■ 米支援のウクライナのティモシェンコ元首相はロシア殲滅を呼びかけた 「ROCKWAY EXPRESS(2014.3.26)」より
/
電話会話の中で、恐ろしくかつ汚らしい言葉を連発するウクライナ元首相のティモシェンコ

◆3月26日

 3月7日号「ウクライナ危機は第三次世界大戦勃発の契機になりかねない(最終章)」で、ティモシェンコのことを、”恐ろしい女”と書いた。恐ろしいだけでなく、”下品”でもある。これは彼女がやはりユダヤ系というところから来ているのであろうか。ユダヤ人にとって他の民族は異邦人であり、これは動物と同じレベルの存在と見做すと言われている。
+ 続き
 彼女がウクライナ東部に残るロシア系住民を殲滅せよ、と言っているのを見ても、彼女がどれほど、”ナチス的””ファシスト的”で、あるかが分かる。800万人を殺戮せよ、というのだから、ユダヤ人の主張しているホロコーストの”600万人”を上回る、超ホロコーストである。どれほどこのウクライナの新政権が危険な存在になるか、分かろうというものだ。

 暴露された彼女とネストール・シュフリーチとの電話会話で、彼女が汚らしい言葉を連発しているが、以前も同じユダヤ系女性のアメリカ国務次官補のヴィクトリア・ヌーランドが、”フxxクEU”と、汚らしい言葉を吐いているのが明らかにされた。ユダヤ人女性はこのように汚らしい言葉を日常的に使用しているようである。お里が知れる、というものだ。

 ウクライナの権力はこのユダヤ系と極右系とが一緒になって握った。しかしそれは「野合」であり、本当の愛国的絆で結ばれているわけではない。ただ権力を握る為の野合である。それで、このブログでは内部抗争が始まるであろうと指摘した(3月19日号)。

 まさにその通りになった。3月5日号で掲げられた写真の”ごろつき野郎”が、内部抗争で早速殺害されたのだ。ロシアのお尋ね者の筆頭に掲げられるようなギャングであった。(http://rt.com/news/ukrainian-nationalist-muzychko-antics-093/)。要するに彼は、ウクライナを暴力的クーデターで権力を握るまでの、”ヒットラーの突撃隊”の役割をさせられたのであり利用されたのであり、それが終われば、危険人物としてお払い箱となったのだ。そして狡猾なユダヤ系が徐々にウクライナを占領していく筋立てであろう。

 このティモシェンコの「殲滅」の言葉を聞いて、ウクライナ東部に住むロシア人が激高するのは間違いないし、殲滅される前に新政府を打倒、ないしはクリミアのようにロシアへの編入を願って、反乱を起こすのではないだろうか?誰だって殺されると分かっていて、黙ってそれを待つ者はいない。従って、ウクライナは東西に分裂、という未来の姿がより一層、濃厚になったと言えよう。
(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

クリミア
★ クリミアは未来永劫ウクライナ領だ。この土地は私たちのもので、誰にも譲りはしない! 「huffingtonpost(2014.3.20)」より
/
まず第一に、3月16日にクリミアで行われたのは「住民投票」ではない。この「住民投票」はウクライナに対するあからさまな軍事攻撃を隠蔽するための策略で、ウクライナの領土の一部を併合しようとする試みだ。

いかなる文明国もこの「住民投票」と呼ばれる代物の結果を承認してはいない。これは100%違法なもので、その結果は法的に無効である。このような大嘘は長くは続かない。

第二に、クリミアは未来永劫ウクライナのものであり、ロシア人がいかに占領を試みようともそれは変わらない。この土地は私たちのもので、誰にも譲りはしない!
(※ 以下略、詳細はニュース記事で)

★ ティモシェンコ前ウクライナ首相、釈放へ 狙いはEUとの関係改善 「THE NEW CLASSIC(2013.10.19)」より
/
ウクライナのヤヌコビッチ大統領は、収監中のユーリヤ・ティモシェンコ前首相を病気治療の名目で釈放、ドイツに出国させる方針で最終調整に入った。同大統領はEUとのFTA(自由貿易協定)締結に向けて交渉を進めており、EUはその条件としてティモシェンコ前首相の釈放を求めていた。
+ 続き
ティモシェンコ前首相ってどんな人?

ティモシェンコ前首相は2004年、オレンジ革命においてユシチェンコの支持派として頭角を現し、欧米から好意的な目で見られるようになった。ロシアとの関係を重視する現政権に対してユシチェンコはEUへの帰属を求めたため、ティモシェンコも「リベラルな女性政治家」「ウクライナのジャンヌダルク」としてのイメージを定着させることに成功した。

しかしながら、政治家になる前の彼女の経歴には、ある新聞記者に言わせれば「マフィアまがいの」怪しい部分も多い。ペレストロイカ期に海賊版ビデオの密売で財を成したかと思えば、ソ連崩壊後、エネルギー関連企業を経営。ロシアからウクライナへの天然ガス輸入の最大手となり、「ガスの王女」と呼ばれるようになる。脱税や不正取引などといった様々な疑惑が飛び交った。彼女のように、ソ連崩壊後の混乱を機に勢力を伸ばした新興財閥を「オリガルヒ」という。

その後、オレンジ革命で共闘したユシチェンコとの関係が悪化し、政界内で孤立。2010年の大統領選に敗れると、ガス取引に関する不正の容疑でついに逮捕となった。

今回の決定に至った政治的背景は?

ウクライナは現在、EUとの間でFTA(自由貿易協定)を核とする協定の実現に向けて最終協議に入っている。この協定が実現すれば、将来的には同国のEU加盟も視野に入ってくる。先ほども述べた通り、ティモシェンコは欧米からの評価が今なお非常に高い。ウクライナ側としては彼女の釈放を認めることで、この協議を何としても成功に導きたい構えだ。

とはいえ、今回の動きを快く思わない国がある。そう、ロシアだ。ティモシェンコはオリガルヒ時代からロシアの同業者と利権をめぐって争い、オレンジ革命の際は政治的にも対立した。そのため彼女を出国させることはロシアとの間に禍根を残すこととなる。これまでロシアとEUという両陣営の間で揺れていたヤヌコビッチ政権だが、今回、難しい選択でEU側に舵を切る形となった。

先ほど彼女の出国に関する法案が議会に提出された模様で、いよいよティモシェンコ釈放まで秒読みとなっている。ソ連崩壊後20年、ウクライナの政治情勢は今なお不安定である。










.
最終更新:2014年03月27日 07:50