+ ブログサーチ #blogsearch
+ ニュースサーチ

● 八紘一宇〔Wikipedia〕
八紘一宇(はっこういちう)とは、古代中国でしばしば用いられた慣用句を元とし、『日本書紀』巻第三神武天皇の条に書かれた「掩八紘而爲宇」の文言を戦前の大正期に日蓮主義者の田中智學が国体研究に際して使用し、縮約した語。八紘為宇ともいう。大意は「道義的に天下を一つの家のようにする」という意味である。
+ 記事引用。詳細はサイト記事で
共同通信の比嘉記者の質問に答える幹事長の発言
一つの言葉にどういう意味を込めるかはいろいろあると思いますね。中国の古典を読んでいると、「八紘を一つの家にする」というような発想があって、これは中国の思想だと「王道」「覇道」という言葉があります。王の政治というのはいわば理想的な政治という意味ですが、それを世界に敷こうという発想があった。必ずしも本来否定的な意味合いばかりを持つ言葉ではないと私は思います。言葉というのは時々、長い歴史の中でいろいろな使われ方をしていろいろなニュアンスが生じて、それを基にいろいろな感情的な反発などが起こることがしばしばありますので、なかなか使い方が難しいなと思いますが、私のプリンシプルは「できるだけ原義に戻る」ということでございます。



■ ニュースを斬る~2679年3月23日【イスラエル問題】 「愛国社会主義研究会(2019年03月23日 23時31分40秒)」より
(※mono....前半略、詳細はサイト記事で)
/
ユダヤ資本の代理人であるトランプ大統領は、歴代の「代理人」達ですら手を付けなかった暴挙に出た。
エルサレムをイスラエルの首都として承認してパレスチナの主権を踏みにじり、シリア領であるゴラン高原の主権がイスラエルにあるとしたのだ。
日本で言えば、北方領土の主権がロシア、竹島の主権が韓国にあると言われたに等しい。

当ブログが常々主張しているように、そもそもイスラエルの存在は第一次世界大戦前に大英帝国がユダヤ人とアラブ人の両者に二枚舌外交を繰り広げた結果である。

イスラエルは欧米から購入した兵器の力でアラブ勢力を圧倒し、領土拡大を既成事実と化してきた。

我々はイスラエル国家そのものが正統性が無い軍閥・武装勢力であると見なしているが、悪いのはイスラエルの指導者であって一般のユダヤ人には何の罪もない。

ユダヤ人の人々の生活もパレスチナ人の人々の生活も等しく大切であることから、イスラエル問題は、リビアの故カダフィ指導者が提唱した「イスラティナ」(イスラエル+パレスチナ)として共存することが最善であると改めて主張するものである。

そして、これ以上アラブの問題にアメリカを介入させてはならないし、かつてアジア主義を掲げ日露戦争に勝利してアジア・アラブを熱狂させ、大東亜戦争においてアメリカや大英帝国と闘い世界の抑圧民族の希望となった日本が対米追随して親イスラエル政策をとることなどあってはならない。

我々は皇道主義・結束主義に基づいた維新体制を樹立し、国内の格差や貧困を是正して、経済成長と国防充実・アメリカ追放を成した際は、中東においてアラブ世界と連帯して帝国主義者と資本家に対峙するつもりである。
そして、悪しきユダヤ権力のみを粉砕し、一般のユダヤ民衆を解放して故カダフィ指導者が夢見たイスラエルとパレスチナの共存共栄を実現して八紘一宇を実践する所存である。


■ 肇国以来の国是 「DEEPLY JAPAN(2015.3.18)」より
/
八紘一宇こそ建国以来の大事な考えですと国会議員に紹介されるという予想外の事態が発生していて、ツィッターではこの語が大盛況になっているようだ。でもまぁ、日本国の品位と学力が問われるだけで、他に実害はないでしょう。だって「八紘一宇」の仲間に入れてくれっていう国が見当たらないもの。

とりあえず時ならぬ話題のおかげで面白いものを拾った。『写真週報』という当時の内閣情報局が発行していた雑誌にあったスローガンのページらしい。

(※mono.--画像略)
二千六百二年の紀元の佳節 肇国以來の國是 八紘一宇は大東亞戰爭によつていよいよ洽く具現されんとす 
この時に生を享くるものの榮譽 皇恩の無窮に泣く

という部分の、「肇国以來の國是 八紘一宇」を、三原議員、またはこの人にブリーフィングしてる人は「八紘一宇は建国以来の大事な考え」と現代語訳?したんだろうね。

いやしかし、この時代ってほんとに、なんてか、皇室にとっては受難の時というべきだろうなぁ。

だって、八紘一宇をスローガンに大東亜を築くことが肇国以来の国是って、昭和になるまでのどの天皇も思ったこともないと思うもん。はぁ?みたいな。秀吉の朝鮮への渡海さえ嫌がってらしたのに(このへん;日本を守ることの意味)。

そう、明治維新からの日本の体制というのは、実に実に「不敬」な体制なんですよ。維新以来の指導者層は、誰だっけか久野収氏だったかの表現によれば、「顕教」として一般大衆には陛下を神として敬うべく指導して、従えないものは赤だ非国民だと脅しておきながら、自分たちの方は「密教」として陛下を使う。で、皇室の神話まで作っちゃうってのは、もう極限だわね。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


■ 八紘一宇というグローバル・ジハード 「池田信夫blog(2015.3.17)」より
/
テンションの低かった国会に、久々にお笑いネタが出た。三原じゅん子議員の「八紘一宇」発言だ。そこで彼女は「昭和13年に書かれた『建国』という書物」を紹介する。
八紘一宇とは、世界が一家族のように睦みあうこと。一宇、すなわち一家の秩序は、一番強い家長が弱い家族を搾取するのではない。一番強い者が、弱い者のために働いてやる制度が家である。[…]世界中で一番強い国が、弱い国、弱い民族のために働いてやる制度ができたとき、はじめて世界は平和になる。
彼女はこれを「グローバル資本主義の日本がどう立ち振る舞うべきかというのが、示されている」というのだが、おもしろいのはこれが租税回避に関連して出てきたことだ。国会の発言だけでは真意がわからないが、彼女はおそらく「税率の低い国に税金を納めて自分だけよければいいという考え方は八紘一宇の精神に反する」といいたかったのだろう。

これは私も『資本主義の正体』で論じたように、深刻な問題である。ピケティによれば、世界の総資産の1割が租税回避で「地下経済」化している。租税による公共サービスの提供という近代国家の前提が崩れ始めているのだ。

では、これをどう解決すればいいのか。もちろん八紘一宇では話にならないが、ピケティの提案する「グローバルな資本課税」もそれと同じぐらい空想的だ。根本的な問題は、近代国家の負担と受益の原則が崩れ、大規模なフリーライダーが横行していることだ。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
見方を変えると、金融資本とイスラム原理主義は、逆の方向から(中田考氏のいう)「世界を収奪して支配する領域国民国家というリヴァイアサン」を破壊し、グローバルな新秩序を建設する第一歩かもしれない。三原氏や安倍首相の信じている天皇制ナショナリズムは、そこから2周遅れである。

ーーーーーー
■ 八紘一宇は批判されるべき理念ではない 「私的憂国の書(2015.3.18)」より
(※mono.--前略、詳細はブログ記事で)
/
 昨日の参院予算委員会で、自民党三原じゅん子参院議員がこの「八紘一宇」という言葉を引用したことが、いまメディアを賑わせている。朝日新聞は、この発言に脊髄反射し、「八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた」と異例の速さで取り上げた。南鮮の中央日報は、まるで朝日をリレーするように、「日本軍のアジア侵略を正当化するために学校などで広く使われたスローガン」と書き、「天皇制の核心思想」とまで書い加えている。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
 「八紘一宇」という言葉は日本書紀に記されている神武天皇が橿原宮で即位したときの言葉を元に、大正期に日蓮宗系の宗教家、田中智學が造語したもの。第二次近衛内閣が1940年7月26日に閣議決定した基本国策要綱で、「皇国の国是は八紘を一宇とする肇国の大精神に基き世界平和の確立を招来することを以て根本とし先づ皇国を核心とし日満支の強固なる結合を根幹とする大東亜の新秩序を建設するに在り」と謳っていることで、大東亜戦争に突入する日本の象徴的ことばとして頻繁に引用され、旧日本軍やメディアがこのことばを言挙げし、国内向けプロパガンダとして使用したことは、全面的に否定することはできないと考える。

 GHQはこの八紘一宇を邪悪な軍国主義を象徴する言葉として使用禁止とし、以来、このことばは自主検閲の対象となって現在に至る。哀れ守旧メディアは、いまだに米国の敷いた言論統制のなかでしかことばを使用できないのだ。ことばを使用できないということは、そのことばが持っている本来的な意味すら解説できないということになる。
(※mono.--後略、詳細はブログ記事で)


2015/03/16 に公開
三原じゅん子(自民党)【参議院 国会】予算委員会 平成27年3月16日より

ーーーーー
★ 「八紘一宇」持ち出した三原じゅん子氏に沈黙する国会の異常 「日刊ゲンダイ(2015.3.17)」より



















.
最終更新:2019年03月25日 17:53