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朝鮮半島情勢
★ 「ミサイル防衛を無力化」中国が“電磁気”装置を配備 元軍幹部が言及 「産経ニュース(2017.3.19)」より
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 【北京=西見由章】韓国が配備作業を始めた米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」に対抗して、中国はレーダーの妨害装置を配備すると退役将軍が発言し、国内で注目を集めている。中国の強硬な反対にも関わらず配備を撤回させる見通しが立たない中、国内世論に向けた“強気のメッセージ”の意味合いもありそうだ。

 14日付の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、王洪光・元南京軍区副司令官は「中国にはTHAADのレーダーを無力化する手段がある。われわれはTHAADの運用が開始される前に装置の配備を完了するだろう」と語った。韓国への配備を阻止できないとの分析を示した上での発言だ。

 人民解放軍の退役大佐で軍事専門家の岳剛氏も「THAADの破壊は戦時にとるべき選択肢だが、(現時点では)電磁気技術によってその機能を妨害できる」と同紙に指摘した。装置の配備場所として朝鮮半島の対岸の山東半島を挙げた。


★ 【図解・国際】高高度防衛ミサイル(THAAD)の迎撃範囲(2016年2月) 「時事ドットコム(2016.2.23)」より
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◎ミサイル防衛強化へ=北朝鮮や中ロ警戒-米
(※記事などの内容は2016年2月13日掲載時のものです)

【ワシントン時事】北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射をきっかけに、米国でミサイル防衛(MD)強化の議論が活発化している。米軍は、最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の在韓米軍配備を目指し韓国と協議入り。ハワイにある迎撃ミサイルSM3地上配備型の試験施設を実戦施設に移行させる案も浮上した。米軍は、北朝鮮だけでなく中ロの脅威も視野に入れ、拡充を進める方針だ。
 「この件について先週太平洋軍のハリス司令官と話をした」。国防総省ミサイル防衛局のシリング局長は9日、ハワイの施設の実戦転換に関し司令官から検討を要請されたことを明らかにした。
 施設は艦船搭載のイージスシステムの陸上型を意味する「イージス・アショア」と呼ばれ、転換されれば米太平洋軍の最重要拠点であるハワイを守る役割を担うことになる。日本は独自のMD強化策の一つとしてTHAADと並びアショア導入の可能性を探っており、シリング氏も外国への売却対象として検討していると認めた。
 一方、THAADは最長射程200キロで、韓国軍が配備する地対空誘導弾パトリオット(PAC2)より迎撃範囲が格段に広い。これとは別に、米軍は弾道ミサイル迎撃用のPAC3を含むパトリオットを韓国に配置しており、発射後にパトリオット1個中隊を増派した。
 ただ、THAADは短・中距離弾道ミサイルに対応するシステムで、北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃は想定していない。それでも米軍が協議を急ぐのは、韓国防衛の決意と同盟の結束を示す政治的狙いがあるためだ。
 さらに、THAADの一部である早期警戒Xバンドレーダー「TPY-2」は、米軍のMD網全体の中でミサイルをいち早く探知する「目」となる。ミサイルがICBMであれば、韓国配備のTPY-2が捉えた情報は米本土防衛に活用される。
 科学者組織「憂慮する科学者同盟」の専門家デービッド・ライト氏は「米国に向けて発射された中国の長距離ミサイルも追尾できる」と指摘。中国の核戦力の脅威を減殺できる可能性があり、中国にとっては、対米核抑止力の低下につながる。
 米陸軍宇宙ミサイル防衛司令部のマン司令官は10日、「北朝鮮とイランへの対処には強い自信を抱いている」と強調した上で、多弾頭型ICBMに対応できる技術開発を最優先課題に挙げた。米国の脅威となり得る国家のうち、多弾頭型ICBMを保有するのは、中国とロシアだけだ。
















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最終更新:2017年03月31日 21:39
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