これについてアメリカのバイデン大統領は新たな挑発とは捉えていないという認識を示し、政権の高官も通常の軍事活動の範囲内だとして北朝鮮に外交を通じて関与していく姿勢を示しました。
韓国軍の関係者は北朝鮮が今月21日の朝に西部のピョンアン(平安)南道オンチョン(温泉)付近から巡航ミサイルと推定される2発を発射したと明らかにしました。
またアメリカの複数のメディアもアメリカ政府当局者の話として北朝鮮が複数の短距離ミサイルを発射したと報じました。
これについてバイデン大統領は日本時間の24日午前、記者団から「挑発だと思うか」と聞かれたのに対し「そうは思わない。国防総省によればいつものことだ。彼らのやったことに何も新しいことはない」と述べ、新たな挑発とは捉えていないという認識を示しました。
またバイデン政権の高官も電話会見で「弾道ミサイルを制限する国連安保理決議の制裁の対象にはなっていないもので、通常の軍事活動の範囲内だ。短距離システムのものだった」として同様の見解を示しました。
そのうえで高官は「大げさに扱うことは利益にならない。週末に起きたことは対話の扉を閉じるものではない。対話の扉が開いていないと受け止められる状況は望ましくない」と述べ、北朝鮮に外交を通じて関与していく姿勢を示しました。
バイデン政権は対北朝鮮政策の見直しを進めるとともに北朝鮮との接触を試みていますが、北朝鮮は「敵視政策を撤回しないかぎり無視する」としてこれに応じておらず、アメリカ側の出方を注視しているとみられます。
北朝鮮 金総書記 住宅着工式に出席 ミサイル発射にふれず
北朝鮮が巡航ミサイル発射 バイデン大統領 “挑発と捉えず”
2021年3月24日 19時20分
北朝鮮が今月21日に巡航ミサイルとみられる2発を発射したことが韓国軍の関係者の話で明らかになりました。
これについてアメリカのバイデン大統領は新たな挑発とは捉えていないという認識を示し、政権の高官も通常の軍事活動の範囲内だとして北朝鮮に外交を通じて関与していく姿勢を示しました。
韓国軍の関係者は北朝鮮が今月21日の朝に西部のピョンアン(平安)南道オンチョン(温泉)付近から巡航ミサイルと推定される2発を発射したと明らかにしました。
またアメリカの複数のメディアもアメリカ政府当局者の話として北朝鮮が複数の短距離ミサイルを発射したと報じました。
これについてバイデン大統領は日本時間の24日午前、記者団から「挑発だと思うか」と聞かれたのに対し「そうは思わない。国防総省によればいつものことだ。彼らのやったことに何も新しいことはない」と述べ、新たな挑発とは捉えていないという認識を示しました。
またバイデン政権の高官も電話会見で「弾道ミサイルを制限する国連安保理決議の制裁の対象にはなっていないもので、通常の軍事活動の範囲内だ。短距離システムのものだった」として同様の見解を示しました。
そのうえで高官は「大げさに扱うことは利益にならない。週末に起きたことは対話の扉を閉じるものではない。対話の扉が開いていないと受け止められる状況は望ましくない」と述べ、北朝鮮に外交を通じて関与していく姿勢を示しました。
バイデン政権は対北朝鮮政策の見直しを進めるとともに北朝鮮との接触を試みていますが、北朝鮮は「敵視政策を撤回しないかぎり無視する」としてこれに応じておらず、アメリカ側の出方を注視しているとみられます。
北朝鮮 金総書記 住宅着工式に出席 ミサイル発射にふれず
北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)総書記がピョンヤンで住宅建設の着工式に出席したと24日朝伝えましたが、これまでのところミサイルの発射については明らかにしていません。
24日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、23日、ピョンヤンで住宅1万戸を建設する工事の着工式が行われ、キム・ジョンウン総書記が出席したと伝えました。
この中でキム総書記は「超高層住宅の建設で、国家の潜在力と人民の創造力が改めて誇示されるだろう」と述べ、その後着工を記念した発破が行われたということです。
一方で北朝鮮は、ミサイルの発射についてこれまでのところ発表していません。
ただ北朝鮮は今月、キム総書記の妹のキム・ヨジョン(金与正)氏がアメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習を非難する談話を出したほか、北朝鮮外務省のチェ・ソニ第1次官がバイデン政権に対し「敵視政策を撤回しないかぎり、無視する」とする談話を発表し、アメリカに反発する姿勢を示しています。
韓国軍関係者「21日の朝 2発発射を把握 巡航ミサイルと推定」
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続き
アメリカの複数のメディアが、北朝鮮が先週末、短距離ミサイルを発射したと報じたことに関連し、韓国軍の関係者は、発射は今月21日の朝で、西部のピョンアン(平安)南道オンチョン(温泉)付近から巡航ミサイルと推定される2発を発射したことを把握していると明らかにしました。
通信社の連合ニュースは、ミサイルは朝鮮半島西側の黄海に向けて発射されたと伝えています。
また韓国軍の関係者は、飛行距離など詳しいことは分析中だとしています。
さらに韓国軍は、アメリカとの緊密な協力のもと、北朝鮮のミサイルに関する動向を常に把握していると強調する一方で、これまで情報を明らかにしなかった理由については「北に関連するすべての情報を公開するわけではない」としています。
加藤官房長官「米韓と連携しながら警戒監視に全力」
加藤官房長官は、午前の記者会見で「北朝鮮の軍事動向については、平素から重大な関心持って情報収集、分析に努めているが、事柄の性質上、個々の具体的な情報の内容について答えることは、これまでも差し控えてきたところだ。引き続き、アメリカ、韓国と緊密に連携しながら、必要な情報の収集、分析、警戒監視に全力を傾注していきたい」と述べました。
そのうえで「弾道ミサイルでないかなど、具体的な内容については、事柄の性質上、答えは差し控えさせていただいているが、日本政府として北朝鮮側に抗議をしている事実はない」と述べました。
防衛省 “短距離のミサイル発射 1年で複数回確認”
防衛省は「北朝鮮の軍事動向は平素から重大な関心をもって情報収集、分析に努めている。引き続きアメリカや韓国と緊密に連携しながら情報収集、分析、警戒監視に全力をあげる」としています。
防衛省関係者によりますと、北朝鮮による弾道ミサイルの発射が最後に確認された去年3月29日以降も、アメリカ大統領選挙の投票日直前の去年10月26日や、バイデン政権発足直後のことし1月22日など、複数回にわたってミサイルの発射が確認されているということです。
いずれも飛行距離が短く、日本側のレーダーには映らなかったということで、弾道ミサイルを制限する国連安保理決議の制裁の対象外とみられます。
防衛省関係者の1人はNHKの取材に対し「アメリカを過度に刺激することは避けつつ、ミサイル技術の向上を図っているのではないか」と話しています。
弾道ミサイルは去年3月が最後 それ以降は短距離巡航ミサイル
北朝鮮は、去年とおととしに弾道ミサイルを発射していました。
おととしは、5月から11月にかけて短距離弾道ミサイルなど、合わせて25発を発射し、このうち10月の発射について北朝鮮は、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイル「北極星3型」と発表しました。
このときは、日本のEEZ=排他的経済水域内に落下したとみられています。
去年は3月に短距離弾道ミサイルなどを合わせて8発発射し、このとき1回の発射で2発ずつを短い間隔で発射したことから、連射能力の向上を図ったものとみられていました。
これ以降は、弾道ミサイルの発射は確認されていませんが、去年4月には日本海に向けて、短距離の巡航ミサイルとみられる数発を発射していました。
最近の米朝関係 ”具体的な協議の進展みられず”
北朝鮮はアメリカのトランプ前政権と3回にわたって首脳会談を行いましたが、非核化をめぐる立場の隔たりは埋まりませんでした。
おととし10月には、スウェーデンで米朝の実務者協議が行われましたが、北朝鮮はアメリカの姿勢に変化がないとして、「協議は決裂した」と主張し、その後、具体的な協議の進展はみられないままです。
キム・ジョンウン総書記は、ことし1月の朝鮮労働党大会で、アメリカを「最大の敵」と呼んで、バイデン政権を念頭に対決姿勢を示しました。
ただ、キム総書記は「新たな米朝関係を樹立するかぎは、アメリカが敵視政策を撤回することだ」とも述べ、対話に含みを持たせました。
今月になると、キム総書記の妹、ヨジョン氏がアメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習に反発する談話を発表し、バイデン政権をけん制していました。
一方、バイデン政権は先月から北朝鮮との接触を試みていると明らかにしていますが、これに対し北朝鮮外務省のチェ・ソニ第1次官は、「敵視政策を撤回しないかぎり、無視する」と談話を出し、反発していました。
北朝鮮情勢に詳しい専門家「アメリカの反応探りたい意味も」
北朝鮮情勢に詳しい南山大学の平岩俊司教授は発射について、訓練など通常の軍事活動の可能性も指摘した上で「今のタイミングでの発射は米韓合同軍事演習と日米・米韓の『2プラス2』への抗議や、ブリンケン国務長官がここ数週間以内に北朝鮮政策の見直しが完了すると明言したことについて、アメリカの反応を探りたかったのではないかという意味も込められていると思う」と分析しました。
そして「いまの段階でいきなり弾道ミサイルの発射や核実験は難しいだろう。バイデン政権の北朝鮮政策の見直しが明らかになったタイミングで、内容が到底受け入れられないと判断すれば、国連安保理の決議に違反する弾道ミサイルの発射や核実験を行う危険性はあるだろう」と述べました。
また、対立が深まっているアメリカと中国の関係を北朝鮮がどう見ているかについて触れ「米中関係によっては中国がアメリカと協力して北朝鮮にプレッシャーをかける可能性もある」と指摘した一方で、米朝間で対話が進むような場合「中国が北朝鮮にブレーキをかけさせるかもしれない」とも述べて、北朝鮮が米中両国の動きを注視しているという見方を示しました。
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「北朝鮮ミサイル発射の模様」という速報は誤り 「NHK(2018.1.16)」より
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16日午後6時55分ごろNHKのニュースサイトとNHKの「ニュース・防災アプリ」に「北朝鮮ミサイル発射の模様」という速報が出ましたがこれは誤りでした。
北朝鮮からミサイルが発射された事実や政府が、Jアラート=全国瞬時警報システムの情報を出して避難を呼びかけた事実はありません。これは速報をネット上に配信する装置を誤って操作したものでした。大変申し訳ありませんでした。
だそうだ。
海外でも報道されてる。これはCNN。
こっちはRT
これって、ただの誤りではすまない問題。
もちろん、NHKは軍と直結していないから(多分)、直接応戦に結びつくことはないんですが、この偽のアラートに引きずられて、各地が臨戦態勢みたいになってしまったら、それ自体が相手にとっては臨戦態勢を呼び起こす引き金になる。
冷戦時代にもこういうことがあって、しかしその時のソ連、中国の担当者が冷静で、これはおかしいと判断して応戦せず、したがって私たちは核戦争を体験しないで済んだ。
第一次世界大戦の独ソもそうでしたね。ソ連が動員をかけたらドイツは自動的に動員かけないと、万一本気の戦争になったら間に合わない。だから対応しちゃう。
こういうことを防ぐためには、軍事同士にホットラインがあることがまず重要。偽のアラートでどちらかの国民がわーわー言っても、それを適正な部署が直ちに訂正できるようになっていれば問題は起きないから。
しかし、北朝鮮と極東方面の米軍にはそれがないわけでしょ。そんな危険な世の中に住んでいるんですよね、私たちは。そこで、毎日毎日、対話はノー、対話はノー、圧力、圧力とやっていれば、誤りをきっかけに応戦しちゃう際のハードルが下がる。
というわけで、いろいろ考えると恐ろしい世の中にいるとしか言いようがない。
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
【
偽旗作戦 】
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ハワイで弾道ミサイルの緊急警報が誤送信というのは本物 ~ミサイル発射を北朝鮮の仕業にして戦争に持ち込む偽旗攻撃の失敗~ 「シャンティ・フーラの時事ブログ(2018.1.16)」より
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竹下雅敏氏からの情報です。
ハワイで弾道ミサイルの緊急警報が誤送信されたニュースですが、以下の記事によると、実は実際にミサイルが発射されており、発射直後に迎撃されたとのことです。ミサイル発射によって位置が特定された原子力潜水艦は、破壊されたとのこと。
ミサイル発射を北朝鮮の仕業にして、戦争に持ち込む偽旗計画が失敗したようです。
フルフォード氏も、“ミサイル警告は本当であった”と言っています。記事の中に“同盟”という言葉がありますが、これはコーリー・グッド氏が言及していた地球同盟のことではないかと思います。宇宙人を含まない地球人の同盟で、カバールに対峙しているということでした。
“続きはこちらから”以降の記事は、今回の偽旗計画に関与した者の言葉と、彼らに対する警告だと見て良いでしょう。偽旗攻撃を実行しようとしたのが、カバールであるのは明らかですが、より具体的には、表のイルミナティの側に属する者たちです。表のイルミナティは、イエズス会、P2メーソンにコントロールされています。彼らの上に居るのが、アルコーンたち(ゾロアスターの13家)、その上にキメラグループ、そしてこれらの連中と同盟関係にあった古代地球離脱文明のオメガのグループです。
キメラグループは、すでに滅ぼされており、今回の件でオメガのグループも滅ぼされました。
記事では、“同盟は今、いわゆる深い地下軍事基地を積極的に探している”と書かれており、事実上、地下で戦争状態であると考えて良いでしょう。なのでしばらくの間、各地で地震が多発するかも知れません。不用意な行動を取れば、次に処刑されるのはゾロアスター13家、そしてバチカン関係者、最後に表のイルミナティでしょう。
スプートニクにあるフランシスコ法王の言葉は実に白々しいもので、戦争を引き起こそうとしている者自身が、このような戯言を述べています。彼は死刑に値すると考えて良いでしょう。
(竹下雅敏)
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“ミサイル発射”誤配信 ハワイ州が陳謝 「NHK(2018.1.14)」より
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アメリカ・ハワイ州で13日午前、北朝鮮からハワイに向かってミサイルが発射された際に避難を呼びかける警報メッセージが住民らに誤って送られ、ハワイ州当局は、担当者が誤ったボタンを押してしまった人為的ミスが原因だったとしたうえで陳謝しました。
アメリカ・ハワイ州で、現地時間の13日午前8時7分(日本時間14日午前3時7分)、北朝鮮からハワイに向かってミサイルが発射された際に住民や観光客に対して避難を呼びかける警報メッセージが携帯電話に送られました。
メッセージでは「ハワイへの弾道ミサイルの脅威。すぐに身を隠してください。これは訓練ではありません 」という内容で緊急の対応を呼びかけました。
その後、誤作動だったことがわかり訂正されましたが、メッセージを受けて住民らが一時避難を始めたほか、地元メディアによりますと、ホノルル国際空港で搭乗手続きが一時中断されるなど、各地でさまざまな影響が出たということです。
これを受けて、ハワイ州のイゲ知事や州当局の責任者が会見を開き、誤作動の原因について、担当者が朝の引き継ぎの際に誤ったボタンを押してしまった人為的ミスだったとしたうえで、詳細についてはさらに調査を進めるとしています。
会見でイゲ知事は「多くの人に影響を及ぼし、苦痛を与えてしまったことを申し訳なく思う。誤作動が起きた過程を検証し、二度と起きないように全力を尽くす」と述べて陳謝しました。
ハワイの警報システム
今回、誤作動があった警報システムは、ハワイ州当局が州全土で独自に行っているシステムです。
海に囲まれたハワイ州で、津波や洪水など自然災害への注意を促すために運用が始まりましたが、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への脅威の高まりを受けて、去年11月から弾道ミサイルにも対応するようになりました。
警報メッセージは、携帯電話やテレビの字幕、高速道路の電光掲示板などに瞬時に流れ、住民らに避難を促すようになっています。
現地は一時騒然
現地で撮影された映像には、乗用車を運転している最中にカーオーディオから避難を呼びかける音声が流されている様子が映っています。
音声は「屋外にいる人はシェルターとなる建物を探してください。建物の中にいる人は窓から離れてください。これは訓練ではありません。すぐに行動してください」と繰り返し流されていて、緊迫した様子が伝わってきます。
また、屋外にいた大勢の大学生が走って校舎に避難していく姿やワイキキにあるホテルのロビーに宿泊客が殺到する様子も映っていて、現地は一時、騒然としていました。
ゴルフの選手も
ハワイでは13日、男子ゴルフのアメリカツアーの大会が開かれていて、大勢の選手が集まっていました。
この大会に参加していた選手の1人、ジョン・ピーターソンさんはツイッターに「風呂場の浴槽の中でマットレスの下に妻や子どもと隠れている。神様、このミサイルの脅威がうそでありますように」と投稿したあと、警報が誤作動だとわかると、さらに、「どうやったら間違ったボタンを押せるんだ」とか、「弾道ミサイルにあたらなかったことはよかった」などと投稿していました。
一方、ハワイ出身の女子ゴルフ選手、ミシェル・ウィー選手も「心臓が止まったかと思った」とツイッターに投稿し、当時の衝撃を表現していました。
VIDEO
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北朝鮮、性能向上させたICBM発射計画 「共同通信(2017.10.9)」より
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北朝鮮が発射実験を計画のICBM、推進力強化で到達距離など性能高めたものと北朝鮮訪問終えたロシア議員。
3名無しさん@涙目です。(東京都) [KR]2017/10/09(月) 20:18:22.59ID:NxPeWmhY0
とりあえずグローブはめた
4名無しさん@涙目です。(茸) [CL]2017/10/09(月) 20:18:24.31ID:a8YF+NQk0
明日の朝かな
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
米軍基地がある戦略的な拠点なので、北朝鮮のミサイルが落ちる可能性は否定できません。
この記事では、三沢基地にミサイルが落ちたら被害範囲はどこまでなのか?とまとめました。
この緑の範囲が、爆心地から半径60キロ圏内となります。青森県三沢を中心に、青森市や十和田湖、二戸、八戸も被害範囲と鳴っています。
東京に落ちた場合のシミュレーション
VIDEO
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
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冷静に物事を判断できない人たち 「二階堂ドットコム(2017.9.15)」より
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A「クリスティーナが、家族にそこは危ないから避難しろっていわれたってツイートで書いてるの」
私「はぁ、どこのどちら様ですか?クリスティーナ。女か。かわいければいいけどブスなら国外退去処分相当だな」
A「日本は沈められます大変です、って書いてあるんだよ」
私「そうですか、東京市場を崩して、世界大恐慌。すごく株を売りまくっているんだろうねきっと。うん、まだ言ってもわからないかもしれないけど、日本がなければ世界は成り立たない。もっといえば、そのハンガリーだかハングリーだか知らないバカ女と、俺どっち信用できる?俺は各国政府にも近いし、それよりも何よりも、自分の利益が第一で逃げ足は尋常じゃないくらい速い。いつでもありとあらゆるルートで東京脱出できるし、衛星携帯電話も常にもってる。その人が、ボケーッと仕事忙しいと言って毎日東京にこもってキーボード打ちまくってるわけですよ。BBC聞きながら。いろんな奴の情報もらって、原稿の直しを何回もやって、そのほかにサイト運営やら何やらやってるわけさ。その俺が、東京にいます。特になんのアクションも起こしてません。さぁ、あなたはどう考える?俺は分からないよ。そのハンガリーだかハングリーだかのねーちゃんの言うことを信じるあなたが分からない。冷静に考えれば分かることだろ」
A「そうだよね・・・」
私「聞いてくる前によく考えたほうがいい。じゃぁわかった。確実にミサイルが飛んでくるとしよう。それぞれ、1週間、1日、15分のリミットしかないとする。どうする?」
A「15分はあきらめるけど、他は、どっか違うところに行く」
私「じゃぁ、日本の都市圏全部攻撃するって言ったら?」
A「田舎に行く」
私「いってどうするの。その先」
A「じゃぁ海外かな。わかんない」
私「考えるだけ無駄だ。ちゃんと勉強してバイトして真面目に生きる以外ないの。そんなに心配なら、海外に逃げても3ヶ月くらいはもつくらいのカネをユーロとかドルとかポンドに分散して持っておけよ。大体だな、バカの言ってること聞いても、一円にもならんじ?で、いざ飛んでくるとしても、騒いだところでどうしようもない。まぁ、本当に危ないときは、俺はとっとと安全地域に避難完了するから、連絡が取れなくなったら、ヤバいと思っていいかもしれないな。着弾15分とかなら面倒だから逃げない。障害が残って生きるなら死んだ方がマシ。それ以外だったら即時に避難する。衛星携帯電話は最優先接続だし、連絡には困らないし」
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続き
A「えー教えてよ」
私「教えても意味ないもの。言ったところでオロオロして終わりだよ。変な頭のくだらないデブがグダグダ抜かしてるの考えてもしょうがないだろ。あの国は、毒ガスで皆殺しにすればいいんだよ。一番平和的な解決策は、最大兵力を最初から全投入して、なんとか条約もクソもなく、サリンだVXだと撒きまくってとにかく皆殺しにすること。それやらないなら意味が無い。忙しいんだからつまんないことでLINEしてくるな。」
俺は会議に出ていた。「・・・我が国の緊急避難時、総理大臣、内閣官房長官の避難路確保においては○○の××、陸上自衛隊の・・・」
LINEの画面を閉じる。誰だろうと教えられない。生き残って相手を皆殺しにする覚悟と、ありとあらゆるコトに精通していて能力のあるヤツだけが生かされる。
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北朝鮮ミサイル、「1000キロ延伸」の深い意味 「東洋経済(2017.9.15)」より
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北朝鮮が9月15日朝、再び中距離弾道ミサイル「火星12」を発射した。このタイミングでの発射には、国連安全保障理事会が11日に採択した対北朝鮮制裁決議に対する反発があるのは明らかだ。
北朝鮮の朝鮮中央通信は14日朝、9度目となる国連安保理の新たな制裁決議について、「朝鮮アジア太平洋平和委員会」の声明として、「極悪なでっち上げ」としアメリカ、日本、韓国を名指しして非難。日本に対しても「日本列島を核爆弾で海の中に押し込むべき」「上空を飛び越える我々の大陸間弾道ロケットを見ながら未だに意地悪く振る舞う日本の奴らにはっきりと気概を示すべき」と伝えていたばかりだった。
■「草を食べてでも核ミサイル計画を放棄しない」
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「北朝鮮は草を食べてでも核ミサイル計画を放棄しない」。ロシアのプーチン大統領が9月5日、新興5カ国(BRICS)首脳会議が開かれた中国・福建省アモイで、こう指摘した通りだ。北朝鮮には核ミサイル開発の凍結や放棄は選択肢としてありえないことが改めて明らかになった。
国際社会がどんなに圧力をかけようとも、たとえ国民がどんなに飢えようとも、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は屈していない。金日成、金正日、金正恩の各指導者は3代にわたって過去50年間、核ミサイル開発に邁進してきた。新たな経済制裁措置は、核ミサイル開発を強行する北朝鮮に対する国際社会の強い政治的なポーズにはなっても金正恩氏を止めることはできないのである。
現在の北朝鮮は米国の強い反発がありながら、1960年代に核ミサイル開発に邁進し、1970年代初めに「核保有国」としてアメリカと手打ちをした中国と同じだ。
北朝鮮は既に、米国との交渉で平和条約や不可侵条約といった「体制保証の約束」を得るよりもむしろ、米中枢部を直撃できる核弾頭搭載のICBMを先に完成させた方が米国との交渉で優位になり、体制の保証に役立つと考えている。
北朝鮮としては、ICBMの完成と実戦配備で米国本土やアジアの米軍拠点を早急に攻撃できるようにした方が朝鮮半島での米軍の行動を抑止できるとの判断がある。
また、34歳の若き独裁者の金正恩氏にとって、米国本土に着弾できる小型化された核弾頭搭載のICBMの完成は、内政面で自らの権威付けや箔付け、実績作りに役立つ。特に祖父や父と比べ、カリスマ性に欠ける金委員長にとって、「核ミサイル」は自国民の国威発揚を図り、内政固めや自らの求心力を高める強力な武器になっている。
■前回より1000キロも伸びた
今回の発射は、その北朝鮮の朝鮮中央通信の予告報道通り、日本列島を飛び越えた。前回8月29日と同じ北海道の襟裳岬の上空を通過した。前回の飛行距離は約2700キロで、米軍の要衝グアムまでの飛行距離3400キロには届かなかった。こうした日米韓間で沸き起きた「弱点」指摘を抑え込み、グアムを射程に収めるミサイル技術を見せつけるために、北朝鮮は今回改めて火星12の発射実験を強行したとみられる。防衛省の発表によると、今回の飛行距離は約3700キロに達した。前回より1000キロも伸びたのである。
ただし、「配慮」も見せている。強硬路線をとる北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長だが、前回同様、日本の地上に与える危険と政治的影響を低減するために、北海道の襟裳岬の上空をわずかに通過する形で発射し、意図的に日本の領土を越える時間をできるだけ少なくしたとみられる。北朝鮮は今後も同じような飛翔コースを利用する可能性が高い。
ワシントンやニューヨークに届くICBMの発射実験をするならば、中国やロシアの上空を通過させなければいけない。北朝鮮はそうはせず、中国やロシアを刺激せず、千島列島やアリューシャン列島の南部の西太平洋沖に着弾させている。
北朝鮮は7月にICBMの「火星14」を2発発射したが、この際も、7月4日の1発目がアラスカやカナダといった北米の一部しか届かないとの指摘が日米韓で起きたため、同月28日に火星14を再び発射し、飛行距離と飛翔時間と最大高度をあえて高めてみせている。
米本土を直撃できるというミサイル技術の向上をあえてみせたのだ。いずれも高角度で発射することで飛行距離を抑えるロフテッド軌道で発射し、日本上空を越えずに日本海に落下させていた。
■「火星13」「北極星3」の実験も行うはず
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続き
北朝鮮は2017年に入り、今回の発射で14回19発の弾道ミサイルを発射している。これまでに単段式でグアムを射程に収める中距離弾道ミサイル「火星12」に加え、2段式で米本土まで射程にするICBMの「火星14」を発射してきた。
しかし、これまでの北朝鮮の軍事パレードで登場した3段式のより強力なICBM「火星13」や、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」はいまだ発射されていない。10月10日には朝鮮労働党創建記念日を控えており、今後はこうした新たなミサイル戦力の誇示が予想される。
他人任せの国防では、間違いなく、そうなる(無条件降伏)。
■再び安倍総理がエンジン掛けているが、行く手を塞ぐ者達に遮られている。
既得権益と繋がっていては、利権が先行する。
だから本当に国益重視の総理や官邸なら、既得権益を主張する勢力と決別すべき時だ。
それが出来ない。
その先に、日本の未来が見えては来ない!
私が応援する幸福実現党は、8年前から【今日の日】を訴え続けて来た。
とうとう現実が目の前に来てしまった。
8年前から準備してたら、今のような事態には断じて成らなかった!
(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
/
【ロフテッド軌道】
北朝鮮ミサイル発射時に、耳にされた人は居られるかと思う。
ほぼ真上に打って、楕円軌道で戻って来る。
■宇宙空間に出て、大気圏に再突入するにはアシストする衛星が不可欠。
だが北朝鮮は、衛星を持ってはいない。
だから【中国の軍事衛星】がサポートしている。
そんな処からも、世界情勢を見なくては。
(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
【EMP爆弾(電磁波爆弾)と太陽フレア(磁気嵐)】
どちらも同じ。
爆発地点が、近いか遠いか、だけ。
EMP爆弾(電磁波爆弾)に関しては、過去に述べている。
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
}
やはり、やらせだった。
日本に嫌がらせをするのが目的だったみたいだ。
北朝鮮がわざわざ、どこどこにミサイルを飛ばすなどと、アメリカに伝えたのはおかしすぎた。
北朝鮮の脅威を利用したアメリカ合衆国の謀略だった(人をあざむくようなはかりごと。秘密裡の政治工作等により相手国の行動に影響を与える(謀略活動),などの活動)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出典:北朝鮮ニュース
罕见!平壤机场有一航班飞往横田美国空军基地
機械翻訳))平壌の空港は横田空軍基地行きの航空券を持っています
国際情勢民間航空リソースネット 2017年8月10日午前18時51分シェア
画像:フライトディスプレイ8月10日、平壌の情報日本横田空軍基地に非常にまれな直行便の登場。
民航資源ネット2017年8月10日のニュース:写真は北朝鮮のニュースネットワークは、ショーを得た破った、8月10日朝、飛行機は日本横田基地に駐留米軍に、平壌国際空港から離陸しました。
ノンストップ便を飛ばすために、日本、北朝鮮は、米軍基地に特に便は極めて稀です。
この写真を共有ソースは、彼らが飛行に韓国系カナダ人の司祭林Xianzhu(リム・ヒョン洙)
を運ぶことができると考えていると述べました。
朝鮮中央通信は9日、予想外のニュース林Xianzhuに北朝鮮当局のリリースを発表しました。
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安倍首相公邸泊、ミサイル把握か=野党が指摘-衆院委 「時事ドットコム(2017.8.30)」より
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「安倍晋三首相が公邸に宿泊したのは、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した前日だけだ」。民進党の後藤祐一衆院議員は30日の衆院安全保障委員会で、政府の初動態勢に関しこう指摘した。西村康稔官房副長官は「常日頃から緊張感を持って情報分析をしている結果だ」とかわしたが、後藤氏は北朝鮮に見抜かれるとして「普段から公邸に泊まった方がいい」と助言した。
今月、首相が公邸に泊まったのは25、28両日のみ。いずれも翌早朝に北朝鮮がミサイルを発射しており、事前に兆候を察知していたとみられる。25日は夜の会合などを入れず、28日夜も公邸内で自民党役員らと会食したのみ。出席者の1人は「首相はあまり酒を飲まなかった」と話していた。(2017/08/30-18:16)
「逝きし世の面影」さんがまとめてらした。
安倍晋三が首相公邸に泊まるとミサイルが飛んでくる
わかっててやってるっつーわけですね。
(※mono....中略)
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■ メイ登場
ということで、メイ首相、突如訪日。イギリス側からの意向という報道があった。ここ。
英メイ首相の訪日 英メディアも関心持ち報道
何が出てくるんでしょうねぇ。
多分、中国の線で、本当の当事者は南北朝鮮とアメリカと中国だ、になると話がまとまってしまう可能性がある(トランプだし)。
それでは困る、というので、日本が騒ぎ、イギリスが騒ぎ、「国際問題」にしてサダム・フセインを追い詰めたように追い詰めようという算段じゃないっすかね。つまんないけど、それしかやりようないでしょ。ただ、それに中露が乗るわけねーだろ、な上に、ここにドイツも乗ってきている、というのも今回のポイントで、これはイギリスは二重にチョンボ状態なんじゃないっすかね。
さらに、この間から、イスラエルのネタニヤフが、イランは敵だ、イランはイスラエルを攻撃しようとしているのへちまのとロシアに言っていたが、ロシアが取り合ってないってな事情もここに重なる。
Russia's top diplomat has no information about possible attack on Israel
いろいろ興味深いことになってまいりました。
■ オマケ
日本の議会が、こんな質問をするのは、結構珍しい展開かも。疑問点はがんがん突撃した方がいいですよ。疑問だらけなんだから。
「安倍晋三首相が公邸に宿泊したのは、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した前日だけだ」。民進党の後藤祐一衆院議員は30日の衆院安全保障委員会で、政府の初動態勢に関しこう指摘した。西村康稔官房副長官は「常日頃から緊張感を持って情報分析をしている結果だ」とかわしたが、後藤氏は北朝鮮に見抜かれるとして「普段から公邸に泊まった方がいい」と助言した。
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誰かが儲けている 「日本は危機的な状態です!(2017.8.29)」より
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北ミサイルが日本上空を通過し円全面高。対ドル年初来高値視野との声も。
『東京外国為替市場では円が全面高。北朝鮮が発射したミサイルが日本上空を通過したことを受けて、リスク回避の円買いの動きが強まっている。市場関係者からは、円が対ドルで年初来の高値を目指す可能性があるとの声が出ている。
円は29日午前7時36分現在、主要16通貨全てに対して上昇。ドル・円相場は前日比0.7%安の1ドル=108円54銭で推移し、一時は4月18日以来の円高・ドル安水準となる108円34銭を付ける場面があった。
三井住友銀行の山下えつ子チーフエコノミスト(ニューヨーク在勤)は、「北朝鮮は先週末もミサイルを発射していて、週末明けてあまり強くは意識されていなかったと思うが、また撃ったということで反応が比較的大きく、円高方向に動いている」と指摘。「日本の国土を越えたということで、先週に比べるとやや緊張度が高い状態で、あらためてマーケットもリスクオフという反応になっている」と述べた。
菅義偉官房長官の緊急記者会見によると、午前5時58分ごろ、北朝鮮西岸から1発の弾道ミサイルが北東方向に向けて発射された。日本上空を通過し、同6時12分ごろ、北海道襟裳岬の東約1180キロの太平洋上に落下したと推定している。政府は国家安全保障会議を早急に開催し、対応を協議する。
JPモルガン・チェースの佐々木融市場調査本部長は、「現時点ではダメージはないが、投資家がリスク回避を始めると、タイムラグを伴って円高が進むだろう」と指摘し、円の売り持ち解消の動きが出るかもしれず、ドル・円は4月17日に付けた安値108円13銭を試す可能性があるとみている。
(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
ミサイル発射時刻などの情報が先に得られれば、儲けのチャンスも大きくなる。知らない人より取引で優位に立てるからだ。よって、この仕組みの中の人は、当然、北朝鮮のシンパになる筈だ。何故なら、北朝鮮が存在し、同じ事を繰り返す度に儲けがあるのだから。
これからも儲けを手放したくないから、北朝鮮に潰れて貰っては困る。その人は北朝鮮を守るために真剣に活動する。
北朝鮮を擁護し、平和が一番などと触れまわる人の中には、そういう人も多分いるのだろう。
4:30 ♪ピロリロリン~、ピロリロリン~・・・
男 「ああ、君か、朝早くから申し訳無い」
「大丈夫だ、昨晩は早めに寝たからね、もう目は覚めていたよ」
「ああ、急いて準備する。皆は夜通しでご苦労」
・・・男、バスルームで手早くシャワーを浴び、入念にシェービングをする
5:30 「ごちそうさま、そろそろ官邸に行く準備をしよう」
その頃、防衛省では
(※mono....中ほど略)
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首相が「ミサイル発射直後から完全に把握」などとおっしゃるから、こんな妄想に耽ってしまいました。(BGMはエヴァやシンゴジラの「ダーン、ダーン、ダーン」って曲ね。)
しかし、安倍首相、第一報で叩き起こされてから20分余りで官邸入り。すばらしい危機管理ですね。その為に昨晩は私邸に戻らずに、公邸で待機・・・ゲフン、ゲフン。
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日本はこのまま「北朝鮮の核ミサイル完成」を待つのか 「夏炉冬扇の記(2017.8.29)」より
(※mono....前後大幅に略、詳細はブログ記事で)
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私は、「日本人はこのまま北朝鮮の“核ミサイルの完成”を待ち、座して“死”を待つのだろうか」と本当に思う。当欄でも、私は長くこう書いてきた。「北朝鮮が核弾頭の小型化と起爆装置の開発を果たすまでが、日本人が生存できるリミットである」と。
多くの研究者が、「もはや北朝鮮は核弾頭の小型化を実現している」という中、あとは「起爆装置の開発」ができているかどうか、である。
言うまでもなく「核弾頭の小型化と起爆装置の開発」の成功は、「核ミサイルの完成」を表わす。その瞬間から、日本人は、「いつ、理不尽に、自分の命が失われるかわからない状況下に立つ」ことになる。
日本人は忘れやすいのであらためて記すと、北朝鮮はすでに、2013年4月、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」に〈わが国に対する敵対政策は日本の滅亡を招く〉という記事を掲載(4月10日付)している。
その中で、〈日本は我々の報復対象から逃れることはできない〉とし、攻撃対象として〈東京、大阪、横浜、名古屋、京都〉の「5都市」を挙げている。
記事はかなり詳細で、これらの5都市が日本の人口の「3分の1」近くを占めていることを理由に、〈われわれは、日本の戦争持続力を一気に壊滅させることができる。日本列島のすべてをわれわれは戦場とするだろう〉と主張していた。
この「宣言」は核ミサイルを前提にしている。そして今、いよいよその完成が「間近」となったのである。
本日早朝、グアム沖へのミサイル発射を予告していた北朝鮮は、突如、日本海方面に向けてミサイルを発射し、東北地方の上空を越えて襟裳岬東の太平洋上に落下したと報じられております。通告なしのミサイル発射ですので、事態は深刻です。
従来のミサイル発射実験では、日本列島を越えることはあっても、通信衛星の打ち上げといった名目で実施されており(2016年2月の実験では地球観測衛星“光明星4号”)、一先ずは、日本国政府への通告もありました。ところが、今般の発射では事前通告はなく、いわば、“奇襲”として行われたのです。それでは、このミサイル発射、国際社会においてどのような意味を持つのでしょうか。この問題は、政治問題なのか、法律問題なのか、という些か固い議論にもなりますが、本件の行為の意味付けは、国際社会における北朝鮮に対する措置にも大きく影響します。
今般の実験では、ミサイルに核兵器を搭載しておらず、この点からしますと、NPT等の核兵器に関する条約違反とは言い難い側面がありつつも、・・・(※mono....以下略)
(※mono....中略)
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その一方で、北朝鮮は、この問題を政治問題と見なしています。忘れられがちですが、2013年3月11日に、北朝鮮は朝鮮戦争の休戦協定を宣言しており、同国の主観に基づけば、既に米軍とは戦争状態にあります(米国の同盟国である日本国も仮想敵国…)。この立場に立てば、今般のミサイル発射も同国の戦闘行為の一環であり、“戦争状態”にありながら“戦闘状態”に至っていない状況となります。この状況は、1939年9月にナチスがポーランドに侵攻し、英仏も対独宣戦布告をしながら、凡そ8か月にわたって戦闘らしい戦闘がなかった第二次世界大戦の事例と類似しています。戦争初期の無戦闘状態は、当時、“奇妙な戦争”、“いかさま戦争”、あるいは、“まやかし戦争”と称されましたが、政治問題であるとしますと、アメリカが応戦を決意すれば、即、戦闘の火蓋が切って落とされることとなります。
(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
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今般の発射を受けて、日本国政府は、国連に対して緊急の安保理会合の開催を求めています。そして、ここで注目されるのは、同安保理における中国とロシアの出方です。果たして、両国は、上述した二つ内、どちらの立場において振る舞うのでしょうか。前者を選択すれば、陰に隠れて推進してきた北朝鮮支援政策を諦めねばならず、後者を選択すれば、アメリカとの直接対峙を覚悟しなければなりませんし、常任理事国でありながら“国連の敵”という矛盾した立場にも立たされます(中国の常任理事国入りは1971年のアルバニア決議による…)。
(※mono...以下略)
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
+
続き
本日(午前)5時58分ごろ、北朝鮮西岸より1発の弾道ミサイルが北東方向に向けてに発射されました。本弾道ミサイルは6時6分ごろ、わが国の北海道襟裳岬上空を通過し、6時12分ごろ襟裳岬の東約1180キロメートルの太平洋上に落下したものと推定いたします。現在までのところ、わが国の領域への落下物は確認されていません。また現時点において付近を航行する航空機や船舶への被害報告などの情報は確認されておりません。
安倍晋三首相には本件について直ちに報告を行ったのち、以下の通り指示がありました。情報収集、分析に全力を挙げ、国民に対し迅速、的確な情報提供を行うこと。航空機、船舶などの安全確認を徹底すること。不測の事態に備え、万全の態勢を取ること。ミサイルが通過したと判断される地域に重点を置き、落下物などによる被害がないか、速やかに確認すること。北朝鮮の今後の動向を含め引き続き情報収集、分析を徹底すること。米韓、関係諸国と連携し、引き続き緊張感をもって必要な対応を適時適切に行うこと。
政府においては官邸対策室で情報を集約するとともに、速やかにJアラート(全国瞬時警報システム)やEm-Net(エムネット)を活用して国民への情報発信を行いました。また緊急参集チームを招集し、対応について協議を行い、さらに国家安全保障会議を早急に開催し、情報の集約および対応について協議を行う予定であります。
北朝鮮は昨年以降、2回の核実験を行い、30発以上の弾道ミサイルを発射しており、今年に入ってからは新型の可能性のある物を含めた弾道ミサイルの発射を繰り返しています。
こうした中、今回発射された弾道ミサイルはわが国の上空を通過したとみられ、わが国の安全保障にとって、これまでにない深刻かつ重大な脅威であります。
またアジア太平洋地域の平和を脅かすものであると言わざるを得ません。
また航空機や船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある危険な行為であるとともに、(国連)安全保障理事会決議などへの明白な違反であります。
わが国としては、このように繰り返される北朝鮮の度を超した挑発行動を断じて容認できず、北朝鮮に対し厳重に抗議を行い、最も強い表現で断固非難しました。政府としては国連安保理の場を含め、米国および韓国など関係国と緊密に連携して対応するとともに被害状況の確認を行うなど、国民の安全安心の確保のために、必要な対応に万全を期してまいりたいと思います。
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北朝鮮ミサイル「グアムに届く」 防衛相 「日本経済新聞(2017.8.29)」より
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小野寺五典防衛相は29日の閣議後の記者会見で、同日に北朝鮮が発射した中距離弾道ミサイルについて「
最大飛距離は5000キロメートル で、当然(米領)グアムに届く弾種だ」と述べた。北朝鮮のグアム沖への発射計画を巡っては「様々なことを予定しているのではないか」と継続しているとの見方を示した。
弾道ミサイルが3つに分離した可能性があることに関しては「すべて太平洋の(襟裳岬の東)1180キロメートル付近に落ちたと推定される 」と述べた。菅義偉官房長官は分離したのは日本海上空 だとの見方を示している。
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北朝鮮がミサイル発射、日本上空通過:識者はこうみる 「ロイター(2017.8.29)」より
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[東京 29日 ロイター] - 北朝鮮は29日早朝、同国西岸から弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは日本上空を通過し、北海道襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下した。事前通告なく日本を飛び越える打ち方をしたことで、北朝鮮を巡る緊張は一段と高まった。
市場関係者のコメントは以下の通り。
<三木証券 投資情報部 投資情報課長 北澤淳氏>
北朝鮮のミサイル発射は悪材料と捉えられ、朝方は株安・円高が進んだが足元はやや落ち着きを取り戻している。日本の上空を通過したということだが、被害がでない限り過度に懸念する必要はないだろう。ただ、トランプ米大統領が今回のミサイル発射を受けてさらに挑発的な発言をすれば、影響が長引く可能性がある。
日経平均は200日移動平均線を割り込んだが、終値では回復してくるだろう。仮に大引けで200日線を下回った場合、下値は1万9000円まで考えておかなければならない。
9月9日には北朝鮮の建国記念日があり、これに合わせるような形で再度ミサイル発射や核実験が行われれば、その都度リスク・オフに傾くだろう。9月はこれ以外にも、米債務上限問題の交渉や、FOMC(米連邦公開市場委員会)なども控えている。ボラティリティが高くなり、日経平均は一時的に1万9000円を割る恐れもある。ただ、国内の企業業績は堅調であり、大台割れは買いの好機と見ることもできる。
<三菱UFJモルガン・スタンレー証券・シニア債券ストラテジスト 稲留克俊氏>
北朝鮮のミサイル発射を受けて、外為市場で一時1ドル108円台まで円が買い戻された。円債にとって買い材料だ。
(※mono....[北朝鮮による過去のミサイル発射]のスライドウショーは略)
(※mono....以下略)
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北朝鮮のミサイル、日本上空を通過 日米は圧力強化で一致 「BBC-news(2017.8.29)」より
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北朝鮮は29日早朝、弾道ミサイル1発を北東方向へ発射した。日本政府などによると、ミサイルは日本の北海道上空を通過した後、北太平洋上に落下した。領域内への落下物は確認されず、航空機や船舶への被害も確認されていないという。安倍晋三首相は、ドナルド・トランプ米大統領との電話協議で北朝鮮への「圧力強化」で合意したと明らかにした。
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続き
地元メディアによると、ミサイルは3つに分離して落下したもよう。
韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルは2700キロの距離を飛行し、最大高度550キロに到達した。
国連安全保障理事会が、緊急会合を開く見通し。
安倍晋三首相は首相官邸で記者団に対して、「政府としてはミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢をとっている」と強調した。さらに、トランプ大統領と電話で協議し、北朝鮮への圧力強化で合意したと明らかにした。
菅義偉官房長官は首相官邸で記者会見し、「我が国の安全保障にとって、これまでにない深刻かつ重大な脅威だ」と述べ、「北朝鮮に対し厳重に抗議を行い、最も強い表現で断固非難した」と話した。
日本政府は撃墜のための行動はとらなかったが、北海道などの住民に「頑丈な建物や地下に避難してください」と呼びかけた。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、ミサイル発射を受けて、「圧倒的な」軍事力を見せるよう指示。韓国大統領府は、韓国軍の戦闘機4機が演習場への爆弾投下訓練を行ったと明らかにした。
(※mono...[Jアラート]動画略)
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北朝鮮は26日に東岸から短距離ミサイル3発を発射するなど、ミサイル発射実験を繰り返しているものの、日本上空を通過させたのは2009年以来。当時の北朝鮮は、衛星発射だと主張していた。今回の飛行経路によって、北朝鮮をめぐる緊張はいっそう高まるものと予想される。
米国防総省は、今回のミサイル発射は米国への脅威ではないものの、情報収集に努めていると述べた。
北朝鮮は今月初め、米領グアムに向けてミサイルを発射すると予告。これに対してドナルド・トランプ米大統領は、もし米国を脅かすようなら「炎と激怒」で対応すると応じていた。
北朝鮮については数カ月前から、6回目の核実験を準備しているようだと情報が相次いでいる。
その一方で、レックス・ティラーソン米国務長官は22日、国連安保理が8月初めに追加制裁を科して以降はミサイル発射がないのは、北朝鮮が行動を自制しているあらわれだと述べていた。
その発言は「中国全土が私達が開発した新型弾道ミサイルの射程圏に入っている」というもの。これを韓国メディアが日本経済新聞(電子版)を引用する形で報じた。
plugin_blanklink is not found. please feed back @wiki.
(略)
ただ中国と北朝鮮では中朝友好協力相互援助条約が結ばれているため、中国側はそう簡単に手出しができず、常に中立な立場にいなくてはならない。しかしここにきて、「射程範囲だ」という発言に驚かされただろう。
これこれ。
TASSによれば、アメリカの情報機関当局者がTASSの質問に答えて、
「私たちの情報は、北朝鮮はエンジンを輸入に頼っていないことを示しており、私たちは北朝鮮はエンジンを自前で生産する能力を有していると判断している。
"We have intelligence to suggest that North Korea is not reliant on imports of engines. Instead, we judge they have the ability to produce the engines themselves," the official said.
(※mono....中略)
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とはいえNYTがあんな記事を書きだした理由は依然として謎。
北朝鮮問題の影にはロシアがいるのだ~とかいう話を作りたかったとかだろうか、と一応思う。が、そうならむしろ、ロシアが支援している!とか書いちゃえばいい。
が、そうはなってない。これは、ウクライナからスパイ行為を通して出ていたことがはっきりしているからこそ、先回りして、ロシア関与をにおわせた仕立てで記事を出して来た、ということだろうか。いわゆる一つのダメージコントロール。
また、我が国でできない潜水艦の中から打ち上げる、潜水艦発射弾道ミサイルまで持っている。
どうやら北朝鮮では、今回のICBMをお祝いムードマックスの観がありますナ。以下のセレブレーションである。
[Stereo] Moranbong Band & SMC Performance On Successful Second ICBM Test-fire
VIDEO
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戦前の旧日本陸軍の残党が指揮官となって生み出したのが、北朝鮮である。戦前の陸軍中野学校出身の金策こと畑中理大尉が金一族の指南役になり、北朝鮮ができたわけだ。
かたや、南朝鮮は、緊急時にいつまでもふらふらふざけていた李承晩の顔をそういう旧日本軍の鉄拳指導でビンタしたばかりに、それに根を持った李承晩が、日本軍を嫌い、反日国として出発してできた国である。
だから、面白いことに、誕生時は共産主義の北朝鮮が親日国であり、自由主義国入りした南朝鮮が反日国として出発したわけだ。
だから、北朝鮮の指導者の名には、金日成とか、金正日とか、日本の日が入っているわけだ。
ところが、金大中とか、金正恩とかになると、金大中は中国の手先だし、金正恩になると、さすがに日が消されているから、反日路線に切り替わって来る。
一説では、我が国の朝鮮系が住み着いた山口県出身の安倍晋三政権が危うくなると、グッドタイミングでミサイルをぶちかまし、矛先を北朝鮮に向けさせて、我が国の南朝鮮系列の電通およびNHKの面目を潰すというシナリオすら存在するという話になっている。
さもありなん。
{
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)}
昨日は、モリカケ問題をそっちのけにして、
北朝鮮のミサイル報道一色だった。
それにしても間が抜けているのは、
自分たちが防衛相を辞任に追い込んでおいて、
岸田文雄外相の防衛相兼任にともなう、右往左往を揶揄していることだ。
防衛大臣の職務が、わが国にとってどれだけ重要かを知るべきである。
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この報道に、韓国のネットユーザーからは
「事実上の日本への攻撃ではないか?」
日本人こそ「事実上の日本への攻撃ではないか?」と感じなければならい筈なのだが、なぜか日本のニュースショーでは「米国にとってのレッドライン」のみが論じられている。日本にとってのレッドラインはとうの昔に超えてしまっている。しかし善良な日本人は米国の“核の傘”を信じてレッドラインを無視してきたのだが・・・金正恩は日本人を目覚めさせようとしているのかもしれない。
「ここまできたら『正々堂々と戦おう』というメッセージと捉えていい」
国連決議や周辺国及び関係国の警告を無視して実験を繰り返す北朝鮮・金正恩は「戦う姿勢を鮮明にしている」と見るべきであり、米韓両国は既に戦闘態勢を整え演習を繰り返している。
我が国も密かに“迎撃演習”はしているのだろうが、憲法の制約で、北朝鮮のミサイルが日本の都市に落下するまで反撃できないという事か。
戦闘に在って「攻撃は最大の防御」であると言う鉄則を憲法の制約で日本は実践できないし、日本防衛の基本方針「専守防衛」は、先帝陛下がそれを避けるためにポツダム宣言を受託し「終戦」に導かれた、「本土決戦」に他ならない。
「実際に見た人はとても驚いただろう」
NHK北海道の職員は生で閃光を見たというが、映像は取っていなかったのか?
映像のプロ集団なのだからそんなはずはない。
だとすれば、実写映像を何故放映しない。
「なぜそんなことができる?北朝鮮は肝が据わっているね」
EEZ(排他的経済水域)は領海ではないものの、国際的な標準で言えば、管理する国による経済活動が行われる海域であり“準領海”と言ってもいい海域である。そこを目標とすることは我が国を攻撃対象にして発射したと見ることが正しい。このような事態を受けても「厳重な抗議」で済まそうとする日本政府や、そのようなニュースに接しても動揺しない日本国民は「肝が据わっている」のか、はたまた「危機に対して鈍感なのか」いずれにしても尋常ではない。
「冗談のつもりでミサイル発射を繰り返し、人口の集中する都市にうっかり落ちてしまったらどうするつもり?」
識者によると、北朝鮮のICBMの命中精度は、半径10KMくらいであろうという。うっかりではなく、意図して大都市に命中させることは可能という事だ。
それを日本や韓国・米国に知らしむるための過日の実験であったのだろう。
(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
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記事
北朝鮮は5月14日午前、「新型」とみられるミサイルを発射。飛距離800km、高度2000km達し、日本海に落下した。ケント・ギルバート氏は、危機感なき日本の現状に警鐘を鳴らす。
(本記事は、『Voice』6月号、ケント・ギルバート氏の論考からの抜粋です。)
アメリカは北朝鮮に対して軍事行動を起こしていませんが、もしそうなったとしても、私は驚きません。北朝鮮はICBM(大陸弾道間ミサイル)の発射実験準備が最終段階に入っているといわれ、アメリカに対する明確な武力攻撃の意思を示しているからです。アメリカは原子力空母カール・ビンソンを中心とする空母打撃群を朝鮮半島付近に向かわせるなど、北朝鮮の軍事行動を牽制しています。
もともとアメリカは「イチかバチかの国」です。私のような「普通のアメリカ人」ですら、何か新しいことを始めるリスクよりも、漫然と何もやらずにジリ貧になるリスクを恐れます。だから、失敗を恐れて何も行動せず、結果的に事態をギリギリまで悪化させる「不作為の罪」が、アメリカ人の感覚としてはいちばん許せない。「普通の日本人」の感覚とは真逆なのかもしれません。
そもそも、いくら経済制裁を強めても北朝鮮が核兵器開発をやめないことは、日本でも一部の保守派が繰り返し指摘してきたし、事実その通りになりました。
さらにいえば、「経済支援と対話を繰り返せば、北朝鮮は自ずと平和国家になる」という左翼知識人が垂れ流してきた言説はまったくウソでした。
広島市の平和記念公園に設置されている慰霊碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という言葉が刻まれていますが、いま、北朝鮮の核攻撃によって日本は再び被爆国になる危険にさらされています。北朝鮮の現指導者には、良識や常識がまったく通用しないと言っても過言ではありません。
他方、オバマ前大統領の北朝鮮に対する「戦略的忍耐」政策も、いまにしてみればまったく的外れだったことが明らかになりました。「戦略的忍耐」とは、北朝鮮が非核化の意思を示さないかぎり、対話に応じない政策でしたが、金正日総書記が2011年12月に死亡して、息子の金正恩朝鮮労働党委員長に権力が移ると、むしろ兵器開発が加速し、状況は悪化してしまったのです。
オバマ前大統領の弱気を見抜いた北朝鮮は、核実験を繰り返して堂々と核保有国になってしまいました。プラハ演説でノーベル平和賞を受賞したオバマ前大統領は、「平和的解決」のイデオロギーに縛られるあまり、北朝鮮や南シナ海の問題で「不作為の罪」を犯しつづけたのです。優しすぎる理想主義者にアメリカ大統領の荷は重すぎたと、いえるかもしれません。
トランプ政権による北朝鮮に対する軍事作戦は、軍事施設への空爆と、金正恩氏の「斬首作戦」の2つが主に考えられます。前者はともかく、後者の実施と成功にはかなりの困難が伴うのではないでしょうか。
おそらくアメリカの諜報機関は金正恩氏への居所をある程度はつかんでいると思います。ただ一説によると、金氏は地下の深い隠れ家に住んでいて、影武者も複数いるらしい。だとすると、急襲作戦は容易ではありません。
2011年5月2日、アメリカ海軍の特殊部隊Navy SEALsによるオサマ・ビン・ラーディン殺害作戦が成功したのは、地上の邸宅に住んでいたからです。たしかに邸宅は厳重に警備されていたものの、隊員たちはヘリコプターからロープを伝って敷地内に進入することができました。米兵の犠牲者はゼロです。これに対し、金正恩氏が堅固な地下要塞のなかに潜んでいるとなると、米兵に多くの犠牲者が出ないか、心配になります。
さらに問題視なのは、北朝鮮が報復攻撃としてミサイルや大砲を撃ち込んでくることです。その第1の標的は、距離の離れたアメリカではなく、日本や韓国です。とくにソウルは火の海になり兼ねない。 「森友国会」でまさに議論しておくべきだったのは、このような話でした。
※mono....標的は日本や韓国であると言い、次に「とくに
ソウル は火の海になり兼ねない」と言っている。日本よりソウルが標的順位が上ということだね。【
北朝鮮の核 】にもコメントしたけど、日本より北京を心配した方がいいと、私は思う。
匿名の人物による北朝鮮の放送に関する最初の投稿は13日午後5時半にあった。
「AM1053が混信始まった。数日ぶりの暗号放送予告あった」と書き込んだ。
その後、13日午後5時55分、「暗号放送終わった。翻訳ソフトで分かったのは、冒頭に66ページの6、38、81指令 5/14 5:56 5/15 6:03 9人組 発射予定時間なのかな」と2度目の投稿があった。
複数のメディアによると、北朝鮮は14日午前5時28分にミサイルを発射したとしており、「時刻までほぼ的中している」と騒然となっている。
美容外科「高須クリニック」の高須克也院長(72)は「2ちゃんねらー、素晴らしい」とツイッターに投稿。2ちゃんねる内でも「Jアラートより2ちゃんねらーの方が優秀」と作動しなかった全国瞬時警報システム(Jアラート)がを皮肉る意見も。「暗号になっていない」「明日もあるのか」「もし明日も的中したらすごい」などと盛り上がった。(WEB編集チーム)
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記事
北朝鮮が14日実施した弾道ミサイル発射は、初めて発射高度が2000キロメートルに達し、約30分間飛行して日本海に着弾した。これらの事実から北朝鮮の狙いを分析すると、「3つの意図」が浮かび上がってくる。
第1の意図は、「米軍への意趣返し」だ。日本海への着弾は、最近の北朝鮮のミサイル発射ではよくあることだが、今回が特別なのは日本海に米海軍の空母カール・ビンソンを旗艦とする空母打撃群(CSG)がいたことだ。
米韓合同軍事演習が4月30日に終了し、北朝鮮も米朝の軍事的緊張をめぐり「峠を越した」と表明したこともあって、一般には武力衝突の危険性は遠のいたとの受け止めが多いようだが、実態は違う。CSGはなおも日本海にとどまり、北朝鮮ににらみをきかせている。
「米空母が近くにいると、その艦載機の活発な動きを監視するため、北朝鮮防空部隊のレーダー要員は心底へとへとになってしまうようだ」(日本のある安全保障関係者)。空母から発進した艦載機が、訓練とみせかけながら突然、先制奇襲攻撃に移る可能性があるため、北朝鮮軍は極度の緊張状態に陥るとされる。その期間が長引くほど、北朝鮮政権内部には「米軍に一矢報いたい」との思いが募りやすくなる。
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■仕上がりつつある再突入技術
第2の意図は、「ミサイル防衛(MD)封じ」と「再突入技術」完成の示唆だ。
今回、北朝鮮のミサイルは初めて2000キロメートルもの高高度まで達した。弾道ミサイルは高い高度に打ち上げるほど、落下・着弾時の速度が増し、守る側からみればMDでも迎撃が難しくなる。北朝鮮はこの特性を生かした「ロフテッド発射」をこれまでも実施してきた。
ただ、ロフテッド発射をしても弾頭が大気圏に再突入する際に生じる高熱で壊れてしまっては、貴重な核爆弾を搭載してミサイルを発射する意味がない。北朝鮮が再突入体を完成させたかどうかをめぐっては、専門家の見方はわかれている。
これに関連して注目すべきなのは、北朝鮮が4月29日に実施した弾道ミサイル発射だ。この時、ミサイルは高度71キロメートルまで上昇した後、本体は「爆発」し、ミサイルの構成物が洋上ではなく北朝鮮国内に落下・着弾している。仮に北朝鮮が意図的にミサイルをあの高度で爆発させたうえに、弾頭部分の着弾地点を自国領内にしていたとすれば 、着弾した弾頭の残骸を回収し、再突入技術の仕上がり具合を確認した可能性 があるのだ。
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政府は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したこと受けて、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開き、国連安全保障理事会の制裁決議の着実な履行などを通じ、引き続き自制を求めていくことを確認しました。菅官房長官は記者会見で、ミサイルはおよそ800キロ飛び、朝鮮半島の東およそ400キロの日本海に落下したと推定されるとしたうえで、外交ルートを通じて北朝鮮に抗議したことを明らかにしました。
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続き
北朝鮮が14日午前5時28分ごろ、北朝鮮西岸より1発の弾道ミサイルを発射したことを受けて、政府は午前6時54分ごろから総理大臣官邸で、安倍総理大臣、菅官房長官らが出席してNSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開きました。そして、情報収集や分析に全力を挙げ、国民に対して迅速的確な情報提供を行うことや、不測の事態に備え万全の体制をとることなどを改めて確認するとともに、国際社会と連携し、国連安全保障理事会の制裁決議の着実な履行などを通じて引き続き自制を求めていくことを確認しました。
このあと菅官房長官は14日の2度目の記者会見で、「北朝鮮は本日5時28分ごろ、北朝鮮西岸のクソン(亀城)付近から1発の弾道ミサイルを東北東方向に発射したと判断される。発射された弾道ミサイルはおよそ30分間、およそ800キロ飛び、朝鮮半島東およそ400キロメートルの日本海上に落下したものと推定される。落下したのは排他的経済水域内ではないものと推定している。現在のところ、航空機や船舶からの被害報告情報等は確認されていない」と述べました。
また菅官房長官は「今回の事案は、発射されたミサイルがわが国に飛来する可能性はないと判断したために、Jアラート=全国瞬時警報システムなどは使用していない」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「今回の北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、国連の安保理決議違反であり、直ちに北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議し、強く非難したところだ」と述べました。
そして菅官房長官は「引き続きアメリカ、韓国と緊密に連携しつつ、いかなる事態にも対応することができるよう緊張感をもって、警戒監視をはじめとする必要な対応に万全を期していく。日米韓、さらに中国やロシアの協力も得ながら、この総合力で北朝鮮問題は対応していく必要がある」と述べました。
一方、菅官房長官は、発射されたミサイルの種類について「現時点で詳細はまだ分析中だ」と述べました。
また菅官房長官は、記者団が、韓国のムン大統領が就任したこととの関連性について質問したのに対し、「韓国の大統領が就任まもないことや、いろんな世界の動きを見ながら行っているのかということも含めて、今、分析中だ」と述べました。
安倍首相「国際社会と連携 決議順守を求める」
安倍総理大臣は正午前、2回目となるNSC=国家安全保障会議の閣僚会合のあと、総理大臣官邸で記者団に対し、「北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、日韓で電話外相会談を行った。日米においては国家安全保障局の谷内局長とマクマスター大統領補佐官との電話会談をそれぞれ行った」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「今後も日米、そして日韓において緊密に連携しながら情報を分析し、しっかりと対応していきたい。日米、日韓のみならず中国そしてロシア、国際社会と連携をしながら、しっかりと北朝鮮に対して国連決議を守るよう強く求めていきたい」と述べました。
岸田外相「米韓と調整 意図を分析」
岸田外務大臣は外務省で記者団に対し、「弾道ミサイルの発射は、わが国を含む地域・国際社会に対する明らかな挑発行動であり、断じて容認することはできない。累次の国連安保理決議や日朝ピョンヤン宣言にも反しており、北京の大使館ルートを通じて抗議を行い、安保理の場においても米韓の代表部とすりあわせを開始した」と述べました。
そのうえで岸田大臣は「今回の発射は、韓国でムン政権がスタートした直後であり、中国でも『一帯一路フォーラム』がスタートするタイミングでもある。それがどのような意図を持っているのかは分析したいし、国連安保理でもしっかり対応しなければならない」と述べました。
自民 二階幹事長「首脳参集する日に許されず」
自民党の二階幹事長は、訪問先の北京で記者団に対し、「『一帯一路』の国際フォーラムが北京で開催され、29か国の首脳が参集しているという日に、北朝鮮の行為は許されるものではなく、日本としても自民党としても強く抗議しておかなければならない。北朝鮮の核・ミサイルの開発は、断じて容認できない。中国とも緊密に連携しながら、北朝鮮に対し、挑発行動の自制、安保理決議の順守を強く求め、北朝鮮をめぐる懸案の包括的な解決に今後も全力を尽くしていく」と述べました。
去年と同じペースで発射
北朝鮮は、ことしに入ってから、2月にSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを地上配備型に改良した新しい中距離弾道ミサイル1発を発射しました。3月には、中距離弾道ミサイルの「スカッドER」4発を同時に発射するなど、合わせて2回で5発を発射しました。
先月(4月)には、いずれも失敗に終わったと見られているものの、3回にわたって、それぞれ1発の弾道ミサイルを発射していて、14日を含めると、これまでに合わせて7回、10発を発射したことになります。
北朝鮮は去年も同じ時期までに7回にわたって弾道ミサイルの発射に踏み切り、事実上の長距離弾道ミサイルを含む合わせて10発を発射しました。これまでのところ、20発余りの弾道ミサイルを発射した去年と同じペースとなっていて、関係国が警戒と監視を続けています。
渋谷で号外配布 市民の反応は
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、買い物客などでにぎわう東京・渋谷では、午前10時半ごろから新聞の号外が配られました。
号外を受け取った75歳の主婦は「ニュースを聞いて驚きました。次はいつ発射されるのかと思うと、とても怖いです」と話していました。
また、24歳の男子学生は「万が一のときに備えるにしても情報をいち早く知って、安全な地下に避難することくらいしかできない」と不安を感じていました。
また、70歳の会社員の男性は「北朝鮮と対話で問題を解決していこう姿勢の韓国の新しい大統領が就任したばかりのこのタイミングで、どうしてミサイルを発射するのか、北朝鮮の考えていることが分からない。北朝鮮に影響力のある中国も含めて各国が一丸となって強く抗議していかないと効果がないのではないか」と話していました。
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ロシアが北朝鮮のミサイルを迎撃した? 「日本や世界や宇宙の動向(2017.4.30)」より
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4月29日に北朝鮮が再び弾道ミサイルを発射させたようですが、発射直後に爆発しました。メディアは今回のミサイル発射も失敗に終わったと伝えています。
ただ、イスラエリ・ニュースがロシアのメディアの記事を伝えていますが、それによると、今回はロシアが北朝鮮のミサイルを撃ち落とした可能性が高いとのことです。前回はアメリカのサイバー攻撃でミサイル発射が失敗に終わりましたが、今回はロシアの迎撃で失敗したもようです。やはり、中国とロシアは北朝鮮国境沿いに軍隊を送り込んでいるようです。。。そこにはミサイル迎撃システムも配備しています。
今回、ロシアが、北朝鮮のミサイルを撃ち落とし、アメリカ、北朝鮮、ロシア、中国が参戦することになる核戦争を阻止したとするなら、たまには良いことをすすものです。
(※mono...以下翻訳記事略、詳細はブログで)
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こうして時代は変わって行く 「桜井昌司『獄外記』(2017.4.30)」より
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昨日、また北朝鮮はミサイルを発射したらしいが、その失敗はニュースで知っていたけども、東京の地下鉄が運転中止をしたのは知らなかった。北朝鮮ミサイル発射で東京の地下鉄運転中止!
その過剰反応に呆れる。
そんなことを言っても北朝鮮ミサイルは怖い、万が一のためには対応として当然だ!の声もあるだろう。
それが過剰反応だ。
(※mono...中略)
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打ち上げ直後に爆発して失敗したらしいミサイル発射に対応して地下鉄の運行を止めるような過激な反応が、やがて日本にも狂気に生み出すのではないかと思っている。
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意識させられてる時点で負けてる。 「二階堂ドットコム(2017.4.30)」より
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北が実験してもミサイルとばしても花火の大きい奴程度の報道しかなかったのに、今回、東京メトロが電車を止めたという。10分。
あのー
止めてどうすんの(笑)
あれでしょ、責任逃れのためでしょ。普通は次の駅まで走るけど。
(※mono....中略)
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大丈夫。しばらくないから。
来年だよ勝負は。
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北朝鮮、弾道ミサイルを発射 直後に爆発し国内落下か 「BBC-news(2017.4.29)」より
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米太平洋軍と韓国軍合同参謀本部は29日、北朝鮮が同日早朝に弾道ミサイル1発を発射したものの、間もなく爆発し国内に落下したようだと明らかにした。
韓国軍は、北朝鮮が午前5時半ごろに西部の平安南道北倉(ピョンアンナムドプクチャン)付近から弾道ミサイルを発射したようだと発表。米太平洋軍司令本部の報道官は、北倉(プクチャン)の飛行場付近からの発射で、北朝鮮領内を出なかったと説明し、北米への脅威にはならないと述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は、「北朝鮮はミサイル発射によって、失敗はしたものの、中国とその高名な主席の意向に背く失礼な真似をした。悪い!」とツイートした。
北朝鮮からの発表は今のところない。
国務長官の警告
ミサイル発射の数時間前には、レックス・ティラーソン米国務長官が国連安全保障理事会の閣僚級会合に出席し、北朝鮮に核兵器開発を放棄させるため世界の協力が必要だと呼びかけた。
ティラーソン長官は、安保理が行動しなければ「破局的な展開」につながると警告し、「米国本土を攻撃する能力を北朝鮮が獲得するまで、おそらく時間の問題だ」と懸念を示した。
このため、米国は必要とあれば軍事力を行使すると長官は言明した。
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東京メトロや北陸新幹線が一時見合わせ ミサイル報道で 「朝日新聞(2017.4.29)」より
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北朝鮮がミサイルを発射したとの情報を受け、北陸新幹線や東京メトロ全線など一部の鉄道は29日早朝、安全確認のために約10分間、運転を見合わせた。北陸新幹線でこうした対応をとったのは初めてという。
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JR西日本金沢支社によると、金沢駅と上越妙高駅(新潟県)の間で、午前6時8~19分ごろの約11分間、運転を見合わせた。同社は政府の全国瞬時警報システム「Jアラート」が送信された場合に運転を見合わせる運用を今月から開始。今回の発射でJアラートの送信はなかったが、「発射報道を受け、安全のために見合わせた」という。JR東日本とJR東海管内では新幹線、在来線ともに発射情報を受けての運転見合わせはなかった。
東京メトロは午前6時7~17分ごろの約10分間、運転を見合わせた。発射報道があれば、10分をめどに安全確認のため運転を停止することにしており、今回は「着弾した様子がなく失敗の可能性が高い」と判断し、運転を再開したという。乗客約1万3千人に影響が出た。
東武鉄道の東武東上線でも、事前にミサイル発射への対応を検討しており、午前6時7分から10分ほど運転を見合わせたという。
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Jアラート 】
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緊迫の北朝鮮弾道ミサイル発射まで 「人を衝き動かすものは愛情という名の情熱(2016.2.7)」より
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(※mono.--時系列にそって詳細が記載されている。monosepiaオススメの記事。ブログ記事で確認を。)
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北朝鮮弾道ミサイル発射実験 「倒産予測速報(2016.1.31)」より
(※mono.--前略)
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オバマ米国は今回の北朝鮮挑発に対して必ずや黙認せず、強硬に対応するはずです。度重なる北朝鮮の挑発行動が、まさに朝鮮半島情勢に戦火が再び上がる状況となるでしょう。
習近平中国の責任は、北朝鮮に対して挑発行動を止めさせる強力な圧力行使を早急に行うべきで傍観は許されません。
わが国日本は、万が一を想定して日米安保条約発動、集団的自衛権行使を視野に朝鮮半島情勢のみならず沖縄・尖閣防衛のための防衛出動も準備するはずです。
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「核実験…中国に見せつけてやる」 若き指導者が自信を深めた3つの理由とは? 「産経ニュース(2016.2.7)」より
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北朝鮮が強行した核実験について、朝鮮労働党幹部らが住民らに「中国に見せつけるため」と説明していることが6日、複数の消息筋の話で分かった。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は7日朝に事実上の長距離弾道ミサイル発射についても強行した。後ろ盾だったはずの中国のメンツをつぶしてまで、対外強硬路線に前のめりになる理由は何か。内部の状況からは、若き指導者が自信を深めた複数の要因が浮かぶ。(桜井紀雄)
■「反米全面対決戦」の裏で…
「反米全面対決戦を総決算するため、全社会を金日成(イルソン)・金正日(ジョンイル)主義一色にしなければならない」。平壌で2~3日に開かれた党と朝鮮人民軍の拡大会議で金第1書記はこう強調した。核実験の名分にも「米の敵視政策」への自衛を掲げた。
半面、国内の集会などで、「われわれが最も警戒しなければならない国」と名指ししているのが中国だ。中朝関係者によると、幹部らは「中国は、覇権意識に染まって社会主義の原則を捨て、血盟(同盟)国であるわが国に核開発を禁じる圧力を加えている」とし、こうも述べたという。
「中国の思い通りにならないという断固たる意志を見せつけてやるために、元帥(金第1書記)の指示で水爆実験をやった」
金第1書記自身が「中国に譲歩するな」と側近に指示しているともいわれる。
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中国側関係者は、再三の挑発にも穏健な姿勢を崩さない中国に対する「どんな行動を取っても安全だ」という見くびりが背景にあり、「中国が制裁で原油供給を断っても、完全に中断することはない」との楽観があると指摘する。
■自活可能? 「農業改革成功」を過信
貿易の9割を中国が占める現状にあって経済の維持が本当に可能なのか。
「最高生産水準を突破した」。北朝鮮メディアは昨年末、ジャガイモの産地の北部、慈江道(チャガンド)の収穫高についてこう宣伝した。
正恩政権は2012年に「6・28措置」と呼ぶ経済策を打ち出し、農業改革に取り組んできた。取れ高の一定割合を農民が自由に扱えるようにし、生産意欲を鼓舞するのが狙いだ。
昨年、一部地域では実際に収穫量の7割が農民に渡ったとされ、さんざん政権に裏切られてきた農民の間で、「元帥が約束を守った」と驚きをもって受け止められたという。
一方で、昨年、「100年に1度」といわれた干魃(かんばつ)に見舞われ、韓国政府は、穀物生産量が前年比6・3%減ったと推定している。それでも、「農業改革は成功している」といった景気のいい報告から、金第1書記が、国際的に孤立しても、自活は可能だと判断したとみても不自然ではない。
■超強硬派が対外交渉役に昇任
4日付党機関紙、労働新聞は、会議の席上、紺の人民服姿で金第1書記のそばに座る金英哲(ヨンチョル)氏を写した写真を掲載した。対北情報筋は、昨年末に事故死が発表された金養建(ヤンゴン)氏に代わって、対韓政策を統括する党統一戦線部長と書記を兼務したとの見方を示した。
英哲氏は、工作機関の偵察総局長を務め、10年の韓国哨戒艦撃沈や延坪島(ヨンピョンド)砲撃を主導したとされ、韓国当局が「超強硬派」と目する人物だ。金第1書記の暗殺を描いた米映画会社に対して14年にサイバー攻撃を仕掛けたとも指摘されるほか、昨年8月には、南北の軍事的緊張を高めた非武装地帯(DMZ)での地雷設置にも関与したとされる。
相次ぐ挑発で外交的な亀裂を招いたとして本来、問責されるべき人物が、対外交渉を担う最側近の地位を固めたことになる。
ミサイル発射通告に対し、北朝鮮を擁護してきたロシア政府でさえ、「近視眼的な行為の代償を考慮すべきだ」と警告した。しかし、親中路線を進めた叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を処刑し、対話派とされた養建氏も死亡した。その直後の強硬派の重用は、周囲が対話を進言する環境が失われ、金第1書記が強硬路線堅持を宣言したことを意味している。
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記事
自民党は7日、北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射を受け、北朝鮮を非難するとともに、政府に対し日本独自の制裁強化を求める緊急声明を発表した。全文は以下の通り。
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北朝鮮による弾道ミサイル発射に対する緊急党声明
平成28年2月7日
自由民主党
本日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、沖縄県先島諸島上空を通過の上、フィリピン東方海域に落下した。
わが国をはじめ国際社会は、北朝鮮に対して、関連の国連安保理決議を完全に順守し、核実験や弾道ミサイルの発射等の挑発行為を決して行わないよう繰り返し要求してきた。このような中、先月の核実験の実施に続き、本日、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行したことは、わが国の安全保障に深刻な脅威を及ぼすとともに、東アジアをはじめ世界の平和と安全を著しく損なうものであり、断じて容認できない。
本日の北朝鮮による発射の強行は、累次の国連安保理決議の明確な違反である。国際社会に対する重大な挑戦であり、北朝鮮は大きな代償を払わなければならない。加えて、日朝平壌宣言に違反するとともに、6者会合共同声明の趣旨にも反しており、北朝鮮との対話を通じた問題解決に向けた動きに逆行するものである。
わが党は政府に対し、北朝鮮への断固たる抗議を表明し、先の核実験の問題と併せて直ちに国連安保理で本件を取り上げ、国際社会の一致した決意を明確にすべく、国連安保理非常任理事国として、関係各国との緊密な連携と早急な折衝を強力に加速させることを求める。また、国連安保理で新たな制裁決議を行う場合は、必ずその理由に拉致問題を含む人権侵害を明記させることを要望する。
拉致問題に関して、北朝鮮は、平成26年5月の日朝合意をいまだ履行しないなど不誠実な対応を行っており、具体的行動による進展がない。政府は、昨年6月にわが党の北朝鮮による拉致問題対策本部から提言した13項目の制裁強化策を速やかに実施し、わが国独自の対北朝鮮措置の徹底を図るべきである。
本日の北朝鮮による発射の強行を踏まえ、政府に対し、国民の命と平和な暮らし、わが国の領土・領海・領空を断固として守るための体制の整備、国民への情報伝達や訓練体制の一層の充実化をはじめとする国民保護措置の強化等を推進し、今後ともミサイル防衛に万全を尽くすことを求める。
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記事
共産党の志位和夫委員長は7日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて「厳しく非難し、抗議する」との談話を発表した。
志位氏は「1月6日の核実験に続く今回の北朝鮮の行動は、核兵器の開発と不可分に結びついた軍事行動であって、国際の平和と安全に深刻な脅威を及ぼす行為だ」と指摘。ミサイル発射が国連安保理決議や6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する「暴挙」と糾弾した。
さらに「国際社会が一致して、政治的外交的努力を強め、北朝鮮に核兵器・ミサイルを放棄させるための実効ある措置をとることがいよいよ急務となっている」とした。
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記事
公明党北朝鮮問題対策本部が7日に発表した「北朝鮮ミサイル発射に対する党声明」の全文は以下の通り。
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本日午前9時31分ごろ、北朝鮮が「人工衛星」と称する事実上の弾道ミサイルを発射した。
国際社会が、繰り返し強く自制を求めてきたにもかかわらず、北朝鮮は、先月の核実験に続きミサイル発射を強行した。国際社会の声を無視した北朝鮮の度重なる行動は、わが国を含む地域と国際社会の平和と安定を脅かす重大な行為であり、断じて容認することはできない。断固抗議する。
今回の発射は、北朝鮮に対して弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も禁じた国連安保理決議第2087号をはじめ、第1695号、第1718号および第1874号といった累次の安保理決議や、日朝平壌宣言にも違反していることは明らかである。
政府は、国連非常任理事国として、北朝鮮に対し、関連する国連安保理決議の即時かつ完全な履行を強く求める。先の北朝鮮核実験を受けて議論されている新たな安保理決議とともに、今回の事態に対応する決議が早期に採択されるよう一層働きかけるべきである。
また、政府は、米国、韓国をはじめ中国、ロシアなど関係諸国と緊密な連携のもと、国際社会が一致して北朝鮮に核開発の断念を強く求めるよう促すとともに、この機会に改めて、拉致・核・ミサイルといった諸問題の包括的解決に力を尽くすべきである。
引き続き、わが国の平和と安全の確保、国民の安心・安全の確保に万全を期すため、政府は、北朝鮮の今後の動向を含めた情報収集および分析を一層強化し、不測の事態に備えるべきである。
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北ミサイル発射 北朝鮮が「完全に成功」と特別重大報道 「Yahoo!news-産経新聞(2016.2.7-12:50)」より
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【ソウル=藤本欣也】北朝鮮は7日正午(日本時間同日午後零時半)、国営メディアを通じて特別重大報道を行い、事実上の長距離弾道ミサイルである地球観測衛星「光明星4号」が同日午前9時(同9時半)に北西部・東倉里(トンチャンリ)の「西海衛星発射場」から打ち上げられ、午前9時9分(同9時39分)、「軌道進入に完全に成功した」と発表した。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が6日に「打ち上げ」の命令を下したという。発射の映像は報じなかった。
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北朝鮮「地球観測衛星の打ち上げに成功」と発表 「NHK-news(2016.2.7 12:36)」より
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北朝鮮は、事実上の長距離弾道ミサイルの発射について、日本時間の7日午後0時半から国営・朝鮮中央テレビで「特別重大報道」を放送し、打ち上げたのは地球観測衛星だとの立場を示す一方で、「国防力を発展させるために画期的な出来事となった」と主張しました。
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北朝鮮の朝鮮中央テレビは「特別重大報道」のなかで、「地球観測衛星クァンミョンソン(光明星)4号を打ち上げ、軌道に進入させることに完全に成功した」と伝えました。また、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記が6日、発射の命令を直接、下したとして命令書に署名している様子も写真を交えて伝えています。
そのうえで、国家宇宙開発局の発表として、打ち上げは北西部にあるソヘ(西海)衛星発射場で行われたとして、「クァンミョンソン4号は軌道を回っており、地球観測に必要な測定機器と通信機器が搭載されている。発射の成功は、国家の科学技術と経済、国防力を発展させていくうえで画期的な出来事となる」として、人工衛星の打ち上げだと主張する一方で、これを通じて軍事力の強化を図っていることを認めています。さらに、「今後も多くの衛星を打ち上げるだろう」として、弾道ミサイルの発射を続ける姿勢を強調しています。
ソヘ衛星発射場とは
北朝鮮が「人工衛星の打ち上げだ」として事実上の長距離弾道ミサイルを発射した場所は、北西部・ピョンアン(平安)北道のトンチャンリ(東倉里)にある「ソヘ衛星発射場」です。
朝鮮半島西側の黄海に面した「ソヘ衛星発射場」では、2012年4月に初めて、事実上の長距離弾道ミサイルの発射が行われ、その際、国際社会に透明性をアピールするため、事前に発射施設が外国メディアに公開されました。
敷地内には、クレーンがついた発射台のほか、エンジンのテストなどを行う「連動試験場」や、コントロールセンターにあたる「発射総合指揮所」が点在しており、今回の発射は2012年12月以来、3回目となります。
「ソヘ衛星発射場」について、韓国のメディアは去年、発射台の高さがこれまでの50メートルから67メートルに改修され、さらに大型の弾道ミサイルを発射できる環境が整ったと伝えていました。
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最終更新:2021年03月25日 10:11