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● 意識〔Wikipedia〕
意識という言葉は実に様々な意味で使われており、意識という言葉の多義性は、議論や研究の中でしばしば混乱を引き起こしやすいものとなっている。
それぞれの人がそれぞれの場面で、どういう意味でもって、意識という言葉を使っているのか、その点について相互了解を持たないまま議論をしていくと、行き違いが発散していくことが多い。そうした混乱は、心理学者や神経科学者といった、専門的な肩書きを持つ人々の間でも普通に見られる。このような問題を避けるため意識と関わる研究分野では、注意深い研究者は論文や書籍の冒頭で、私が意識という言葉を使うときそれはどういう意味か、といった説明を予め行うことも少なくない。意識を研究しているそれぞれの科学者が研究している対象は様々だが(選択的注意のメカニズムや覚醒や麻酔のメカニズム、主観的体験の神経相関物など)、そうした全体を含む最も包括的な意識の定義として暫定的にしばしば使用されるのはアメリカの哲学者ジョン・サールが採用した定義に基づく次のような定義である。

意識とは、私たちが、夢を見ない眠りから覚めて、再び夢のない眠りに戻るまでの間持っている心的な性質のことである






■ 【警告】「脳だけで生きる豚」の実験成功、次は人間で実験!?「肉体のない脳は、死ぬより苦痛な運命」大学教授が警鐘 「TOKANA(2018.05.28)」より
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「脳死」とは、脳の機能が失われ、回復が見込めない状態を指す。心臓は動いていても、脳幹と呼ばれる脳の中枢が働かなくなった状態だ。ほとんどの場合10日くらいで心臓も止まり、死に至るという。

 自分と近しい人がそのような状況になってしまったら――考えるだけで怖い。さりとて、いたずらに延命させることが、はたしてベストの選択といえるかどうか。そうなると、脳死は人の死として受け止めることが妥協点のように思えてくる。だが、現代医学界の一部では、そんな究極の倫理的タブーに、鋭くメスを入れようとする動きがあるようだ。


■ブタの脳の蘇生に成功

 トカナは先月、米イェール大学の科学者が100匹の豚を屠殺後、切り取った脳を蘇生させて、その後36時間生かし続けることに成功したと伝えた。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)



■ 人間の意識は「脳内ブラックホール」を通じて異次元に存在している!? 大学教授「意識=波動であり、脳=粒子」 「TOKANA(2018.06.19)」より
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■脳と意識は量子もつれの関係にある

 オランダ、フローニンゲン大学のダーク・マイヤー教授によれば、結びつけ問題は従来型のサイエンスでは解決することはできないという。なぜなら意識は肉体に宿っているのではなく、別次元にあるからだという。そしてこれを説明するのが量子論であり、具体的には量子もつれ(quantum entanglement)の現象である。

 量子もつれとは、何の媒介もなしに関連付けがついた2つの粒子の相関のことで、この2つの粒子は物理的にどんなに引き離しても遠隔作用が存在し、同時に情報を共有しているという現象である。情報が一方からもう一方へ瞬時に伝わるという表現すら不正確で、理論的にはどんなに離れていても“同時”に情報をシェアしているのである。もちろん一般的なサイエンスではこの現象を説明することはできない。

 量子論の不可解さを代表するもののひとつであるこの量子もつれだが、マイヤー教授によれば脳と意識がこの量子もつれの関係にあることを指摘している。そして意識は別次元の側にあるというのだ。

 五感を通じてもたらされた知覚にタイムラグがなく、リアルタイムで統合できるのも、脳と意識が量子もつれの関係にあるからだと説明できるということだ。つまり知覚情報が伝わるのではなく同時に共有されているのだ。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)



■ 【衝撃】“脳だけで生きる豚”の実験成功、人間にも適応へ! 「水槽の脳」から意識のサインらしきものも確認される! 「TOKANA(2018.04.27)」より
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「自分の体験しているこの世界は、水槽の中に浮かんでいる脳が見ているバーチャルリアリティかもしれない」という水槽の脳仮説というのがある。意識や物事の実在を問う有名な思考実験の一つであるが、現実のものとなる日が近づいたかもしれない。米国の神経科学者が胴体から切り落とした豚の脳を最大36時間生存させたと発表したのである。英「Daily Mail」ほか、多数のメディアが報じている。

■脳だけで生かす

 今月25日付の「MIT Technology Review」によると、断頭した豚の脳を最大36時間生存させたという驚くべき発表を行ったのは、米国イェール大学の神経科学者ネナド・セスタン(Nenad Sestan)氏である。今年3月28日に米国立衛生研究所で行われた脳科学の倫理的問題に関する会議の場でのことであった。

 セスタン氏のチームはと畜場から得た100~200匹の豚の脳に、適温の人工血液を循環させる装置「BrainEx」をつないだ。脳が装置につながれたのは断頭から4時間後のことだったが、驚くべきことに、装置につながれた脳の何十億もの細胞は健康で正常な活動を行っていたというのである。

 さらに、セスタン氏はBrainExにつながれた脳が意識を回復するのかについても調べている。彼らは脳波計や電極などを使って意識を示す兆候を探ったのだが、思考や感覚が戻ったという証拠は得られなかったそうだ。ただ、実験中には意識の存在を示すサインが検出されたこともあり、研究室中が驚きと興奮に包まれたこともあったという。しかし残念ながら、そのサインは後に機器のノイズだったと判明している。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)



■ 【ガチ】「石や電子など万物に意識が宿っている、これは真実」哲学者がパンサイキズムを提唱! 物質である「脳」から非物質の「意識」が生まれる謎が解決! 「TOKANA(2017.11.09)」より
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 日本では古来より八百万の神といわれるように、万物に霊魂が宿るとするアニミズムが信仰されてきた。とはいえ、アニミズムに慣れ親しんだ我々日本人でも、木や石に“意識”があると心の底から信じている人はいないのではないだろうか? だが、ハンガリーの中央ヨーロッパ大学で哲学を教えているフィリップ・ゴフ准教授によれば、木や石のみならず、電子でさえも意識を持つ可能性があるというのだ。

■パンサイキズム(汎心論)とは?

 米哲学マガジン『Philosophy Now』オンライン版によると、ゴフ准教授は、物理主義に代わる理論として、万物に意識が宿るとする「パンサイキズム(汎心論)」を提唱しているという。

 通俗的なパンサイキズムでは、電子が挨拶をしたり、人間と同じように実存的な不安を持つというように、世界を構成する基本的な物質が擬人的に扱われるが、現代哲学において擁護されているパンサイキズムは少し異なる。

 ゴフ准教授らが提唱する哲学的パンサイキズムにおいては、“意識”とは何らかの形の主観的経験を意味するだけであり、これは人間が持つ思考のような洗練された形でなくともよいとされる。そして、この主観的経験としての意識が世界の基礎であり、一部の生命体に特有の現象ではなく、普遍的であるという。

 人間は、微妙で複雑な感情、思考、感覚経験を持つ。言い換えれば、洗練された意識を持っている。しかし、世界には、このように洗練された意識のみならず、より単純で基礎的な意識が存在すると考えても何ら問題はないというわけだ。たとえば、馬は人間よりも単純な意識を持ち、ニワトリは馬よりも単純な意識を持つとしても、それほどおかしなことではないだろう。

 だが、ウィルスや細菌にまで拡張していくとどうだろうか? 常識的に考えると、ウィルスが意識を持っているとは考え難いし、どうしても直観に反するところがある。つまり、我々はどこかで意識が完全にオフになる地点があると無意識のうちに前提してしまっているのだ。

 しかし、ゴフ教授によれば、意識の光が決してオフにならないと考えることも可能であるという。つまり、生命体が単純になるにつれ、意識がオフになるのではなく、弱まっていくと考えるということだ。パンサイキストらは、この“弱まるが決して消えない連続性”を無機物にも延長していき、電子やクオークが初歩的な形態の意識を持っていると仮定する。

 ゴフ准教授自身も「クレイジー」と評価しているパンサイキズムであるが、同説を擁護する理由は、他にはない2つの大きなメリットがあるからだという。

1、意識の難問の解決

 我々は、意識は脳の働きの結果として生まれるものだとなんとなく思っているが、これはよくよく考えればおかしなことだ。脳という物質から、どうして意識という非物質的なものが生まれてくるのだろうか? オーストラリア人哲学者デイヴィッド・チャーマーズは、これを「意識のハードプロブレム」と呼び、解決し難い難問だとした。しかし、物質にも意識があるとするパンサイキズムであれば、この問題を回避することができそうだ。

2、自然の内的性質

 ガリレオ以来、自然科学は数学を用いて物理現象を描いてきた。しかし、数学は物質の動き(振る舞い)を予測することに役立つが、物質そのものが何であるかを語ることはできない。このことは、causal structualists(因果構造主義者)らの態度(「電子の動きを理解したら、自然について知るべきことは全て知ったに等しい」)に代表されるが、ゴフ准教授によれば、これではモノがbeings(存在者)ではなく、doings(行為者)となってしまい、不十分であるという。その点、パンサイキズムであれば、物質の外的性質(動き)のみならず、内的性質(主観的経験=意識)を解明する糸口になるという。

 また、ゴフ准教授は言及していないが、パンサイキズムは死後の世界を考える上でも重要な視点を提供してくれることだろう。というのも、万物に意識が宿っているとすれば、死後も我々の意識は宇宙に残り続けるからだ。以前トカナでもお伝えしたように、アステラス製薬で科学最高責任者(CSO)を務めるロバート・ランザ博士や、アリゾナ大学名誉教授のスチュワート・ハメロフ氏らも、死後、意識は宇宙に還ると提唱している。いずれパンサイキズムが、死後の世界を語る上での哲学的な支柱になることもあるかもしれない。今後の研究に大いに期待したい。
(編集部)


バーチャルリアリティ
■ 【哲学】現実は「水槽の中の脳」が見ている夢だった! デカルトとカントも唱えた「シミュレーション仮説」の真実性とは? 「TOKANA(2016.08.05)」より
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 昨今、我々の現実はコンピュータシミュレーションに過ぎないと唱える「シミュレーション仮説」が盛んに議論されている。トカナでも以前、英・オックスフォード大学のニック・ボストロム教授やフューチャリストのレイ・カーツワイル氏といった科学者が同説に賛同しているとお伝えした。

 また、科学分野のみならず、「スペースX」社CEOであるイーロン・マスク氏も、人間は現実とVR世界の区別がつかなくなっていくだろうと予言しているように、今後シミュレーション仮説に関する話題は増えていくものと考えられる。VR元年といわれる今、改めて「シミュレーション仮説」の可能性を哲学的・理論的にガッツリ考えてみたい。

■現実は「水槽の中の脳」が見ている夢

 ご登場いただくのは、アメリカの哲学者ヒラリー・パトナム(1926-2016)。民主党大統領指名候補ヒラリー・クリントンと同じ名前だが、パトナムは男性。哲学の中でも特に英語圏で支配的な「分析哲学」や「科学哲学」で活躍した、20世紀を代表する哲学者の1人だ。その影響は、英語圏にとどまらず、分析哲学とは犬猿の仲と噂されるドイツやフランスを中心とした「大陸哲学」にまで及んでいる。残念なことに、パトナムは今年3月に亡くなったが、彼の著作は第一級の哲学書として今後も読まれていくだろう。

 さて、パトナムは多くの洞察に富んだ「思考実験 (thought experiments)」を残している。その中でもひときわ有名なものが、主著『理性・真理・歴史―内在的実在論の展開』(法政大学出版局)で紹介された「水槽の中の脳 (Brain in a vat)」だ。簡単に説明しよう。

「科学者が、ある人から脳を取り出し、特殊な培養液で満たされた水槽に入れる。そして、その脳の神経細胞をコンピュータにつなぎ、電気刺激によって脳波を操作する。そうすることで、脳内で通常の人と同じような意識が生じ、現実と変わらない仮想現実が生みだされる。このように、私たちが存在すると思っている世界も、コンピュータによる『シミュレーション』かもしれない」

 まるでマトリックスの世界だ。これは、そのまま「シミュレーション仮説」のことではないだろうか? そう、実はパトナムは1981年の段階ですでに「シミュレーション仮説」を思考していたのだ。


■デカルトとカントも「シミュレーション仮説」を唱えていた

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)














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最終更新:2021年02月26日 07:39