2016/03/06 に公開
今、総延長5千kmという世界最大の海底観測網によって、いまだ謎に満ちた津波発生の実像を“発生源の間近で”捉えようという壮大な計画が始まっている。高精度の地震計や水圧センサーを長大な光ケーブルで数珠つなぎにし、房総~北海道沖の日本海溝周辺の海底面を網羅するように沈める。実現すれば、これまで限られたデータによって過小評価しがちだった津波規模を迅速・正確に把握し、津波警報を格段に向上させられると期待される。津波の真の姿に挑む日本の最新技術に徹底的に迫る。