● 軍区(中国人民解放軍)〔Wikipedia〕
● 霊野邦道@reinohou〔Twitter〕 ※中国軍事情報の参考に。
● 【参考図】↓
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【参考図】

※mono.--下記4大戦略区の範囲は中国本土を大きくはみ出ている。これは何を意味するのか?







■ China Alert 2015/12/26 いよいよ始まった!人民解放軍による世界征服 「二階堂ドットコム(2015.12.26)」より
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タイトルは冗談ではなく、本当にその通りなのです。現在、中国の人民解放軍の建軍以来例を見ないほどの軍組織の改変が行われています。この実態を見れば、アメリカが何もしなければ、東シナ海・南シナ海は確実に中国の手に落ちるでしょう。さらには、(今となっては可能性は低いですが)日本すらも中国の間接支配下に入っていたかも知れません。

このままアメリカが手をこまねいていれば、遅かれ早かれたいへんなことになってしまいます。それがこの軍組織の改変から言えることです。この内容を知って驚かない人はいないはずです。中国の野心がこれほどまでに明らかになったのは初めてのことですから。

いよいよ動乱の時代が幕を開けました。日本のメディアの中国報道がどれほど偏ったものかを確認して頂ければ幸いです。

1.中央軍事委員会の大規模再編成

2.新たな五大軍管区

3.戦略支援軍とは



★ 香港紙「中国人民解放軍、7大軍区を5戦略区に再編成」 「朝鮮日報(2015.12.21)」より
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 中国人民解放軍がこれまでの7大軍区を五つの戦略区に再編成し、そのうち北朝鮮やモンゴルなどと国境を接する北部戦略区には重点的に兵力を配備する計画であることが分かった。香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙(SCMP)が中国軍筋の話として20日に報じた。

 同紙によると、5大戦略区のうち北朝鮮やモンゴルなど極東地域と接する北部戦略区については特に強化される見通しで、中国政府は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の統治下にある北朝鮮で核問題が一層複雑化することへの備えに力を入れようとしているようだ。中国軍は北朝鮮有事への対応に当たるこれまでの瀋陽軍区に北京軍区の一部担当地域も管轄させ、今回新たに北部戦略区を立ち上げるようだが、この北部戦略区に配備される兵員の規模や兵器などは明らかになっていない。拠点は遼寧省瀋陽になるものとみられる。習近平・国家主席は中国全域を現在の七つの軍区(北京、瀋陽、済南、広州、青島、南京、蘭州)から五つの戦略区(東西南北中)に改編する作業を進めている。

 またSCMPによると、中国軍はこれまでの南京軍区を東部戦略区に、蘭州と青島軍区を合わせて西部戦略区に、さらに広州軍区を中心に南部戦略区をそれぞれ立ち上げる計画だという。東部戦略区は日本との釣魚島(日本名、尖閣諸島)領有権争いを、西部戦略区はイスラム過激派によるテロやチベットでの独立運動などを、南部戦略区は南シナ海における領有権争いなどをそれぞれ担当する見通しだ。

北京=アン・ヨンヒョン特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


(※mono.--五大戦略区の参照図として下記ツイートを貼る。)



■ 支那四分割の進行 「アヴァンギャルド精神世界(2012.4.18)」より
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かつて中国四分割説を出しておいたことがあったが、本当に四分割に向かっているようだ。
これは、中国人民解放軍の七つある大軍区を、四つに改編しようとする動き。
四大戦略区とは、北部戦略区、東部戦略区、南部戦略区と西部戦略区。

1.北部戦略区は、東北3省と内モンゴル及び現在の北京軍区と済南軍区、北海艦隊と元の広州軍区が管轄する湖北省を含む。

2.東部戦略区は、南京軍区の管轄区域に、南京軍区内の東海艦隊、空軍、第2砲兵部隊と武装警察が含まれる。

3.南部戦略区は、現在の広州軍区及び成都軍区の雲南、貴州の2省、プラス両軍区が管轄する南海艦隊、空軍、第2砲兵部隊、武装警察。

4.西部戦略区は成都軍区と蘭州軍区(雲南、貴州を除く)。

これに関する人事が2012年下半期に開かれる中共第十八党大会で行われるという話なので、予言は実現に向かって着々と進行するのだろう。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


■ 中国軍の管区変更は、上海の弱体化を図ったのだろうか 「コーヒーとモカエクレア(2009.8.10)」より
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  • 北部戦略区
  • 東部戦略区
  • 南部戦略区
  • 西部戦略区

見てわかるように、”何故か”南京軍だけが変更されない(細かい点はあるかもしれないけど)。明らかに北京軍の力が増し、北京対南京の構図が露骨になっていることと、その南京側が包囲されていると見えること。
※西部や南部って、次の記事における”太子党”だということなのだろうか、ただこれがどういった存在なのかよくわからないが…

太子党:中国共産党の高級幹部の子弟等で特権的地位にいる者たち(ウィキペディア「太子党」)

だそうだ。ということは、主力ではないな。なので北京vs南京という構図に影響は与えないだろう。胡錦濤派vs江沢民派の争いが激化することを物語っているのかもしれない。そして南京が包囲され、明らかに状況は不利のようだ。江沢民元国家主席は列車事故に会い、その後心臓病で入院?と言われたものの、北京を避けて上海を選択した。

(※mono.--以下略、詳細はサイト記事で)


★ 中共軍部、四大戦略区の設立を急ぐ 「大紀元(2009.8.5)」より
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【大紀元日本8月5日】香港の政治誌『鏡報』によると、8月1日の中共解放軍設立記念日に当たって、中共軍部は重大な軍事改革を積極的に進めているという。改革は、現行の7大軍管区の撤去、戦略方向による4大戦略区の設立、軍部及び各省から選抜されたメンバーで軍事委員会を設立、それぞれの戦略区を管轄していくなどの計画が含まれている。中共政権発足以来、最も大きな軍事改革であり、2012年の中共第十八党大会の人事準備に向け、胡錦濤派、江沢民派および太子党の権力と勢力の再分配であると見られている。

 報道によると、新たに設立する4大戦略区は、北部戦略区、東部戦略区、南部戦略区と西部戦略区である。北部戦略区は、東北3省と内モンゴル(元の瀋陽軍管区の管轄区域と内モンゴル)及び現在の北京軍区と済南軍区、北海艦隊と元の広州軍区が管轄する湖北省を含む。東部戦略区は現在の南京軍区の管轄区域に、南京軍区内の東海艦隊、空軍、第2砲兵部隊と武装警察が含まれる。南部戦略区は、現在の広州軍区及び成都軍区の雲南、貴州の2省、プラス両軍区が管轄する南海艦隊、空軍、第2砲兵部隊、武装警察。西部戦略区は成都軍区と蘭州軍区を合併する(雲南、貴州を除く)。

 また、中共は、各戦略区の司令部及び所在省の省委書記からなる軍事委員会を設立、軍事委員会に管轄区内の日常軍事管理から隣国との紛争などの緊急対応まで、幅広く権限を持たせることを構想しているという。

 さらに、従来の軍人階級を西洋諸国に合わせるように改革し、将軍の人数も増やそうとしているという。

 内部情報によると、今回の改革を巡って、支持派と反対派の意見が大きく分かれている。支持派は、四大戦略区の構想が中国の軍事資源を一体化し、現代化の立体戦争に有利であると見ている。

 一方、反対派は、四大戦略区の設立は、軍隊を高度に地方化し、中央の軍部に対するコントロールを弱化させ、軍閥割拠の局面の形成及び内戦の勃発に隠れた危機を生じさせてしまうとの憂慮を見せている。

(蘇燕)

(※mono.--以下リンクは大紀元記事を参照。)
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【参考図】

※mono.--下記4大戦略区の範囲は中国本土を大きくはみ出ている。これは何を意味するのか?




















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最終更新:2015年12月28日 15:56