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★ 「兄の人生に完全な空白」と実弟 ビットコイン考案を否定のナカモト氏 「産経ニュース(2014.3.8)」より
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 インターネット上の仮想通貨ビットコインの考案者とされる「サトシ・ナカモト」氏について、複数の米メディアが6日、その“謎の顔”を暴いた。米ロサンゼルス近郊テンプルシティに住む64歳の日系米国人男性で、暮らしは質素だが推定4億ドル(約412億円)相当のビットコインを保有する“大富豪”であることなどが明かされた。だが、男性は当初、ビットコインとの関わりを示唆したが、取材が殺到すると「メディアに誤解された」と関与を否定するなど謎が深まっている。(SANKEI EXPRESS

米政府企業で業務

 ナカモト氏とみられる人物を最初に突き止めたのは米誌ニューズウィーク(電子版)だった。記事によると、ナカモト・サトシは本名で、1949年、大分県別府市に男3人兄弟の長男として誕生。59年、再婚した母に連れられカリフォルニア州に移住した。93歳の母は今も彼と2階建ての民家に暮らす。

 10代から鉄道模型の収集が趣味。物理学を学んだカリフォルニア州立工科大学ポモナ校を卒業後、「ドリアン・S・ナカモト」と名乗っている。南加州にある防衛・通信企業の就職試験を受けたが、3兄弟の末っ子で、機械メーカーの管理職を務めるアーサー氏は「『お前はばかだ』と面接官を罵倒し、その理由を説明して合格した唯一の人物だろう」と、その変人ぶりの一端を明かした。

 ナカモト氏は1980年代に結婚。6人の子宝に恵まれ、防衛産業や米政府関連企業の機密業務に就いたが、変人ぶりがたたってか、90年代に2度の解雇を経験した。住宅ローンや税金が払えず自宅を失い、2002年以降定職に就いていないという。

 その経験が、政府や中央銀行に管理されないビットコインという発想を生んだようだ。ナカモト氏の長女、アイリーン・ミッチェルさん(26)は「私が商売したいと言った時、父は『政府の言いなりになるな』と励ましてくれた。政府や税金を非常に警戒していた」と話した。

 電子メールのアドレスを手がかりに自宅を突き止めたニューズウィーク誌の記者が訪問すると、ナカモト氏は、どこかおびえた様子で警察に通報。警察官立ち会いのもと、ぼさぼさ頭にしわだらけのTシャツ、古いジーパン、白の靴下姿で、靴を履かないまま取材に応じ、「ビットコインの管理はもうほかの人々の手に委ねられている。自分は一切関与していないので何も話せない」と述べてビットコインへの関与を事実上認め、それ以上の取材を拒んだという。

 この報道の数時間後、ナカモト氏の自宅には報道陣が殺到した。ナカモト氏は「ランチをおごってもらうのが先だ」と話し、寿司を食べながら取材したいと申し出た1人の記者を選択。それがAP通信の記者で、2人は車でロスの中心街に向かい、多くの記者の車が追い回す激しいカーチェイスが展開された。

 ところがAP通信の取材に対し、ナカモト氏は一転、「私があたかも以前ビットコインに関与しており、いまはそうではなくなったかのような印象を与えたが、誤解だ。ビットコインには関与していない」と前言を翻し、関与を全面否定。さらに「この大騒ぎはいつまで続くんだ」とあきれてみせた。

 ビットコインは「サトシ・ナカモト」を名乗る人物がインターネット上で発表した論文を元に、賛同者らが開発したとされる。ナカモト氏が誰かをめぐっては、日本や米国の大学教授説や複数の人物による偽名説などが出ていた。その謎をスクープしたニューズウィーク誌は、7日発売号から米国内で12年12月末に停止した紙媒体の発行を再開。それをアピールする特ダネとなったが、謎は逆に深まったのかもしれない。末っ子のアーサー氏はこう話した。

 「兄は優れたエンジニアだが、とんでもない野郎だ。兄の人生はしばらく完全な空白だった。誰も兄(の謎)には到達できない。すべてを否定し、ビットコインについても決して認めようとしないだろう」


★ ビットコインの生みの親、Satoshi Nakamotoは本名だった! Newsweekがスクープ 本人はロスアンゼルス近郊に住む鉄道ヲタ 「Market Hack(2014.3.7)」より
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今日、アメリカのニュース雑誌、Newsweekが巻頭特集でビットコインの謎の発明者、Satoshi Nakamotoが、実はナカモトサトシという実在の人物であるとスクープし、テック・コミュニティーが蜂の巣をつついたようになっています。

このスクープをモノにしたのはNewsweekの上席スタッフ・ライター、リア・マグラース・グッドマン(Lear McGrath Goodman)です。彼女はフィナンシャル・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、CNNなどに豊富な寄稿実績のあるインベスティゲーティブ・リポーター(探偵記者)で、主にダウジョーンズ社を中心として活躍してきました。

「ビットコインの裏に居る人(The Face Behind Bitcoin)」と題された長尺記事で、ナカモト氏(64歳)はカリフォルニア・ステート・ポリテクニーク大学ポモナ・キャンパスの卒業生で、物理学の学位を取得したとしています。

ナカモト氏はグッドマン記者が彼の居場所を突き止め、インタビューするためドアをノックしたら、それに応えず、代わりに警察を呼びました。

そこで当直の二人のお巡りさんがナカモト氏の家に赴き、この「侵入者」、つまりグッドマン記者に「一体、アンタは何をやろうとしているんだね?」と聞き、グッドマン記者が「私は記者で、この人がビットコインの発明者じゃないかと思ったので、直接お話しを聞くために訪問したのです」という話になったわけです。

そこでナカモト氏、グッドマン記者、二人のおまわりさんが、事情徴収するうちに、この人が正真正銘のビットコインの発案者だということがわかったと言う次第です。

ナカモト氏は「じぶんが関与していました」とあっさり認め、伏し目がちに「今はもうビットコインとは無関係ですから、お話することはありません」と語りました。「他のひとたちが引き継いでいるのです。彼らが今、ビットコインをやっていて、私はもう何の関係もありません」

ナカモト氏は鉄道模型のコレクターで、職歴はなぞの部分が多く、米軍や大企業の秘密プロジェクトなどの仕事に携わっていたようです。

グッドマン記者はナカモトサトシの正体を突き止めるにあたって、まずこれが本名である可能性を念のために調べてみました。アメリカに住んでいるナカモトという名前の日系人は数人居るのですが、(ひょっとしたら、この人かな?)と思う人はテンプルシティ在住のナカモト氏だけでした。

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★ 本物!? Bitcoin作者「Satoshi Nakamoto」独占インタビューを米Newsweekが掲載 「ASCII.jp(2014.3.7)」より
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 最近、何かと世間を騒がし、ついには各国政府自らが対応にまで乗り出す事態となった仮想通貨「Bitcoin」(ビットコイン)。現在も高速プロセッサを用いた“発掘”や取引が続いていたりするが、その出所には不明な点が多い。例えば、WikipediaのBitcoinページによれば、2009年にオープンソース開発者の「Satoshi Nakamoto」によって初めて紹介されたとしている。

 しかし、実のところ「Satoshi Nakamoto」氏が何者かは不明で、自己紹介などのプロフィールから「日本人男性らしい」というくらいしか分かっていない。そもそも「Satoshi Nakamoto」が本人の本名かどうかさえ不明で、一部のミステリーマニアや愛好家らは「何か秘められた暗号が込められているのかもしれない」「本来の身分を隠すための偽名」だと考え、その正体や隠された意味について推理が進められていたりもした。事実は小説よりも奇なりというが、本当の事実はもっとシンプルで考える余地のないことだったりするのかもしれない。

 米Newsweek誌が3月6日(現地時間)に公開した「The Face Behind Bitcoin」という記事では、2ヵ月に及ぶ内偵調査の結果、この「Satoshi Nakamoto」の居所を突き止め、本人に直接接触することに成功したことを報告している。

 本人の写真や生活風景についての詳細はNewsweekの記事を参照してほしいが、その風貌はおよそ前述の愛好家の想像や政府のエージェントや世界の投資家らが翻弄されているものとは異なり、身だしなみにあまり気を使っていない普通の中年男性のそれだった。

 本人の名前は「Satoshi Nakamoto」といい、64歳で日本の東京を出身とするアメリカ人男性で、鉄道模型を趣味としている。現在は米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊に住んでいるが、Newsweekの記者が同州テンプルシティの保安官2名の立ち会いの下でSatoshi Nakamoto氏宅を訪ねたとき、保安官らは実際の氏の風貌や生活風景と、現在世間を騒がせているBitcoinのイメージとのギャップに大きく驚いていたようだ。そう、Satoshi Nakamotoは偽名でも隠された暗号でも何でもなく、単に開発者本人の本名だったというわけだ。

 記者が実際に同氏宅を訪問したとき、対応に出た本人はひどく警戒する一方で、Bitcoinの作者であることを認めたという。だがSatoshi Nakamoto氏は、すでにBitcoinは同氏の手を離れており、それを受け継いだメンバーらが責任者となっていると述べ、実際の取引や作業に関わっている人間とは一切接触がないと、その関わりを強く否定している。つまり、根本部分の開発を行なった作者であることは認めたものの、すでに自身は無関係だとコメントのみを行なって、それ以上については語らなかったようだ。事実そうなのだろう。

 Newsweekによれば、ピーク時の取引額は1日あたり5億ドル(約515億円)であり、その気になれば一財産残して高級住宅街に隠遁生活も可能なはずだが、その生活風景を見る限り、そうした華やかな世界とは無縁の存在のように見える。

同氏本人を特定するまでの過程

 興味深いのは、Newsweek誌が同氏本人を特定するまでの過程だ。調査開始から本人接触まで2ヵ月がかかったと説明しているが、Satoshi Nakamoto氏を特定するのは容易ではなかったようだ。そもそも同姓同名が何人も存在するし、「Satoshi Nakamoto」自体が偽名の可能性がある。例えばニューヨーク在住のRalph Laurenのデザイナーや2008年にハワイ・ホノルルで死亡した人物、さらにはLinkedInプロファイルから日本在住のBitcoin開発者を自称する人物など、さまざまな人物のデータをあたってきたが、Bitcoin開発そのものに関わるプロファイルとは一致するものがなく、最初は人物特定に時間が割かれたようだ。

 最終的に、各種公共データの照会から米国市民の中で近いと思われるプロファイルの人物を特定し、テンプルシティ在住の同人物に電子メールでの接触を図れるようになったのは、この直接対面のわずか2週間前。しかも、電子メールでのやり取りの大部分は同氏の趣味である鉄道模型関連の話題で、日本や英国からパーツを取り寄せて加工、組み立てを行なう同氏のメールでのコメントはティーンエイジャーのようだったという。

 その過程で、少しずつ出自や過去のキャリアについて聞き出せたが、核心であるBitcoinに関する話題に触れた瞬間、それまでのやり取りが嘘であるかのように返答がなくなったようだ。息子であるEric Nakamoto氏に接触してみたものの、こちらは「父はBitcoinに関して語ったことはない」とのみ返答してコンタクトを拒否されてしまう。

 最終的に、長男であるSatoshi Nakamoto氏の3兄弟の末っ子、Arthur Nakamoto氏にアクセスしたところ、プロフィールの一部について知ることができた。Satoshi Nakamoto氏は優秀な研究者だが、そのキャリアの多くは機密情報にかかわっており、プロファイルとして存在しないという。そして、Bitcoinに関するものを含む、すべての情報について長兄は語ることはないだろうとだけ警告して電話を切ったとしている。

 Arthur氏が語ったように、同氏の仕事内容については家族でさえも把握しておらず、妻のMitchell Nakamoto氏も夫が優秀なエンジニアであることは知っているものの、その仕事内容について本人が家族に語ったことはないという。

 Newsweek上でのストーリーはまだまだ続いているので、詳細は記事を読んでほしい。ひとつ分かるのは、本人の外見的なイメージとBitcoinが結びつかず、さらに周囲の人間でさえBitcoinに関わった人物であることをほとんど把握していなかった点だ。一方で、エンジニアとしての優秀さや一般には示せない秘密のキャリアの存在と、Bitcoinを開発するだけのバックグラウンドは備えていることも、これら証言は示している。Bitcoinに関する騒動はまだしばらく収束することはないだろうが、その秘密のベールの一端が紐解かれた段階かもしれない。


■関連サイト
bitcoin.org
https://bitcoin.org/


★ ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」の正体究明 - 米Newsweek 「産経ニュース(2014.3.7)」より
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仮想通貨ビットコイン (Bitcoin)は、Satoshi Nakamotoという人物の論文から誕生したが、これまでNakamoto氏は一度も表舞台には登場せず、生みの親の存在もビットコインを巡る謎の1つになっていた。昨年末には文章表現のパターンからジョージワシントン大学の経済学者Nick Szabo氏がNakamoto氏であると予想した分析が話題になり、他にも政府組織の関与の指摘、集団説など、様々な推理・推測が飛び交っていた。そのNakamoto氏を突き止めたと、Newsweek誌でジャーナリストのLeah McGrath Goodman氏がレポートしている。

ビットコインの生みの親を追っていたGoodman氏は「Satoshi Nakamoto」を偽名やペンネームではないと考えた。身元を隠すために付ける名前としては、欧米では目立ちすぎる名前だからだ。Satoshi Nakamotoを本名と見なして該当する人物を調べていく内に、あるホビーショップの顧客がGoodman氏の目にとまった。Satoshi Nakamotoは論文の表現から、年齢が高く、そして米・英の表現を使う人物と見られていたが、その顧客は英国からもパーツを入手する年季が入った鉄道模型マニアで、そしてコンピュータの知識に富んでいた。

○サトシ・ナカモト氏と接触

メールのやりとりにこぎ着けたものの、ビットコインについて質問したら返信が途絶えたため、Goodman氏はその人物が住むカリフォルニア州テンプルシティを訪れることにした。最初の訪問では門前払いを受けた。次に警官2人と共に訪れた時に、車庫前の道で会話することができた。「しわくちゃなTシャツ、古びたジーンズ、白いジム用の靴下という出で立ちで、靴を履いていなかったから、さながら急いで家から飛び出してきたようだった。髪はボサボサで、何週間も睡眠不足で過ごしている人のようなぼんやりとした視線だった」(Goodman氏)。目の前の人物が誰なのか知らなかった警官は、その場でビットコインのSatoshi Nakamoto氏だとGoodman氏から聞いて仰天したという (以下、Bitcoinの生みの親を「Nakamoto氏」、加州在住の男性を「ナカモト氏」と記述)。

ナカモト氏は「すでに関与していないので、話すことは何もない」「すでに他の人たちが引き継いで、今は彼らが管理している。私はもう関わっていない」とだけ述べ、ナカモト氏とGoodman氏の会話は終わった。

○解雇の経験が公平なシステムを作る動機に?

テンプルシティに住むナカモト氏は64歳の日系アメリカ人。カリフォルニア工科大学を卒業し、Hughes AircraftやRCA、Quotron Systemsなどでエンジニアとして働いていた。大学を卒業した時からDorian S. Nakamotoと名乗るようになり、それから日常生活では出生名であるSatoshiを使っていなかった。公文書にもDorian S. Nakamotoと署名している。

これまでにナカモト氏からビットコインのことを聞いたことがある家族は1人もいない。しかし、誰もがその可能性を認め、そしてナカモト氏が話さないことを当然と思っている。ナカモト氏の弟のアーサー・ナカモト氏は、兄のことを「頭脳明晰」「素晴らしい物理学者」と讃えながら、同時に「兄はろくでなしだ」と言っている。自分の世界に完全にこもってしまう変わり者だという。だから、Goodman氏がビットコインのことをナカモト氏に聞いても「彼は全てを否定するだろう。ビットコインを始めたなんて、絶対に認めたりしない」と述べている。

Goodman氏は、Bitcoin FoundationのチーフサイエンティストであるGavin Andresen氏にもインタビューしている。Andresen氏は2010年6月から2011年4月にNakamoto氏とビットコインの開発を手がけたが、Andresen氏はこれまでNakamoto氏に会ったことも声を聞いたこともない。全てのやりとりはメールまたはビットコインフォーラムのプライベートメッセージを通じて行っていた。2人の間の話題はビットコイン・プロジェクトのみ。Andresen氏がNakamoto氏に、開発者としての経歴やこれまでに関わったプロジェクト、出身地などを質問しても全て無視されたという。

優れたエンジニアだが、著しく社交的ではないという点で、ナカモト氏とNakamoto氏は共通している。

ナカモト氏の長女によると、同氏は1990年代に2度の解雇を経験し、そして家族と暮らしていた家を失ったことで銀行や政府への不信を募らせていた。Andresen氏もまた、Nakamoto氏が政治的な理由でビットコインを作ったという印象を持っている。キーを持てる銀行や銀行家が富を得られる今日のようなシステムをNakamoto氏は好ましく思わず、もっと公平なシステムを思い描いていたという。開発の動機という点でも、ナカモト氏とNakamoto氏は共通している。

Goodman氏は、ナカモト氏の家族やビットコインに関わっている開発者へのインタビューからナカモト氏がNakamoto氏であるという確信を得たが、「Satoshi Nakamotoと向かい合って、きちんと話す必要があった」と述べている。ただし、レポートが公開された後もナカモト氏がSatoshi Nakamotoであることに疑問符を付ける向きは多い。

Andresen氏は開発者の立場から、ビットコインのシステム構築にいかに投資していくかが重要であり、すでに関与していないSatoshi Nakamotoの正体を暴くことに意味はないと指摘している。またTwitterを通じて、「Newsweekがナカモト氏の家族のことまで書いていたのには失望したし、Leah (Goodman氏)と話したことを後悔している」と述べている。

(Yoichi Yamashita)

ビットコイン
★ ビットコイン生みの親は日系人「サトシ・ナカモト」!? 米誌が直撃、「もう無関係、話せない」 「産経ニュース(2014.3.7)」より
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 【ワシントン=柿内公輔】米誌ニューズウィーク(電子版)は6日、仮想通貨ビットコインの考案者とされる「サトシ・ナカモト」氏とみられる男性を探し出したと報じた。男性は「ビットコインともう関わりはない」としているが、素性不明だった考案者がついに見つかったとの報道に反響が広がっている。

 同誌はナカモト氏の電子メールアドレスを手がかりに、ナカモト氏がカリフォルニア州テンプル・シティに居住していることを突き止めた。自宅を訪問した同誌の記者に対し、ナカモト氏は「一切関与していないので、何も話せない」と述べ、それ以上の取材は拒んだという。

 同誌によると、ナカモト氏は日系米国人のエンジニアで64歳。1949年に大分県別府市に生まれ、59年に母親の再婚に伴って米国に移住した。カリフォルニア州の大学を卒業した後、米連邦航空局(FAA)で通信ソフトウエアの技術者として働いたこともある。

 ニューズウィーク誌の報道を受け、米メディアなどが6日、ナカモト氏の自宅に大挙して押しかける騒ぎに発展。ナカモト氏は多くを語らなかったが、「ビットコインにはもう関与していない」と改めて強調した。

 ビットコインは、「サトシ・ナカモト」を名乗る人物がインターネット上で発表した論文を下敷きに、賛同者が開発したとされる。

最終更新:2014年03月08日 21:08