(911に関しては私の見解はHarano氏と異なるのですが、台湾に言及しているので掲載。)


ホワイトハウス
■ オバマ大統領がアフガン完全撤退を表明。米国外交の転換点に 「ニュースの教科書(2014.5.29)」より
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 オバマ米大統領は2014年5月27日、2016年までにアフガニスタンからの完全撤退を目指すという声明を発表した。アフガニスタンからの撤退はオバマ大統領の公約でもあったが、メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)に合わせた声明の発表は、諸外国の紛争に介入しないというオバマ政権の姿勢をより明確に示す狙いがあると考えれる。
(※ 中略)
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 オバマ大統領の任期はまだ2年半残っているが、国際的な関心は、次の政権も引き続き、諸外国の紛争に関与しない「引きこもり」政策を継続するのかに移りつつある。
 現在、共和党はオバマ政権への対決姿勢という意味で、シリア問題などへの積極介入を主張しているが、実際に政権を獲得するという段階になれば、どうなるかは分からない。クリントン元国務長官も、次の大統領選を意識し、積極的な姿勢を強めているが、彼女にしてもそれは同様である。

 米国の景気拡大が順調に進み、国民に余裕が出てくれば、再び国際問題に関心が向く可能性もある。ただ、米国は今後10年間で4870億ドル(約50兆円)という史上最大規模の軍縮を実施を決定している。世論に多少の変化があったとしても、大きな流れは変わらない可能性が高い。

 今回のオバマ大統領によるアフガンから完全撤退声明は、アフタニスタンだけの問題ではなく、世界の紛争からの撤退声明と考えた方がよいだろう。


★ オバマ米大統領、2016年末のアフガン完全撤退を表明 「ロイター(2014.5.28)」より
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[ワシントン 27日 ロイター] - オバマ米大統領は27日、アフガニスタンの駐留米軍を2016年末までに完全撤退させる方針を明らかにした。
今年末までに9800人を除く全員を帰還させ、来年末までに残る駐留軍をおよそ半減させる。16年末までには完全撤退する。
これにより、オバマ大統領は2017年初めの退任までに、10年以上にわたるアフガン戦争を終結に導くことになる。
大統領はホワイトハウスのローズガーデンで撤退計画を発表し、アフガニスタンについて「完璧な国などあり得ず、また完璧な国にすることは米国の責任ではないことを認識する必要がある」と述べた。

■ アフガニスタンとアメリカとの間の植民地協定 「マスコミに載らない海外記事(2013.12.28)」より
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アフガニスタンとの安全保障協定を年末迄に署名するというアメリカの願いは実現しないかも知れない。アメリカ軍の完全撤退による結果で、アフガニスタン指導部を脅かそうという企てにもかかわらず、ハミド・カルザイ大統領は協定には署名しないという最終決定をしたように見える。オバマ政権は、これを巡って、明らかにパニックになっている。一週間に数回も協定署名条件について姿勢を変えている。NATO指導部も同様にやきもきしている。カーブルとの協定無しでは、同盟諸国はアフガニスタンからの軍隊全面撤退を促進させるよう強いられることになるのだ。最近のアフガニスタン大統領との論争では、アフガニスタン政府に対する支援を止め、アフガニスタン国内で騒乱を引き起こすとまで脅しがかけられている。

ところが、ハミド・カルザイは脅しにも屈せず、最近、協定に署名する権利を後継者にまかせるという決断を発表した。アメリカのジョン・ケリー国務長官は奇妙な対応をし、ハミド・カルザイか、その時間枠内ではアフガニスタン大統領後継者など存在するはずがないのに、今年末迄に彼の後継者が協定に署名するだろうという願望を表明した。後継者は、2014年4月5日に予定されている選挙の後でないと判明しないのだ。
(※ 以下詳細はブログ記事で)

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■◆ アメリカ、アフガンに安保条約への調印を迫る 「Japanese Radio[facebook](2013.12.9)」より
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アメリカが、同国との安全保障条約に調印させる目的で、アフガニスタン政府に圧力を行使しています。
プレスTVによりますと、アフガニスタンのビスミッラー・ハーン・モハンマディ国防大臣は8日日曜、「アメリカは、アフガニスタンのカルザイ大統領によるアメリカとの安全保障条約への調印が遅延していることに対する反応として、アフガニスタンでの6つほどのプロジェクトの実施を停止した」と語りました。
モハンマディ大臣は、「アメリカがアフガニスタンでの6つのプロジェクトを停止した目的は、アフガニスタンに安全保障条約への調印を迫るためである」としています。
カルザイ大統領は最近、「アメリカは、アフガニスタンに安全保障条約を調印させようとしているが、が、アフガニスタンは決してアメリカの圧力に屈することはない」と強調していました。
カルザイ大統領はまた、アメリカとの安全保障条約の調印に当たり、アフガニスタンの民家への攻撃の停止、同国の平和樹立の保証、透明な選挙の実施、そしてアフガニスタンの和平交渉の支持を条件に挙げています。
この安全保障条約により、アメリカには2014年以降も引き続き、アフガニスタンに駐留できる道が開かれることになります。
アメリカとその同盟諸国は、2001年にアフガニスタンを攻撃してから現在まで、アフガニスタンの治安と平和を確立できないままとなっています。

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■ 中東・北アフリカ:アフガン:カルザイ大統領 対米安保条約の署名を拒否:タリバンはイスラム国家復活 「端事些事のブログ(2013.10.8)」より
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/*カルザイ大統領は、改めて、「アメリカとの安全保障協定への署名を急ぐ必要はない」としています。
こうした中、アメリカは、この安全保障協定が、アフガニスタンの選挙の前に署名されることを望んでいます*/
まだ、懲りずに、かけ引きをやるようだな。w。

/*NATOがアフガニスタンに駐留してから、同国の国民の多くが、外国軍やタリバンの攻撃により死亡している*/
前ログにも書いたが、/*今年戦死した駐留外国軍兵は132人*/ 一方 /*アフガン軍・警察は今年、週平均100人以上が死亡*/ だそうだ。












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最終更新:2021年08月17日 22:09