動画コメント欄より

足の小指強打のゲームチャンネル

火垂るの墓は、中学生の頃に初めて見ましたが、それまで映画などで感動して泣くという事は一度もなかったのですが、火垂るの墓で初めて泣きましたね。
悲しさで胸が苦しくなるという状況を初めて経験し、その胸の苦しさに戸惑ったのを今でも思い出します。
節子が亡くなった後、節子が元気に遊んでる頃の姿が消えたり現れたりするシーンで胸の苦しさがピークでした。
高畑さんの作品は、確かに感情表現を分かりやすくは描写しませんね。
どう感じているのかを考えさせられる事が多いです。
自分は、高畑さんが何を強く伝えたかったのかは正直なところ分かりませんでしたが、自分の場合は、家族を失った喪失感を強く感じました。
当時、自分が一番恐れていた事は家族の死。
それを火垂るの墓で見る事になり、強い悲しみを感じてしまったんだと思います。
映画や音楽は、観たり聴いたりするだけでは、作者の伝えたいことは分からない事もあると思います。
ただ、個人的には、作者がどう考えているかより、その作品を見て、どう感じたかが大事かなと思っています。

余談ですが、高畑さんの作品に出てくる登場人物の笑顔は、宮崎さんの作品では出てこない独特の笑顔で表現してますよね。
頬っぺたの描き方が独特で、リアルな笑顔だな~っと思ってました。
















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最終更新:2023年04月07日 10:22