※ この項は、2014.3.15 20:05に作成。以前のクリミア関連記事はウクライナを参照。
ウクライナ


■ 田中龍作ジャーナル 2014年3月上旬よりクリミア入りし取材中(2014.3.21現在)



■ あの・・・クリミア半島がロシアだとなんか問題あるの? 「 二階堂ドットコム(2014.3.21)」より
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そもそもロシアでしょ?つーかソ連というかCISというか・・・

で、そこにアメリカがちょっかい出していた。あそこは穀倉地帯だから、なんか金儲けあったんだろ。

で、それがうっとうしいロシアがああやった、と。

我が国関係ないんですけど。落ちぶれのクロンボ大統領、しかも次はない奴に同調なんかしてもねぇ・・・。

ていうか・・・どうせ、アメリカがいつものようにテメェのカネ目当てでなにかやったんだろ。ロシアが出てくると金にならん、ということじゃないの?どうせそうでしょ。世界の警察官とか何とかいってるけど、カネ目当てでしょ。暴力団のシノギと一緒。

で、ロシアはロシアでそんなアメリカに好き勝手させるわけにもいかないと。メンツもあるし、もちろん金銭的損害もあると。

報道だと、なんかアメリカが善でロシアが悪みたいになってるけど、今回の件はどう見ても、アメリカが変だよねぇ。

ていうか、ウクライナが分割されようがされまいが、誰の影響下にあろうが、こっちに関係ないじゃん。おまえらの金の話に巻き込むなよ。勝手にやってくれよ。


クリミア
★ クリミアは未来永劫ウクライナ領だ。この土地は私たちのもので、誰にも譲りはしない! 「huffingtonpost(2014.3.20)」より
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まず第一に、3月16日にクリミアで行われたのは「住民投票」ではない。この「住民投票」はウクライナに対するあからさまな軍事攻撃を隠蔽するための策略で、ウクライナの領土の一部を併合しようとする試みだ。

いかなる文明国もこの「住民投票」と呼ばれる代物の結果を承認してはいない。これは100%違法なもので、その結果は法的に無効である。このような大嘘は長くは続かない。

第二に、クリミアは未来永劫ウクライナのものであり、ロシア人がいかに占領を試みようともそれは変わらない。この土地は私たちのもので、誰にも譲りはしない!
(※ 以下略、詳細はニュース記事で)

■ ロシアの軍事的拠点であるクリミアを奪うため、「西側」は非正規戦、正規戦でロシアに挑む公算 「櫻井ジャーナル(2014.3.19)」より
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 「西側」やその傀儡である暫定ファシスト政権は住民投票を嫌がっていた。その前にクリミアをキエフのように火と血の海にし、ロシア軍が介入せざるをえない状況を作り、そうした中で住民投票を行わせ、その正当性を否定しようとしているのではないかと推測する人もいたが、クリミアでは早い段階から自衛軍を組織、外部からの侵入をチェックし、そうした事態は防いだ。

 しかし、それでも完全に戦闘員が潜入するのを防ぐことは難しい。チェックを始める前から潜入しているしている人間もいるはずだ。ロシアからクリミアという軍事拠点を奪い、ロシア攻撃の準備をしたいとネオコンなど「西側」支配層の少なくとも一部は考えている。そうした人びとが活動を開始した可能性を示す出来事が起こった。
(※ 中略)
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 クリミアで住民投票が実施される直前、「アノニマス」と名乗る人物、あるいは集団が「電子メール」を明らかにした。自分たちでハッキングしたもので、ウクライナに駐在しているアメリカの駐在武官補佐官ジェイソン・グレシュ中佐とウクライナ参謀本部のイーゴリ・プロツュクとの間で交わされた通信とされるものも含まれている。ロシア軍の特殊部隊を装ってメリトポールのウクライナ空軍第25基地を3月15日までに襲撃するよう、グレシュ中佐は指示しているのだ。

 この通信が本物だとしても、漏れたことがわかれば襲撃計画は中止になるだろう。とはいうものの、偽旗作戦、つまりロシア軍、あるいはクリミアの自衛軍を装った何らかの軍事行動をやめることは意味しない。別の作戦を実行すると考えるのが自然だ。
(※ 中略)
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 エストニアのウルマス・パエト外相からEUのキャサリン・アシュトン外務安全保障政策上級代表(外交部門の責任者)への報告も示している:


 パエト大使は「新連合の誰か」が狙撃の黒幕だとしているが、クーデターの前までウクライナの治安機関SBUの長官だったアレクサンドル・ヤキメンコはアンドレイ・パルビーという名前を出している。
(※ 中略)
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 第2次世界大戦前、ドイツは議事堂に放火して責任をコミュニストの押しつけ、日本は中国を侵略する口実を作るために柳条湖の近くで満鉄の線路を爆破したが、アメリカもベトナムへ本格的に軍事介入するため、特殊部隊に北ベトナムの施設を攻撃させ、トンキン湾事件をでっち上げたことがわかっている。
(※ 以下略)


★■ 【クリミア発】 住民投票 「暮らし向上」 「スターリン時代の再来心配」 「田中龍作ジャーナル(2014.3.17)」より
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 「ロシアへの編入」か「(独立に近い)自治権の確立」か、を問うクリミア自治州の住民投票が16日(日本時間同日午後~17日未明)、行われた。
 筆者はロシア系住民が約60%の州都シンフェロポル、90%のセバストポリ、そしてイスラム教徒のタタール人が90%のバフチサライを取材した。「平均的」「親ロシア」「反ロシア」各地域の選挙情勢をつかむためだ。

(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

マスコミ】 / 【沖縄
■ 沖縄人の「民意」を否定している日本のマスコミがクリミアの「民意」を否定するのは無惨な必然 「櫻井ジャーナル(2014.3.17)」より
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 ロシアの構成主体としてロシアに加盟するかどうかを問う住民投票が3月16日にクリミアで実施された。投票率は80%を超え、そのうち95%以上が加盟に賛成したという。棄権した人も含め、全住民の4分の3以上が賛成したということになる。住民の意思は明確に示された。

 アメリカや日本では最近、投票の不正が指摘されているが、クリミアは国外からの監視団もいて、日米に比べれば遥かに公正なものだったようだ。その投票結果を「西側」は受け入れないという意思を示している。ネオ・ナチのクーデターで実権を握ったキエフの暫定政権を正当だとする一方、「民意」を認めないというわけだ。

 言うまでもなく、その「西側」には日本も含まれる。その日本では面積で全体の0.6%にすぎない沖縄にアメリカ軍基地の74%が置かれ、この状況に沖縄人は抗議、基地を県外へ移設するように求めている。そうした沖縄人の要求を正当だと認めた鳩山由紀夫首相は「最低でも県外」と言ったのだが、この発言を日本のマスコミは激しく攻撃し、最終的には辞任に追い込んだ。沖縄の「民意」をマスコミは潰したわけで、そのマスコミがクリミアの「民意」を否定するは必然だと言える。無惨な必然。
(※ 以下略、詳細はブログ記事で)


★ 米、対ロ追加制裁「直ちに」 クリミア住民投票なら 「日本経済新聞(2014.3.15)」より
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 【ワシントン=吉野直也】ウクライナ南部クリミア半島のロシア編入の是非を問う住民投票が16日に迫り、米オバマ政権は編入阻止を目指したロシアへの圧力を強めている。住民投票直後の17日にも追加制裁を発動する方針を改めて表明。原子力空母の地中海での展開期間を延長させロシアに揺さぶりをかけている。国連安全保障理事会は15日、住民投票の結果を受け入れないよう各国に求める決議案を採決する見込みだ。

 ケリー米国務長官は14日、物別れに終わったロシアのラブロフ外相との会談後にロンドンで記者会見し、「ロシアが事態の打開を選択しなければ、その代償を受けることになる」と述べた。住民投票の結果を米国も国際社会も認めることはないとも指摘した。

 カーニー米大統領報道官は14日の記者会見で、住民投票が実施された場合「欧州連合(EU)とともに直ちにロシアへ制裁を科す」と力説した。同時に「われわれは追加制裁の準備ができている」と言明。「ロシアが国際法を破ったのは明らかだ」と改めて批判した。

 米国防総省は14日、原子力空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」の地中海での展開期間を延長すると発表した。クリミアでの住民投票を16日に控えて「不測の事態」に備える狙いがある。ウクライナ新政権からは軍事支援の要請もあり、国防総省は後方支援用の装備などを中心に供与する方向だ。

 住民投票を非難する国連安保理の決議案は常任理事国のロシアが拒否権を持つため、否決されるのは確実だが、その過程でロシアの孤立ぶりを浮き立たせて揺さぶる思惑がある。同じく常任理事国の中国の出方も焦点となる。

 決議案は米国が作成し、安保理メンバーにはすでに配布済み。住民投票はウクライナ新政権が容認したものでないため、無効であると強調する内容。投票結果を受けてクリミアの地位変更を認めないよう呼び掛けている。

 一方、米ホワイトハウスは14日、バイデン副大統領が、ウクライナ情勢への対応を話し合うためポーランドとリトアニアを17~19日の日程で訪問すると発表した


◆ クリミア自治共和国の新検事総長が美しすぎると話題にwwwwww 「はちま起稿(2014.3.15)」より
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(※ 詳細はブログ記事で。)

■ 【クリミア発】 ウクライナ空軍 「我々は投降しない」 「田中龍作ジャーナル(2014.3.6)」より
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 ウクライナ危機で初めてロシア軍の発砲(威嚇射撃)があったベルベク空軍基地は、同軍による空港占拠が続く。空港入り口の道路はロシア軍の大型トラックで封鎖され、立ち入り禁止となっている。裏手に回って滑走路が見える地点まで道なき道を歩いた。古ぼけた戦闘機一機が目視できた。ロシア空軍はまだ飛来していないようだ。

 ロシア軍は兵営までを占拠しなかったため、同基地の広報官が兵営内で取材に応じた―

 「ロシア軍兵士300人が3日前(3月2日)、軍用トラック14~15台、装甲車2台で乗り付けてきて、空港を占拠した。4日、基地のウクライナ兵200人が丸腰で『空港に入れさせろ』と近づいたところ、ロシア軍が空に向けて発砲した。20発。『これ以上近づくと足を撃つぞ』と言われた」

 空港を明け渡したままの状態がこのまま続くのか。ベルベク基地兵士のマジョリティーはウクライナ系である。辛いところだ。ロシア軍は何と言って来ているのかを広報官に聞いた―

 「ロシア軍は数回に渡って基地の司令官を呼びつけ、司令官に『これからクリミアに忠誠を誓うよう』依頼した」。

 ロシア軍は事実上の投降を迫ったのである。クリミアは親ロシアの土地柄だからだ。しかも政変後はコテコテの親ロシア派であるセルゲイ・アクショーノフ氏が首相に就いている。

 「司令官は『我々は国家(ウクライナ)に忠誠を誓っている』と答えた」。投降には応じなかったのである。

《ウクライナ将校の誇りを読めなかったロシア軍》

 筆者は広報官に「この先も投降はしないのか?」と尋ねた。広報官は「投降しない」と答えた。「私はロシア系だけどね。軍人としてすべてをウクライナに捧げている」。彼は最後にぽつりと付け加えた。ロシア軍は彼らの誇りを読み切れなかったようだ。

 兵営の外にはウクライナ兵士たちの家族の姿があった。事態を知り慰問に駆けつけたのだ。軍規により中には入れないため、母親や妻たちは鉄柵越しにコーヒーやビスケットなどを差し入れた。

 「こんな事が起きるとは想像もしていなかった。早く平和になり安定した国になってほしい」。妻と娘に面会した兵士(32歳)は悲しげな表情で力なく語った。












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最終更新:2014年03月21日 22:37