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閉ざされた言語空間
■ 東京大空襲回顧記事に見る「閉ざされた言語空間」 「鎌倉橋残日録(2015.3.11)」より
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3月10日は70年前、東京大空襲のあった日で、新聞ではこれを論じる社説やコラムが目立った。だが、その論調は久しい以前から変わらず、「戦争は悲惨だ、日本はこうした悲惨な戦争に無謀にも踏み込んだ。二度とこういう事は起こしてはならない」というものだ。空襲による無差別殺戮を繰り返した米国の行為を厳しく問う文章は皆無に近い。

たとえば、日本経済新聞の社説「東京大空襲70年が問うもの」。

<70年前のきょう、東京の下町一帯は米軍機による猛爆を受け、わずか一晩で10万人余の死者をだした。被災家屋約27万戸。太平洋戦争における民間人の犠牲のなかでも、沖縄戦や広島・長崎への原爆投下とならぶ最悪の被害だ>

 ここまでは事実を記載しただけのこと。問題はここから先だ。

<戦争というものは、最後には前線も銃後も隔てがなくなる。東京大空襲は当時の日本人に、そんな現実をまざまざと見せつける出来事であった。あの大戦末期の不条理の象徴といえる>

老人や子供など非戦闘員に対する国際法違反の無差別殺戮という米国の不条理な行動を具体的に示す記事はない。そして、当時の日本の政府、軍部の行動を非難する結論で終わる。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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江藤淳氏は著書「閉ざされた言語空間」の中で、こう記している。

<『軍国主義者』と『国民』の対立という架空の図式を導入することによって、『国民』に対する『罪』を犯したのも、『現在および将来の日本の苦難と窮乏』も、すべて『軍国主義者』の責任であって、米国には何らの責任もないという論理が成立可能になる。大都市の部差別爆撃も、広島・長崎への原爆投下も、『軍国主義者』が悪かったから起った災厄であって、実際に爆弾を落とした米国人には少しも悪いところはない、ということになるのである>

戦後の日本占領時代、米軍は米国はじめ連合国を少しでも批判するような記事を新聞や雑誌に書くことを許さなかった。徹底した言論弾圧があった。そのことを指摘することすら恐れる今のマスコミの風潮は、その言論弾圧のトラウマ、恐怖が今も続いているためと思える。まさに戦後の閉ざされた言語空間は今も続いている。

現在も米国政府は、日本が当時の米軍を批判することに敏感だ。そのため、大手メディアは当時の歴史について米国を批判したら、どんなしっぺ返しを受けるだろうか、江戸の仇を長崎で討たれないかと、恐れているのだろう。
(※mono.--後略)


■ 3/4東京大虐殺 東京大空襲 Great Tokyo Air Raid(firebombing of Tokyo, Mar. 10, 1945)
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2013/08/05 に公開
人間を人間とも思わず大量殺戮を行う英雄カーチス・E・ルメイ
東京大空襲の発案&総司令官カーチス・E・ルメイはノーベル殺人賞を受賞するという名­誉ある男である

この非戦闘地区と非戦闘員に対する大量殺戮行為は
「日本が降伏しないのでやった」という物凄い無理やりな言い訳が通用する範囲のもので­はないだろう

馬鹿なマスコミにより捏造されたという日本の慰安婦問題や南京大虐殺の歴史はこの東京­大空襲や原爆投下の事実を隠すために今も米国に利用されているのだ
最近グレンデール市に建てられた慰安婦像もまさにそれである


■ 米国よ、「東京大空襲は大虐殺」は非常識な見識なのか? 「私的憂国の書(2015.3.10)」より
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 昨年2月に実施された東京都知事選で、田母神俊雄氏の応援に立った作家の百田尚樹氏が、米軍による東京大空襲や原爆投下を「大虐殺」とする演説を行った。在日米大使館の報道担当官はすぐさま「非常識だ」と批判し、キャロライン・ケネディ大使はNHKの取材に難色を示したという。百田氏がNHKの経営委員を務めていることを念頭に置いたのだろう。約一年前の出来事だ。

 米国大使館の報道官は、この発言について「非常識だ。米政府は、責任ある地位にある人物が(アジア)地域の緊張をあおるような発言を控えるよう努めることを望む」と語ったが、これはまともな反論になっていない。ただ単に、「地域の緊張を煽るな」と言っているだけで、「大虐殺」の歴史的事実には全く言及していない。恐らく、「終わったことは蒸し返すな」という意図があったのだろう。

 百田氏は切り返して、こうつぶやいている。

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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 東京大空襲を設計したカーティス・ルメイは、日本の家屋が木と紙でできていることに注目して、日本本土空襲専用の焼夷弾を開発し、わざわざテキサスの砂漠に日本の家屋を建てて、その焼夷弾の効果を確認している。当然、「最大の効果」を発揮させるためだが、この「最大の効果」とは、可能な限り多くの日本人を焼殺することである。そして、空爆目標地を囲む隅田川や荒川堤防沿いに焼夷弾を投下して炎の壁を作り、逃げまどう人々の退路を遮断した。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)












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最終更新:2023年03月10日 19:55