● 環太平洋合同演習〔Wikipedia〕
環太平洋合同演習(かんたいへいようごうどうえんしゅう、英:Rim of the Pacific Exercise)はアメリカ海軍主催によるハワイの周辺海域で実施される海軍の軍事演習のこと。リムパック(Rimpac)とも呼ばれる。
初めて開催されたのは1971年である。その後、ほぼ隔年で実施されるようになっている。演習の主目的は、参加国間の共同作戦能力の向上にある。参加国はアメリカの同盟国に限定されているわけではなく、過去にはロシアなども参加した実績がある。
日本の海上自衛隊が参加したのは1980年からである。日本が初参加した当時は、専守防衛の自衛隊が集団的自衛を想定しているリムパックに参加することが日本国憲法第9条に違反すると批判されたことがある。



米中関係
★■ コラム:なぜ米国は中国軍を「訓練」するのか 「ロイター(2015.7.27)」より
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[23日 ロイター] - 南シナ海をめぐる米国と中国の緊張が高まっている一方で、両国の軍隊は非常に高レベルな合同演習を行っている。中国軍は2014年、米太平洋軍が主催する世界最大規模の国際海上訓練、環太平洋合同軍事演習(リムパック)に初参加した。

こうした演習に参加することで、中国は米国の戦術や技術などを大いに学ぶことができる。

しかし米国が中国に最高レベルの軍事演習を提供する一方で、米軍トップは絶えず南シナ海で対立の度合いを高めている。直近では、米海軍司令官が乗った偵察機が同海域上空を通過し、中国側が複数回にわたり警告するということがあった。

米国は中国に米国流の戦争の仕方を教える一方で、同国との武力衝突へと急速に近づきつつある。

リムパックは米軍が中国軍を「訓練」する数ある機会のうちの1つだ。中国は2008年から、米国が主導するインド洋での対海賊作戦に参加している。当初は、言葉の壁や米国流の戦術や技術、手順に慣れていないことから、中国は単独での監視を任されていた。だが過去7年間のうちに、米国は中国の艦船との関係強化を目指し、連携は改善された。

(※mono.--中略、詳細はサイト記事で)
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こうした米軍による中国軍の「訓練」は、軍内部や政界にさまざまな反応を引き起こしている。元米海軍司令官ジェームズ・ライオンズ氏は「われわれは自分たちを危険にさらしながら、救いがたいほど攻撃的な国家の軍発展を手伝っている。オバマ政権と国防総省の中国政策の中心は何かが非常に間違っている」と述べた。

筆者もオバマ政権の中国政策には賛同しないが、軍同士の関係断絶が解決策だとは思わない。むしろ、軍同士の関係親密化を呼びかけるスーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)の意見に賛成する。

南シナ海での中国に対する攻撃的な態度は、米国の国益に反する。米国は、対中強硬論を抑えるべきであり、積極的な軍事行動は慎むべきだ。そうした行動は逆効果であり、近視眼的だ。米国は最重要の戦術や技術などには注意を払いつつ、軍同士の協力を強化すべきだ。一発の砲弾も飛んでいない限り、南シナ海問題は外交に委ねるべきだ。

  • 筆者は、元米空軍将校で外交にも携わっていた。米空軍士官学校では哲学教授を5年間務め、2009─2011年には米太平洋特殊作戦軍(SOCPAC)の上級政務官だった。軍を退役後は、米海軍大学院で中国政策に関する助言も行っている。


■ 中華イージス、リムパックに参加 「Annex to a house(2014.7.7)」より
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先日、空母「遼寧」についてつらつらと書いたが、当然、空母を護衛する存在もいる。その一翼を担うのが、イージス艦なのだが……。
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姿見せた「中国版イージス」 リムパック初参加、日米は牽制
2014.7.7 11:05 (1/3ページ)[中国]
 米海軍が主催してハワイ沖で行われている環太平洋合同演習(リムパック)に今回、初めて参加した中国海軍が5日(日本時間6日)、最新鋭のミサイル駆逐艦などを他国の兵士や報道陣に初公開した。
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これ、「最新鋭」ではないぜ?

ミサイル駆逐艦「海口」は、蘭州級駆逐艦(052C型駆逐艦)というカテゴリーで呼ばれる船だ。「イージス」という名前で呼ばれるが、正確にはイージス艦ではない。

とはいえ、C4Iシステム(コピー)は積んでいるから侮れない。アクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーは積んでいるし、迎撃システムも積んでいるそうな。

実は、支那においても随分前から戦術情報処理装置の研究が行われており、イギリスのCTC-1629やら、フランスのTAVITACやら色々とコピーしたりリバースエンジニアリングしたりと、着実にその技術を向上させてきている。
そんなわけで、蘭州級駆逐艦にもC4Iシステムと同等のものが搭載され、限定的ながらもデータリンクをして戦術的な指揮系統が構築されていると言われている

(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

★ 姿見せた「中国版イージス」 リムパック初参加、日米は牽制 「産経ニュース(2014.7.7)」より
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 米海軍が主催してハワイ沖で行われている環太平洋合同演習(リムパック)に今回、初めて参加した中国海軍が5日(日本時間6日)、最新鋭のミサイル駆逐艦などを他国の兵士や報道陣に初公開した。透明性をアピールし、国際社会で高まる中国の海洋進出への警戒感を和らげる狙いがあったとみられるが、情報漏れに神経をとがらせ、公開は外観だけに限られた。一方、日本の陸上自衛隊はこれに先立つ1日、米軍と連携した離島奪還訓練を公開して中国側を牽制(けんせい)。相互理解を深め、信頼を醸成することが大きな目的のリムパックだが、今回は張り詰めた空気が漂っている。

 リムパックはほぼ1年おきに開催され、24回目となる今回(6月30日~8月1日)は22カ国が参加。5日は各国が自国の艦船を公開し合って交流を深めた。初参加の中国海軍(艦船4隻、人員1100人派遣)は、パールハーバー(真珠湾)に停泊したミサイル駆逐艦「海口」と病院船「和平方舟」の2隻を公開した。

公開わずか15分

 中国が「国産」と胸を張る「海口」は、将来的には空母護衛艦隊の中核となる蘭州級ミサイル駆逐艦の2番艦で、高性能レーダーやミサイルの垂直発射装置などを装備し、「中国版イージス」とも呼ばれている。米国や日本が保有するイージス艦と比べてどの程度の性能を持つのかなど、ベールに包まれた部分が多いため、公開は大いに注目された。しかし、撮影は外観だけに限定され、事前にカメラ以外の手荷物は全て預けなければならないなど会場には緊張感も。乗組員へのインタビューも禁止され、公開は15分ほどで終了した。

+ 続き


■★ リムパックで特等席を与えられた自衛隊「いせ」: 「JB press(2014.7.3)」より
(※ あちこち略)
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 本年度のリムパック2014には中国海軍が初参加しており、アメリカのメディアなども中国艦隊の動向に大きな関心を寄せている。中国海軍は、中国版イージス艦と呼ばれている駆逐艦「海口」、新鋭のフリゲート「岳陽」、大型補給艦「千鳥湖」それに病院船「和平方舟」の4隻をハワイに派遣した。中国艦隊はグアム沖でアメリカ海軍のイージス巡洋艦ならびにイージス駆逐艦と合流し、やはりリムパックに参加するブルネイ海軍の2隻の哨戒艦ならびにシンガポール海軍フリゲートと艦隊を組んでパールハーバーに入港した。
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 中国側としては、さすがに空母は派遣できないものの、イージス駆逐艦と新鋭フリゲートにより海上戦闘能力の高さを示し、大型補給艦により遠洋作戦能力を示し、病院船により平和貢献活動への意欲を示す、といったようにアメリカの同盟国・友好諸国に対するアピールが主たる目的であることは明らかである。同時に、中国海軍はアメリカ海軍の本拠地に乗り込んでアメリカ海軍や海上自衛隊と合同訓練するまでに地位が向上したとの宣伝を国内外に発信する意図を有していると思われる。

 一方アメリカでは、いわゆる中国封じ込め政策に賛同しない陣営にとっては、中国を取り込む関与政策の一環として捉えられている。もっとも封じ込め派においても、中国に対して「アメリカの真意は中国封じ込めではない」という具体的ポーズを取ることによって、中国側からの「封じ込め」に対する批判を避けることができると考える人々もいる。
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 これらに加えて、最近南シナ海や東シナ海でフィリピンやベトナムなどだけでなく自衛隊や米海軍に対してまで挑発的かつ危険な行動をするようになってきている中国海軍に対して、リムパックを通してアメリカ海軍の実力を見せつけようという意図があることも否定できない。そのため、アメリカ海軍は空母「ロナルド・レーガン」はじめ24隻の軍艦(沿岸警備隊カッターを含む)と多種多様な航空機を200機ほど訓練に投入して、アメリカ海軍力の強大さを見せつけることになっている。
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 もっとも、リムパック2014での水陸両用戦合同訓練を主催するアメリカ海兵隊は、日本における集団的自衛権行使や集団安全保障に関する国際的に見て理解し難いほど非常識な慣行を十分に承知しているために、細心の注意を払っている。

 例えば、アメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国、ニュージーランド、マレーシア、インドネシア、メキシコ、トンガ、オランダの海兵隊や陸軍部隊ならびに陸上自衛隊部隊が参加して実施される水陸両用戦合同訓練に関する指揮統制系統図や部隊編成表などでは、陸上自衛隊部隊は司令部(アメリカ海兵隊)直属の別動部隊として扱われており、それも“実線”ではなく“点線”で結ばれている。これにより、陸上自衛隊部隊は、集団的自衛権を行使してはいないし、集団安全保障へも参加していないことになるわけである。もっともこのような苦労は今年で終わりということになるであろう。
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 それよりも話題になっているのは、海上自衛隊のヘリコプター空母「いせ」である。しばしば、日本の事情を知らない軍人などは、なぜヘリコプター空母が“駆逐艦”と呼ばれているのか疑問を呈するのだが、今回「いせ」が注目されているのはそのためではなく、その係留している位置のためである。

 補給艦や病院船を除くリムパック2014に参加している水上戦闘艦の中で、数少ない全通飛行甲板を持つ“空母型”軍艦である海上自衛隊「いせ」(排水量19000トン、全長197メートル)は、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」(排水量101429トン、全長332.8メートル)と強襲揚陸艦「ペリリュー」(排水量39438トン、全長250メートル)に次ぐ巨艦である。日本の軍艦旗を掲げる堂々とした「いせ」は、リムパック2014に参加する各国艦艇が停泊するパールハーバー米海軍基地の入り口に係留しているのである。

 したがって、全てのリムパック参加艦艇は、基地への出入りに際しては「いせ」を目の当たりにすることになり、海上自衛隊の巨艦に感心せざるを得ない、というのがリムパック2014開会劈頭の状況である。軍人だけでなく、観光スポットである戦艦ミズーリを訪れる観光客の目にも、真正面に停泊している日本の“空母”の姿が目についてちょっとした話題となっているようである。

 もちろん「いせ」が目立とうとして最高のシートを確保したわけではなく、各国軍艦の係留位置はアメリカ海軍によって指定されたのである。これは、 同盟軍である海上自衛隊とともに中国海軍を威圧しようというアメリカ海軍の粋な計らいと考えることもできる


■ 環太平洋合同軍事演習がハワイ沖でスタート。今年の目玉は初参加する中国軍 「ニュースの教科書(2014.7.3)」より
(※ 前略、詳細はブログ記事で)
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 今年最大の目玉は中国軍が正式に招待されたことである。中国海軍はミサイル駆逐艦「海口」とミサイルフリゲート艦「岳陽」、補給艦、病院船の計4隻を派遣した。中国がリムパックに招待されるということは、中国が名実共に米国の仮想敵国ではないことが明確になったと解釈することができる。

 かつて、日本のリムパックへの参加は、日米同盟や集団的自衛権の行使に関する象徴的な事例といわれ、憲法違反に関する議論の材料にもなっていた。
 だが時代は変わり、とうとう中国がリムパックに参加する時代となった。安倍政権は7月1日の閣議で、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の見直しを決定したが、日本が集団的自衛権の行使に舵を切るタイミングで、アジア太平洋地域のパワーバランスが中国にシフトしてしまったのは皮肉としかいいようがない。

 米海軍はリムパックに先立ち、横須賀を母港にしている原子力空母「ジョージワシントン」を香港に派遣した。米海軍は中国海軍と非公式協議を行っており、今後のアジア太平洋地域における両軍のパワーバランスなどについて、突っ込んだ意見交換が行われたとみられる。

 中国は初参加であり、それほどの規模で訓練に参加しているわけでないが、今後はリムパックにおける中国軍の存在感はより大きくなってくるだろう。日本としては、米軍と中国軍がどの程度連携する姿勢を見せるのか、注視していく必要があるだろう。


◆ リムパック2014に日中韓海軍が集まる…日本は准空母「いせ」も参加(写真あり) 「軍事系まとめブログ(2014.6.29)」より
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無題 Name 名無し 14/06/26(木)22:02:44 IP:121.2.*(so-net.ne.jp) No.327249

ロシア軍まで参加し始めた時は「中国包囲網」だ「中国にも声を掛けろ」とエラい剣幕で反発してましたし。実際、連中に国際常識を教える講習会でしょう。











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