★■ 昆明テロ「凶器20本で容疑者8人」 政府の圧力で「不可解さ」メディア追及できず 「J-CASTニュース(2014.3.5)」より
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 中国雲南省昆明(クンミン)市の昆明駅で起きた無差別殺傷事件で、中国当局は2014年3月3日、現場から逃走していた容疑者3人を拘束した。中国当局は、犯行グループは全員が射殺または拘束されたとしており、新疆ウイグル自治区の独立を求める組織の犯行だと断定した。

 「事件解決」というには不自然な点も多いが、政府から「新華社通信の配信記事に準拠しなければならない」という通達が出ていることもあって、事件の不自然さを指摘する中国メディアは皆無に近い。国際ジャーナリスト集団「国境なき記者団」は中国政府による「検閲」を非難する声明を出し、事件捜査の進展に関する情報をオープンにするように求めている。
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中国メディアで目立つのは駅職員の「美談」


 事件は3月1日夜に起き、刃物を持った集団が駅の利用者を切りつけた。これまでに29人が死亡し、143人が負傷した。中国当局の見解では、犯行グループは男6人、女2人の8人で、事件現場で4人を射殺、1人の身柄を拘束した。3月3日に拘束された3人と合わせると、犯行グループ全員の身柄を押さえたことになる。また、中国外務省の秦剛報道官は同日の会見で、

「東トルキスタンのテロリスト集団の旗やその他の物的証拠が事件現場で発見された」

と述べ、新疆ウイグル自治区の独立を要求する組織「東トルキスタン・イスラム運動」が事件を起こしたとの見方を示した。事件現場の規制線も解除され、一見事件は解決したように見える。中国政府としては、3月5日の全国人民代表大会(全人代)の開会までに事件の幕引きを図る考えだったようだ。

 ただ、中国メディアは事件時に現場で約20本の刃物が押収されたと報じている。犯行グループメンバーが両手に刃物を持ったとしても余る計算だ。さらに、犯行グループのメンバーではなく駅の利用者が誤って射殺されたという指摘もある。この点を踏まえると、8人以外に実行犯がいる可能性があるのはもちろん、犯行を指示した「黒幕」も別に存在しているとみられ、新たなテロのリスクもある。

 ただ、中国メディアは何らかの報道規制が行われているとみられ、この点について指摘する記事を見つけることはできなかった。3月5日時点で事件についてもっとも力をいれて報じているのは、昆明駅の職員が事件当時いかに利用者を守ろうとしたかを伝える「美談」だ。

 その中でも比較的健闘しているのがタブロイド紙の「新京報」で、

「わずか25分で、暴徒はどうやって172人を死傷させることができたのか」

と疑問を呈した。単純計算すると、犯行グループ1人あたり、52秒に1人の割合で通行人を切りつけていたことになる。ただ、この記事では疑問に対する答えを自ら用意しており、直接的な政府批判は避けている。

「暴徒はきわめて残虐で専門的な訓練を受けており、犠牲者の大半が一撃で命を奪われている。昆明駅は人が密集しており、暴徒が突然犯行に及んでも人々は突然すぎて対応できなかったし、狭い空間で逃げられなかった」

(続く)


/ ※ Youtubeコメントより
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naophi 1 日前

テロはやった本人が犯行表明しないと意味が無い。ただの虐殺でしかない。
で、結局はウイグル人がやったの?
世界ウイグル会議の報道官が「我々ウイグル人では無い。」って明言せず、「中国当局の責任」としか言わないのは、一部のウイグル人グループの犯行かも知れないと認めている事になる。
世界ウイグル会議は、一部のウイグル過激派を抑えて協調しないと、コンセンサスが難しくなり、中共による弾圧の口実を与える結果になりますよ。
常識として、たとえ中共に責任が有っても無差別テロを称賛する人は世界中何処にもいない。(韓〇は知らんが・・・)
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★■ コラム:昆明殺傷事件が警告する「新たな中国リスク」 「ロイター(2014.3.3)」より
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[北京 2日 ロイターBREAKINGVIEWS] - By John Foley

中国雲南省の昆明駅で起きた無差別殺傷事件。少なくとも33人が死亡した今回の事件は、中国に新たな種類のリスクをもたらした。これまでは中国が相対的には安定した国だという投資家の認識があったからこそ、政治スキャンダルや国境紛争が起きても、資産価格や資本フローに大きな影響は及ばなかった。しかし、民族間の緊張の高まりは、中国リスクの見直しにつながる恐れがある。

政治リスクは、国の資本コストに大きな影響力を持つ。中国の政治リスクは、少なくともほとんどの投資家が注目していた期間においては低かった。投資家らは、薄煕来・元重慶市党委書記の失脚や、新疆ウイグル自治区の警察襲撃事件、天安門前の車両突入・炎上事件を受けても冷静さを保っていた。これらの事件の際、当局は概ね事態をコントロールしているように見えた。ベネズエラやウクライナ、タイの政治混乱に比べれば、中国の一党支配は障害よりも利点になるとみられていた。

ただ、国営メディアが新疆の過激派による犯行だと非難した今回の事件は、性質が異なるように映る。タイミングが重要で、事件は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕直前に起きた。また、事件が北西部の新疆ではなく、南西部の雲南省で起き、かつ市民が標的にされたことは、無差別襲撃事件が全国的に発生するリスクが高まったことを暗示する。

今回の事件によって、国内外の投資家は中国に関するリスクの再評価を迫られるかもしれない。資本コストのわずかな上昇は、金融市場の大幅下落につながる可能性がある。中国の通貨人民元は、約2週間にわたって下落を続けている。人民元の下落は中国当局が投機筋を牽制するための意図的な試みとして始まったとみられているが、もし投資家が人民元建て資産のリスクとボラティリティーが高まったと判断すれば、資本逃避に発展する可能性もある。

中国当局の治安維持能力は依然として高く、事件でナイフが使われたことは、武装集団の攻撃方法が洗練されていないことを示している。しかし、金融市場の混乱は、よりコントロールが難しいだろう。

流動性の低さや「影の銀行」への依存によって、中国の金融システムは資金フローの短期的変化に弱くなっている。中国のリスクプレミアムが少しでも見直されれば、世界の市場は一斉に反応するだろう。見直しが入っているのは、政治的安定だけではないのだ。
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筆者は「ReutersBreakingviews」のコラムニストです。

本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

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■ 朝日新聞が中国・昆明での殺人事件犯人をウィグル族と報道!こんな報道していいの?木村伊量さん! 「なでしこりん(2014.3.2)」より
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狂った朝日新聞が、世界中に「ウィグル族」攻撃を扇動か?
 中国人移民の手により国家が乗っ取られ民族が殺されているウィグル族

  朝日新聞さんは「ネット情報」のウラを取って記事にしてるんだよね!

 おはようございます。今朝は大きなニュースが多いですね。中国では昆明で大量殺事件が発生していますが、朝日新聞の報道の仕方にビックリ! 日本国内にはウィグルの人たちもいれば、100万人近くの中国人もいます。ましてや今の時代、売国・朝日の記事でも世界中で読むことができます。事件直後にこういう「特定民族の犯罪」と推定して、民族への報復をあおるような報道をすることは許されるのでしょうか? ちなみに朝日新聞以外は「ウィグル犯行説」は一切書いていません。 以下、朝日新聞デジタルの記事です。
(※ 以下詳細はブログ記事で)

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■ 中国昆明市で起きた無差別殺傷事件を、独自の取材や報道を禁止。 「真正保守を訴える(2014.3.2)」より
(※ 報道引用記事略)
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いよいよ、中共政権に危機ですね。ここのブログにも書きましたが、ジニ係数が0・7になることは、普通の国だと、暴動や革命になる数字である。中共の経済成長も8%を切り、PMIも50を割った。これから中共は奈落の底に転落するだろう。中共政府はメディアの言論統制を始めた。さらに、ウイグル、チベットの治安も維持できなくなっている。今回の事件もウイグルによる暴動だという証拠も事実もない。


★ 「ウイグル族率いる8人のテロ」=昆明事件、逃走の3人拘束-中国公安省 「時事ドットコム(2014.3.3)」より
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 【北京時事】中国公安省は3日、雲南省・昆明駅の無差別殺傷事件について、ウイグル族とみられる人物が率いる8人のテログループによる犯行だったと発表した。逃走していた3人も拘束したという。国営新華社通信などが伝えた。
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 事件は1日夜に発生し、死者は29人、重軽傷者は143人に達した。中国当局はこれまでに「新疆ウイグルの分離・独立を目指す勢力による計画的かつ組織的なテロ」と発表。容疑者8人のうち、現場で男3人と女1人を射殺し、女1人を拘束したが、3日までに逃走していた男3人の身柄も確保した。
 中国当局が「テロ」を裏付ける証拠を提示しなかったため、同当局の見方を疑問視する声もあった。これに対し公安省刑事偵査局は3日夜、中国版ツイッター「微博」で指紋照合やDNA鑑定などで容疑者を特定したと主張し「犯罪の証拠は十分だ」と強調した。外務省の秦剛報道局長も3日の定例記者会見で「事件現場で(ウイグル独立派組織とされる)『東トルキスタン・イスラム運動』に関係する旗が見つかった」と述べ、独立派組織の関与を示唆した。(2014/03/03-23:54)

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★ 中国昆明駅で重大なテロ事件、29人死亡 「中国国際放送局(2014.3.2)」より
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 中国南部の雲南省昆明市の昆明駅駅前広場で1日午後9時ごろ、刃物を持ち覆面をした暴徒による殺傷事件が発生し、2日午前6時までに、29人が死亡、130人あまりが負傷したということです。警察は事件現場で4人の暴徒を射殺し、1人を逮捕しました。
+ 続き
 昆明市政府報道弁公室の発表によりますと、現場などを捜査した証拠では、新疆分裂勢力による組織的暴力テロ襲撃だということです。

 事件発生後、中国の習近平国家主席は直ちに指示を出し、「関連部門は事件の早急な調べに全力を尽くし、テロリストを厳しく懲罰し、犠牲者への対応を適切に処理し、犠牲者の親族や負傷者をよく慰め、反テロ情勢の厳しさや複雑性を一層深く認識し、あらゆる暴力テロ犯罪を断固として取り締まり、社会の安定と人民の生命、財産の安全を確保しなければならない」と求めました。

 李克強首相も「捜査を急ぎ、暴徒を厳しく懲罰する」と指示を出したほか、各地の公安機関に治安整備を強化し、人が集まる公共場所の治安維持に力を入れるよう求めました。

 また、中国共産党中央政法委員会の孟建柱書記は、作業グループを率いて2日未明に昆明入りし、犠牲者の家族と負傷者を見舞ったほか、事件処理に当たっています。

国連のパン・ギムン事務総長も1日、報道官を通じて声明を発表し、昆明で起きたテロ暴力事件を厳しく非難した上で、犠牲者の親族にお悔やみを伝え、負傷者の早期回復を祈りました。さらに「何の罪のない人たちを殺すことに、いかなる正当性も理由もない。犯行者のいち早い逮捕と厳罰を望んでいる」










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最終更新:2014年03月07日 08:51