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★ 「学校健診で病気見落とし」賠償求め提訴 秋田の大学生 「朝日新聞(渡部耕平 2019年7月2日16時00分)」より
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 学校での健康診断で背骨が曲がる病気が見落とされたため、その後の病気の進行を止めることができなかったとして、秋田市に住む20代の女子大学生が、卒業した小中学校のある由利本荘市と、工業高等専門学校を運営する独立行政法人「国立高等専門学校機構」(本部・東京)に対して、計約418万円の損害賠償を求める訴訟を秋田地裁に起こした。提訴は25日付。

 訴状によると、女子大学生は、由利本荘市立の鶴舞小と本荘南中、秋田市の秋田工業高等専門学校に在籍していた当時、各学校での健康診断で「脊柱(せきちゅう)・胸郭」は異常なしとされた。

 だが、2018年9月ごろ、右の肩甲骨が突出していることに母親が気づき、秋田市内の病院で、背骨が横に曲がる「脊椎側彎症(せきついそくわんしょう)」だと診断された。

 病状は以前からあったと診断され、女子大学生は各学校の健康診断が適切ではなかったことが原因で、早期発見ができなかったと主張。病気が進行すれば、手術を検討するとしている。

 提訴について、由利本荘市は「情報が入っていない。顧問弁護士と相談して対応する」、国立高等専門学校機構は「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」としている。(渡部耕平)


■ 胸部レントゲン検査の精度  健診医の能力の問題? 「祖国創生(2018.07.19 (Thu))」より
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胸部レントゲン検査で見落としがあったそうだ。

 ここから引用開始 


区委託がん検診で3回連続見落とし、40代死亡
2018年07月17日 21時53分

(※mono....以下引用略、詳細はサイト記事で)
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「影の位置は乳頭としては高く、がんを疑うべきだった。……………」との記事の一文から、臨床経験がまったくないか、少ない医師による診断を私は疑っている。


さて、ある健診専門機関(敢えて「専門」という文字を入れている!)にて健康診断を行ったところ、過剰な診断結果を貰ったことがある。
その医師は、医師国家試験は突破したものの、臨床医としては不向きなので(血を見たくないという意味)、臨床はせず、もっぱら健診専門医として働いていると、頼みもしないのに自己紹介話をした。


 ここから引用開始 


臨床医(りんしょうい)とは、患者の診療に携わる医師、獣医師、もしくは歯科医師のことである。

 ここまで引用 


冒頭で紹介した記事で見落としがあった健診クリニックの医師については、臨床に不向きな方(実際に患者を診断する機会が少ない医師か、臨床医となることを諦めた健診医?)の可能性はないのか。

ちなみに、私の尊敬する元上司、70歳過ぎで、肺癌で亡くなられた。それなりの役職にあった方にしては、病院で手術した際に手遅れとの話を聞いて、変だと思った。このケースも、健診での見落としを疑っている。

最後に、健康診断は、健診医ではなく、普段のかかりつけ医のところで行うのが、最も見落としリスクが少ないのではあるまいか。














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最終更新:2019年07月02日 20:07