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アジア地域のインフラ整備を支援することを目的として、中国が設立を目指している国際金融機関のこと。2015年の設立を予定しており、本部を香港に設置することなどが検討されている。略称は、AIIB。

アジアの発展途上国へ融資し、インフラ整備を支援する国際金融機関となっており、中国のほか、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)などが参加する。資本金は500億ドルとされ、中国が最大出資国になると見られている。なお、アジア地域のインフラ整備を支援する国際金融機関としては、すでに1966年に設立されたアジア開発銀行(ADB)があるが、日本と米国が最大出資国として主導権を握っており、歴代の総裁にはすべて日本人が就任している。そのため、AIIBの設立には、ADBに対抗し、アジア地域での中国の影響力を強めたいとの狙いがある。

2013年10月に中国の習近平国家主席が東南アジアを訪問した際に、AIIB構想を提唱した。なお、日米両政府からは、中国が単独で主導権を握ることへの懸念や、ADBに加えてAIIBを設立する必要性について疑問の声が出ている。

■ AIIB参加国一覧 オーストラリア/トルコ/韓国/ロシア/オランダ/ブラジル/グルジア/デンマークも参加(2015/3/29)台湾も? 「小島成樹 上海から見た日本企業の経営(2015.3.29)」より
■ 地図で見る AIIB参加国・地域一覧(2015/3/31)ADB比較 「中国12拠点の名南経営 中国ビジネス最新情報(2015.3.31)」より
+ 現在(2015/3/31)のAIIB 参加国一覧(出典:亚洲基础设施投资银行- 维基百科)
No 国名(中文) 国名 参加表明時期
1 中華人民共和国 中国 2014/10/25
2 孟加拉国 バングラデシュ 2014/10/25
3 文莱 ブルネイ 2014/10/25
4 柬埔寨 カンボジア 2014/10/25
5 印度 インド 2014/10/25
6 哈萨克斯坦 カザフスタン 2014/10/25
7 科威特 クウェート 2014/10/25
8 老挝 ラオス 2014/10/25
9 马来西亚 マレーシア 2014/10/25
10 蒙古国 モンゴル 2014/10/25
11 緬甸 ビルマ 2014/10/25
12 尼泊尔 ネパール 2014/10/25
13 阿曼 オマーン 2014/10/25
14 巴基斯坦 パキスタン 2014/10/25
15 菲律賓 フィリピン 2014/10/25
16 卡塔尔 カタール 2014/10/25
17 新加坡 シンガポール 2014/10/25
18 斯里蘭卡 スリランカ 2014/10/25
19 泰國 タイ 2014/10/25
20 乌兹别克斯坦 ウズベキスタン 2014/10/25
21 越南 ベトナム 2014/10/25
22 印尼 インドネシア 2014/11/25
23 馬爾地夫 モルディブ 2014/11/28
24 沙烏地阿拉伯 サウジアラビア 2014/11/28
25 塔吉克斯坦 タジキスタン 2014/11/28
26 紐西蘭 ニュージーランド 2014/11/28
27 约旦 ヨルダン 2015/ ?/??
28 英國 イギリス 2015/ 3/12
29 法国 フランス 2015/ 3/17
30 德國 ドイツ 2015/ 3/17
31 義大利 イタリア 2015/ 3/17
32 卢森堡 ルクセンブルク 2015/ 3/18
33 瑞士 スイス 2015/ 3/20
34 奥地利 オーストリア 2015/ 3/24
35 澳大利亚 オーストラリア 2015/ 3/24
36 土耳其 トルコ 2015/ 3/26
37 韩国 韓国 2015/ 3/26
38 俄羅斯 ロシア 2015/ 3/28
39 荷蘭 オランダ 2015/ 3/28
40 巴西 ブラジル 2015/ 3/28
41 格鲁吉亚 グルジア 2015/ 3/28
42 丹麥 デンマーク 2015/ 3/28
43 澳大利亚 オーストラリア 2015/ 3/29
44 埃及 エジプト 2015/ 3/30
45 芬兰 フィンランド 2015/ 3/30
46 俄羅斯 ロシア 2015/ 3/30
47 吉尔吉斯斯坦 キルギスタン 2015/ 3/31
48 瑞典 スウェーデン 2015/ 3/30
49 冰島 アイスランド 2015/ 3/31
50 葡萄牙 ポルトガル 2015/ 3/31
51 中華臺北 台湾 2015/ 3/31
52 挪威 ノルウェー 2015/ 3/31
53 以色列 イスラエル 2015/ 3/31
拒否 朝鲜 朝鮮民主主義人民共和国 2015/ 2/??




■ 国連の方から来ました。言う事聞いてください。 「パチンコ屋の倒産を応援するブログ(2017.5.14)」より
(※mono....「AIIB」関連記事のみ転載)
/
おまけにそのためのAIIBとやらは開始してからもう1年経つわけですが、
目立った実績らしい実績は特にありません。

そりゃそうです。金を集めようと慕って無格付けなんですから。
格付け機関に格付けさせると最低ランクになってしまうため、
それなら格付けなんていらねーと無格付けにしているのです。

日米が入らなければまともな信用保証は得られないと書いてきましたが、
せっかくIMFの拝金主義のフランス人に金を握らせたのでしょう。
(フランス落ちぶれ貴族なんてそんなクズばっかしかいませんから)
ラガルドは固定相場で為替操作している人民元を国際通貨に入れました。

しかしながら、中国共産党の発表している外貨準備高も
とんでもないペースで減っており、外貨流出は今やよく知られています。
今中共が言っている外貨準備高が本当にあるか非常に怪しいので信用が得られません。

ですのでAIIBは今のママではまともな格付けを得る事は不可能な状況です。

こんな状態ですが中国共産党は「数を一杯集めて」
「今やAIIBの参加国はADBを超えたアル!AIIBに入るアル!」
と日米に言い続けています。

日米が金を出したらその信用から得られた利益を美味しく頂けるアルよと
それで参加を呼びかけて入って来たダボハゼしかいません。

いくら参加国が中共に言われた通りに美味しい料理を待っていても
日米が入らない限りメインディッシュは永遠にありません。
日米の金と信用に乗っかってタダで儲けようって話なんですから。

現状では地溝油で揚げたえびせんらしきものだけの状態です。

客観的に考えたって、
拒否権が中共だけにしかなく、事務局も北京。
どこにお金を使うかを中共だけが握っている組織に日本が金を出す理由がどこにもありません。
中共大好きな二階は色気を見せてますから
麻生と安倍が失脚したらやりかねないでしょうね。



 韓国における文大統領の誕生を手ぐすねを引いて待っていたのは、やはり、中国であったようです。早々にTHAAD配備問題で文政権に圧力をかけると共に、経済面でも、5月14日から北京で開催される「一帯一路」サミットを前にして、北朝鮮を同構想に引き込むべく根回しを活発化させているそうです。今月初め頃から中国は、北朝鮮に対して同会議へ参加を呼びかけ、北朝鮮もこれに応えたというのですから。

(※mono....中略)
/
 中国は、対北宥和路線への転換によって、国際社会の努力を水泡に帰し、そして、アメリカの期待をも裏切ることとなるのですが、その先には、西はユーラシア大陸、東は太平洋地域へと広がる広大な”中華帝国”を見ているのでしょう。”一帯一路”というネーミングにこそ、現代にあって、世界の中心は中国であり、世界にただ一つの大帝国を建設せんとする同国の野望が込められています。しかし、今般の中国による北朝鮮の取り込みは、各国の政財界、並びに、国際社会の水面下で蠢いていた様々な勢力の動きをも表面化させる切っ掛けとなるのではないかと思うのです。


★■ AIIB、日米参加への「落としどころ」とは? - 中国は「拒否権」を取り下げる可能性 「東洋経済(2015.7.20)」より
(※mono.--前半は大幅に略、詳細はサイト記事で)
/
米ワシントンで戦略国際問題研究所に出向中の鈴木貴元・丸紅経済研究所シニアエコノミストは、「米国は参加すべきだったというのが当地の有識者のコンセンサス」と言う。ただ、議会の共和党が対中脅威論から反対するのは目に見えており、実現の見通しは立たない。

思わぬ副産物は、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉妥結に向けた動きが、米国で加速したこと。中国にアジア太平洋地域のルール形成の主導権を握られないため、米国もTPPに本気を見せた。

日米と中国の落としどころは?

米中は角逐の一方で、協調も探っている。もともと中国がAIIB設立に踏み切った背景には、IMF(国際通貨基金)など、既存の国際金融機関で中国の出資比率を上げられないことへの不満があった。近い将来の増資を予定するADBにも、中国は出資比率引き上げを求めてこよう。

すでに世銀やADBは、AIIBとの協調融資に意欲を示している。既存機関で中国の出資比率を上げ、日米をAIIBに迎え入れて中国は拒否権を取り下げる──。いずれはそんな落としどころが見えてくるのではないか。

★ アジア投資銀、北京で設立協定署名式 7カ国が署名せず 「日本経済新聞(2015.6.29)」より
/
 【北京=大越匡洋】中国が主導する国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立協定の署名式が29日午前、北京の人民大会堂で開かれた。創設メンバーとして参加を表明した57カ国のうち、フィリピンなど7カ国が今回、署名せず、運営を開始する年末までに対応を決める。中国は議決権の26.06%を握り、重要な案件で事実上の拒否権を持つ。

 昨秋、アジアの21カ国が設立に合意したAIIBはその後、英国など欧州勢が相次いで参加を表明し、創設メンバーは57カ国まで膨らんだ。米国と日本は参加を見送っている。今回、50カ国が設立協定に署名した。

 フィリピン、デンマーク、クウェート、マレーシア、ポーランド、南アフリカ、タイの7カ国は29日の署名を見送った。AIIBの設立準備事務局は「年末の運営開始まで7カ国の署名を待つ」としたが、署名見送りの理由は説明しなかった。

 中国の楼継偉財政相は署名式で「AIIB構想はアジアの経済成長の促進、世界経済の回復という客観的なニーズに適している」と強調した。AIIBの資本金は1千億ドル(約12兆3千億円)。全体の75%をアジアなど域内メンバー、残る25%を欧州を含む域外メンバーに割り振ったうえで、原則として国内総生産(GDP)の規模に応じて分配する。

 中国の出資額は297億ドルと最大だ。資本金の一部は割り当てが決まっていないため、中国の出資比率は30.34%となり、8%台で2位のインド、6%台で3位となるロシアを大きく引き離す。

 本部は北京に置く。組織運営の中心となる理事会は域内9人、域外3人の計12人で構成する。理事は運営コストを削減するため、北京に常駐しない。任期5年の総裁は初代ポストを中国が握り、金立群・元財政次官が就く見通し。総裁ら執行部の権限が大きく、その分、中国の影響力が増す。

 組織運営を決める各国の議決権は出資比率に基づいて算出し、中国が26%を確保する。理事会の構成変更や増資など、設立協定で最重要と位置づける案件は議決権の75%以上の賛成を必要とする。25%超の議決権を持つ中国が反対すれば可決できず、中国が事実上の拒否権を持つ仕組みだ。

 アジアのインフラ需要は2010~20年に8兆ドルに上ると試算されるが、既存の世界銀行やアジア開発銀行(ADB)は必要な投資資金を賄い切れていない。


ーーーーーーー
★ 中国色強まる「AIIB」、南シナ海問題で対立のフィリピンなど7カ国が署名せず 「産経ニュース(2015.6.29)」より


■ 中国独裁のAIIB 「日本や世界や宇宙の動向(2015.6.18)」より
/
中国と付き合うと必ず大損したり痛い目に遭います。日系企業が中国に進出して散々痛い目に遭ってきましたから、日本人は、政界や経済界の媚中派以外は、中国の誘いには乗らないようになりました。
しかし。。。欧州の政治家達は中国を甘くみているのではないでしょうか。彼らはもっとしたたかに対応するのでは。。。と思っていたのですが。。。そうでもないようです。
何しろ、欧州はアジアとは色々な意味で距離がありますから、中国のことは何もわかっていないのでしょう。欧州の経済が悪化する中で中国への輸出を増やしたいと思っているのでしょうけど。。。中国人の爆買いをあてにしている面もあるのでしょうが。。。突然、爆買いができなくなる日が来るでしょうし。。。
欧州の一般人も中国や中国人の問題点を何もわかっていません。

面白いことに。。。ロスチャイルドやジョージ・ソロスなど、汚い金融犯罪者たちは、アメリカを捨て、今度は中国を中心に、新たな金融システムを作り、再び、世界中の富を強奪しようと考えています。
しかし。。。この分では、ハザールマフィアと同じくらい欲深くてズルくてインチキな中国共産党の犯罪者達をどのように手懐けるのでしょうねえ。。。アメリカだからうまく行っていたものも。。。あの、野蛮な中国ですから。。。アヘンの被害に遭った清の時代と今の中国とは全く違うでしょうし、支配者の質も違います。ロスチャイルド達は今の中国もアヘンで騙したように騙せると考えているのでしょうか。
汚くて残忍な野蛮人(中国) 対 同じく残忍なキチ外サイコパス(ハザールマフィア)が果たして利権のために協力関係を維持していけるのでしょうか。。。見ものです。


アジアインフラ投資銀行(AIIB)で、中国の独裁色が一段と強まった。懸念されていた通り、事実上の拒否権を握り、本部も総裁も自国で独占。参加のメリットをあおっていた欧州勢も、ドイツが理事ポストを敬遠し、英国も10番目の出資額となるなど腰が引けてしまっている。

 創設メンバー57カ国から閣僚級が集まり、設立協定署名式が29日、北京市内で開かれる見通しだが、参加に慎重な日米が不安視していた要因は何ら払拭されなかった。

 資本金1000億ドル(約12兆4000億円)で発足し、中国は単独で29・8%を出資する最大の出資国となる。

(※mono.--以下略)


■ AIIBの真の支配者は中国では無く日本 「国際情勢の分析と予測(2015.4.30)」より
/
●AIIBは、中共「大失業」時代を前にした「赤字国債」の代用品である。兵頭二十八の放送形式:2015年04月27日 08:50
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2015/04/#a001477

●英ウィリアム王子、来年2月に日本へ初来日が決定、その後は中国にも訪問予定! - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2141809892026185001

●ウィリアム王子が中国を訪問、習主席と会談(海外の反応) : 海外のお前ら
http://blog.livedoor.jp/kaigainoomaera/archives/43006917.html

●時事ドットコム:英王子、新職場へ=救急ヘリ操縦士に 2015/03/31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015033100371

(※mono.--以下引用記事多数あり。詳細はブログ記事で)
/
(※mono.--ブログ主コメント前後略、詳細はブログ記事で)
AIIBは表向きは中国主催とされ、日本政府は表向きはAIIB加盟を見送っている。しかし、上記の私の分析は日本政府がAIIBの事実上の運営権を握っており、それ故に欧州各国がAIIB加盟を求めて日本に使者を送り込んでいることを示している。日本と中国は裏では緊密に協力しているがそれを隠すために表向きは激しい対立を演出している。それは国際金融資本を騙すのが目的である。今後中国と日本が突如として対立を解消する時、国際金融資本の残党達は包囲され一挙に壊滅する。薩摩藩が得意とした釣り野伏が大東亜戦争の終結を導くのだ。

AIIBには犯罪国家である南朝鮮とイスラエルも加盟を申請している。そして、南朝鮮の宿敵である北朝鮮とその支援国家である日本が加盟していないのと同様に、イスラエルの宿敵であるパレスチナとその支援国家であるイランが加盟していない。これは西洋と東洋に於いて見事な対称性を示している。今後南朝鮮とイスラエルは滅亡して北朝鮮とパレスチナに併合され、北朝鮮とパレスチナがAIIB加盟国の地位を継承すると思われる。また、南朝鮮とイスラエルの滅亡後に日本とイランは勝利の栄光を称えられながら、AIIBの中枢メンバーとして迎えられると想像する。


★■ コラム:AIIB参加問題、日本の様子見は正解=加藤隆俊氏 「ロイター(2015.4.28)」より
(※mono.--前後大幅に略、詳細はサイト記事で)
/
つまるところ、創設メンバーにならなかったデメリットは、設立協定の取りまとめに至る経緯を承知する立場にないという程度だろう。他の国際機関でも、あとから加盟する例はいくらでもある。まずはどのような設立協定ができあがるのか、その内容をよく精査して、日本として納得できるならば、次の機会に手をあげれば良い話ではないだろうか。

<常駐の理事会はなぜ必要か>

では、日本が参加するためには、いかなる条件が満たされる必要があるのか。まず何と言っても、組織運営の透明性と中立性を担保する仕組みができることである。

現在までに報じられているAIIBの概要を見ると、本部は北京、初代総裁には金立群・元中国財政次官(現在AIIBの多国間臨時事務局長)が就くことが予定され、かつその経済力から見て中国が最大の出資国になると想定されている。また、設立趣意書への署名式あるいは設立協定の交渉プロセスも中国主導で進められている。

これに対し、現在日米がそれぞれ約15.6%、中国が約6.4%出資するアジア開発銀行(ADB)の場合は、それら重要事項は交渉参加国による長年の議論を経て決まった。AIIB構想がこのプロセスを踏まずに中国主導の枠組みを前もって示していることは、投資案件の決定も中国が主導するAIIBの執行部が中心的に進めるのではないかとの疑念が高まる背景となっている。この疑念を払拭(ふっしょく)するためにも、参加国によって選出される常駐の理事会が設置されることを期待したい。

■ ≪中国の背後には誰が控えているのか≫<AIIB。。中国共産党単独主導とは思えない>【世界秩序オモテの代表米国が、最後には特別待遇で迎えられる!?】 「宝当仙人の野次馬日記(2015.4.25)」より
/
日本の大マスコミ。。大新聞
 は、米欧通信社から情報もらう
  しかし全く信用出来ないのは
   米欧発信の情報を間違えて
    日本的解釈を加えるからである

オバマ大統領は。。とか
 習近平国家主席は、という
  個人が主語となったその
   ニュース報道の表現こそが
    極めて日本的解釈なのである

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
日米は。。とか、G7といったって
 日本は単なる金づるに過ぎない
  それをG7の枠組みとか。。我々
   とか、よく読めば全て日本的解釈

AIIBは。。中国が米国中心の
 国際金融秩序への挑戦の一里塚
  いかにも日本・日銀らしい解釈だが。。
   絶対に違う!ように思えてならない

典型的な日本経済界雑誌
 しかし、ひとつのヒントにはなるだろう

...............................................

中国高官たちはアメリカ移住がお好き
http://net.keizaikai.co.jp/archives/16206

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
欧州留学が巷間伝えられる
 北朝鮮ロイヤルファミリー
  どころではない、米国との
   親密極まりないパイプに思える
    共産党幹部の資産は数兆円

...................................................................................................

≪《中国提唱のアジアインフラ投資銀行》どうも日本の大新聞・大マスコミ報道は米中対立論調で全く信用出来ない≫<米ソ同様。。米露・米中も対立していない>【日本・韓国はじめ属国はその中で翻弄される】

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
小生も。。欧州各国。。とりわけ
 英国の参加にピンときた。。米国
  いや米欧露は、結局緊密に連携!!

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
元々日米同盟など存在しない
 昭和時代の米中頭越し外交を
  思い出すまでもなく、いつも
   日本は梯子を外され続けてきた

米欧先進国は、我々日本には
 リップサービスで対応。。誤魔化し
  騙して金づるとして使ってきた訳で

しかし、日本を全く信用などしていない
 米欧露の尖兵。。役割分担の中国を
  遥かに信用して、仲間と思っている・・・。


■ マスゴミさんはAIIBに投資してくださいね 「パチンコ屋の倒産を応援するブログ(2015.4.21)」より
/
昨日は朝日新聞珊瑚捏造事件から26年目でした。

平成元年4月20日に朝日新聞の捏造記事が出たわけですが、
新石垣空港の建設反対運動のために珊瑚に傷を付けたばかりか、
その取材のために錨を降ろしていたために周辺の珊瑚も傷つけられていました。

そんな朝日が珊瑚を守れだの口にして辺野古の話をするのですから
やはり反日サヨクのダブスタというのは伝統なのでしょう。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
ではなにかと話題のAIIBネタから
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【傘下ファンドで資金集め=非参加国の投資家に道―アジア投資銀】
【北京時事】中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が、傘下にファンドを設け、各国の政府系投資ファンド(SWF)などから幅広く資金を集める方針を固めたことが、19日分かった。日米などAIIBへの参加を政府が見合わせている国の機関投資家に、関与の道が開かれる。AIIBの設立直後にもファンドを立ち上げる。
 AIIBのファンド開設は、インフラ整備事業に投じる資金の十分な確保が目的。世界各国のSWFや年金基金に対し、AIIBでの長期的な資産運用を促していくとみられる。
(2015/4/20 時事通信)
..............................................................................................................

国からだけでなく民間からも金集めをするそうです。

よっぽどお金が欲しいということころなんでしょう。
とにかく必死に金集め・・民間のファンドから集めるってことは
中国共産党謹製の第二のサブプライムローンですかね。
壮大なババ抜きを仕掛けようといったところでしょう。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
さて、バスに乗り遅れるなと言った朝日新聞や日経新聞、その他地方新聞は
民間から投資できるようになるそうですから、
是非AIIBに投資して手本を見せてくださいね。

江田憲司や維新の党、民主党、共産党もAIIBへ入れと言っていたので
是非投資してみてください。
(※mono.--後略、詳細はブログ記事で)


IMF
■ 中国:IMF改革停滞に焦る事実上のドル不足国家。 「スロウ忍ブログ(2015.4.20)」より
/
中国やブラジルなどの新興国が自らの権限を強めるための一連の“IMF改革”について、IMFが18日(2015年4月18日)に米ワシントンで開催した国際通貨金融委員会(IMFC)では、今回も米国にIMF改革の早期同意を促す声明を採択するに留まり、特に進展はなかったようである。
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http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20150419/Kyodo_BR_MN2015041901001162.html
国際通貨金融委、米に同意促す 改革進展せず「深く失望」
共同通信 2015年4月19日 10時17分 (2015年4月19日 10時18分 更新)

 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は18日、運営方針を決める国際通貨金融委員会(IMFC)を米ワシントンで開き、新興国の出資比率を引き上げるIMF改革を議論したが、進展はなかった。改革実現が遅れていることに「深く失望している」とし、あらためて米国に改革への早期同意を強く促す声明を採択して終了した。
..............................................................................................................

 2010年に決まったIMF改革は、最大出資国で拒否権を持つ米国の議会が反対し、暗礁に乗り上げている。声明は早期の改革実現の重要性を訴えるとともに、実現までのつなぎの対策を検討する必要性も示した。

中国やブラジルといった、自国経済に火が着き始めた新興国。

参考:
2015年1月30日金曜日
致命的金欠状態のブラジル。
2014年9月16日火曜日
資源価格の下落と特亜経済の凋落。

彼らはIMFなどの国際機関からの巨額融資を自国に振り向けようと必死である。

また中国は、人民元をIMFのSDR構成通貨に組み入れようとも試みている。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
だが人民元とは、事実上中共政権が為替操作しているローカル通貨に過ぎず、其の上、中国のATMからは高頻度で偽札が出てくる杜撰な管理体制であるため、国際通貨としての価値など皆無といっても過言ではない。このような中共独裁政権が摺り散らかし放題のインチキ通貨をSDRに組み込むことは、IMFの信用(米ドルの信用)自体を棄損する余りにも馬鹿げた行為であることはもはや言うまでもないだろう。まあ其れ(米ドル基軸通貨体制の破壊)こそが中共の狙いなのだろうが。

ところで、ここ最近になって急に反日メディアが宣伝を開始した中共主導のAIIB。その運営透明性の低さから日米が参加を見合わせたため、もはやAIIBの成功確率はゼロといっても過言ではない。おそらくタイミング的にも、AIIBの本当の目的は、米国にIMF改革を進めさせるためのブラフだったのではないかと思われる。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


★ 創設メンバーから台湾除外 中国当局「国と認めず、他国と差をつけた」と新華社 「産経ニュース(2015.4.13)」より
/
13日の新華社電によると、中国主導で設立する国際金融機関アジアインフラ投資銀行(AIIB)への台湾の参加申請について、中国当局者は台湾を創設メンバーから除外すると述べた。中国は統一を目指す台湾を国と認めておらず、既に創設メンバーとなることが決まった他国との扱いに差をつけた。

 将来の参加に向け、名称や地位についてさらに協議を続ける見通し。

 台湾は創設メンバーとして参加するアジア開発銀行(ADB)で、台湾統一を目指す中国が1986年に加盟したのに伴い、それまでの「中華民国」の名称を「中国・台北」に変更された経緯がある。(共同)


◆ 中国がアジアインフラ投資銀行で と ん で も な い 暴挙をやらかす !!! 2ch「出発前からやりたい放題」「信用ゼロだな」 「NEWS U.S.(2015.4.14)」より
/
2 :名無しさん@1周年:2015/04/13(月) 20:21:01.17 ID:3Wy77kvKO.net
だから信用出来ないんだよ

531 :名無しさん@1周年:2015/04/13(月) 23:50:23.82 ID:nrkw44op0.net
<>2
所詮、中国の政治的な銀行だった

6 :名無しさん@1周年:2015/04/13(月) 20:21:53.62 ID:qFhYciJoO.net
結局志那の匙加減ひとつかよ

信用0だなオイwww

8 :名無しさん@1周年:2015/04/13(月) 20:22:11.73 ID:FPHDl8T70.net
ワロタ、やはり中国は頭がおかしい

4 :名無しさん@1周年:2015/04/13(月) 20:21:20.89 ID:qbDyEeSb0.net
シナポチブサヨwwwwwwww

9 :名無しさん@1周年:2015/04/13(月) 20:22:28.82 ID:sPzxSBG00.net
クサよ キムチ リベラルw 
黙ってるけどw息してるw?

7 :名無しさん@1周年:2015/04/13(月) 20:21:55.93 ID:Wuc4Patb0.net
これは危険かもしれないね。
中国にとって。

5 :名無しさん@1周年:2015/04/13(月) 20:21:48.66 ID:TTHKcRE60.net
BRICs銀行ってどうなったん?
誰も憶えてないよなw


(※mono.--下方枠内記事関連)
■ どちらも偽装が大好きのようです 「パチンコ屋の倒産を応援するブログ(2015.4.14)」より
/
先日、中国共産党が民主党に対してAIIBへ入るように要請していました。

自民党の説得は無理と考えて民主党なんでしょうが、
民主党は本気の無能なんでどうにかできるとはとても思えません。


こんどはロイターでこんな記事がありました。

【AIIB設立要綱、理事会設置で実質合意=国際金融筋】
(※mono.--引用記事略)
/
国際金融「筋」って言ってる時点で金融の専門家以外の可能性を考えた方がよいでしょう。
それこそロイターの東京支社ってTBSのお隣にありますしね。

で、ここに書いてある事がそのままならばAIIBへ入らせるために
「理事会も設置するから大丈夫だろう」と思わせようという算段でしょうが、
どうしてここまで下手なんでしょうか?

まず前段の出資率はアジア域内で75%固定というところ。
これは他の情報でも流れていたものですし、
その次のGDPに比例したものという点もすでに流れていた情報です。

まずはこの二つの要素で中国共産党の狙いがはっきり判ります。

AIIBについて最近流れていたものでは出資率50%を中共、かつ本部は北京という話でした。

これ自体は主導権を中国共産党が完全に握って私物化するためのものであるわけですが、
出資比率をアジア域内で75%にすれば
GDPの比率からアジア域内では圧倒的に日中のシェアが大きくなり、
かつGDPでは日本を越えているというのが中共の主張ですので
そうなれば出資比率75%のうちの過半を中共が取る事になります。
結果、AIIBの中でなにをどうやっても中国共産党が出資比率上主導権を握ることになります。

欧米は25%という扱いですから、米国が仮に入ってきても
25%の中のシェアということになって絶対に主導権が握れません。

また、出資比率がGDP比で固定というところが味噌で、
主導権を握っている中共が追加出資をすれば
自動的に他国もはき出させられるというシステムになるでしょう。

中共はジャンク債を・・場合によってはそれすらない三味線かもしれませんが、
増資するということになれば他の国からドルをはき出させることが出来る・・・と。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
というか、メールで連絡ってどんな融資機関だと。
非常識にもほどがありますが、それだけ外資が次々と逃げ出して、
バブルの崩壊も誤魔化しきれなくなってドルが足りなくなっている中共としては
なんとしても自分の自由に使えるドルが欲しいのでしょう。

なにせADBからたんまり借りてるのは帰さないで
「絶対に儲かるから出資するアル」
ですからね。

当然ADBの国際基準の審査では却下されるようなものを対象にする目的もあるでしょうから
焦げ付くのは容易に想像が付きますし、
参加を表明している欧州諸国もドイツ以外は皆そろって左前で
お金に余裕なんて無い国ばかりです。

おそらく投資案件の工事は中共お得意の
業者も作業員も支那から連れて行く形式となるでしょう。
そしてクレームはメールでよろしく・・と。

(※mono.--以下、統一地方選挙関連記事)


■ AIIB設立要項で紛糾する各国 「Annex to a house(2015.4.13)」より
(※mono.--前略、詳細はブログ記事で)
/
利害対立する状況だから、当然だろうね。


[東京 12日 ロイター] - 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に、理事会を設置することが参加表明国間の交渉で実質合意に至ったことが明らかになった。国際金融筋が明らかにした。出資比率は中国の主張を取り入れ、アジア域内諸国が75%、域外諸国が25%との案が有力となっている。開発金融の専門性確保のため、すでに米国や英国から著名な専門家を採用した。

興味深い記事である。

AIIB関連記事が連続するが、日本の国益に大きく関係する事は事実であるのでご了承願いたい。

で、どの辺りが興味深いかというと先ずはここだ。

理事会を設置することが参加表明国間の交渉で実質合意に至ったことが明らかになった。

現在、54カ国が参加表明しているが、支那以外は理事会設置を切望している模様。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
何か、記事は日本が参加する前提で書かれている節があるが、実際には参加の予定は無い。

アジア開発銀行(ADB)の資本金は1650億ドルだが、将来的にはこれを上回る規模に増資することも可能との見方も出ているという。

各国の出資比率は、国内総生産(GDP)に応じた規模となる。アジア域内諸国は75%、それ以外の地域は25%となる方向だ。日本の出資比率は10─15%程度となる。

だから、日本は参加の予定は無いって。

日本政府関係者によると、出資した場合の試算を3月末までに官邸に提示した。それによると、資本金が500億ドル、払込額が100億ドルの時点では15億ドル(1800億円)、資本金が1000億ドル、払込額が200億ドルの場合は30億ドル(3600億円)としている。

こんなに出資しても見返りは無いんだから。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


★■ AIIBでサブプライム危機再来? 融資過当競争による世界金融危機、米識者懸念 「ニュースフィア(2015.4.11)」より
(※mono.--前後長文略、詳細はサイト記事で)
/
◆サブプライムローン時のような融資の過当競争が世界的に始まる?
 次に、ロイターBREAKINGVIEWSのコラムニスト、ロブ・コックス氏は、AIIBを含め、新たな国際金融機関の登場により、融資の過当競争が始まってしまうことを警戒している。氏の念頭にあるのは、かつてアメリカを襲い、世界金融危機の引き金になったサブプライムローン問題だ。当時、住宅バブルを背景に、金融機関は、信用力の低い顧客にも積極的に資金を融資した。しかしそれはやがて破綻した。

 それと同様のことが、世界レベルでも起きてしまうのではないか、というのが氏の懸念だ。(数の増えた)国際機関が融資を競い合うと、民間機関が弱体化する、借り手の統治が悪くてもそれを支えてしまう、潜在的に貧富の格差を拡大する、という危険があるという。堕落した専制的な指導者の率いる貧困国が、可能な限り最も条件や契約条項の少ない、国民への目に見える利益はほとんどないような最良の財政取引を得るために、アジアの新機関を、世界銀行やIMFと競わせる状況は想像に難くない、と氏は語る。

 AIIBなどの登場を待たなくても、すでに世界銀行やIMFにも、融資対象国の放漫な政権運営を助長してしまっている、との批判があるという。

 氏は、融資の過当競争を防ぐため、最低でも新たな規則と融資のガイドラインが必要になる、と語っている。


■ 新聞に載らない情報ほど説得力がある件について 「パチンコ屋の倒産を応援するブログ(2015.4.9)」より
(※mono.--前半の朝日新聞、茂木健一郎関連記事は略、詳細はブログ記事で)
/
そんなマスコミがちっとも取り上げてくれないものがあります。
4月3日の麻生財務大臣の記者会見のものなのですが、
以下に載っています。
http://www.mof.go.jp/public_relations/conference/my20150403.htm

ここからいくつか引用します。

記者
AIIBのことについてお尋ねしたいと思います。先日大臣が日本の立場が極めて慎重な態度をとらざるを得ないとコメントがありましたけれども、今AIIBの参加表明の国が50カ国を超えています。そして日本の中でも、野党から批判の声があります。例えば維新の党の江田代表が、これが日本外交の完全な敗北だと。共産党の志位委員長が参加すべきだというふうにコメントしています。大臣どのように見ていますか。

麻生
うちは野党が何でも言うのですよ。うちは共産党ではありませんからね。共産主義ではありませんから。中国と違って何でも言える国ですから、いい国なのです、日本は。直ちにそれで逮捕されることもありませんし、いい国なのだと、私はそう思っていますよ。しかし問題は、私がこれまでもずっと言っていることは同じで、1年半ぐらい前ですかね、これが始まって。大分前からこの話は来ていたと思いますけれども、私共はガバナンスをはっきりしてくれと。どういう基準で貸すのか、理事会の構成はどうするのだ、案件の審査は誰がするのだ、いつやるのだということを教えてくださいと。そういうことをしない限りは、我々はそれに対してガバナンスがしっかりしない限りはとてもではないけれどもそれに参加することはできない、それが1つ。ほかにもいろいろ言ってきましたけれども、同じようなことで、我々としてはインフラストラクチャーの投資によって環境にどういう影響を与えるかとか、いろいろなことを全部調べた上でADBも世界銀行もみんな同じルールでやっているのですから、それと同じルールでやられるのですかということを申し上げて、言い続けていますけれども、返事はまだもらったことは1回もありません。その返事が来ない間は我々としては、少なくともそれに参加するとなったら多額の税金を使うということになるでしょうし、その出資比率はGDPに合わせるとか、アジアの地域における何かに合わせるとか、多額のお金になりますから、私共はヨーロッパと違ってこの地域にいますので、その地域においての出資比率が大きなものになる、それはイコール税金ですから、そういった意味では確実なものでないものに多額のお金を出資するということは、我々としてはガバナンスがしっかりしていない限りはできない。ずっと同じことしか言っていません。


ちゃっかり中国共産党をdisってるわけですが、
それ以上にAIIBの核心が見える内容となっているので、
どこの社も一切取り上げないのだろうと思います。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


★ 日本企業、関与困難に=アジア投資銀不参加なら―中国紙 「Yahoo!news-時事通信(2015.4.7)」より
/
 【北京時事】7日付の中国紙・北京日報は、同国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本が参加しなければ、インフラ整備事業に日本企業が参入しにくくなるとする記事を掲載した。中国メディアは通常、共産党・政府の方針を色濃く反映する。AIIBが融資する事業から日本企業が締め出されるとの懸念が強まりそうだ。
+ 続き
 東京駐在の同紙記者が執筆した記事は、「日本企業は既に、アジアでのインフラ整備事業で低コストの中国勢に苦しめられている」と指摘。「日本がAIIBに加わらなければ、さらに不利になるだろう」との見通しを示した。
 欧州主要国や韓国などは実利目的でAIIB参加を決断。中国はユーラシア大陸各地で鉄道、道路、送電網、港湾などを整備する壮大な計画を打ち出しており、中国企業に加え、欧州、韓国勢が優先的に受注するのではないかといわれている。


■ ジャパンハウスを阻止したいので難癖 「パチンコ屋の倒産を応援するブログ(2015.4.8)」より
(※mono.--関連記事から若干引用。詳細はブログ記事で。エントリー後半は"エリ立て"議員の国会質問についてです。)
/
締め切ったはずなのにまだ言ってきてますね。わかりやすいなぁ。
しかも中共は日本をAIIBに参加させるために
財相会談を申し込んできています。


支那は日本よりも大きいGDPと日本よりも多い外貨準備高を持っているはずですが、
ここのところ急速に海外債務を増やしていまして、
8000億ドルを超えているとのこと。


外資に対して中国内での利益は中国から外に出させないように法律を変えたり、
中国共産党は明らかにあがいています。

しかしながら、バブルの崩壊した支那に旨味など残っておらず、
それどころか元々大きかったチャイナリスクがさらに拡大しそうなので
外資が次々と逃げ出しているのが現状です。

そこで中国共産党は急速に債務を増やしてこれを誤魔化している
と言ったところでしょう。

だからこそ世界一債権を持っている日本が入らせて、
真水のドルを搾り取らないとならないと・・・。

欧州の国々が参加と言ったって、
どこも国内の不況で首が回ってないような状態で
そんな連中が優良なドル資産をはき出すはずがなく、
日本が入らなければ出資率50%を取るとしている中国共産党が
そのツケをまとめて背負わされる事になりかねません。

イギリスを筆頭にAIIBに参加を表明した国ほほとんどが
「カモに自分達のジャンク債を食わせる」
つもりと見てよいでしょう。

日本が入ってくれなければ中共が自爆する事になる。

だからこそ締め切ったはずなのにわざわざ日本に参加するように交渉を申し入れて来たのでしょう。


■ [オカルト風味 怖い話風]  AIIB(アジアインフラ投資銀行) 「memo(2015.4.6)」より
/
337 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止 [↓] :2015/03/30(月) 13:56:54.69 ID:GQJyJHkP0 (1/2) [PC]
AIIBって、そのうち
「バスの時間までまだ2時間もあるのか~、って困ってたら、霧が出て来て急にバスが来た訳よ・・。
 知った顔も結構乗ってて、あれ?みんなどこ行くのかな?って行き先見ても何も書いて無いし。
 変だな~って迷ってたら・・・。」
的なオカルト話にされそうw

(※mono.--以下略、なかなか面白い話なので一読お勧めします。)


★ AIIBめぐる外交戦で圧勝!中国自身も驚いた―米紙 「レコードチャイナ(2015.4.5)」より
/
2015年4月2日、米紙ニューヨーク・タイムズは、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への加盟申請ラッシュは中国をも驚かせるものだったと報じた。

中国が主導するAIIBの創設メンバーに世界52の国と地域が申請している。その中には英国など米国の同盟国も少なくない。中国人民銀行の元顧問は、加入しないよう米国が呼びかけたにもかかわらず米国の同盟国がこぞって参加したこと、これは米国以上に中国にとって驚きだったとコメントしている。

中国にとっては大きな外交的な勝利となったが、中国経済の実力が認められたこと、さらに従来の国際的金融機関ではアジアのインフラ建設需要をまかないきれないことを示すものだと同紙は指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎)


■ AIIB報道の誤算とミスリード 「あるウソつきのブログ(2015.4.4)」より
(※mono.--前後略、詳細はブログ記事で)
/
つまり、英国のキャメロン首相からの情報収集が甘かったという認識で、記事の結論としては、「だから日本はAIIBに英国と共に加入すべきだった」なのである。

ここがおかしい。


 解釈としては、だって、英国がAIIBへの加盟に動いているのならば、日本の立場であれば「共に中国につこう」ではなく、「英国が中国につかないように説得工作をしよう」になるはずだと思うのである。

 外務省や財務省の情報収集が甘く、誤算であったとするならば、英国を止める為の行動に移せなかった事が誤算であって、故に英国の真意が読めなかった事が誤算なのだ。

 当初、俺が述べていた問題点である、ハードカレンシーの円、ドルが参加していない事も、徐々に報じられている。

【zakzak】中国投資銀、日米不在で“2流格付け”濃厚 資金調達に重大欠陥
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150401/frn1504010830001-n1.htm

 AIIBはまさに左翼が毎度提唱する「地獄行きバス」なのだ。

 ちなみに、ここに日本が参加していると、アメリカは完全に孤立する事となり、そしてGDPランキング3位の日本は最も重い資金提供を強いられる上、中国の不透明な運営に文句も言えない状況になるところだったと思われる。参加していれば湾岸戦争の時のようなATM扱いであった可能性が実に高い。
 さらに、自分達の既得権益であったADBも潰す事になるし、でもって中国の力はAIIBによってより高まる事となっただろう。

 こんなの安倍・麻生コンビの政権で乗るわけねーじゃん。なんの得にもならん。
 ちなみに、AIIB不参加を貫いた事で、

アメリカの中で韓国と日本に対する心象の差がさらに明確になった。

(見落とせない韓国sageメリット)無論英仏独伊とAIIBについたのは痛いが、連中にしてみれば、「日本がこっち側につかなかった事」も痛いのである。

だから、冒頭の記事の安倍の叱咤と記事の結論は矛盾してておかしい。


■ 【AIIB】なぜ欧州諸国は参加し、日本は参加しなかったのか。 「小難しい話をしない、せいじけーざいブログ(2015.4.6)」より
(※mono.--前後略、詳細はブログ記事で)
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まず、AIIBが思った以上に注目されたのは、
英国をはじめとする欧州諸国が、我も我もと参加表明をしたこと
が一つの要因ですよね。

で、マスコミや野党、そして与党内の一部からも、「日本はこのビッグウェーブに乗り遅れたんだ!」という声がある。

しかしねぇ、ものすごーく根本的な部分を考えてみましょうよ。
まず、
欧州諸国は、軍事大国化・侵略国家化する中国と、隣接していません。

隣接どころか、陸路で言えば欧州と中国との間には、ロシアという厄介な国があります。
また、海路でいえばインド洋~南アフリカをぐるっと回らない限り、中国と欧州はドンパチできない。
ハッキリ言って、そんなことをする戦略的な意味は皆無ですよね。
どんだけ金かかる?それで何が得られる?って話。

無駄に金と信用を失うだけです。だから、

欧州と中国の間には、直接的な軍事衝突は起こり得ない。
地域が違い過ぎるので、プレゼンスを競い合う相手でもない。

ってこと。
なので、

欧州としては、純粋にビジネスだけを考えてればいい
ってことなんですね。


■ 中国「AIIB」は、「蛹(さなぎ)が蝶(ちょう)になった」どころか、「夜の蛾(が)か」と揶揄する声! 「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局(2015.4.6)」より
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〔特別情報①〕
中国の習近平国家主席の肝煎りで2015年12月までに創設される「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)に51か国が参加表明し、中国マスメディアは、「蛹(さなぎ)が蝶(ちょう)になった」と欣喜雀躍しているけれど、「蝶のいのちは短命」、それどころか、「夜の蛾(が)になって死んでしまうのか」と揶揄(やゆ)する声が、世界中から噴出、聞こえている。この「蛹が未熟児として極早世してしまわねばならなければいいのだが・・・」と早くも、前途に赤信号が点滅している。それどころか、「中国北京政府版オレオレ詐欺ではないか」と訝(いぶか)れている。恐ろしや、恐ろしや!
(以下有料記事につき略。)

ーーーーーーーーーー
■ ブサヨ哀れwww なんかAIIB問題に必至だなwww 「日々のストレス溜まりまくり(2015.4.6)」より
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AIIBは世界史を書き換える出来事、もっと議論を!日本は国家の隆盛に興味を失い内籠りを始めたのか 「JBpress(2015.4.6)」
(※mono.--上記記事の引用は略。詳細はブログ記事で)
/
おいおい(-_-;)
産業革命以降の無分別な開発と投資を
反省した上での先進国としての責任を果たすために
日米はADBに厳しい規制を自ら課してるとは
思わんのか??オマエラは??

都合の良い時ばかり国家の隆盛とかアジアの覇権とかw
そんな事言ったら軍靴の音が聞こえるんじゃねーの??
wwwwww
..........................................................................
川島 博之(かわしま ひろゆき、1953年11月29日 - )は、日本の環境学者、農学者。東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。専門は、環境経済学、システム農学。 2011年11月には行政刷新会議ワーキンググループ(提言型政策仕分け)の評価者を務める。
..........................................................................
あぁ・・・なるほどねw
ミンスの【仕分け】のメンバーですかwww
ってか、環境学者がAIIBの負の問題に
何も提言しないとかwww
コイツ似非だろwww
まぁこの歳で准教授までにしかなれない時点で
お察しですわなぁwww
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


★ 「外交敗北」ではない=アジア投資銀の参加見送り—麻生財務相 「WSJ(2015.4.3)」より
/
 麻生太郎財務相は3日の閣議後記者会見で、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加判断を日本政府が先送りしたことに関し「日本政府や民間銀行が(金融面から)支援しているので、特にマイナスになるということはない」と強調した。野党が政府の対応を「外交の敗北」と批判していることには「敗北なんて思ったことは全くない」と反論した。

 AIIBが融資するインフラ工事では、入札の参加資格を参加国企業に限るとの観測があり、日本企業が締め出される懸念がある。麻生財務相は、日本企業のインフラ受注のため「支援をこれまで通り図っていく」と述べ、AIIB不参加でも不利になることはないとの見解を示した。 
[時事通信社]

ーーーーーー
★ “米国に忠実”日本、AIIB参加見送り 尖閣問題で支持確保のため、と米紙指摘 「BLOGOS(2015.4.2)」より
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 中国が主導して設立する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)。その創設メンバーになるための期限として、中国が設定した3月31日が過ぎた。同日までに参加を表明した国は約50ヶ国に及んだ。アメリカは同盟国に参加を見合わせるよう説得していたが、イギリスやドイツ、韓国やオーストラリアなどが参加を決めた。日本は、AIIBに求められる条件が満たされていないとして、参加を見送った。

◆AIIBにはどのような懸念があるのか

 創設メンバーになる国は、今後、AIIBの枠組みを定める設立協定づくりに参加できる、とされていた。

 麻生財務相は31日の閣議後の会見で、参加には極めて慎重な態度をとらざるを得ないと語った。同相は、AIIBは公平なガバナンスを確保すべきだとしたが、これは中国の単独支配を防ぐことを指しているようだ。AIIBの出資比率は加盟国のGDPに応じて決まるため、GDPの大きい中国は、運営面での影響力が大きくなると見られている。中国がAIIBの融資先を自由に決めて、アジア新興国で影響力を強めるのを日本と米国は警戒している、と日経新聞(31日)は語っている。

 麻生財務相は、加盟国を代表する理事会が個別案件を審査し、承認する必要がある、と述べたことをブルームバーグは伝える。また、融資にあたって、債務の持続可能性、環境、社会に対する影響の配慮が行われることを条件として挙げたという。

 これらは、相手国に対処できないほどの債務を背負わせないこと、環境破壊につながる案件に融資を行わないこと、人権状況に問題のある国に融資を行わないことと推察される。中国はアフリカ諸国などへのODAで、「内政不干渉」を唱え、独裁体制の国へも融資を行い、批判を受けていた。

◆日本政府は引き続き注視の姿勢。水面下の交渉も?

(※mono.--中略)

◆米政府と懸念を共有する日本政府

 インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ(INYT)紙は、日本は、米政府が表明している懸念を、そのまま繰り返している、と語る。他のアメリカの同盟国の多くが、米政府と袂を分かつ中、日本はあくまでアメリカに忠実に、不参加を表明した、と伝えた。

 米政府は中国の経済的影響力を心配していて、AIIBが国際的なガバナンス基準、社会および環境への保護基準を守るかどうか、依然として不明確であると表明している、とロイターは伝える。表向きの理由はともかく、内心は中国の影響力を心配してのことだ、と読むこともできる。

 世界銀行と国際通貨基金(IMF)は、第2次世界大戦後にアメリカが確立した世界金融体制の2本柱であるが、多くの米政府当局者は、AIIBがそれらの影響力を低下させるという懸念を抱いているようだ、とINYT紙は語る。

 ブルームバーグは、AIIBが、日本とアメリカが牛耳る、創立ほぼ50年になるアジア開発銀行(ADB)の影響力を弱める可能性を持っている、と語る。
(※mono.--以下副題。詳細はサイト記事で)

◆安全保障問題が大きく影響か

◆参加せずに協調、という選択肢も



日米中韓関係
★■ 韓国がはしゃぐ「北」への投資 日米との対立ますます鮮明に 「産経ニュース(2015.4.5)」より
/
 韓国が1年間にわたる中国との折衝の結果、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を決めた。韓国メディアは「韓国企業がアジア地域のインフラ開発事業に参加する機会が大きく開かれた」(中央日報電子版3月30日付)と大はしゃぎである。つまり韓国は実利を優先したのだが、彼らにとって真っ先に考える実利先は北朝鮮である。(夕刊フジ)

 ワシントンが中国主導のAIIBに反対してきたのは、米国主導のアジア金融秩序に中国が割り込んで主導権を奪い、アジアを分断する狙いがあると読むからで、とりわけ朝鮮半島情勢を考えると、韓国が中国側に走るのを阻止したかった。一方で中国側は韓国を引き寄せるのに熱心で、AIIBと韓国をめぐる米中の暗闘はすさまじかった。

 2014年5月、訪韓した中国の王毅外相は朴槿恵大統領に対し、「7月初旬の習近平国家主席の訪韓時の中韓共同宣言文に『韓国がAIIBに加盟することにした』と明示してほしい」と要求してきた。さらに北京は6月初旬に訪中した韓国の副首相に念を押した。
(※mono.--以下略、詳細はニュース記事で)


■ やっぱり見送りが正解だった模様 「パチンコ屋の倒産を応援するブログ(2015.4.3)」より
(※mono.--前後略、詳細はブログ記事で)
/
AIIBの参加を日本政府が見送っている件で
マスゴミ勢は毎日や朝日なども加わって必死に
「日本の外交敗北だー」「日本は孤立するー」「8兆円のアジアインフラ投資市場がー」
と一斉に煽っています。
ま、統一地方選で自民の支持を下げる効果もあると思ってるのだろうと思います。


こちらが維新の党
【アジア投資銀「日本外交の敗北」=江田維新代表】
(2015/4/2 時事通信)


民主党も枝野と岡田が参加を見送った事を批判しています。

ここまで一斉に出てくると日本が参加してこないことによっぽど
中国共産党が焦っているというところなのだろうと思います。

日本の反日政党とマスコミが世論誘導にかかるときは
必ず一斉に同じ方向を向いて叫ぶのである意味わかりやすいです。


★ アジア投銀見送り、「中国も変なことできない」 「読売新聞(2015.4.1)」より
/
 日本政府がアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加表明を見送ったことについて、経済界からは、企業の海外展開にマイナスにならないよう今後の参加を期待する声が出た。

 ただ、参加を見送っても事業への影響は限定的だとして、おおむね冷静に受け止めている。

 経済同友会の長谷川閑史やすちか代表幹事は31日の記者会見で、政府の判断を待つ姿勢を示したうえで、「(日本企業の)インフラビジネスが、不利になるようなことだけはないようにしてほしい」と注文をつけた。化学や繊維を取り扱う中堅商社・蝶理の先浜一夫社長も記者会見で、「ビジネスにおいてハンデのないようにまずはしてほしい」と述べた。

 経済界には、中国が自国の利益ばかりを優先した運営はしないとの見方が出ている。ある経済界首脳は「英独仏といった先進国が入り、中国は変なことができないだろう」と語った。ある大手ゼネコンは「AIIBの案件は中国の影響が強く、日本が参加しても事業を取れるわけではない」と指摘した。


★■ 孤立する米国、中国主導のAIIBで変わる世界構図 「AFPbbnews(2015.3.27)」より
/
【3月27日 AFP】中国が設立を主導する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行(Asian Infrastructure Investment Bank、AIIB)」をめぐり、米国が孤立を深めている。欧州勢の参加表明は、AIIBに否定的な立場を取ってきた米国にとって不意打ちだった。

 英国、ドイツ、フランス――欧州の米同盟国が次々とAIIB参加を決めるのを、米国は指をくわえて見ているしかなかった。アジアの同盟国、韓国も26日、参加を決定したと発表。既に参加表明国が約30か国に上る中、オーストラリアも参加を検討している。国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)のクリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde)専務理事も、AIIBの設立計画を歓迎する声明を出した。

 AIIBは、米国が強い影響力を持つ世界銀行(World Bank)やアジア開発銀行(Asian Development Bank、ADB)と競合する国際開発金融機関となる可能性がある。
+ 続き
 元IMF幹部(中国担当)のエスワル・プラサド(Eswar Prasad)氏は「経済的・政治的に緊密な同盟国が相次いで参加を表明したのは、米国にとって想定外だった」と述べ、世界の経済政策を主導する立場としての米国のパワーは縮小していると指摘した。

 中国が昨年10月に発表した資本金500億ドル(5兆9500億円)のAIIB設立構想に対し、米オバマ政権は控えめながら熱心なロビー活動を展開してきた。米政府高官は、AIIBによって国際的な開発支援の審査・融資基準が低下するとほのめかしている。

 ジェイコブ・ルー(Jacob Lew)米財務長官は先週、議会で「AIIBは、これまで国際金融機関が築いてきた高い基準に忠実だろうか。労働者の権利を保護したり、環境に配慮したり、汚職問題に適切に対処したりできるのか」と、疑問を投げ掛けた。

 だが、こうした米国の率直な反対姿勢は失敗に終わった。元米財務省職員のスコット・モリス(Scott Morris)氏は、こう説明する。「米国は、比較的早い段階で孤立した。極めてあからさまに批判を口にしていたからだ。その結果、米国はAIIB参加を検討する国々とオープンな議論を重ねる機会を失った」

■「自信過剰」な米国へのいら立ち

 国際金融システムの構築に精通している米国は、自信過剰になり、中国の誘引力や資金力を過小評価していたのかもしれない。

「米国はリーダーとしての地位しか知らない。中国など他の国々が台頭してきている現実に、心理的に順応できていない」と、カナダのシンクタンク、国際ガバナンス・イノベーション・センター(Centre for International Governance Innovation、CIGI)のホンイン・ワン(Hongying Wang)氏は分析する。

 また、米政府は同盟国を含む一部の国に、停滞した多国間経済の現状に対する倦怠(けんたい)感が漂っていた点も軽視していたと、専門家らは指摘している。米国は、2010年に新興国の議決権比率を引き上げるIMF改革を阻止したほか、世銀の意向を無視しているとしばしば批判されている。モリス氏は「より大規模な多国間制度に意欲的な国々は、あまり積極的でない米国の立場にいら立ちを募らせていた」と述べた。

■変わる世界の構図

 孤立を自覚した米国は、年内にも発足予定のAIIBとの協調に向けて、態度を軟化させつつある。米財務省は先日、公式ブログで中国への「直接的な関与」を続けると表明し、他の友好国と連携して「AIIBが高い基準を導入・実施していくためにはどうすればよいか、具体的に提案していく」方針を示した。

 ただ、米国がこれ以上の行動を取るのは難しいとみられる。AIIBに参加しようとすれば米議会の反発は避けられず、「政治的な要因から極めて困難だろう」とモリス氏はみている。

 いずれにせよ、AIIBをめぐる一連の動きによって、世界の構図には変化が生じている。中国は、自国が主導するプロジェクトに多数の参加国を集めることで「成熟の最終段階」に入ったことを証明し、国際社会で「建設的なリーダーシップ」を発揮できることを示したと、プラサド氏は説明。「中国が世界に及ぼす影響力の拡大に、米国が対抗するのは一層、困難になる」との見方を示した。(c)AFP/Jeremy TORDJMAN

■ 【お金は知っている】親中派メディアの無知露わ「AIIB報道」 融資どころではない中国事情 「zakzak(2015.3.27)」より
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 英国に続き、ドイツ、フランス、イタリアも、中国主導で設立準備中のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加を表明したことから、メディアは「流れが変わった以上、現実的な目線で中国の構想と向き合うべきではないか。AIIBの否定や対立ではなく、むしろ積極的に関与し、関係国の立場から建設的に注文を出していく道があるはずだ」(日本経済新聞3月20日付朝刊社説)と言い出す始末だ。日経に限らずテレビ局を含め「親中派」メディアの無知さ、甘さには驚かされる。
+ 続き
 参加すれば、「日本はAIIBに注文を出せる」のだろうか。中国はAIIBに50%を出資し、本部を北京に置き、総裁も元政府高官。マイナーな出資比率で発言するなら、理事会の場しかないはずだが、中国側の説明では理事会はほとんど開かず、総裁の専決で諸事を決めていく。総裁は重要事項については共産党中央委員会にうかがいを立てる。突き詰めると同委員会総書記の習近平国家主席が最終決定権限を持つ。つまり、AIIBとは中国政府の各部局と同じように、党の指令下にある。そのAIIBに日本代表が物申す、と言って通るはずはなく、北京では物笑いの種にされるだろう。

 日経は盛んに、AIIBに参加しないと、アジアのインフラ建設プロジェクトで「日本企業は不利な扱いを受けるのではないか」と論じる。AIIBは世界一の外貨準備を持つ中国の信用力と国際金融センターロンドンの英国の参加で、有利な条件で資金調達できる、従って年間90兆~100兆円のアジアインフラ建設需要が本物になるという、思い込みによる。これも、中国の金融に無知なゆえの誤解である。

 中国の外貨準備は2014年末で3兆8430億ドル(約461兆円)に上るが、同年6月に比べて1500億ドル(約18兆円)も減った。不動産市況や景気減速を背景に資本逃避に加速がかかっているためだ。外準を対外融資に役立てるどころか、中国当局は対外借り入れを増やして外準のこれ以上の縮小に歯止めをかけようと躍起となっている。
 しかも、外準をおいそれと対外融資の財源に使えるはずはない。中国の金融制度は、中国人民銀行が流入する外貨に見合う人民元資金を発行する。外貨を取り崩そうとすれば人民元資金供給を減らさざるをえなくなる。すると国内経済にデフレ圧力がかかる。外準は見せ金にしか過ぎないのだ。

 中国は14年9月末で1・8兆ドルの対外純債権を持ち、日本に次ぐが、外準を除くと、負債が資産を2・4兆ドルも上回る。実質的な中身からすれば、中国は債務大国であり、債権大国の日独とは大きく違う。

 ロンドンなど国際金融市場にとって、中国は最大の融資先になっている。英国はお得意さんである中国のAIIB参加要請に応えたのだろうが、国際金融界はリスクに応じて高い金利を要求するだろう。巨額のインフラ・プロジェクト融資が北京主導でできるはずはない。 (産経新聞特別記者・田村秀男)


★■ インフラ銀…その正体は「共産党支配機関」 参加論を斬る 編集委員・田村秀男 「産経ニュース(2015.3.29)」より
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 中国のあらゆる政府組織、中央銀行(中国人民銀行)とも軍と同じく、習近平党総書記・国家主席を頂点とする共産党中央の指令下にある。

 中国主導で設立準備が進められている「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」はどうか。中国は当初から資本金の50%出資を表明し、今後出資国が増えても40%以上のシェアを維持する構えだ。総裁は元政府高官、本部も北京、主要言語は中国語。AIIBは中国財政省というよりも、同省を支配する党中央の意思に左右されるだろう。今後、何が起きるか。

 例えば、党中央が必要と判断したら、北朝鮮のAIIB加盟がただちに決まり、同国向け低利融資が行われ、日本の経済制裁は事実上無力化するだろう。東南アジアや南アジアでの中国の軍艦が寄港する港湾設備がAIIB融資によって建設されることもありうる。そう、AIIB問題の本質は外交・安全保障であり、平和なインフラ融資話は表看板にすぎない。

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 日経新聞は「AIIBの否定や対立ではなく、むしろ積極的に関与し、関係国の立場から建設的に注文を出していく道があるはずだ」(3月20日付社説)と論じたが、仮に日本がマイナーな出資比率で参加したところで、党中央政治局に伺いを立てるAIIB総裁に影響力を持てるはずはない。

 世界最大の外貨準備という「資力」を持つ中国が、アジアなどのインフラ建設資金融通を主導するのは理にかなっている、と思い込む向きもあるだろうが、とんでもない誤解である。

 中国の外準残高は2014年末で3兆8430億ドル(世界2位の日本は1兆2千億ドル)もあるが、実は半年間で約1500億ドルも減った。景気の低迷や不動産相場の下落の中で、資金流出が年間で4千億ドル以上に上るからである(本欄3月1日付参照)。無論、習近平政権による不正蓄財追及から逃れるために、一部党幹部らが裏ルートで資産を外に持ち出していることも影響している。
(※mono.--あちこち大幅に略。詳細はサイト記事で)


■ 私はあえてAIIBに参加する必要はないと思う。大前研一 「株式日記と経済展望(2015.3.29)」より
(※mono.--大前研一氏の引用記事は略、詳細はブログ記事で)
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中国はアジア開銀から全体の四分の一も借りているのに、AIIBに半分も資金を貸し出すのは、アジア開銀の資金をAIIBに横流しするようなものだろう。別の例えなら日本からの6兆円のODAの中からアフリカにODAに貸し出すようなものであり、中国は他人の褌で相撲を取っている。

だからAIIBが焦げ付いたところで、アジア開銀に焦げ付いたから返せないと踏み倒す事も出来る。中国の外貨にしても海外からの投資資金を外貨準備としているだけであり、それらの投資資金が引き揚げられれば外貨事情は一変する。中国は為替管理も自由化していないから好き勝手なことが出来る。

そもそもアメリカは日本に対しては、やいのやいのとうるさく言うのに中国に対しては融和的だ。日本政府も中国政府を見習ってほしいものですが、米中を対立させておくのが日本の戦略であり、米中が親密になれば日本の立場は微妙になる。だから中国をそそのかしてアメリカに対抗させておけば少なくとも日本叩きは起きない。

AIIBは中国がアメリカに突き付けた刃であり、アメリカの勢いが衰退してきた象徴であり、IMFや世銀はアメリカの衰退と共に中国が主導権を取って行くのかもしれない。そこまで中国を育てたのもアメリカでありアメリカの意図がよく分からない。
(※mono.--ブログ主のコメントは前後略、詳細はブログ記事で)


■ AIIB参加国一覧 オーストラリア/トルコ/韓国/ロシア/オランダ/ブラジル/グルジア/デンマークも参加(2015/3/29)台湾も? 「小島成樹 上海から見た日本企業の経営(2015.3.29)」より
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これでカナダも数日中に参加表明の可能性が高まった。
ヨーロッパでも特にギリシャ、スペイン、ポルトガルが参加するだろう。
ロシアは結局、時期を待っていただけだった。
31日ぎりぎりにイランも参加表明するだろう。
イスラエルも参加する事になるかもしれない。


台湾も参加を表明。中国としては対応が難しい。
恐らく、台湾の参加表明はアメリカからの牽制球。
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①中国は、資本送金の自由化、人民元の変動相場制への移行を行い、基軸通貨化を目指していく事になろう。

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■ ルー財務長官 訪中でAIIBにアメリカも参加か? 「小島成樹 上海から見た日本企業の経営(2015.3.26)」より
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AIIB創立国として認められる、3月末まで残り僅か。
ルー財務長官が3月28日~31日 中国・北京を訪問。
毎年4月~7月に開催される米中戦略経済対話の準備、米中の経済関係などについて
協議するとの事であるが、時期的に考えてAIIBについても協議されるであろう。


「中国がAIIBにおいて拒否権を行使しない」と報道された後、中国側がこれを否定。
せめぎあいが行われている可能性もあり、直接対話により中国側により幾つかの
譲歩が行われれば、アメリカによる参加が決まる可能性もある。

電撃的にアメリカが参加する事になれば、オーストラリア、韓国、カナダなども
参加となるであろう。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


■ アジア投資銀参加で中国の地域覇権を助けるな:国基研研究員兼企画委員 冨山泰 「国家基本問題研究所(2015.3.23)」より
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 中国が主導して年内に設立を目指している「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)に、日本政府からも参加の可能性を探る動きが出ているようだ。とんでもないことである。AIIBの構想は、アジアから米国を排除してこの地域で優越する立場を築こうとする中国の長期戦略の一環として打ち出されたものであり、これに出資国として参加することは、中国の地域覇権掌握に力を貸すことになりかねない。
(※mono.--後略、詳細はサイト記事で)


★ 中国「拒否権放棄」の米報道を否定、最大出資国の主導権誇示 「産経ニュース(2015.3.26)」より
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 【上海=河崎真澄】26日付の中国紙、21世紀経済報道などによると、中国財政省の史耀斌次官は、中国主導で年内に設立する国際金融機関アジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐって、「中国が欧州諸国との協議の中で、運営上の拒否権を放棄する提案を行っていた」とする米紙ウォールストリート・ジャーナルの23日の報道を否定した。
+ 続き
 史氏は、「出資国が増えれば、その分だけどの参加国も出資比率は下がる」と説明。「中国が拒否権を求めているとか、放棄するとかといった命題は成り立たない」などと説明した。

 最大出資国として主導権を堅持することを改めて強調した形だが、同時に中国のみが特別な拒否権をもつ運営形態ではない、との見解を示したことになる。

 同紙は、欧州諸国の協議で中国が交渉カードのひとつとして拒否権放棄を提案したことが、英国を筆頭に続々と参加国を増やす契機になったと伝えていた。

 史氏はまた、AIIBへの参加申請期限3月31日に加え、参加国間の承認など必要な手続きを経て、創設メンバーは早ければ4月15日に確定すると述べた。

 一方、創設メンバー入りをめざす香港は、中国とは別に参加が可能になった場合、約100億香港ドル(約1540億円)を出資する方向で検討している。香港紙が26日までに報じた。

 中国の一部である香港がどのような資格でAIIBに参加するかは未定。香港政府は、参加形式について創設メンバー国と同等の地位獲得をめざして、中国政府と協議を行っている。


■ 支那の財政省次官はAIIBでの支那の「拒否権放棄」を否定 「Annex to a house(2015.3.27)」より
(※mono.--情報てんこもりにつき、詳細はブログ記事で。)


■ 中国AIIBに参加しなかったアホな政府 隷米思考の公家集団 「世相を斬る あいば達也(2015.3.27)」より
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●中国AIIBに参加しなかったアホな政府 隷米思考の公家集団

以下は山田厚史氏のコラムである。筆者自身も、口が酸っぱくなるほど、アメリカの「一強他弱」と云う権力集中はなくなる。その考えは、今や「神話」であり、幻想に近い観念になりつつある。アメリカが、抜けて有利なのは世界展開できる軍事力だったが、それも縮小傾向にあり、諜報陰謀的な動きに変りつつある。つまりは、企みがないと、減少したパワーの維持が困難になってきた証左なのだろう。
(※mono.--以下長文略、詳細はブログ記事で)


■ 中国の罠に嵌まった韓国、拒否権ルール不透明なままAIIB参加表明。 「スロウ忍ブログ(2015.3.27)」より
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中国主導で設立を目指しているAIIBへの参加について、米中の綱引き状態で揺れる韓国は26日(2015年3月26日)、AIIBの創立メンバーとして参加する方針を固めたとのことである。AIIBの創立メンバーに加わるためには、今月末(2015年3月31日)までに参加表明を行う必要がある。

引用元:朝日新聞
韓国も中国主導の投資銀に参加へ 経済的メリット考慮

ソウル=東岡徹
2015年3月26日22時52分

 中国が主導して設立をめざすアジアインフラ投資銀行(AIIB)に、韓国政府が創立メンバー国として参加する方針を決めたことが26日、明らかになった。米国の反対などから、参加に慎重だったが、経済的なメリットを優先した。

 韓国企画財政省によると、AIIBが本格的に運営される場合、アジアに大型インフラ市場が開かれ、韓国企業の参加する機会が広がると説明。一方で、韓国政府はAIIBの意思決定の仕組みなどが国際的な水準でなければならないと中国側に改善を求めてきた。その結果、「最近、相当な進展があった」という。今後も関係国と協力して透明性などで高い基準を満たすようにすることで、世界経済の発展に積極的に努力していくとした。

 AIIBの創立メンバー国となるには、今月末が参加表明の期限とされている。

韓国政府が補助金を出していた団体にリッパート駐韓米大使が襲撃されて米韓関係が揺れる中で、THAAD配備についても中国を慮るばかりに決意できずにいた韓国政府。今回のAIIB創立メンバーへの参加表明で、韓国政府は遂に米国を裏切る方向に明確に舵を切ったといえよう。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


■ 大体見えて来た次の時代 - 英米はBRICSからインドを引き抜いて覇権国にする 「東京kittyアンテナ(2015.3.25)」より
(※mono.--参考記事リンクはブログ本文で確認を。)
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AIIBとかヨーロッパの情勢について
最近書いて来た(@w荒

参考1
参考2
参考3

大きな歴史的視点から見ると、
ドル基軸体制つまりアメリカの覇権が
終わりつつあるのが見てとれる(@w荒

だが次に中国の時代が来るのかというと、
それは疑問である。
けだし中国は共産主義国家であり、
議会で法律が作られない以上将来の政策が予想できない。
統計等の正確性も疑問である。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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現在ドイツを中心とするEU
(無論英国は米国寄り。AIIBへの参加も裏切りが前提)と
ロシア、中国を中心とするBRICSが
ドル基軸体制と米国覇権に挑戦している。
それが世界が経ている歴史の今だ(@w荒

英米はBRICSからインドを引き抜き覇権国とし、
自分たちは
その裏で利益を得ようとするだろう(@w荒

かつての大英帝国が自らの覇権に挑戦する
日本、ドイツ、ロシア、米国の中から
米国を選んで次の覇権国にし、
裏でFRBを操作して利益を得た様に(@w荒

世界大戦では覇権国の交代が起きる。

第三次世界大戦は今年あたりに始まるだろう。
バチカンを含む世界での同時多発テロに端を発した
中東における限定核戦争となるだろう。
背景にあるのは米国によるユーロ潰しと中国の体制の転覆だが、
ドル基軸体制も大きな痛手を受けそうだ(@w荒

参考4

■ 3月末の締め切り迫るアジアインフラ銀行 「逝きし世の面影(2015.3.25)」より
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世界第二位の経済規模を誇る中国が年内設立を目指すアジアインフラ投資銀行(AIIB)への、日本など世界の対応が注目されているが、日本とアメリカを除くサウジアラビアなど産油国やドイツ、イギリス、フランス、イタリアなど欧州の有力国、オーストラリアや韓国までが今月末までに参加表明する可能性が極めて高い。
3月内の参加表明がAIIBの運営に特別な権限を有する創設メンバーに名を列ねる条件であり、どうせAIIBに参加するなら創設メンバーに加わる方が国益に合致するとの判断なのである。
日本が参加を遅らせてきたのは、米国のアーネスト大統領報道官が『参加する計画はない』と中国が主導するAIIBに否定的な態度を表明したことに尽きるでしょう。
(参加に消極的なAIIBとは対照的に、アメリカが主導しているなら逆にISD条項の様な毒饅頭付きのTPPにも、内容の如何にかかわらず日本は積極的に参加している)
アメリカ(オバマ大統領)は世界銀行やIMF、そのアジア版で日米が主導するアジア開発銀行(ADB)などの、今までのアメリカを盟主とする既存の国際金融秩序を、中国のAIIBが脅かすことを警戒している風に思われていたのである。
ところが最後の最後、土壇場になって肝心のアメリカの態度がぐらついていると言うか、今までの米国単独覇権から、米中合作での国際金融秩序の構築に向かっているようなのである。
ここに来て日本の麻生太郎財務大臣も条件付ながら加盟の可能性を言い出したが、加盟期限の3月末までは僅かしかない。今さら条件交渉など『加盟しない言い訳』程度にしか聞こえないだろう。(参加不参加が日本の国益では無くて、アメリカ政府の顔色一つで決まるとは情けない限りで有る)
3月31日の締切日は目前に迫っているが、日本がAIIBの創立メンバーに参加するかどうかは、経済問題だけに留まらず今後の日本国の将来にとっての大きな岐路になることだけは間違いない。
(悪く勘ぐれば、日本を将来性が有るアジアインフラ投資銀行(AIIB)に入れないために、アメリカはわざと最初の時期に否定的な言動を行っていた可能性まである)
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


★■ 中国主導の国際金融機関設立で、日米が圧倒的敗北か 中国バブルの崩壊リスクも 「msn news - ビジネスジャーナル(2015.3.25)」より
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「米国にとって外交的な大失敗と化しつつある」。
「麻生(財務大臣)が中国主導の国際機関(構想)にジレンマをのぞかせた」

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)はこのところ連日のように、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立構想を推進する中国が、日米両国に対して圧倒的な外交的勝利をおさめたかのような記事を掲載している。

 確かにFTが主張するように、米国が長年、国際通貨基金(IMF)・世界銀行体制の改革を店晒し(=たなざらし)にしておきながら、中国がAIIB構想を打ち出した途端、その問題点をあげつらう戦略を採ったのは事実である。インフラの整備に巨額の資金を必要としているアジア・アフリカの途上国や、中国の成長力に魅せられた欧州諸国の事情を無視して、闇雲に米国追従型の対応をみせた日本も思慮が足りなかったかもしれない。
+ 続き
 英国が設立メンバーとして参加の方針を表明したのをきっかけに、欧州諸国だけでなく豪州、韓国といったアジア太平洋諸国までもが雪崩を打ったようにAIIBへの加盟に意欲を見せており、政府内部には日本も追随すべきだとの声があがっているという。

 しかし、一連の構想には重要な検証が欠けている。それは、AIIBの大口スポンサーになると表明している中国政府の財政力に関する分析だ。中国版バブル崩壊に苦しみ、外資の獲得に躍起となっているはずの同国に、果たしてそのような実力があるのだろうか。

●国際金融機関体制の見直しを怠ってきた日米

 まさか母国・英国政府の方針転換にエールを贈る意図があるわけではないだろうが、FTの最近の論調は、米オバマ政権に辛辣だ。3月16日付記事『中国マネーの磁力が米国の同盟国を惹き付ける』では、冒頭で記したように「AIIB構想は、米国にとって外交的な大失敗と化しつつある」とした上で、事の本質はワシントンを拠点として米国人が歴代総裁を務めてきた世界銀行と、その新たなライバルになるAIIBとの「権力闘争」だと切り捨てた。

 翌18日付記事『中国への「配慮」は悪いことではないかもしれない』では、米政府高官が英国の中国に対する「配慮」を行き過ぎだと批判したことをやり込めた。FTは、米国がこの「配慮」について、第2次世界大戦前の英仏両国がナチス・ドイツによるチェコスロバキアの一部併合を黙認し、その弱腰が大戦につながったとされる「宥和」策と同様にみなしていると指摘した上で、習近平国家主席が率いる中国は、ヒトラー総統統治下のドイツとは違うと断定。なんら「配慮」をせずに、中国を一方的に封じ込めようとするほうが、中国をナチス化させる端緒になりかねないと主張して、「(AIIBへの)関与を是とする強い根拠がある」と結論付けている。

 また、20日付記事『麻生(財務大臣)が中国主導の国際金融機関(構想)にジレンマをのぞかせた』では、麻生大臣の発言の背後に、日本が歴代総裁を輩出してきたアジア開発銀行(ADB)とAIIBが競合するリスクがあると指摘してみせた。

 FTの指摘で的を射ているのは、ドルを基軸通貨とした国際通貨制度やIMF、世銀、ADBなどの国際金融機関体制の見直しを、日米が長年にわたって怠ってきたことへの厳しい指摘だろう。これらの制度・体制は、第2次大戦末期に欧州の復興を目的につくられ、70年代初頭には崩壊した「ブレトンウッズ体制」の名残りにすぎない。

●最大の被害者は中国

 特に、リーマン・ショック後の日米両国の露骨なサボタージュは目を覆いたくなる。新興国の発言権を拡大するIMF改革案は、2010年のG20財務相・中央銀行総裁会議で合意したものにもかかわらず、今日まで米議会が批准を拒否し続けており、日の目を見ていない。ルー米財務長官は今月18日の議会証言で、改めてIMF改革案を承認するよう求めたものの、共和党議員の中には改革案を疑問視する向きが多く、可決のメドがたたなかった。G20では、当初案を放棄して、米国抜きのIMF改革を模索するしかないと受け止めているという。

 IMF改革の遅れの最大の被害者は中国だ。同国はGDPで世界第2位(16%)を誇るにもかかわらず、IMFでの発言権は第6位(4%)しか与えられていない。米議会が承認しようとしない改革案が実現したとしても、新たな発言権は6.4%と第3位(1位:米国17.4%、2位:日本6.5%)にとどまる。しかも、改革が米国抜きとなると、新興国への配分原資が減り、中国の発言権はほとんど増えない可能性が大きい。

 状況は、1966年設立のADBも似たり寄ったりだ。日米両国がそれぞれ15.6%で仲良く最大の出資国になっており、中国は第3位(6.4%)に甘んじている。ADBが昨年5月にカザフスタンで開催した年次総会では、17年までに融資枠を現在より2割増の150億ドルにする決定を下したが、その際にあえて増資を避け、低所得国向けの融資の財源だった「アジア開発基金」を資本(新資本金は500億ドル、約6兆円)に組み込む手法を選択した。増資をすれば、中国の出資比率が高まって同国の影響力が拡大するので、日米両国が増資を避けたというのである。

 加えて、IMF、世銀、ADBといった国際金融機関のトップポストに中国人が就いた実績はない。基軸通貨がドルである限り、中国企業は為替リスクに悩まされる。この点は日本企業も同じだ。

 こうした中で、世界第2の経済大国に成長した中国は、いつまで経っても旧秩序を温存しようとする日米両国に苛立ち、中国を軸にした新しい秩序の構築に野心を燃やしてきた。今回のAIIB構想はその柱で、習近平国家主席自身が13年に対外的に提案したものだった。中国のインフラ輸出を有利にするだけでなく、人民元の基軸通貨化にも効果的とみられている。

●欧州諸国もAIIBに追随

 では、途上国や欧州諸国に、AIIBはどう映るのだろうか。日本がかつて世銀の融資を受けて首都高速道路を建設したように、アジア、アフリカの途上国には巨額のインフラ整備資金が必要で、国際金融機関からの借り入れを切望している国が多い。ADBによると、アジア太平洋地域では、今後10年に約8兆ドル(約960兆円)の資金が必要という。深刻な資金不足が予測されていた。

 そうした中で、中国は資本金1000億ドル(約12兆円)のAIIBを今年中に設立し、最大でその資本金の半分を出資すると表明した。途上国からみれば、貸し手の国際金融機関が増えることは歓迎すべきことである。

 また、欧州諸国では、英財務省が3月12日にAIIBに参加する方針を表明したのを機に、ドイツ、フランス、イタリア、ルクセンブルグ、スイスが雪崩を打って追随した。アジア太平洋地域では、一旦は参加を見合わせた豪州が姿勢を転換して創設メンバーに入る協議に入ったほか、韓国や台湾も参加に意欲をみせているという。これらの国々が狙っているのは、AIIBが融資するインフラのプラントや工事の受注だ。もちろん、大口スポンサーの中国との関係強化に役立つという算盤を弾く国もある。

 さすがに、看過できなくなってきたのだろう。自国のAIIB参加には頑なな態度の米政府も、ホワイトハウスのアーネスト大統領報道官が3月17日の記者会見で態度を軟化し、「既存の国際機関を補完することが国際社会に利益をもたらす」とAIIBにIMF、世銀、ADBとの連携を呼びかけた。また、ロイター通信が新華社電の転電として伝えたところによると、IMFのラガルド専務理事は3月22日、AIIBとインフラ融資の分野で「喜んで」協力すると話したという。

 前述の麻生発言で明らかなように、日本が中国主導のAIIBに参加する可能性も皆無ではなくなってきた。マイナーな発言権しか得られなくても、AIIBで日本の立場を主張する方策を残すことには意味があるからだ。

 ただ、そうなった場合に日本政府は、ブラジルとインドが昨年7月半ばに同じ新興国の中国、ロシア、南アフリカとの間で創設に合意した「新開発銀行」のケースで採った戦略と比べて、自らの戦略性の稚拙さを反省する必要があるだろう。このケースでは、ブラジルとインドがスクラムを組んで、経済力で勝る中国の突出を抑えるため2年にわたる交渉を粘り強く続け、設立メンバーである5カ国が平等に100億ドルずつ出資するという合意にこぎ着けた。今後、新たな参加国を募り、最終的に1000億ドルまで増資するものの、設立メンバーである5カ国の出資比率が55%以下に落ち込まないように増資することにも合意しているという。

 日本もAIIB設立問題で、インドをパートナーにして、ブラジルが新開発銀行設立交渉で採ったような戦略を講じていれば、もう少し互角に中国と渡り合えたのではないだろうか。政府、財務省には反省すべき点がありそうだ。

●中国財政の問題

 そういった外交戦略の問題とは別に、もうひとつ指摘しなければいけないのが、中国版バブル崩壊に苦しむ中国財政の実力の問題だ。非公式の意見交換だったのでここでは匿名とするが、AIIB問題に関して筆者は先週、2人のエコノミストの意見を聞く機会があった。

 そのうちのひとりはジャーナリスト出身で、歴史好きのシニアエコノミストだが、この人物は開口一番に「アジア版、経済版のワルシャワ条約機構にならないか心配だ」と言った。ワルシャワ条約機構というのは、冷戦時代に旧ソビエト社会主義共和国連邦が東欧諸国を巻き込んで結成したものの、1991年に消滅した軍事同盟のことである。旧西ドイツの再軍備や北大西洋条約機構(NATO)加盟に対抗して結成されたものだったが、加盟諸国の経済的崩壊が原因で存続できなかった。つまり、このシニアエコノミストは、ワルシャワ条約に例えることによって、経済的な無理が祟り将来AIIBが崩壊することにならないかとの不安を明かしたのである。

 もうひとりのエコノミストは、政府機関の要職を務めたこともある大物だ。この人物は「気持ち悪いですよね」と切り出した。そして、「シャドウバンキング中心に大量に発生した不良債権や、過剰生産力の整理にめどがついたとは考えられない」と、政府を巻き込んで中国を蝕んでいるはずの経済問題を指摘し、国際金融機関の設立を主導するような余力があるのかと疑問を呈したのだった。

 2人のエコノミストの懸念は、決して杞憂と言い切れない。というのは、今なお頻繁に尖閣諸島で領海侵犯などを繰り返して緊張関係が続く領土・安全保障分野とは対照的に、経済分野では昨年暮れから中国が雪解けムードづくりに躍起になっているとしか考えられない出来事が相次いでいるからだ。年末・年始に訪中した日本の財界人やビジネスマン、金融マンらを取材すると、「過去数年間、頑なに公式会談に応じなかった首相、副首相クラスが気軽に出てきた」とか、「酒宴で、これまで乾杯を部下任せにしていた大臣クラスが自ら率先して盃を飲み干していた」といった証言が枚挙に暇のないほど聞かれるからだ。

 また、自動車や電機などのメーカーの間では「てっきり廃止になったと思っていた共同の技術開発協力プロジェクトが突然復活した」といった話もある。とどのつまり、中国が日本からの資金獲得・技術導入を目指す話ばかりなのだ。

●中国が国をあげて外貨獲得に邁進する背景

 もうひとつ、指摘しておきたいのは、世界第2の経済大国になり、巨額の外貨準備を保有するようになったといっても、中国の資本蓄積はまだ底が浅く、外貨準備の多くが海外からの借り入れにすぎない点である。日本のような自己資金で外貨準備を積み上げている国家に比べると、安定感はまだまだなのだ。

 ほんの一例だが、AIIBのライバルと目されているADBの国別融資残高をみると、その実態が浮き彫りになる。中国は全体(117億2000ドル)の18.1%を借り入れており、インドに次いで第2位の大口の借り手なのである。片方で大口の借金をしておいて、もう片方でそれを上回る大口のスポンサーになろうとしているのだ。ちょっとした綱渡りの状態といってもよいかもしれない。

 冒頭でも指摘したように、リーマン・ショック後、中国は政府主導の大型景気刺激策に打って出て、不動産バブルの崩壊に直面、多くの地方自治体やシャドウ・バンクと呼ばれるノンバンクの経営が危機的状況に陥ったり、日本の7~8倍の生産設備を構築した鉄鋼業が過剰生産設備を背負い込んで四苦八苦したりしているとされている。

 だが、中国からは、その深刻さも、克服策もほとんど満足にディスクローズ(情報開示)されていないのが実情だ。米連邦準備理事会(FRB)が今年秋にも踏み切るとされている利上げが現実になれば、国際的な通貨危機が起きかねない。そうなれば、中国に注ぎ込んでいた資金を回収する向きが続出しても不思議はない。そういった事態に備えて、中国は国をあげて外貨獲得に邁進しており、日本にもラブコールを送っているのではないか。そんな見方が成り立つのが、昨年暮れからの状況なのだ。

 AIIBの大口救済先の第1号が出資最大手の中国というような悪夢が、まったく起きるリスクがないと言い切れるのか。経済は規模の大きさだけで安全性が保障されるものでは決してない。一連の問題で後手に回りっ放しだからこそ、日本は今一度、中国の財政事情を徹底的に検証しておく必要があるだろう。
(文=町田徹/経済ジャーナリスト)


■ 日本の国際影響力低下は明らか 「公営競技はどこへ行く(2015.3.25)」より
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「天下り先」となっているアジア開発銀行が骨抜きされることを恐れる財務役人は「涙目」。


イギリス参加表明の衝撃

3月12日、世界に衝撃が走りました。イギリス政府が、G7=先進7か国で初めて、AIIBへの参加を表明したのです。オズボーン財務相は声明で「世界最速の成長市場であるアジア・太平洋地域との結び付きを強める」と強調しました。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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日本は今後、アメリカと連携して対応を検討していくことになりますが、財務省の幹部はAIIBを巡る一連の動きについて、悲哀を込めてこう話しました。

「第2次世界大戦後の、アメリカを中心とする世界の金融体制の1つの転換点とも言えるものだ。日本の国際的な影響力の低下は明らかだ」

新銀行に支持は広がるか

AIIBへの参加を表明した国は、3月23日現在で33か国まで増えました。当面の節目である3月末に向けて、ほかの国々の対応が焦点となります。

国際金融をリードしてきた欧米や日本と、これに風穴を開けようという中国。AIIBを巡る駆け引きが激しさを増しています。


★ アジアインフラ投資銀行に対するアメリカの立場の変更 「イラン日本語ラジオ(2015.3.23)」より
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ラマザーニー解説員

アメリカ政府が、中国主導のAIIBアジアインフラ投資銀行に対する政策を転換し、この銀行との協力に関する用意を表明しました。アメリカのシーツ財務次官は、この用意を表明すると共に、「アメリカ政府は国際財政機関の力の安定に繋がる新たな財政機関を支持する」と述べました。さらに、「世界銀行と国際財政機関は、AIIBと競争するのではなく、協力を行うだろう」としました。
+ 続き
中国が主導するアジアの21カ国が、2014年11月末、北京で、AIIBという名の国際分野での新たな財政機関の設立に関する合意覚書に署名しました。この文書では、この銀行の確定された投資額は1000億ドルであり、参加国は少なくともこの半分を負担することになりました。AIIBは、2014年10月、正式に設立されました。
中国の財務大臣によれば、これまで27カ国がこの銀行に参加する用意を表明しています。中国は、この銀行の提唱国、最大の投資国として、実際この国際的な経済の動きを主導することになりました。AIIBの設立の目的は、アジア太平洋地域のインフラの開発を促すこととされています。中国とアメリカの政治や経済面での競争、またこの銀行の活動の目的と範囲は、IMF国際通貨基金や世界銀行などアメリカの影響下にある国際財政機関の競争相手として、アメリカ政府のマイナスの反応を引き起こしました、日本がこうした中国の理念に同調し、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアといったヨーロッパのアメリカの同盟国が参加を表明していることは、アメリカ政府に消極的な姿勢をとらせることになりました。
アメリカ政府はおよそ10日前、イギリスのAIIBへの参加に対して、間接的にこの銀行とそれを主導する中国の信用を失わせようとしました。アメリカはこうしたイギリスの決定を国内の統治の枠内で評価し、同時にイギリス政府がAIIBが国際銀行の基準に基づいて活動できるようになるまで、その影響力を行使するよう期待感を表しました。アメリカのこうした姿勢にもかかわらず、フランス政府の報道官は、フランスはAIIBに参加するつもりだと表明しました。オーストラリアも19日木曜、アメリカの妨害行為にもかかわらず、この銀行に加わるための用意を明らかにしました。その結果、スイスとルクセンブルクも、AIIBへの参加を求めました。
中国の財務大臣によれば、この銀行への参加の期限は3月31日だということです。アメリカの優位政策に伴い、中南米から西アジア、コーカサス、中東まで、世界各地が、ブリックス、エコーといった経済グループを結成しています。これらの機構の共通の特徴は、アメリカが参加していないことで、この国の経済的な優勢に対抗するものであることです。こうした状況の中、この銀行に対するアメリカの立場の転換は、国際経済分野での新たな孤立とその政府的な影響を回避しようとする、この国の政府関係者の努力として理解できるようです。

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★ 李克強総理がアジア開発銀行の中尾武彦総裁と会見 「新華社通信(2015.3.24)」より
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 【新華社北京3月24日】中国国務院の李克強総理は23日午後、北京の人民大会堂でアジア開発銀行の中尾武彦総裁と会見した。

 李克強総理は次のように表明した。中国とアジア開発銀行の協力は順調に進み、実り多い成果を得た。我々はアジア開発銀行が中国の経済と社会の発展を促進し、貧困を扶助し、地域経済協力などに参与するために提供してきた支援を賞賛する。中国は最大の発展途上国として、アジア開発銀行とのパートナーシップを絶えず推進し、アジア開発銀行がアジア太平洋地域の貧困扶助と発展のためにより大きな作用を発揮することを希望する。
+ 続き
 李克強総理は、次のように指摘した。中国側がアジアインフラ投資銀行の開設を提唱したのは、本地域の相互接続を加速し、経済と社会の発展を促進するためだ。アジアインフラ投資銀行は、開放、包容の姿勢で、現行の多国間開発銀行と相互に補充し合い、互恵ウィンウィンを実現する。

 中尾総裁は次のように表明した。アジア開発銀行は中国の改革開放の歩みに長期的に参与し、中国側から重要な支援も得ている。アジア開発銀行は中国の発展と貧困扶助と支援を高く評価し、中国の経験が世界の発展にとって有益だと認識している。アジアインフラ投資銀行の設立は、本地域の経済発展ニーズに適応し、アジア開発銀行はアジアインフラ投資銀行と協力することを希望する。
(新華網日本語)  

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★ 中国投資銀に「米国参加」情報…安倍政権ハシゴ外され赤っ恥 「日刊ゲンダイ(2015.3.23)」より
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 これぞ、赤っ恥ではないか。中国が設立を目指し、世界33カ国が参加表明しているアジアインフラ投資銀行に、麻生財務相が参加の検討を示唆したことだ。

 日本には米国と一緒になって、アジア開発銀行を主導してつくった経緯がある。歴代トップには黒田日銀総裁を筆頭に財務官僚を送り込み、アジア向けのインフラ融資を担ってきた。

 中国のアジアインフラ投資銀行構想は、アジア開銀の独壇場に割って入ろうとするものだ。当然、日本は警戒、参加しないつもりだったのに、世界中から参加表明が相次いだものだから、政府内もグラついてきた。「参加すべき」という意見も出てきて、ついに麻生財務相が20日になって、「誰が融資を決定するかなど、こういうところが確保されれば、少なくともこの中に入って協議になる可能性はある」などと言い出したのである。
+ 続き
 こうなった背景を聞いて唖然だ。

「2013年に習近平国家主席がこの構想をぶち上げたとき、日本は全然、相手にしていなかった。ところが、ここにきて英国、ドイツ、イタリア、フランスなど欧州勢が続々参加表明したので焦りまくっているのですが、中でも英国の参加が誤算だった。というのも、英国が参加した裏には米国も参加情報があるようなのです。日本は寝耳に水で、慌てて情報収集しています」(外交事情通)

 米国の参加は日本が最も恐れていたことだ。二人三脚みたいな形でアジア開発銀行をつくってきたのに、米国が中国の投資銀行に参加表明すれば、完全にハシゴを外されてしまう。日本のメンツ丸つぶれになるのだが、米中が昨年暮れ以降、交渉を重ねているのは間違いない。米アーネスト報道官は参加の可能性を聞かれて「何も政策的な判断をしていない」と否定しなかった。

「日本はいまや、米国の参加を前提に対応を協議していますよ。米国の前に参加表明して、少しでも主導権を確保するのか。米国の顔色をうかがって、米国の後に参加表明した方がいいのか。日米同時参加表明のシナリオも練られています」(同)

 すでに参加表明している国にはベトナムなど南シナ海で中国と緊張状態の国もある。対中敵対心で、アタフタしている日本はバカみたいだ。アジアは今後、インフラ整備だけで8兆円の資金需要がある。その官僚的で煩雑な手続きに批判が噴出しているアジア開銀の独占が、いつまでも続けられると思っているところからして、オメデタイ。

■ 中国主導投資銀にイギリス参加表明  キッシンジャーと竹中の共通点 $と人民元で世界弄り放題 「産経新聞(皇統尊崇・外交・教育・安全保障に関して)を応援する会(2015.3.19)」より
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中国が主導するアジア投資銀にイギリスが参加を表明し、フランスも続く見込みで日米は厳しい状況に。ウィリアム王子訪中はチャールズ皇太子と英首相のダライラマ会見の尻拭い。さらにキッシンジャー訪中が続く。

◆イギリスが中国に対して持つ弱み――ダライ・ラマをめぐる中英間相克
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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基軸通貨の地位にあればこそのドルのインチキも然ることながら、中共政府の鵺のような恣意的運用が可能なままのデタラメ人民元を容認してアジア投資銀行の存在を許せば、当面$と人民元で世界は弄り放題となりそうです。この2極化が完成すると日本は危ういです。13億の人民に遍く損を分散できる人民元は、共産党一党支配が続く限り最強の武器ですから。そう遠くない将来、中共の人口構成が一挙に老化して国勢が傾くのは規定事実ですから、尚更”短期決戦”で強引に進めて来るでしょう。多国が巻き込まれ中共のモクロミが完成すれば損を参加国全体に分散でき、基軸通貨なみに陰でなんでもやり放題の恐ろしい通貨になります。構造を暴露して情報拡散をどれだけできるかで、日本の経済的命運も決まる気がしますね。曖昧に、”不透明な~”などと言っている場合ではありませんね。


■ アジアインフラ銀行の仕掛け人は誰なのか? 「ネットゲリラ(2015.3.14)」より
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中国が作る「アジアインフラ銀行」にイギリスが参加するというので、オバマが激おこプンプン丸というんだが、まぁ、イギリスは中国とは散々あって、香港を領有していた事もあるわけで、色々とタクランデますねw つうか、こないだから世界一の銀行は香港上海銀行です。一応イギリス系という事になっているが、元は上海ユダヤの持ち物。上海ユダヤとは何か? 

 13日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、中国主導で年末に発足するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に英政府が主要7カ国で初めて参加を表明したことについて、米政府が非難する立場を明らかにした。
米国は中国によるAIIB設立に警戒感を示しており、同盟国にも参加しないよう働きかけているという。

日本にも、明治時代から住み着いているユダヤ人というのがいて、彼らは先祖代々、ヨーロッパやアメリカとは無縁に、アジアの金融をまわして来た。香港上海銀行は日本では店を持ってないんだが、何故か日本橋にビルを持ってますw 最上階が怪しいユダヤ人の私設美術館になっているらしい。さて、アジアインフラ銀行の仕掛け人は誰なのか?
(※mono.--以下略、エントリー記事のコメント欄も参照。)


2015/03/17 に公開
「三橋貴明」は、イギリスに続きドイツ、フランス、イタリアの欧州3か国が参加を表明­した中国主導のAIIB(アジアインフラ開発投資銀行)に、ADB(アジア開発銀行)­がある中で欧州勢が参加する理由は、日米主導の既得権益に入れない中でその思惑を中国­がうまく掬った形で、自国の国益を考えれば当然のことだと言い、イギリスの思惑は分か­らないが、他の国はAIIBを利用して日本をけん制してくるだろうと、ビジネスのネタ­だと語った。

引用:おはよう寺ちゃん活動中!(2015.3.18)
   ドイツ、フランス、イタリアがアジアインフラ投資銀行に参加
   寺島尚正(文化放送アナウンサー)     三橋貴明(経済評論家)


■ アジアインフラ投資銀行(AIIB)VSアジア開発銀行(ADB) 「ニュース斜め読み(2015.3.19)」より
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現在、世界経済の行方はアジアインフラ投資銀行への参加の有無にかかっていると言っても過言ではないだろう。
日米主導のアジア開発銀行はその存在自体も危ういものになろうとしている。
米国は色々と「問題点あり」との報道を繰り出しているが空しさを感じさせるだけだ。
ファイナンシャルタイムは下記のような報道を行った。

「自分の利益のために友人に利益を犠牲にするよう要求すれば、友人を失う」
フィナンシャル・タイムズは17日、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行(AIIB)に英国が参加表明したのに続き、フランス、ドイツ、イタリアが参加を表明したと報じた。米国はAIIBが高い基準を順守して運営されるかどうかについて懸念を示しており、ヨーロッパ各国をはじめ日本や韓国に参加しないよう呼びかけていた。米国の呼びかけを振り切る形でヨーロッパ主要国が参加を表明した後の、日本や韓国の動向が注目されている。

韓国も下記の内容を発表している。当然、韓国の国益を優先させたものである。
韓国政府、中国主導AIIB加入を前向き検討…「月末までに決定」
国北京の情報消息筋は17日、「政府はAIIB設立を担当している中国財務省と疎通し、加入期間の今月末まで国益にプラスとなる方向で決めることになるだろう」と述べた。別の消息筋は「最近、英国、ドイツ、フランスまでが加入の意思を明らかにし、中国も出資比率50%に固執していない」とし「我々が国益の次元で(AIIBに)加入できない理由はない」と述べた。
(※mono.--中略)
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米国のアジアでの脅威は中国に主導権を握られることであり、War merchantとしての米国経済にも大きく影響する。よく考えれば、日本の自衛隊の戦闘機、オスプレイなど米国の言いなりで購入している。韓国もTHAADを購入するように無言の圧力を掛けられている。

米国の常套手段である「脅威論」は遥か遠い時間の先にある脅威を恐怖の如く表現し、軍事兵器を購入させ、自国の経済を潤すことのみに執念を燃やしている。
アジアが中国に抑えられることは米国にとっては絶対阻止すべき問題だ。しかし、日本はアメリカ経済に「おんぶにだっこ」状態であり、こっそりとアジアインフラ投資銀行に参加することは米国が絶対許さないだろう。
情けない国だ。

問題点?
アジアインフラ投資銀行の問題点が
1)設立にあたっての目的が不明瞭である(アジア開発銀行との違いがない)
(2)人権、環境に対する方針、融資に関する規則が不明瞭である
とされているが、寝言にしか聞こえない。
なぜならば、アジアインフラ投資銀行は日米欧が主導するアジア開発銀行(ADB)では賄いきれない莫大なアジアのインフラ資金需要を代替・補完的に賄うことを目的としているからでる。

米国の発言は正に「自分の利益のために友人に利益を犠牲にするよう要求すれば、友人を失う」ことになるだろう。

★ 仏、独、伊も参加へ=中国主導のアジア投資銀 「Yahoo!news - 時事通信」より
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 17日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、中国主導で年内発足を目指すアジアインフラ投資銀行(AIIB)に、フランス、ドイツ、イタリアも参加すると報じた。英国に続き、欧州主要国が加盟で合意したことは、投資銀に距離を置くよう働き掛けてきたオバマ米政権の「打撃」になると分析している。
 同紙によると、オーストラリアと韓国もこれまでの姿勢を改め、参加を検討しているという。
 アジアインフラ投資銀をめぐっては、英国が12日、日米欧の先進7カ国(G7)で初めて参加を表明。中国が主導する国際機関を警戒する米国は、英国に不快感を示した。


■ 【中国崩壊】欧州が中国を潰すために と ん で も な い 計画を推進 !!!? これガチなら【 第三次世界大戦 ... 「楽天SocialNews(2015.3.19)」より
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我が国が先の大戦から学ぶべき教訓

  • 英米とは仲良くしましょう
  • 過度の亜細亜(利権尊重)主義はやめましょう
  • 支那は日本の生命線などではありません
  • ドイツとの協調は程々に(ありがたる奴は馬鹿)

19世紀にも似た様な状況が起きたよな
ヨーロッパ白人がアジアへの権益欲しさに支那に擦り寄ってた
結果的に支那は内部から白人列強に食い物にされて、仕方なく日本がアジアに侵略してきた白人共と大戦争を戦う事になった。

アホ臭くてやってられんよ。
日米は、既に貸出実績のある開発系大銀行作ってあるからな。
ワザワザ貸し倒れしやすくする競合作って共倒れで税金で後始末なんざ、ごめんこうむる。
どうせ、無理な融資で食い込もうとして、ノンバンクみたいになって、財務体質とんでも無くなるのが落ちだ。

トドのつまり、誰も金を貸さなくなった中国地方共産党政府直轄の不動産会社に、運転資金を貸す為に作ったAIIBでも有るし
インフラ人質にした、侵略を狙う支配の為の道具でも有るからの。

ちゃんと世界史を勉強しようよ!
欧州のえげつなさと中国の不甲斐なさ
それが世界史の常識だからw

(日本は歴史に学んで中国を放置しよう(処刑))

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■ アジアインフラ銀行(AIIB)、迫り来る恐怖 「Annex to a house(2015.3.19)」より
(※mono.--前略)
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この話は、そもそものAIIBの出資審査は支那の大きな影響下で行われることになっており、即ち、お金の使い道は支那の望む方向でしか使えない可能性が高そうだという話だ。
出資比率は支那50%という予定だったが、流石にそれには拘らないという話になりつつあるのだとか。というか、支那がそれだけ出資できる体力が無い模様。
取り敢えず現在は人民元はハードカレンシーじゃないしね。
(※mono.--引用記事略)
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もちろん、この懸念は支那も重々承知しているようで、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアを口説き落として、参加表明させてしまった。

EUは今、未曾有の危機に陥っている状態なので、喉から手が出るほどお金が欲しい。加えて、支那はEU諸国にとっても重要な貿易相手国である。無碍に断れるわけが無い。
しかし、31カ国も参加した状況での船出が実現したとなると、AIIBの影響力は相当大きなものになると予想される。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)




■ 韓国:中央日報社説引用>AIIB加入問題は本質的に経済イシューだ。経済に関しては米中対決論理に巻き込まれてはいけない。徹底的に国益を追求するという原則でAIIB加入を積極的に検討しなければいけない。 「ナザレのイエスと佛陀と道元の思想の深化。日本人として考える!(2015.3.16)」より
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したがって韓国政府は加入前にAIIBの支配構造改善と透明な運営を中国に強く要求し、貫徹しなければいけない。加入を決めた英国と加入を積極的に検討中の豪州など友好国と提携し、中国に圧力を加えるのも方法だ。中国はAIIB創立メンバー加入期間を今月末までに制限したが、韓国が過度に急ぐ必要はない。中国とインドを除けば開発途上国が大半のAIIBに韓国が入れば、その地位は非常に高まるからだ。

中国も韓国の支配構造改善・透明性強化要求に背を向けるべきではない。これを拒否すれば、AIIBは中国が米国に対抗するために隣国を引き込んだパワーゲームの道具という疑惑を強めることになるだろう。中国が韓国の参加を引き出すには、国際基準に合ったAIIB支配構造の青写真から提示するのが先だ。


■ 中国主導のアジアインフラ投資銀、英国が参加表明 「DEEPLY JAPAN(2015.3.14)」より
(※mono.--前略)
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■ イギリス、アジアインフラ投資銀参加表明

中国主導のアジアインフラ投資銀、英国が参加表明 G7で初
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0WF02P20150313
(※mono.--中略)
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アジアインフラ投資銀行(AIIB)、基本合意成立

一応、アメリカはそんなん知ってなかったと英国を批判している、と言う話だけど、そんなわけないだろうと私は思う。

ウィリアム王子が訪日した時、あくまで政治的でないというポジショニングを取って、それに対してその後中国に行ったら、まっさきに習主席とのツーショットが含まれた記事が出ていた。それを見ても、まぁ何かやってんでしょ、みたいな感じだった。

で、イギリスはだいたい従来とは異なる動きの場合にリードをする国なので、オーストラリアあたりがこれに続いて、本来ならカナダもだけどカナダは現在ウクライナ・ネオナチ運動でてんやわんやなので放置するとして、次にフランス、ドイツあたりが構えてそうな気がする。

そうなると、これは新秩序への「脱皮」みたいな感じになるんじゃなかろうか。AIIBの創設メンバーへの参加締め切りは3月末らしいのでまだなんかあるね。
(※mono.--後略、詳細はブログ記事で)













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最終更新:2017年05月14日 15:36