発生しては宇宙の闇に消えてしまい、二度と見ることはできません。そしてそれは、数十億光年も離れた宇宙から来ていると考えられています。
+ 続き
2018年7~8月に起こったそのバーストはCHIMEによってはじめて観測が可能になった400~800MHz帯のもので、単独でも太陽の2500万倍以上のエネルギーを発しています。またこれは​​CHIMEの調整作業の段階で発見されました。そして、CHIMEがフルの性能を発揮する以前にこうした発見があったことから、実はこの現象はわれわれが知らなかっただけで、広大な宇宙の端々で頻繁に起こっている可能性が考えられます。

とはいえ、発見されたばかりのこのFRBの具体的な原因はまだわかっていません。推測では、マグネターと呼ばれる、高速回転によって強烈な地場を持つに至った中性子星が発したのではないかとも考えられます。

その起源はともかく、こうした発見は今後の貴重な研究材料になることは間違いありません。特に短時間に連続する電波バーストの観測例はこれまでに1度しかなかったため、今回の観測データの分析によってこの現象に対する理解が深まるはずです。

FRBは広大な宇宙を旅して地球に届くため、その間にある塵などによって散乱を起こします。FRBを観測することで、それが地球に届くまでのどのようなものを通過してきたかもわかるとのこと。

まだ調整段階でCHIMEがそれを観測できたことから、今後も続々と同じような現象が観測できる可能性は高そうです。これは最新の電波望遠鏡によって、いままで見えなかったものが見え始めたということです。

■ 宇宙、1400億年は存続…暗黒物質の分布把握 「読売新聞(2018年09月27日 11時34分)」より
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 東京大学と国立天文台などの研究チームは26日、すばる望遠鏡(米ハワイ)による観測で、宇宙は今後、少なくとも約1400億年間は存続することが分かったと発表した。誕生から約138億年がたち、現在の宇宙は加速膨張を続けている。急激な膨張によって引き裂かれてしまう可能性も指摘されていた。


 宇宙の膨張は、「暗黒エネルギー」と呼ばれる謎のエネルギーが原因とされている。一方で、宇宙に大量に存在する「暗黒物質」は、その重力で空間を収縮させる働きをもつ。両者のバランスで宇宙の運命が決まると考えられている。しかし、暗黒物質は直接見ることができないため、宇宙全体にどう分布しているのか詳しく分からなかった。

 チームはすばる望遠鏡の高性能カメラを使い、2014年から2年間で約1000万個の銀河を撮影。銀河の光が暗黒物質の重力によって曲げられる様子を調べ、暗黒物質の分布を精密に把握した。その結果、急激な膨張で宇宙がバラバラになるほどにはバランスが偏っていないことが分かったという。

(※mono....以下は読売プレミア有料記事)


■ 太陽の120億倍、説明不能なブラックホール発見 「ナショナルジオグラフィック(2015.2.26)」より
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 太陽120億個分の質量を持つ、超巨大なブラックホールが発見された。中国・北京大学の天文学者ウー・シュエビン氏らの国際研究チームが、2月25日付『Nature』誌に発表した。

 今回見つかったのは、過去最大のブラックホールというわけではない。ただし驚くべきはその成長の早さだ。ビッグバンからわずか8億7500万年(宇宙の歴史全体のうち最初からわずか6%の時点)で、太陽120億個という圧倒的な大きさに成長したと考えられる。「そのような短期間で、どのようにしてこんなに大きくなったのだろうか」とウー氏。これまでブラックホールは周囲のガスや星を吸い込みながらゆっくり成長すると考えられていたが、今回の発見により、その説が覆されるかもしれない。

+ 続き
宇宙誕生から9億年で超巨大化

 ブラックホール自体は観測できない。重力が非常に強く、光さえもその影響を逃れることができないからだ。その代わり、中国やチリ、米国のハワイやアリゾナにある望遠鏡を駆使し、クエーサーを発見した。クエーサーとは、きわめて遠くで光を放つ天体で、その光はブラックホール周辺のガスがブラックホールに吸い込まれる際に放出されたものと考えられている。

「これまでに発見された中で、最大の光度を持つモンスターだ」と、同研究に参加していないハーバード大学天文学部長のアビ・ローブ氏は述べている。その明るさは、天の川銀河全体の4万倍に及ぶという。

 天の川銀河を含むほとんどの銀河は、中心に巨大なブラックホールを持っている。ただ、それらのすべてが、超高温ガスに囲まれているわけではない。囲まれているものをクエーサーと呼ぶが、今回見つかったクエーサー「SDSS J010013.021280225.8」は、その極端な例だ。

 クエーサーは、見た目が普通の星と変わらず、高性能の望遠鏡をもってしても、ただの点光源にしかみえない。クエーサーと特定するには、地球から遠ざかる速さを詳細に分析し、そこまでの距離を知る必要がある(宇宙は膨張しているので、互いに遠い天体ほど速く離れていく)。その結果、今回発見されたクエーサーは、地球から約120億光年離れていること、つまり120億年前の光を観測していることがわかった。

 今回のクエーサーが桁外れに明るいことから、背後にあるブラックホールの巨大さがうかがえる。「同時期のクエーサーはたくさん見てきましたが、太陽30億個分を越える質量を持つものは未だかつてありません」とウー氏は述べている。

従来理論で説明できない

 理論の研究者によれば、宇宙の最初の星々が崩壊することでブラックホールができたと考えられている。ビッグバンからおそらく1億年後くらいのことだ。ローブ氏によれば、「当時の銀河は、最大で今の1000倍ほどの密度だった」ため、それらの核がブラックホールに大量のガスを供給し、成長を促したと考えられている。

 ところが、新発見のブラックホールは、大きすぎてこのシナリオが当てはまらない。ドイツにあるマックス・プランク天文学研究所のブラム・ベネマン氏は、「生まれてからずっと、ほぼ最高速度でガスの融合を続けてきたに違いない」とNature誌の付随論評に記している。しかし、明るいクエーサーが噴き出す爆発的な光は、ブラックホールに引き込まれるはずだった周囲のガスを吹き飛ばしてしまうため、それは考えにくい。

 別のアイデアとして、初期段階で2つまたは3つ以上の銀河が融合し、それらのブラックホールが1つにまとまったとする説もある。だが、これが成立するには、各ブラックホールの質量が同じでなければならない。さもないと、バランスが崩れて、1つの新しいブラックホールが放出されるだけだとローブ氏は言う。

 もう1つのアイデアが、最初の星々の中に、太陽100万個程度の質量を持つものがあったというもの。「星の質量には、基本的に上限はありません」とローブ氏。宇宙が生まれたばかりのころにそのような星がいくつか形成されていたとして、それらが崩壊すれば、「きわめて大きいブラックホールの形成がジャンプスタートする可能性があります」とローブ氏は説明する。

 ジャンプスタートシナリオの唯一の問題は、太陽100万個ほどの質量を持つ星が果たして存在していたのかを確認する術がないことである。「これまでは見たことがありません。でも(2018年に軌道投入される計画の)ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使えば、それが可能になるかもしれません」

Michael D. Lemonick=文/訳=堀込泰三

★ 地球サイズの惑星公転、観測史上最古の恒星発見 国際チーム 「msnニュース[AFPBB News](2015.1.28)」より
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【AFP=時事】地球サイズの惑星5個が公転している、観測史上最古の恒星を発見したとの研究論文が、27日の天文学専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル(Astrophysical Journal)」に掲載された。この結果は、惑星が宇宙の歴史を通して形成されてきたことを示唆しているという。

 国際天文学者チームが発表した論文によると、この恒星系は、天の川銀河(銀河系)が誕生して間もない頃に形成されたとみられ、その年齢は112億年と考えられるという。

 この恒星は、2009年に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)のケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡を用いて発見されたことにちなんで「ケプラー444(Kepler-444)」と命名された。

 ケプラー444を公転している5個の惑星は、地球よりやや小型で、水星から金星ほどの大きさだという。

 これらの惑星は、太陽に似た主星を10日未満の周期で公転しており、公転半径は太陽と地球の距離の10分の1より小さい。このため、これらの惑星は高温すぎて生命の存在には適さない。

 だが、天文学者らを驚かせたのは、恒星の年齢そのものだ。

 地球から117光年の距離にあるケプラー444は、約45億年前に形成された太陽系より約2.5倍古い。

 遠くにある惑星の年齢は「星震学」と呼ばれる天文学の手法を用いて測定できる。星震学では、恒星内部に閉じ込められた音波によって発生する主星の振動を観測する。

 内部の音波は、主星の光度に弱い脈動を発生させる。この脈動を分析することで、星の直径、質量、年齢などが算出できる。
(※mono.--以下略、詳細はサイト記事で)

■ 地球を間もなく2つの太陽が照らす 「ロシアの声(2013.9.25)」より
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 間もなく千年に一度の天体ショーを目撃するチャンスが訪れる。ハワイのマウナケア天文台の内部情報によれば、赤い巨星ベテルギウスがここ16年間球形を保てなくなっている。極と極とは急速に圧縮され、赤道は遠心力のためかろうじて維持されている。数週間あるいは数ヶ月以内に超新星爆発が起こる明白な兆候である。

 地球からは次のように見える。夜空の一角が突如輝きを増す。その明るさは最低でも満月と同等、もしかしたら太陽と同程度になる。その状態が6週間続く。つまり一ヶ月半の間、地球の一部区画に「白夜」が訪れるということだ。残りの区画でも「昼」が数時間延長する。

 やや誇張した。爆発から2、3週間後、光は衰えはじめる。

 地球人が最後にかような天体ショーを目撃したのは1054年のこと。














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最終更新:2023年08月08日 17:08