なんか、集中治療室とか言ってたけど、とっくに死んでるよ報道が出た時点で。
新しい豊洲市場では「そういう事故は起こってはいけない」のが建前なんで、死亡を出さなかったみたいだね。
くだらねえ。
つまらねぇ誰かのメンツだかなんかのために、死んだバァサンは浮かばれねぇよかわいそうに。
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「築地は守る、豊洲を活かす」 ~ 小池都知事の「決断」は「八方美人の玉虫色見解」 「私的憂国の書(2017.6.21)」より
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本来であれば東京ローカルの問題である築地市場の豊洲移転が話題になってから、相当の月日が経過している。昨年7月の都知事選の争点にもなったこの問題で、のらりくらりを続けていた小池都知事が、ようやく結論を出した。しかし、結論というには具体性に欠け、かつ、決断にこれほど時間がかかったことへの自戒は感じられない。
秒読み段階に入ってきた都議会委議員選挙にこの「決断」のタイミングを合わせたことは間違いない。ウルトラCでも出せれば、都民ファーストは必ず躍進する。しかし、小池都知事の出した答えは「築地は守る、豊洲を活かす」という「いいとこ取り」で、「決断」というより「八方美人の玉虫色見解」に近い。
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
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いつまでも豊洲の不安を煽るな! 「大日建設の社長日記(2017.3.20)」より
(※mono....前略、詳細はブログ記事で)
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昨日19日には、都議会の百条委員会で豊洲市場の用地取得を巡って証人に立った浜渦武生・元都副知事の発言が注目されました。豊洲移転交渉の鍵を握っていたとされるだけに、迫力と自信ある姿勢で当時の東京ガスとの「水面下の交渉」の状況が明らかにされ、交渉の裏話しとして、
「まず、受け入れ側の江東区が『東京都はいつも迷惑施設ばかりもってくる』と厳しくお叱りを受けました」と明かし、「江東区は、目玉になるものがないと。ゴミ清掃車がたくさん走るから道路も傷むので整備をして欲しい。賑わいをつくって欲しいということでした」、「区長にもお目にかかりまして、確かに悪魔の囁きをしました。江東区は人口急増区でしたから、区民福祉に困っていました。学校などの教育施設、病院ですとか、当初の計画が住居中心でしたので、市場が来て築地のような場外(市場)を作ってはいかがですか、と囁きをしました」と証言していました。
かねてから、「水面下の交渉」に問題があるように報道していましたが、何ごとにも根回しや打診は必要なもので、最初から世間にオープンにして始まることは無いはずです。とにかく勝負ありの印象ですが、「マスコミは豊洲の不安を煽るな」、都知事はマスコミの支持をいいことに、都民や築地の業者に迷惑をかけるなと申し上げたいものです。今日は百戦錬磨の石原元都知事が喚問されますが、浜渦氏以上に迫力ある答弁で都議らとの格の違いを見せて欲しいものです。
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政争の具にされた豊洲汚染水問題 「Social Chemistry(2017.3.20)」より
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1)豊洲移転問題は、元々二つ存在した。一つは敷地の購入や建設に関係した不正があったかどうかであり、もう一つは築地から豊洲に移転すべきかどうかである。前半の問題について、不正がありそうだと小池東京都知事が考えて、それを明らかにしようとする当初の努力は評価できるだろう。(補足1)しかし、後者、つまり食の安全から考えて直ちに移転すべきではないと判断したことは間違っていた。食の安全が脅かされるという根拠は何もないからである。
都知事は、両者の区別を明確にし、最初から計画通り豊洲に移転すべきだったのだ。問題を大きくして、敷地購入や建物の建設に絡んで不正を働いたものたちを追い詰めようと考えた、政治的策略がおろかだったのだ。この問題の議論か口論かわからない騒ぎを見ていると、現在の政治の特徴が見える。つまり政治の舞台には科学も論理もない。それは有権者一般に、科学に対する知識も畏敬の念もないからである。
「豊洲から採取した水から環境基準の100 倍のベンゼンが検出された」という事実は正しいだろう。しかし、その結果から何が言えるのか。そもそも検査した水は、法に水質基準が定められた地下水なのか?そして、その検査は何の為に行ったのか(行うのか)?それらさえ明確にせずに議論(口論)し、報道機関はそれらをそのまま報道している。
繰り返しになるが、この豊洲に移転するかしないかという問題との関係で、この水質検査の結果を正しく理解する原点は、先ず何を目的に地下から水を採取し、検査しているのかを明らかにすることである。目的が定まらなければ、水の採取方法も決まらないし、その結果の評価もできない。
つまり、市場が豊洲に移転した場合、一連の検査結果から考えてどのような不都合を生じるのか、都知事は根拠を明らかにすべきである。「不安を抱く都民の気分の問題だ」というのは、あまりにも非論理的非科学的な台詞だ。また、東京都の関係者は、何故検査に供する水の採取方法を替えたのか、その根拠を論理的に説明すべきである。「もうそろそろ豊洲移転を決定したい都知事を困らせるためだ」とは言えないだろう。
2)地下水とは広義には地下に存在する水のことだが、公の場で科学的に議論する場合は帯水層よりも下部に存在し重力によって流れる水である。(補足2)単に土壌に存在する土壌水や、廃棄物処理場の土壌に含まれる保有水は、地下水とは呼ばない。環境基本法やそれに付随した文書にある水質基準は、自然環境中を循環する帯水層以下の地層中を移動する水、地下水、を対象にし、その目的は飲用に供した場合に健康を害しないことである。(補足3)
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
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豊洲、再び高濃度有害物質=ベンゼン100倍、シアンも-小池氏、慎重に移転判断へ 「時事ドットコム(2017.3.19)」より
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東京都は19日、豊洲市場(江東区)の地下水再調査で、環境基準の100倍に当たるベンゼンや同3.6倍のヒ素が検出されたと発表した。不検出が基準のシアンも23地点中18地点で出た。同日開かれた土壌汚染対策の専門家会議(座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)に報告した。
基準の79倍のベンゼンが出た前回の第9回調査に続く高濃度の有害物質検出に、小池百合子知事は同日、都内で報道陣に「非常に重く受け止める」と表明。その上で、専門家会議などの助言を得ながら、移転可否を慎重に判断する考えを示した。
同会議は調査結果について、地下水位を一定に保つ排水システムが昨年10月に本格稼働したことで、地下水の流れが変化し、局所的に残っていた有害物質が流出したことが主因と推測。さらに調査を続ける方針を確認した。
(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)
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小池百合子はなぜ豊洲問題を作ったのか 「BLOGOS-」より
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小池都知事の豊洲移転延期について、都議会予算特別委員会で自民党が追い込みをかけ、NHK首都圏ニュースが詳細に報じるようになりました。あとはこの事実がじんわりと小池都知事の支持率を奪っていくでしょう。
これまでずっと疑問だったのは、「なぜ小池都知事は"豊洲問題"を作ったのか」です。
豊洲の安全性については舛添都知事がそれまでの厳しすぎる除染目標を取り下げ、実質上の安全宣言をしています。費用がかかりすぎたのは土壌汚染の危険を騒ぐ移転反対派を黙らせるためであって、反対派が費用のかかり過ぎを責める立場ではないのです。だから普通に考えて、豊洲移転は問題ではなかった。
なのになぜ、そこに問題があることにしてしまったのか。
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続き |
知事の移転反対理由は共産党都議団の主張とうり二つなので、おそらく彼らに騙された(もしくは騙されたふりをしている)のでしょう。ではなぜ、常識的な社会人なら手を結んではいけないとわかっている共産党に近づいたのか。
以下は私の憶測です。何の証拠もありませんが、後知恵で辻褄のあうストーリーを書いていきます。
小池百合子が都知事選に出馬するとき、足元の自民党都議団とケンカ別れをする形で華々しいデビューをしましたが、当初はメディアの扱いは冷淡でした。それは、彼女が自民党の大臣を歴任してきたこと、郵政選挙で元祖刺客候補の役割を演じたことが、野党寄りのメディアにとって気に食わない存在だったからでしょう。
しかし、自民党との対決が本格的になり、鳥越候補がスキャンダルで当選の目がなくなった途端、小池はアンチ自民党の騎手として浮動層の圧倒的支持を獲得し、メディアもそれに乗っかりました。はっきり言って左翼メディアは自民党を不利に追い込める素材なら何にでも飛びつくものです。それは、今回の籠池騒動でも歴然としましたね。
その後の小池知事に対する左翼メディアの支援は相当なものでした。彼女が都議会で悪しき自民党を懲らしめ、五輪を仕切る森喜朗を叩き、日本政界に新しい風を吹き込んでくれるに違いない…TBSテレビを筆頭とする左翼メディアは毎日のように小池礼賛番組を流して情弱視聴者を誘導しました。
ここが小池さんのターニングポイントでしたね。嗅覚鋭い小池さんは、左翼の喜ぶことさえすれば人気はうなぎ登りになることを知った。そこで、左翼的政策で都議会を乗っ取って中央政界に華々しく復帰、という筋書きを考えた。
幸か不幸か、都知事の職には「上司」がいない。どんな政策をぶち上げるのも思いのままです。
そこで、共産党の政策ですよ。それまで誰も一顧だにしなかった派手な政策で自民・民進との差別化を図り、メディアに礼賛される方角――それが、共産党に乗っかることでした。
とまあ、こんな感じの推理です。
それにしても、共産党の政策を採用するなんてひどく分の悪い賭けですよね。こんなのが長続きするはずがない。小池さんは都議選で大勢力を作ったら方向転換するつもりだったのでしょうか?
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<豊洲市場>移転延期補償は90億円台半ば 最終調整
毎日新聞 1/26(木) 11:42配信
東京都の築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転延期に伴う市場業者への補償について、都が総額90億円台半ばの新年度補正予算案を組む方針で最終調整に入ったことが26日、関係者への取材で分かった。2月開会の都議会定例会に補正予算案を提出する。
引っかき回すだけ引っかき回しておいてこの始末か。
豊洲問題に関して、このブログでもう取り扱うつもりはなかった。
築地移転延期と、豊洲の問題は何処へ行く(2016/9/13)
前回、「徹底的に原因究明をした上で、移転するしか無い」と結論づけたからだ。
もちろん、先頃、「基準値を超える有害物質」が出てきた事は承知している。だが、それだって、意味のある数値かどうかという話。
豊洲の基準超える有害物質、専門家「安全性に問題ない」
2016年9月29日21時20分
東京都は29日、豊洲市場(江東区)の地下水から環境基準を超えるベンゼンとヒ素が検出された、と発表した。基準超の有害物質が検出されたのは、土壌汚染対策工事を終えた2014年以降の都の調査では初めて。専門家は「安全性に問題はない」とみている。
この「環境基準を超える」というのが問題なのだが、まず、データの出方が極めて不可解である。
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
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「豊洲は危険」はありえない 「岐路に立つ日本を考える(2017.1.22)」より
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豊洲新市場予定地における9回目のモニタリング調査結果が公表され、ベンゼンが環境基準値の79倍という結果が公表されました。これまでの8回と明らかに異なる結果ゆえに衝撃が走ったのは当然だと思います。ただ、これを受けて今までの8回の調査結果が杜撰だったのではないかとの疑いも持たれていますが、そこに短絡的に飛びつくのはどうかと思います。
この問題を考えるにあたってまず理解しておくべきことは、微量のベンゼンが観測されることがあったとしても、環境基準の79倍というのは通常の環境ではどう見てもありえない、不自然に高すぎる数値だということです。
土壌汚染対策法上では、50センチの遮蔽層を設ければよいとされているところで、豊洲ではまず2メートル掘り下げて土を全面的に入れ替え、さらにそこに2メートル50センチの盛土を行っています。棟の下は確かに50センチの遮蔽層しかありませんが、これにしても土壌汚染対策法で規定された遮蔽層を設けていることから、それより下にあるとされる汚染物質が遮蔽層を超えて漏れ出てくることは通常ではありえない話です。なお、土壌汚染対策法は地下水を飲用水に用いることがあることを前提に、飲用水としての環境基準を確保できるように決められているものです。仮に漏れ出ることがあったとしても、その制限値を超えることはありえないでしょう。土壌汚染対策法がザル法なのではと疑いを向ける方もいるかもしれませんが、だとしたらこれまでにも土壌汚染対策法に則りながら環境調査を行った際に問題が発生しているケースがいろいろと出てきているはずですが、そのようなことは皆無であるわけです。つまり、今回のケースだけがあまりに例外的すぎるわけです。
以前は稼働させていなかった排水ポンプを稼働させたことによって、地下水の動きが変わったのではないかという考えもあるようですが、それもありえないでしょう。排水ポンプでの排水中に環境基準を超えるようなベンゼンの検出は一切ないという事実との整合性が取れません。この排水中の具体的なベンゼン濃度の数値を調べてみたいと格闘しましたが、残念ながら私の検索技術ではネット上ではヒットしてくれませんでした。恐らくは環境基準(飲用水基準)の1/10以下だろうと思うのですが、この点についてわかるデータをネット上に公開してもらいたいものです。
以上の考察をもとにすると、今回の異常な観測結果は、異常数値が出れば豊洲移転が遠のくことを計算に入れた人為的なものである可能性が高いように思います。事前に井戸内にベンゼンを投入するような真似があった可能性も排除できないでしょう。私としては遮蔽層の土壌を採取して、そもそも土中に今回のような汚染が発生しうるベンゼン濃度があるのかどうかも調査すべきだと考えます。
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
「他にも隠してますね。まあ六価クロムとカドミウムは間違いないかと。あとは水銀」
というから驚くよ。
そもそも江東区の埋め立てには土壌補強目的でスラグ使ってたんだから六価クロムは出るわな。
年末年始と喉風邪を引いてしまい、声が嗄れていました。
J-CIA読者の皆さんはいかがでしょうか?ご自愛ください。
今回は、いまホットワードでもある「豊洲新市場移転」を取り上げたいと思います。
とはいえ、私はあの巨大な東京都の職員ではありませんでしたので、いろいろ各方面から聴いてみた事柄を中心に、ネタ元がバレないように(苦笑)書いていきたいと思います。
ここに書かれていることは、ほんの一部であるそれだけややこしい行政現場の縮図であることを念頭に置いていただければと思います。
それでは、始めましょう。
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東京地検特捜部をいれればいいんだよ 「二階堂ドットコム(2016.9.29)」より
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豊洲なんて「都議会議員も国会議員も含めて食っちゃいました」って話なんだから(笑)。日本人のよくないところは、そういうのをはっきり視聴者にわかるように言わないところ。「証拠はっていわれたらどうするか?」って?出るから大丈夫だよ。大事なのは、毎日訳もわからず騒ぎ続けることだよ。で、特捜さえ出てくりゃ、OK。
今回の問題のポイントは、まず、豊洲新市場移転までの手続きの不備と、都議会議員が絡んだ不正。安全性の問題を解決するのはもちろんのことだが、外部有識者専門家会議の決定を無視し、誰が、独自の判断をし、手続きを進めてきたのかです。浜渦と石原だろと思うけど(笑)
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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よくテレビに出ている森山も一級建築士というけれど・・・わかってます?あちこちに債務あるの。テレビ局の出演料を第三者債務差し押さえするっていってる人いるよ~ (※mono.--
森山高至氏のことか?)
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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移転中止より、贈収賄と東京都の闇を東京地検特捜部が暴くべきだろ。いま動かないでいつ動くんだよ。
26日付け日経新聞では、日本経済新聞の世論調査で、豊洲市場をめぐっての小池知事の一連の対応を、なんと「評価する」は85%と国民の支持を得ていることを報じています。
さらに、東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏に限ると「評価する」は91%と、世論調査とはいえ、驚異的な数値をたたき出しております。
(※mono.--中ほど略、詳細はブログ記事で)
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うむ、新都知事挨拶で自民党都議連から子供のようなガン無視対応をされました、都議会議長からは写真拒否というほぼ公開イジメに近い侮蔑的な扱いを新都知事が受けたのは、記憶に新しいところです。
新都知事の後ろには圧倒的多数で彼女を選択した数百万の都民有権者がいることを、そして彼女を支持している全国の国民がいることを、愚かにも都連自民党関係者は無視してしまい、見事に国民の逆鱗に触れてしまったのであります。
そして、築地から豊洲への移転延期を彼女が決断したところへ、たまたまか幸運(?)にもと表現してよいのでしょうか、盛り土の問題が出てきて、一気に世論はヒートアップいたします。
ただ、『豊洲』というパンドラの箱を開けたならば、「得体の知れない過去の利権や害悪がドロドロと流れ出」てきたのはよいのですが、その出方にとどまるところがない、『新潮』が指摘するとおり、「一方的に『劇場』の幕を下ろすのは簡単なことではない」ひどい様相となってしまいつつあります。
まず東京都の無責任体質が予想以上にひどく杜撰であったことが判明しつつあることです。
報道によれば、東京都は、建設前に提出された環境影響評価(アセスメント)の評価書に建物直下にも「盛り土を行う」という実態とまったく異なる虚偽の設計図を用いて、趣旨説明が記されていたことが22日、都への取材で分かりました。
なんと、高速道路や卸売市場など大規模な開発事業を実施する際に環境への悪影響を抑えるため建設前に義務付けられている「環境アセス」報告書が、技術的にでたらめであったのであります。
これにより、現在提出されている評価書は当然無効、都は専門家会議の安全性の検証を踏まえて評価書を変更する方針を余儀なくされます、内容次第では手続きに1年以上かかることも想定され、築地市場の移転延期期間にはさらに長期化することが避けれない致命的な問題が浮上してきたわけです。
(※mono.--中ほど略、詳細はブログ記事で)
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まとめます。
当ブログとしては、小池氏が「豊洲のパンドラ」の箱を開いたことを評価いたします。
考えてみれば、私も含めて多くの都民・国民は、小池氏が新都知事にならなければこの「豊洲のパンドラ」の詳細を、知る由はまったくなかったことでしょう。
その意味で、東京都の無責任体質が予想以上にひどく杜撰であったこと、設計変更の責任の所在すらなかなかつかみきれない自己管理能力の欠如が広く露呈したことは、小池氏の功績でありましょう。
橋下氏などは、どうせ豊洲に移転するとなれば安全性に問題なくば速やかに移転すべきだと、この問題に議論が拘泥しても「空騒ぎ」に終わるだけであると主張します。
政治的にはそのとおりなのかもしれません。
限られた小池氏の政治的リソースは東京都予算などより重要なテーマにそそがれるべきであり、いたずらに豊洲移転時期を遅らすことは、風評被害などの悪しき副産物ももたらし「百害あって一利なし」なのかもしれません。
しかし、ここは当ブログとして小池氏の対応を強く支持するものであります。
小池氏は「もう20年以上も揉め続けていた『豊洲』というパンドラの箱。得体の知れない過去の利権や害悪がドロドロと流れ出る中、一方的に『劇場』の幕を下ろすのは簡単なことではない」(週刊新潮)ことは覚悟の上のことでしょう。
多くの都民・国民はしかし、「得体の知れない過去の利権や害悪」をできうるかぎり出し切ることにこそ、今、小池新知事に期待をしているのだと考えます。
小池さんはこの姿勢を貫いていってほしい、当ブログはこれでよいのだと強く支持をいたします。
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【豊洲移転】「すしざんまい」が豊洲新市場温泉施設事業から撤退した理由 「二階堂ドットコム(2016.9.20)」より
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先日お伝えした豊洲新市場工事現場の作業員裏証言の続報。大手テレビ局社会部中堅記者B氏が必死に取材した録音テープが“大人の理由”でお蔵入りになるため、当サイトの読者の皆様だけに特別にお伝えする。今回は豊洲新市場本体ではなく、隣接する観光拠点「千客万来」についての内容だが、立地的には新市場と同じ土壌汚染問題を抱えている。昨年、この施設の管理運営を受注していた大手寿司店チェーン「すしざんまい」を経営する喜代村が、豊洲事業からの撤退を発表したのは記憶に新しい。
先に撤退を表明していた大和ハウス工業と同様に「近隣のお台場にある大江戸温泉物語の借地契約が更新されたのが約束違反」だと主張し、それが撤退の大きな理由だとしていたのだが・・・実は裏にはまったく別の深い事情があったという噂が囁かれているようだ。B記者が取材を進めていた関係者の証言をこっそりここだけでお伝えしよう。
東京都の築地市場(中央区)から移転する予定の豊洲市場(江東区)で、主な施設の下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、都議会公明党は20日、豊洲市場の水産卸売場棟の地下で採取した水から、環境基準では不検出であるべきシアン化合物が1リットルあたり0・1ミリグラム検出されたと公表した。
水は14日に採取し、民間機関に調査を依頼していた。青果棟や水産仲卸場棟からは検出されなかったという。ベンゼンやヒ素、六価クロムなどは環境基準を下回っていた。豊洲市場の土壌汚染対策に携わった「技術会議」の委員で、都環境科学研究所の長谷川猛・元所長は「検出されたのは汚染のないきれいな河川と同レベル。この値なら基本的には人の健康に影響はない」と話す。一方、元日本環境学会長の畑明郎・元大阪市立大大学院教授は「猛毒のシアン化合物が検出されたことは極めて重大だ。シアン化合物は揮発性があり、今回検出されたものはある程度、揮発した残りとも言える。地下にたまった水は地中から湧出(ゆうしゅつ)した地下水と考えられ、地中にはより高濃度で残っている可能性がある」と指摘する。
都や共産党都議団が13、14日に採取した検査では、環境基準を上回る有害物質は検出されなかった。都は「都の専門家会議が安全性を検証しており、現時点でコメントできない」としている。
最終更新:2018年11月18日 11:31