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■ 国民を幸福にする政治思想  不幸にする政治思想 「祖国創生(2018.02.02)」より
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本稿では、西部邁と中川八洋の比較を通じて、国民を幸福にする政治思想、国民を不幸にする政治思想の存在について述べたい。

西部邁流の価値観、政治思想だけで人物評価する発想からすれば、安倍首相は、真の保守でないように映るかもしれない。ジャップと罵るべき政治屋かもしれない。

―― 参考情報 ――――――――――

西部邁氏「安倍は保守じゃない。私は保守という言葉を理解しようとしない人々に憤りを込めて『ジャップ』と呼んでます」
http://hosyusokuhou.jp/archives/48802360.html

安倍首相は「真の保守」ではない!西部邁氏が迷走政治を一刀両断
http://diamond.jp/articles/-/144344

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これは、昨年10月時点での西部邁の見解である。

(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
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中川八洋と西部邁、どちらが、政治思想史的に真の保守を学術的に説明しているか、これまでの説明で一目瞭然であろう。真の保守かどうかを見定める際に、言葉としての「保守」の定義以外に、政治思想史の流れをわかりやすく紹介するのは当然であろう。

そのうえで、西部邁が安倍首相をかく批判するなら、安倍首相など歴代自民党政権に圧力をかけ続けてきたであろう、キッシンジャーやクリントンの存在について言及しないのは不可解である。西部邁は、「キッシンジャーを悪党と批判した倉前盛通の本」(当時のベストセラー)のことを知らないはずはない。

(※mono....中ほど大幅に略、詳細はブログ記事で)
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従って、本稿の結論は

真の保守であるかどうか以前に
アメリカを操る支配層とどう渡り合うか、彼らからどう信任を得、日本経済を豊かにし、日本国民の生命財産安全を守ることの方が重要ではないかと安倍首相は考え、その路線を選択し、世界支配層の信任を今のところは得ている
となる。

真正保守追及というイデオロギー最優先の発想では、世界統一を目指す支配層が存在する限り、国家も国民も不幸になる。

渡部昇一が、清廉潔白な政治家は国家国民を不幸にすると書いていた記憶があるが、それは西部邁のようなイデオロギー最優先の政治思想のリスクを間接的に指摘していたと考えるのである。















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最終更新:2018年02月02日 09:39