+ ニュースサーチ〔イギリス王室〕






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これは「ケイト・ミドルトン・クリップ」の導入部分で、1:43あたりから声の変化がはっきりと聞こえます。

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■ 静かなる悲報としてのロイヤル・ウェディング / 歓迎されないプリンセス 「無敵の太陽(2018年05月21日23:17)」より
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 第21世紀に入って、アングロ・サクソン世界の凋落が徐々に進み始めた。歴史家のポール・ケネディーは、軍事的負担による国家の衰亡を唱えたが、筆者は国民の人種的変質による衰退を提唱したい。西歐史の教科書を繙(ひもと)けば、第5世紀に西ローマ帝國が滅亡しても、東のローマ帝國(ビザンツ帝國)は存続し、メフメト2世の侵攻を受けるまで崩壊しなかった。しかし、コンスタンティノポリスを首都とする東ローマには、生粋のローマ人が少なく、殆どがギリシア人とかスラヴ人、トラキア人、アルメニア人、フェニキア人、ならびに北アフリカの諸民族といった人種がひしめいていた。

 帝政になってからのローマには色々な種族の元首が現れたので、日本人でも歴代皇帝の彫像を見れば判る。例えば、皇帝セプティミウス・セヴェルス(Septimius Severus)は、北アフリカの「レプティス・マグナ(Leptis Magna / 現在のリビア)」で生まれたという。彼の母親はイタリア半島生まれのローマ人であったが、父親はリビア人であったらしい。そして、セヴェルス帝の息子ルキウス(Lucius Septimius Bassianus)、通称「カラカラ(Caracalla)」帝は、昔ながらのローマ人とは程遠く、母親のユリア(Julia Domma)がシリア人なので、イタリア人らしからぬ風貌を持っていた。帝國の重心がオリエントに移ると、ローマ人の“コスモポリタン”化は更に進み、アラブ系の軍人皇帝まで現れる始末。マーカス・フィリップス(Marcus Julius Philippas)帝は、その民族性から「フィリッパス・アラブス」と呼ばれていた。後の元首も非ローマ人が多く、レオ1世はダキア(今のブルガリア)生まれのトラキア人皇帝だし、ユスティヌス1世はダルダニア(今のアルバニア)の出身で、貧農からのし上がった皇帝だ。

 日本人は大変幸せな民族で、歴代の天皇陛下は皆「日本人」。これがイギリス人なら、「えっ!! 日本のエンペラーはみんな日本人で、朝鮮人とか支那人の貴族から皇妃をもらっていないのか ?!」と驚いてしまうだろう。英国の王族なら、スペインやフランスはもちろん、デンマークやネーデルラント、ドイツ、スウェーデンの貴族からお妃を迎えているので、ドイツ以外のヨーロッパ諸国に親戚が多い。だから、公爵や伯爵の夫人でも英語が拙く、フランス語やドイツ語の方が得意という場合もあるのだ。でも、庶民はそんなことを気にしない。そもそも、庶民と貴族は別種族と言ってもいいほど、生まれと育ちが違っているので、フランス語なまりの英語を喋っても違和感が無く、英国貴族だって気にしていないのだ。片や、日本だと公家も庶民も見分けが付かない。(もっとも、岩倉具視のように「ヤモリ」と呼ばれたお公家さんなら別だが。) 日本人からすれば、朝鮮語訛りの側室とか、色黒の皇妃なんてゾっとする。また、いくら高貴な生まれとはいえ、タイやビルマから嫁いできた華族の貴婦人なんて尊敬できない。もし、皇太子妃候補が蒙古人とか満洲人じゃ、尊皇の志士だって異を唱えるじゃないか。

 今世紀では、前世紀なら「あり得ない」現象が起こっている。人種隔離政策で黒人が賤民となっていたアメリカでは、正体不明の黒人バラク・オバマが合衆国大統領になってしまった。奴隷に公民権を与えただけでも厭なのに、世界最強の軍隊を指揮する司令官に就任するなんて、もう熱病に冒されたようで目の前がくらくらする。一方、七つの海を支配したブリテンでも、似たような悲劇が起こっていた。事もあろうに、女王陛下の孫であるヘンリー王子が、アフリカ系のアメリカ人女優をお妃に迎える事となったのだ。高齢のイギリス人やスコット人なら血圧が上がり、心臓が苦しくなるだろう。いくら何でも、大帝国を誇ったブリテン人が、有色人種の女性をプリンセスに戴くなんて、驚天動地の出来事だ。墓場に眠るウィンストン・チャーチル卿が、この悲報を聞いたら飛び起きるぞ。アーリア系のインド人ですら、気持ち悪くて嫌っていたんだから、アフリカ系の藝人なんて問題外。ウィンストン卿の母、ジェニー・ジェローム(Jennie Jerome)もアメリカ人だったけど、マルバラ公爵夫人はちゃんとした白人美女だからOK。ただし、チャーチル家の親族は、このアメリカ娘を終始「外国人」扱い。お墓も別。昔のイギリス貴族は家系に厳しかった。

(※mono....中略)
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 皇室は日本国民を統合する象徴と見なされている。しかし、アジア系のプリンセスを受け容れる事で、この象徴が分裂の起爆剤となってしまう可能性も否定できない。一般の日本人は殊さら意識していないが、基本的に「日本は日本人の国」と思っている。日本人と言えば、「日本人の両親から生まれてく子供」というのが常識だ。いくら日本国籍を持っているからと言って、朝鮮人の父親とフィリピン人の母親から生まれた子供を「日本人」とは見なさない。また、スカンジナヴィアで生まれ、ノルウェー国籍を持つ娘でも、両親が日本人移民なら、我々はその子を「ノルウェー人」と思わないし、本人だって堂々と「私は北歐人 !」と発言しないだろう。日系人なら、鏡に映った自分の顔を眺めて、「私もヴァイキングの子孫かしら」と思う馬鹿は居るまい。

  日本人は「日本人」の天皇陛下を“当然”と思っている。天皇陛下が浅黒いアフリカ系とか、皇后陛下が朝鮮人あるいは支那人ということを想像できない。しかし、多民族社会が発展すると、帰化人の子供が大量に増殖し、日本人とは思えない顔附きの国民が「普通」になってしまうのだ。移民が大量に流れ込んだドイツ、フランス、ブリテン、スウェーデンなどを見れば判るじゃないか。ソマリア人やイラク人としか見えない人間が、「私はドイツ人です」とか「スウェーデン国籍を持っています」と言えば、大抵の日本人は驚く。黒いチュートン人とかアラブ人みたいな北歐人なんて納得できない。我々だって、コンゴから帰化した黒人とか、イスラム教徒のトルコ系国民を「日本人」と思えないじゃないか。帰化鮮人だって日本の仲間とは思えないし、ちょっとした風習の違いが矢鱈と気になる。朝鮮名だって好きになれないから、日本人が朝鮮人と結婚しても朝鮮名を名乗ることは滅多にない。だいいち、「朴」とか「金」、「崔」なんていう姓になったら嫌じゃないか。朝鮮人には普通でも、日本人からすれば可笑しな名前もある。以前、「金玉」という名前の朝鮮人女性がいたが、こうした女の子が日本に移住したらどうなるのか? 露骨な小学生だと「ワハハ、“きん◯ま”だってさぁぁ!!」と爆笑するだろう。その時、学校の先生や日系人の親はどう対処するのか。ちょっと見物である。何か変な方向に進んだけど、要するに、外国人が皇室に入ると厄介になるということだ。


■ ヘンリー英王子とメーガンさんが結婚、祝福に包まれる 「ロイター(2018年5月19日 / 11:11)」より
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[ウィンザー(英国) 19日 ロイター] - 英国のヘンリー王子(33)と米女優メーガン・マークルさん(36)は、10世紀近く英王室の居城となってきたウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で結婚式を挙げた。


純白のウェディングドレスをまとったマークルさんは、ページボーイや花嫁介添え人を従えて、エスコートなしで15世紀築の礼拝堂の通路を歩き、礼拝堂の中ほどでチャールズ皇太子と合流。祭壇前で待つヘンリー王子のもとへ向った。

「死が2人を別つまで」との愛の誓いをたてた後、王位継承順位6位のヘンリー王子は、ウェルシュゴールドの結婚指輪をマークルさんの指にはめた。

式にはエリザベス女王のほか、王室メンバーや、米国の人気司会者オプラ・ウィンフリーさんら著名人が参列。イギリス国教会のカンタベリー大主教が、2人が夫婦となったと宣言した。

(※mono....以下記事は長いので略、詳細はサイト記事で)


★ 花嫁の母はアフリカ系=「近代化」した英王室 「時事ドットコム(2018/05/19-20:14)」より
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 【ウィンザー時事】米国人、離婚歴、女優、母親は非白人と、英王子の花嫁としてはかなり異例ずくめのメーガン・マークルさん。白人が占めてきた英王室に「(両親の人種が異なる)バイレイシャル」が加わることが大きな関心を呼んだ。ただ、さまざまな人種が暮らす現在の英国では、そうした出自に抵抗感を示す人は少ないようだ。

 米ロサンゼルス生まれのマークルさんの父親は白人で、母親はアフリカ系。マークルさん自身、子供の頃から人種問題を強く意識し、過去の雑誌インタビューで「自分がどの人種に属するのか混乱した」と体験を語っている。
 英シンクタンク「英国の未来」が最近公表した世論調査によれば、「非白人」が王室入りすることに関し、最も多かった意見が「問題ない」(57%)。「良いこと」も22%で、「国民の大半がマークルさんを受け入れている」(デーリー・エクスプレス紙)実態が浮かび上がった。インターネットでも「王子の義母がドレッドヘアの黒人女性なんて言葉にできない喜び」と好意的な声が目立つ。

 ただ、調査では「良くない」と回答した人も12%存在した。これについて同シンクタンクは、人種差別よりも「(反君主制の)共和主義が背景にある」と傾向を分析。しかし「一部は人種差別的な感情を抱いているようだ」と認めている。
 マークルさんの離婚歴も話題になった。前夫の映画プロデューサーとは約2年の結婚生活を経て別れた。ただ、義父となるチャールズ皇太子はじめ離婚した王族は多く、マークルさんの過去はあまり問題視されていない。
 ジャーナリストのアンドルー・モートン氏は先月出版したマークルさんの伝記で「離婚経験者、異人種、際どい過去を持つ者-。英王室は今やあらゆる人を受け入れるようになった」と書いた。伝統に重きを置いてきた王室の「近代化」を指摘している。(2018/05/19-20:14)


■ メーガン・マークルの母も到着! エリザベス女王が結婚の同意書に署名 「ELLE(2018/5/14)」より
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5月19日(土)に結婚式を控えたメーガン・マークル。母ドーリア・ラグランドがイギリスに到着、エリザベス女王と対面したもよう。

メーガン・マークル(Meghan Markle)、ドーリア・ラグランド(Doria Ragland) photo : Getty Images

メーガン・マークルの母ドーリア・ラグランドが先週、イギリスに到着。ヘンリー王子とメーガン・マークルが暮らしているケンジントン宮殿に滞在している。雑誌『USウィークリー』によるとドーリアは到着後の数日でエリザベス女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子、キャサリン妃など英国王室一家に式の前に対面する予定だという。父のトーマス・マークルも5月10日(木)にメキシコからイギリスに到着したという。

関係者によるとドーリアとトーマスは今週、式が行われるセントジョージ礼拝堂でのリハーサルに参加するそう。トーマスがメーガンをエスコートしてヴァージンロードを歩き、ドーリアは礼拝堂に移動するメーガンにつきそう。

また5月12日(土)にはエリザベス女王が正式な婚姻の同意書「Instrument of Consent」にサインしたことを英国王室が発表、文書も公開! 文書には「この同意書を表すことにより、私たちの最愛の孫ヘンリー・オブ・ウェールズ王子とレイチェル・メーガン・マークルの婚姻の契約に同意することをお知らせします」と記載されている。結婚式の後、ヘンリー王子とメーガンに渡されるという。


着々と進む結婚式の準備。どんな花婿&花嫁姿を披露してくれるのか、楽しみにしたい!

★ マークルさんの王室入り、英国黒人社会はどう見る 「ロイター(2018年5月14日 / 14:54)」より
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[ロンドン 8日 ロイター] - 弁護士のゲイル・ウォルターズさんは、普段はほとんど英王室のことを気にかけないが、それでも米国人女優メーガン・マークルさんとエリザベス女王の孫であるヘンリー王子の結婚は、英国の黒人社会において重要な瞬間になると感じている。

「重要なのは当たり前。黒人が結婚して英王室に入るという事自体、これまでなかった広がりと多様性と包摂を意味すると思う」と、ロンドン南部ブリクストンで買い物をしていたウォルターズさんは話した。

「私は生まれで支配が決まるとは思わないので、やはり王室は支持しない。それでも今回の結婚の象徴的意味合いは理解できるし、とても影響力がある」

英王位継承順位6位のヘンリー王子と、白人の父親とアフリカ系米国人の母親との間に生まれたマークルさんの結婚は、英国がいかに平等主義的で、人種の共存が進んだ社会になったかを示すものとして歓迎されている。

わずか60年前、離婚経験者との結婚は英王室で容認されるものではなかった。また、カトリック教徒と結婚しても王位継承権を失わずに済むようになったのは、つい2013年のことだ。

したがって、英国人の心理に大きなシンボル的影響力を持ち、白人しかいなかった王室にマークルさんが入ることの意味は、過小評価されるべきではないと、英国の人種やアイデンティティーなどに関する著書があるアフア・ハーシュ氏は言う。

「英国で育つ若い世代が受け取るメッセージに大きな変化が生じる。黒人らしさと英国らしさは水と油だという考え方にとっても(大きな変化)だ」と、ハーシュ氏は話し、こう付け加えた。

「もし私がもっと若かったなら、これが自分の国だと感じる正当性と自信という面で、心理的にも大きな影響を受けていただろう」

<血の川>

ヘンリー王子とマークルさんの結婚式は、英国で人種問題が注目を集める中で行われる。

先月は、黒人ティーンエージャーのスティーブン・ローレンスさんが白人の人種差別主義者に殺され、ロンドン警察当局の捜査の不備が「組織的人種差別」と調査で指摘された事件から、25年の節目だった。

また、保守党のイノック・パウエル議員が、いわゆる「血の川」演説で「黒人が白人に対してムチを握るようになる」と述べて移民排斥を訴えてからちょうど50年にあたる。

英政府はまた、第2次世界大戦後にカリブ海地域の英領(当時)から英国に招かれ移住したものの、その後必要な公的書類や基本的人権を得られずにいた「ウィンドラッシュ世代」と呼ばれる移民の子孫の扱いを巡るスキャンダルに揺れているところだ。

母方の祖先が奴隷だったマークルさんは、ヘンリー王子と共に、ローレンスさん追悼式典に参列。また、パウエル議員の時代からいかに社会の態度が変化したかについての論評も数多く見られた。

だが、ウィンドラッシュ世代を巡るスキャンダルが、真実を示していると話す人もいる。

「(今回の結婚に)意味はない。社会的な意義の上では、ないも同じだ」と、バーミンガム・シティ大学のケヒンデ・アンドリュース社会学准教授は言う。アンドリュース氏は、人種差別は「紅茶と同じぐらい英国的」だと話す。

「英国の白人主義の最高のシンボルに、ちょっとコーヒーがかかったからと言って、何を祝福することがあるというのか。今回の結婚を巡る報道で感じる問題点はそこだ。王室は制度だ。そこに黒人の顔が1つ、とても明るい肌色のきれいな黒人の顔が1つ加わったところで、制度は変わらない」と、同氏は話した。

シンクタンク「英国の未来」が先月行った調査では、英国人のほとんどがマークルさんの人種に注目しておらず、大半が歓迎していることが示された。

しかし、調査に回答した人の12%が、複数の人種の血をひく人が王室に入るのは良くないと回答。25%が、自分の子どもが異なる人種の人と真剣交際したり結婚したりすることに不安を感じると答えた。

また、マイノリティー(社会的少数派)の33%が、ローレンスさん殺害事件のころと同じぐらい人種的偏見は強いと回答。イスラム教徒であるロンドンのカーン市長は先月、テレビインタビューの中で、英国のほとんどの組織が「組織的な人種差別の問題」を抱えていると発言した。

<コンプトン直送>

ヘンリー王子との交際が報道され始めた当初から、マークルさんの人種的背景は注目を集め、それはポジティブなものばかりではなかった。2016年11月、ヘンリー王子はメディアを批判する異例の声明を出し、一部の記事に見られた人種的偏見を含む論調を非難した。

マークルさんの母ドリア・ラグランドさんが住む米ロサンゼルス近郊の町に関する記事の見出しは、このようなものだった。「ハリーの彼女は、(ほぼ)コンプトン直送。ギャングはびこる母親の自宅発見」

また、ジョンソン英外相の妹で文筆家のレイチェル・ジョンソン氏は、マークルさんが「豊かで別世界のDNA」を英王室にもたらすと書いた。

昨年11月の婚約発表時のテレビインタビューで、このようなメディアの関心について聞かれたマークルさんは、「落胆させられた」と述べた。

「でも私は、最終的には自分や自分の出自をとても誇りに思っている。私たちは、それに特別関心を払ったことはない。カップルとしての私たちの在り方にしか関心がない」と、マークルさんは語っていた。

前出のウィンドラッシュ世代の移民の多くが移り住み、黒人人口が多いロンドン南部のブリクストンのマーケットで今回の結婚について意見を聞くと、ほとんどの人が前向きに受け止めており、バラク・オバマ氏が米国初の黒人大統領になったことと関連づける人もいた。

このような反応は、2人が婚約後の今年1月にブリクストンを訪れた時の温かい歓迎ぶりにも見られた。ブリクストンは、1981年の人種暴動以降、荒廃した大都市圏の地区の代名詞のような存在となっていた。

「彼女のような人が王室に入るのは、この国にとって良いことだと思う」と、交通機関で働くノエル・デービスさん(60)は話した。

リアンヌ・フレミングさん(23)は、「彼女が多様な人種の血をひいているということで、特にエキサイティングになると思う。本当は、そんなに重要視されるべきことではないはずだ。でも歴史的背景を考えると、『本当にこれが実現するのか』といった反応も出る。そういう反応をしないですむのが本当だとは思うけれど」と話した。

前出のハーシュ氏は、若者たちがマークルさんを尊敬していると話す。

「彼らは今回の王室の婚礼に、過去にはなかったような関心を持っている」とハーシュ氏は話し、「なぜなら、自分たちや身の回りにいる人に似ている人(が当事者)だからだ。自分たちの親戚に似た母親を持つ人だからだ」と、説明した。

一方で、アンドリュース氏らにとっては、今回の結婚は現実がいかにひどい状況にあるかを示すものにほかならない。

「マークルは英国の『オバマ・モーメント』ではないし、そう扱われるべきではない。王子に選ばれることは、民主主義ではない」と、作家のレニ・エッドロッジ氏は、婚約発表直後にそうツイートした。

「人種差別があまりにひどく、あまりにも歴史的であまりに根深いため、私たちは(そうではないものは)どんなものでも求めてしまう」とアンドリュース氏。「だから、良い意味を持つと思われるシンボルを、持ち上げすぎてしまう。だが落ち着いて何が起き、何が変わったのかを分析すれば、(今回の結婚には)まったく意味がないことが分かる」

「根深い人種差別や失業と同様、王室はわれわれが直面する深刻な問題の一部だ。彼女は、問題の一部になるのであり、解決策になるのではない」と同氏は付け加えた。

しかし、ブリクストンの街を歩く人々の多くにとって、人種は今回の結婚の最も重要な点ではない。

「2人が愛し合っているとき、王室出身か一般人かは関係ない。愛こそが大事だ」と、最初に登場したウォルターズさんは話した。

(翻訳:山口香子、編集:伊藤典子)

■ メーガン・マークルの家族、ヘンリー王子に結婚中止を求める! 「ELLE(2018/5/10)」より
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5月19日(土)に結婚式が迫ったヘンリー王子とメーガン・マークル。なんとメーガンの家族がヘンリー王子に衝撃的な手紙を送っていたことが明らかに。

メーガン・マークル(Meghan Markle) photo : Getty Images

ヘンリー王子に手紙を送ったのはメーガンの異母兄のトーマス・マークル・ジュニア。雑誌『インタッチ』によるとヘンリー王子に結婚を取りやめるように説得しているという。

手紙は手書きで「ヘンリー王子へ。まだ遅くはありません。メーガンはあなたにふさわしい人間ではありません」と単刀直入な文面でスタート。「あなたの結婚が近づくにつれて、英国王室の結婚の歴史でこれが最大の過ちであることが明らかになっています」と訴えている兄。さらに「メーガンは冷酷で浅はかで自惚れた人間」「メーガンはC級ハリウッド女優のようにプリンセス役を演じようとしている」と強烈な中傷も……。

またトーマス・ジュニアとメーガンは父親が一緒だけれど、メーガンと父トーマスの関係についても言及。父トーマスは映画の撮影技師だったけれどクレジットカードの負債で自己破産、現在はメキシコに住んでいる。兄曰く「メーガンは父が破産するまで利用した。大部分が彼女の負債だったけれどそれをメキシコにいる父に押し付け忘れてしまった。これがメーガンの本性なのです」。さらに「あなたと王室は手遅れになる前に、こんな偽りのおとぎ話のような結婚を中止するべきだ」と説得を試みている。

異母姉のサマンサ・マークルにも暴露本を出され「野心家」と呼ばれていたメーガン。兄の言葉をヘンリー王子が聞き入れることはないだろうけれど、マークル家がメーガンの足を引っ張る気まんまんなのは明らか。今後どのような動きを見せるのか、注目したい。












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最終更新:2024年03月25日 07:53