■ PM2.5より微細なPM0.5の恐怖と、天晴れな日本の技術 「ニュースを読まねば(2014.1.29)」より
(※ あちこち略、詳細はブログ記事で)
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前述したとおり、同研究チームによれば、PM2.5だけであれば、つまり2.5マイクロメートルほどの粒子であれば、気管支まで到達するので急性気管支炎や喘息を引き起こすことが分かっていた。
しかしPM0.5、つまり0.5マイクロメートルの粒子は、肺胞に達し、なんと血液中に入り込んでしまうというのだ。
その結果、心臓や便などで疾病を引き起こしてしまうのだという。血管の疾病を引き起こす可能性もある。
さて、PM2.5対策として、中国のみならず、日本でもマスクが売れ、空気清浄機が売れた。
しかしPM0.5には太刀打ちできないのではないか。
しかし、驚いたことに、日本製のマスクや空気清浄機の一部は、最初から厳しい基準をクリアしていたのだ。
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それでは空気清浄機はどうか。
日本電機工業会の担当者も当然のごとく言う。

「当工業会加盟社では、PM2.5除去性能試験の基準を、8畳の部屋でタバコの煙を90分以内に99%除去できることを指標にしています。タバコの煙は0.1~2.5マイクロメートルですから、PM0.5にも対応ができるということになります」
おおっ! 既に対応していたではないか。
ということは、日本製の空気清浄機が中国でも飛ぶように売れるだろう。株価に注目だ。
それにしても、今更ながら、日本の製品開発の現場には頭が下がる思いだ。












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最終更新:2014年01月29日 22:25