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● 座間9人連続殺人事件〔Wikipedia〕 ※現在、削除の方針に従って、この項目の一部の版または全体を削除することが審議されています。



■ 神奈川の大量殺人はまだあるぞ 「二階堂ドットコム(2017.11.15)」より
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まだ余罪があるだろうなぁ。警察庁(警視庁じゃありません)捜査一課長はだれだっけか。

あの辺近辺のスカウトとかケツ持ってるヤクザ絡みでうたわせるしかないねぇ。いまみんな箝口令敷かれて黙っておとなしくしている奴がいる。でもそいつらもフェイスブックやらなにやらで繋がり合ってるからそこから追及すればいい。従犯とか共犯になるぞって頭悪そうな奴捕まえてうたわせる、とかだねぇ。

水商売のあと風俗に落として、それでも使い物にならないブスで反抗している奴をあいつに「処理」させていたという見方をする人もいるみたいだね。現代社会の闇というか、掃きだめだね。悲しい話がたくさん、あるんだろうなぁ。

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(※mono....下記エントリー記事が当ページの事件関連かどうか名指しされていないので確証はないが、たぶん・・・)

■ 人身売買、組織犯罪 「二階堂ドットコム(2017.11.15)」より
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(※mono....詳細はブログ記事で)


■ 座間の大量殺人事件への視角 - 何の意見も反応もない社会学アカデミー 「世に倦む日日(2017.11.8)」より
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座間のアパ-トで殺害された23歳の被害者のことがテレビで報道されていた。小学校のときの写真と卒業文集が紹介され、飼育係で動物を可愛がっていたという。山梨で母親と兄と3人で暮らし、中学1年のときにトラブルがあり、家に引きこもりになった。何があったのか詳細は伝えられてないが、おそらくいじめだろうと想像される。薄幸な少女は12歳のときに引きこもりになり、10年間ずっと家にいて、母親が死んだ今年、事件に巻き込まれて犠牲になった。今週になって23歳の被害者の実名と写真がマスコミに公表され、経歴情報が公開されたことでネットでは驚きの声が上がっていた。警察はこんなことをしていいのかという声があった。無論、公開したのは被害者の兄の意思と決断によるものだ。幾つか年上のはずの兄は、天涯孤独の身になってしまった。この兄妹に同情する。そして、写真とプロフィールを出してくれてよかったと思う。兄が勇気を出して妹の素顔を教えてくれたことで、私の中で事件はかなり立体的な輪郭を整え始め、この事件をどう理解すべきかという視角が備わり始めた。意味を解読することができるようになった。まだ、誰もこの事件について本格的な考察を出していないが、私の直観を言えば、まさに日本の貧困の現実が本質的契機ということになる。

+ 続き
この子が受けたいじめがどんなものだったか、できればそのことも兄の口を通して詳しく聞きたい。母親がどうして死んだのか、病死だったのか、そのことも知りたい。母親は40代後半から50代前半の若さだと推定される。3人は母子家庭だった。この子が中学校に入っていじめを受けた時期は、11年前だから2006年頃ということになる。小泉竹中の「改革」が猛威をふるって格差が激しく拡大し、派遣労働者が増え、ワーキングプアが問題になった頃だ。この被害者の少女の写真をニュースで見て、心やさしい性格だったことが説明されたとき、思い出したのは、NHKの『ワーキングプア』で登場した、千葉のGSで深夜に父親が働く父子家庭の絵だった。うろ覚えだが、3人家族で、男の子が2人で中学生と小学生だっただろうか。父親は子どもの進学の学費のことで深刻に悩んでいた。家事を手伝う父親思いの子どもの表情が心細げで、カメラに撮られる姿が切なくて、気の毒で同情して涙が溢れてしまった。あの映像に出てきた男の子と今回の被害者の像が重なる。あの頃から、日本の子どもたちの多くがこのようになり、弱々しく小さな生き方になり、自己表出や自己実現がよくできない、全面発達から疎外された人格になった。今の若い人たちの多くがこのように不幸に育ち、影の薄い哀しく孤独な人格と人生になることを強いられている。

気分が塞がれる。とても可愛い子だから、一昔前の、私たちの世代が子どもだった頃と同じ日本社会があれば、この子はいい感じの娘さんになり、恋人もできて楽しい青春時代の人生を送ることができていただろう。先日、紅葉を見に晩秋の奥日光へ出かけたら、戦場ヶ原も中禅寺湖畔も中国人の若いカップルだらけだった。快活で闊達に、嬉しそうな様子で、満足感と征服感いっぱいの得意顔で日本の国立公園の景勝を楽しんでいる。オキュパイしている。2人連れ、3人連れの若い観光客は外国人だけで日本人はいない。日本人の2人連れ、3人連れ、4人連れは高齢者だけ。中国人の若いカップルが幾組もいて、奥日光の紅葉の景色を堪能して人生を謳歌している。東京の山手線に乗っても、若い2人連れとか4人連れの家族とかは外国人だけだ。山手線では常に中国語が聞こえる。キャスター付きのバッグをガラガラと元気よく引き摺り、意気軒昂に話し声を上げているのは中国人の集団だけだ。日本人の若い子たちはその場所にいない。どこにいるんだろうと探すと、八王子で一人で引きこもりになり、唯一の頼りで支えだった母親を失い、自殺願望のハッシュタグで騙されて殺人鬼の餌食になっていた。この被害者のような若い子は、日本中にとても多く生息している。貧困のため、10代前半で受けたいじめのため、逼塞している子はとても多い。

テレビのニュースは、毎日、トランプと安倍晋三の仲睦まじい姿を伝え、日本の国民全員がトランプの大ファンで、心の底からトランプを絶賛して大歓迎しているように伝え、二人が錦鯉に餌をまく場面を放送していた。あの迎賓館の錦鯉にも国民の税金が膨大に負担させられている。トランプと安倍晋三の食事代にどれだけ出費がかかっただろう。イバンカにはゴージャスな脚線美のお披露目の対価として57億円を渡してやった。安倍晋三らしい趣向と演出だ。テレビのニュース制作のスタッフもキャスターも、安倍晋三の脳になりきって、安倍晋三B、安倍晋三Cが視聴者国民に向かって話している。テレビのニュースは、毎日毎日、トランプ訪日の話と座間の大量殺人の話を並行して流してきた。どちらもとんでもない話なのだが、どうやら底が抜けるほど不条理で理解不能で目眩がするのは「トランプ歓迎」の現象と報道の方であり、座間の大量殺人の暗黒と絶望が霞んでしまう感がある。日本のお金が米国に使われている。無闇に無尽蔵に貢がれ注ぎ込まれている。よくこれほどお金が余っているものだと思うほど、日本に大量のお金があり、米国にバキュームで吸収されている。トランプと安倍晋三の絵はゴージャスきわまる。そして対照的に暗鬱な貧困があり、声も上げられず膝を抱えて固まっている小さな日本の人々がいる。

私が素朴に疑問に感じるのは、被害者リストの中に多くの高校生が存在することだ。群馬の15歳の女子高生、埼玉の17歳の女子高生、福島の17歳の女子高生。通常、15歳の女子高生が行方不明になったらすぐにニュースになり、警察による公開捜査が始まるのではないか。8月には北海道を訪れた旅行中の26歳の中国人女性が消息不明になり、大騒ぎになってテレビが足取りを追跡した事件があった。26歳の成人の外国人が行方不明になってもこれほど国を挙げての騒動になる。群馬の15歳の女子高生はどうして遺体が解体されてDNAが検出されるまで捜索の対象にならなかったのだろう。理由は不明だが、それぞれの子どもたちも、23歳の八王子の子と似たような事情があり、家庭の問題を抱え、居場所のなさや生きづらさに苦しみ、悩み相談の問題を抱えていたのではないかという想像に行き当たる。埼玉とか、群馬とか、福島とかの地名が出て、東京という比較相対的に富裕層が住む地名が出て来ないのも、何かしら経済的な問題系がそこに介在するのではないかという予想に傾かせる。その根拠になる。彼女たちはあのアパートに引き寄せられ、悩み事相談のはずが、暴行され殺害されて遺体をバラバラに解体された。あまりにも惨めで悲しい、短すぎる人生の結末だ。何のために生まれてきたのだろう。やりきれなさすぎて言葉にもならない。きっと、重すぎて人はこの事件で多くを語ることができない。

素朴な疑問のもう一つとして、部屋にクーラーボックスに入れた大量の遺体の肉片や頭部が置かれていたことで、ひどい悪臭を周囲に放っていたという事実だ。2か月で9人殺した部屋に、被害者は一週間ごとに入っていた。ニュースでは、部屋から周囲に発散する屍体の悪臭が、ゴミ出しする近所の住人の服にへばりついて取れなかったなどと証言が出ていた。そんな部屋に女の子たちは一人で入り、殺人鬼に対して警戒をすることがなかった。クーラーボックスから異臭を感じなかったのだろうか。狭い部屋に転がっている大きなクーラーボックスに異変は感じなかったのだろうか。それはともかく、この事件について学問的に問題を分析したり考察したりする試みというものが全くない。アカデミーから意見や反応がない。関心が感じられない。アカデミーの社会学は、脱構築(ジェンダー、マイノリティ、カルスタ、ポスコロ)の趣味の講座群だから、こんなときに何も言えないのだろう。本質に迫る議論ができない。誰も何も言わず、意味の追求が閉ざされ、場合によっては誤解されたイメージが広がり、被害者である女の子たちの自己責任にさせられるから、23歳の被害者の兄は勇気を出して口を開いたのではないか。マスコミは、SNSの責任に転嫁してみたり、事件の深層をどう説明していいか分からないから、本質的な解明をすることをせず、対処療法的に自殺対策のNPO法人の取り組みを報道したりしてお茶を濁している。

去年の障害者施設での大量殺人事件のときもそうだった。的外れな浮薄な言説ばかり繰り返していた。


















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最終更新:2017年11月16日 16:25