世界を動かす者たち・謀略・陰謀・陰謀論 / フランス
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ベルナール・クシュネル ※国境なき医師団(1971年)と、世界の医療団(1980年)というNGOの設立者の一人
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ミシェル・コロン ※ベルギーのジャーナリスト

世界の医療団 ※-メドゥサン・デュ・モンド(Médecins du Monde, MDM)
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● 国境なき医師団〔Wikipedia〕
国境なき医師団(こっきょうなきいしだん、仏: Médecins sans frontières[† 1]、略称: MSF)は、1971年にフランスの医師のグループによって作られた非政府組織 (NGO) である。国際援助分野における功績によって、1999年にノーベル平和賞を受賞した。





人身売買
■ バージョン 0.9.4 国境なき医師団がアフリカでの人身売買に関与していたという噂がある 「夕刊葉月(2020-11-02)」より
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日本語のニュースからも、人身売買の闇が垣間見られる

[ロンドン発]2010年のハイチ大地震で派遣されたイギリスの国際NGO(非政府活動)オックスファムの支援隊員(エイドワーカー)が少女買春に関わっていた疑惑が底知れない広がりを見せています。オックスファムでは90カ国以上で5,000人の職員と2万3,000人のボランティアが働いています。疑惑をタイムラインでおさらいしておきましょう。

【オックスファムのハイチ少女買春疑惑】

2010年、ハイチ大地震で10万~16万人死亡、数百万人がホームレスに。オックスファムが支援隊員を派遣

2011年、ハイチに派遣された支援隊員数人がオックスファムの施設内で買春したり、いじめや脅迫を行ったりしていたとの疑惑が浮上。4人が解雇され、3人が辞職。

オックスファムに年間3170万ポンド(約47億円)の助成金を支払うイギリス政府の慈善委員会や国際開発省には報告。少女の何人かは性行為を持つことが許されないアンダーエイジ(未成年)との未確認情報も

2014年、オックスファムを辞職したベルギー人(68)が別の慈善団体で活動。買春疑惑についてはオックスファムから通報なし

2015年、オックスファムのヘレン・エバンス国際保全活動責任者が組織内で「1日に3つぐらいの疑惑があった」と対策強化を呼びかけるも、対策はとられず

2018年2月9日、英紙タイムズがハイチ買春疑惑について調査報道。オックスファムは否定も肯定もせず

2月10日、オックスファムが謝罪

2月11日、プリティ・パテル前英国際開発相が疑惑を調査しようとしたところ、省内の反発にあったと証言。「慈善委員会でも国際開発省でも多くの人が知っていた」

2月12日、オックスファムの副事務局長が引責辞任

同、前出のヘレン・エバンス氏が英テレビ局チャンネル4で証言。在任中の2012~15年、3カ国に滞在する120人を対象に聞き取りを行ったところ、11~14%が性的暴行を目撃したか被害を受けたと回答。南スーダンでも職員によるレイプ疑惑発覚

2月13日、ハイチのジョブネル・モイーズ大統領が「自然災害で人道的な支援を必要とする最も弱い立場の人々に対して地位を利用する性的攻撃者ほど許しがたく不誠実なものはない」とツイート


同、オックスファム・インターナショナルの代表が出身国グアテマラにおいて汚職疑惑で逮捕

2月14日、オックスファムの大使を務めていた英女優ミニー・ドライバーさんが抗議の辞任

2月18日、ハイチで疑惑をかけられた男性職員3人が証言者を脅していたことも発覚

2月20日、オックスファムが新たに26件の性的不品行疑惑について調査。16件が国際活動に関係。7,000人の寄付者が登録を抹消

疑惑はオックスファムだけにとどまりません。英紙タイムズによると、昨年1年間だけでオックスファムを含む主要慈善団体から120件を超える性的不品行疑惑が報告されているそうです。

オックスファムが87件で、このうち53件は警察に通報、20人が解雇されました。子供支援専門の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンが31件で10件を警察などに通報。解雇されたのは16人でした。クリスチャン・エイドが2件だったそうです。

【国境なき医師団】
仏パリを拠点とする国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」によると、昨年146件の苦情・警告が寄せられ、このうち40件が性的嫌がらせや性的暴行の訴えだった。24件について措置を取り、職員19人を解雇

【セーブ・ザ・チルドレン】
現在、国連児童基金(ユニセフ)副事務局長を務める前CEO(最高経営責任者)が3件の不品行疑惑で糾弾される。欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票最中の2016年6月、「ブリテン・ファースト(英国第一)!」を叫ぶ男に惨殺された労働党下院議員ジョー・コックスさんの夫がセーブ・ザ・チルドレン在職中の不品行疑惑の責任を取り、亡き妻の遺志を継いで立ち上げた2つの慈善団体の職を辞任

シリア難民問題を取材した筆者は相棒の史さんと相談して、難民を支援する国境なき医師団とセーブ・ザ・チルドレンに計1万ポンド(約150万円)を寄付したことがあるだけに、人間の罪深さに強い衝撃を受けました。

国連PKO(平和維持活動)の深い闇について調査してきた英キングス・カレッジ・ロンドンのアンドリュー・マクラウド客員教授は昨年、パテル国際開発相(当時)に「過去10年間に国連職員によるレイプは6万件にのぼる恐れがあり、3,300人の児童性愛者が国連機関に雇用されたと推定される」と告発する文書を手渡しました。

これを受けて、パテル国際開発相は昨年秋の保守党大会でこう述べました。

「何年もの間、国連は子供に対する性的虐待と搾取に関するショッキングなスキャンダルに目をつぶってきました。これを終わらさなければなりません。子供を保護する高いスタンダードの導入、すべての疑惑の調査、こうした犯罪に関する起訴を確実にすることが約束されない限り、将来の資金援助は行わないと関係者に伝えました」

国連のアントニオ・グテーレス事務総長が昨年2月に出した報告書を見ておきましょう。

国連PKOや特別政治ミッションの要員によるレイプや性的虐待などの報告は2016年だけでも計145件(これ以外に安全保障理事会のマンデートによる非国連部隊関係が20件)。犠牲者の数は少なくとも311人にのぼりました。このうち子供に対するレイプは48件(このほか非国連部隊は12件)、大人に対して食料や衣服と交換に性行為を要求していた事例が38件にのぼりました。

組織別の内訳では難民を支援する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要員による被害が一番多く26件、国連パレスチナ難民救済事業機関は8件、ユニセフ3件、国連開発計画2件でした。

人権弁護士でエイドワーカーだったマクラウド氏は旧ユーゴスラビアやルワンダの内戦で赤十字社の国際委員会と働き、2005年のパキスタン震災では国連の緊急協力センターで責任者を務めました。

マクラウド氏は「これは氷山の一角だ。国連の人道支援活動に関して起きたレイプや性的虐待で起訴されたケースはこれまで1件もない」と国連のリーダーシップの欠如を厳しく指弾してきました。

国連PKO絡みの少女買春、性的虐待が非難されだしたのは1996年以降ですが、事態は全く改善されていません。最近の報告事例をみると――。

【国連PKOの少女買春・性的虐待】

  • 2004年12月、アフリカ中部ブルンジで国連PKOの兵士6人が子供への性的虐待容疑で停職

  • 05年1月、国連PKO部隊1万人が派遣されているコンゴ民主共和国で13歳の少女がPKO兵士に性的虐待された疑惑をきっかけに調査開始。04~06年に140件の性的虐待が行われていたことが判明

  • 10年、コートジボワールで食料の見返りに8人の少女がベナン人PKO兵士と性行為

  • 11年、ハイチでウルグアイ人PKO兵士4人が18歳の少年をレイプし、録画した映像を投稿

  • 13年、マリで少なくとも4人のPKO兵士に女性がレイプされる

  • 14年、中央アフリカで3人の少女が縛られ、フランス軍の司令官によって犬との性交を強いられる

  • 15年6月、ブルキナファソで2人のフランス人PKO兵士が子供2人に性的虐待を加えて停職

  • 15年8月、中央アフリカで、PKO兵士が少年と父親を殺害し、少女に暴行した事件が発覚。現地のPKOトップが引責辞任

潘基文前事務総長はPKOトップ、司令官とテレビ会議を開いて規律の徹底を指示。国連総会も、少女買春や性的虐待、レイプに関与したPKO部隊の派遣国の国名を公表することで合意しました。

マクラウド氏が挙げる問題点や課題は次の通りです。

(1)国連は数百ものレイプや性的虐待が起きていることを認めているのに、ただ一人として刑務所に入っていない

(2)国連は小児性愛者の犯罪に対して寛容であるというシグナルを送り続けている。国連はカトリック教会に次ぐ小児性愛者の巣窟だ。いやカトリック教会より多いかもしれない

(3)職員やPKO要員を採用する際、小児性愛者であるかどうか特別なチェックが必要

(4)小児性愛者を見逃さない内部告発制度の確立

(5)子供へのレイプ犯罪に対するDNA検査の実施と法的免責の剥奪

(6)国際刑事裁判所に国連職員やPKO要員を訴追する権限を与え、被害者の難民登録を認める

児童性愛者が国連や国際NGOの人道支援活動に紛れ込んで、相手の立場が弱いことにつけこんで卑劣な性的搾取を繰り返しているのが悲しい現実です。国際社会は旧日本軍慰安婦の問題で繰り返し日本に謝罪を求めますが、日本の過去をほじくり返す前に、自分たちが目をつぶる現在の問題にこそ真剣に取り組むべきではないのでしょうか。

(おわり)

■ 国境なき犯罪団 「二階堂ドットコム(2015.11.2)」より
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フランス系の「国境なき医師団」。
みなさんは「単なるボランティアなのにひどい!と思っているだろうが、案の定、先日の”誤爆”は誤爆ではなかったようだ。



★ APがすっぱ抜き、「国境なき医師団」は誤爆にあらず、米軍はあらかじめ熟知 「スプートニク(2015.10.16)」より
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AP通信の報道によれば、アナリストらは病因に関する資料も、病院が記載された地図も入手していた。諜報部からの情報では、この病院は国際テロ組織「タリバン」の司令部によって管理センターとして使われており、武器が保管されている可能性があるとされていた。
専門家らは攻撃を正当化し、司令部にテロリストらは殲滅されたと報告している点は特筆に価する。
米国防総省の公式的な代表者らはこの情報を否定している。
これまでの発表では、タリバンは地元民を死亡させないためにクンドゥズから後退していたとされている。


■ 誤爆のわけねえよ 「二階堂ドットコム(2015.10.5)」より
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素人は、「国境なき医師団の病院をアメリカ軍が誤爆!死者が出てる。ひどい!」とか思うんだろうな。
バカだからしょうがないんだが。。。その、「国境なき医師団」は、フランス情報部の息がかかってる奴ら。

つまり。戦場においてはゲリラと同じ扱いされてもしょうがないわけ。人助けしてるフリして情報部員。

誤爆でなく、明らかにわざと。
アメリカとフランスの間でもいろいろあるんだね。
世の中そんなもん。平和ボケのバカ共には永遠に分からんだろうが


★ 病院空爆「人道法の重大な違反」 国境なき医師団が声明 「朝日新聞(2015.10.5)」より
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 アフガニスタン北部クンドゥズの病院が空爆された事件をめぐり、病院を運営する国際医療NGO「国境なき医師団」は3日声明を出し、「あらゆる証拠は(米軍主導の)国際部隊が空爆したことを示している」として、医療施設への攻撃を禁じた国際人道法の「重大な違反だ」と批判した。オバマ米大統領は「悲劇的事件」と受け止め、徹底した原因調査を指示した。


+ 続き
 空爆があったのは3日未明。国境なき医師団によると、4日夜までに、少なくとも22人が死亡。12人が医療スタッフで、患者10人のうち3人は子供だった。アフガン国防省の報道官は同日、朝日新聞の取材に「アフガン空軍は戦闘ヘリコプターを持っているが、クンドゥズの作戦に参加していない」と指摘。アフガン駐留米軍が関与した疑いが強まっている。

 駐留米軍の報道官は3日夜、空爆について、病院近くでアフガン治安部隊を支援していた米兵に反政府勢力が発砲したため応戦したと説明。同日午前の声明では「近くの医療施設に副次的な被害が出たかもしれない」と述べていた。

 これに対し、国境なき医師団は「多くの命が奪われたことを単に『副次的』と片付けるのは受け入れられない」と強く反発。当時の状況について「空爆は午前2時8分から3時15分までの間、ほぼ15分間隔で繰り返され、その間、航空機が上空を旋回する音が聞こえた」と指摘した。そのうえで「集中治療室などが入った本館だけが何度も正確に爆撃されたのに対し、他の建物はほとんど無傷だった」とし、狙いを定めた攻撃だったことを示唆した。

 国連の潘基文(パンギムン)事務総長は3日の声明で、多くの犠牲者を出した病院への空爆を強く非難。責任をはっきりさせるためにも公平な調査を求めた。ザイド国連人権高等弁務官は「この事件は完全な悲劇であり、弁解の余地はない。病院への空爆は戦争犯罪に等しい」と指摘した。

 一方、オバマ米大統領は3日、「被害にあった医療従事者と市民に最大の哀悼を示す」との声明を出し、米国防総省に徹底調査を指示した。ただ、米軍による空爆が原因と認めたわけではなく、アフガン大統領府は同日、事件をめぐり「駐留米軍司令官がガニ大統領に謝罪した」としていた声明を取り消し、「哀悼の意を示した」と修正した。

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★ アフガンの「国境なき医師団」“誤爆”で治安部隊の能力不足露呈 「産経ニュース(2015.10.4)」より
(※mono.--前略、詳細はサイト記事で)
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 タリバンはカブールでもテロ攻撃を強めており、米軍は今回、タリバンを押し返すためクンドゥズへの連続空爆を余儀なくされた。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」も活動を拡大しようとする中、米国は今年3月、ガニ大統領の求めに応じてアフガンからの撤収ペースを遅らせることを決めたものの、ガニ政権はクンドゥズをタリバンの攻勢で失いかける失態を受け、タリバン掃討での米軍依存をさらに高める可能性がある。

 カブール大のコヒスタニ教授は産経新聞の電話取材に、誤爆の原因は「誤情報か、アフガン治安部隊と米軍の調整ミスだろう」と推測し、「アフガン側の問題は強力な空軍力がないことだ」と指摘している。


■ 米軍に「国境なき医師団」病院が狙い撃ち誤爆されたワケ? 「BLOGOS-木村正人(2015.10.4)」より
(※mono.--前後略、詳細はサイト記事で)
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タリバンは昨年8月からクンドゥズ州で攻勢を強め、先月28日、同州の州都を制圧。タリバンが州都を制圧するのはアフガン戦争が始まった2001年以来初めてのことだ。危機感を強めた米軍がタリバン掃討作戦を支援していた。

アフガン駐留米軍は声明で「アフガン軍に脅威を与える複数の個人をターゲットに空爆は行われた。近くにある医療施設に巻き添え被害を与えた可能性がある」と誤爆を認めた。医療施設や医療従事者への攻撃は国際人道法で禁じられている。

国連アフガン特別代表や赤十字国際委員会は「ぞっとする悲劇だ。医療従事者や医療施設への攻撃は、アフガンの人々を支援する人道組織の能力を損なうものだ」「人道に対する破壊だ。国際人道法に違反している」と空爆を激しく非難した。



















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最終更新:2023年02月19日 08:00