※mono....「時間と空間」もこちらで扱うことにする。
論理・ものの見方考え方 / 物理学 / 哲学

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■ 時間の流れは実際に存在するのか?: そして…実は私は「時間は人間が作りだしている」と確信していて… 「In Deep(2018年11月26日)」より
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11月14日の米科学誌「サイエンティフィック・アメリカン」より

「時間」の真実
「時間は存在するか」ということは、物理学、あるいは哲学では大昔から大きなテーマだったようですけれど、私個人は、過去記事、

  • 《特報》「人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」ことを、オーストラリアの量子学研究チームが実験で確認
 In Deep 2015年06月06日

を書いた頃から、「時間もそうかなあ」と思っていました。

つまり、

「人間が認識するまで、時間は存在しない」

ということです。

(※mono....中ほど大幅に略、詳細はサイト記事で)
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では、サイエンティフィック・アメリカンの記事をご紹介しますが、その後、わりと以前のものですが、アメリカの未来予測プロジェクトであるウェブボットの記述をご紹介しておきたいと思います。

.....................................
Do We Actually Experience the Flow of Time?
Scientific American 2018/11/14

私たちは本当に時間の流れの中にいるのだろうか?

.....................................

(※mono....以下翻訳引用は略、詳細はサイト記事で)

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2009年7月20日のクリフ・ハイのエッセイより


「いま」という瞬間に生きるとはどういうことであろうか?

それは時間が「いま」という一瞬に圧縮されることを意味している。

確かに、時計が刻む時間は物理的に一定であり、これが変化することはないかもしれない。 だが、われわれが生きる一瞬一瞬の時間の質が最近まったく変化してきていることに気づいているだろうか?

いま一瞬の時間は、われわれがかつて経験したことがないほど濃密になり、圧縮されたものとなってきている。

古代ギリシャでは時計が刻む日常的な時間の「クロノス」と、なにか特別なことが起こる「カイロス」という 2つの時間概念をもっていた。

いずれ、われわれすべてが「カイロス」の時間をともに生きることになる。

おそらくこれは可能性の高い予測として成立するだろう。

これは人間自身が望んだものではなく、宇宙が人間に経験することを迫っているものなのだ。

われわれすべてに「カイロス」のときが迫っている。

そして、その体験を声にして表現することが今求められているのだと思う。




論理・ものの見方考え方
■ 物理学者「時間は実在しない!」 「VIPワイドガイド(2016.12.10)」より
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1: 2016/12/10(土) 14:42:55.95 ID:CAP_USER9
「時間」という概念は人間の記憶によって作り出される幻想にすぎない。過去に起こったすべてのこと、これから先の未来にすべての起こることは、実際には今この瞬間に起こっている――物理学者の中には、このように考えている者も多い。

時間の流れが「過去→現在→未来」という一方向であるとしなければならない物理学的な理由は、実はない。物理法則は時間に対して対称的であり、時間の方向を逆向きにしても物理の数式は成り立つからである。

実際、宇宙の生成進化について「ビッグクランチ理論」を支持する人々は、宇宙の膨張が止まって収縮に転じると、時間の流れも逆転し、宇宙が始まった点に向かって戻っていくと主張している。

すると、なぜ私たちは時間が一方向に流れているの感じるのか、という疑問が当然生じる。

この疑問に対する一部の学者の答えは、「時間とは人間が作り出した幻想である」というものだ。この説では、私たちの住む世界は、時間と空間をつなぎあわせた「ブロック宇宙」であると説明される。

ブロック宇宙の中で起こるすべての事象は、アインシュタインの一般相対性理論で記述される四次元時空の中で、その事象固有の座標を持っている。つまり、過去にあったとされる事象、未来に起こるであろう事象も含め、すべての事象は、様々な座標を取って四次元時空内に「同時に」存在していることになる。

MITの物理学者マックス・テグマーク氏:

「現実とは、時間の経過にともなって事象が生起する三次元世界であると考えても、どんな事象も起こらない四次元世界であると考えても、どちらでも説明をつけることができる。そして後者が正しいとすれば、変化とは幻想であるということになる。過去・現在・未来すべては同時にあるのであって、変化は起こらない」

「いついかなる時も、過去はすでに起こったことであり、未来はまだ起こっていない。そして物事は変化していく。私たちはそのように錯覚しているが、実際には私が意識するすべてのことは、今この瞬間の脳の状態である。過去が存在すると私が感じる唯一の理由は、脳が記憶を保存しているからだ」

英国の物理学者ジュリアン・バーバー氏:

「先週があったと感じる唯一の証拠は、あなたがそれを記憶しているということだ。しかしその記憶は、今この瞬間のあなたの脳内での神経細胞の安定した構造に起因するものだ」

「地球に過去があったとする唯一の根拠は、岩石と化石である。しかしこれらの岩石や化石も、今現在の鉱物の配列の中に見つかる安定した構造に過ぎない。要するに、過去とは記録でしかなく、記録が存在しているのは今この瞬間でしかないのだ」



■ 時間は実在するか ~ 入不二基義 「備忘録(2011.4.11)」より
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「時間は実在するか」(入不二基義 講談社現代新書 2002年)はイギリスの哲学者J・M・E・マクタガートが一九〇八年に書いた論文「時間の非実在性」を解説している。

マクタガートは時間を理解するしかたにはA系列とB系列の二種類があるとする。

そして、時間を考えるうえで本質的なのはA系列の方であるとする。しかし、マクタガートによればA系列はある矛盾を含んでいるので実在してはいないとされる。このことから、マクタガートは「時間は実在しない」と考えた。また、その証明もできたものと考えた。

マクタガートの「証明」には発表当時からさまざまな批判や言及が加えられている(入不二自身もマクタガートの「証明」には批判をもっている)。しかし、マクタガートの説は時間論を考えるうえでは基礎的なものとなっている。


<マクタガートの時間論の大まかな流れ>

マクタガートの時間論の構成をステップ分けすると次のようになる。

ステップ1:時間のとらえ方にはA系列とB系列の二種類がある。

ステップ2:B系列だけでは時間をとらえるのに不十分である。

ステップ3:A系列だけが時間にとって本質的である。

ステップ4:しかしA系列は矛盾を抱えている。

ゴール:よって時間は実在しない。

(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)


















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最終更新:2018年11月26日 22:18
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