+ ニュースサーチ〔遺伝子組み換え食品〕

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『大豆(遺伝子組換え)』:遺伝子組換え品使用率5%~100%。
『大豆(遺伝子組換え不分別)』:遺伝子組換え品使用率不明
『大豆(分別生産流通管理済み)』:遺伝子組換え品使用率5%以下
『大豆(遺伝子組換えでない)』:遺伝子組換え品使用率0%
『大豆(非遺伝子組換え)』:遺伝子組換え品使用率0%








SDGsが目指す新しい社会を「食」の視点から「図解」し、解説していきます。2023年4月1日より、食品に「遺伝子組換えでない」との表示を認める基準が厳格化されます。人類の歴史からいってもまだその安全性が十分に示されていない遺伝子組み換え作物。これからの「食」を考えるためにも、現在の遺伝子組み換え事情に関してお話しします。【毎週水曜夕方更新予定】

※動画内テキストの訂正
「組み替え」→「組み換え」







(※mono....以下膨大なな力作につき詳細はサイト記事で。)


■ 遺伝子組み換え食品について思うこと 「バカの二つ覚えのブログ(2013.11.22)」より
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最近は農業関連の記事を書くことが減っていたので、久しぶりに書こうと思います。今回の話題は遺伝子組み換え食品です。遺伝子組み換え食品って一時期危険性が指摘され、食べてはいけないリストに載ることもありましたが、あれ実際はどうなのか疑問ですね。まず、市場に出回る前に安全検査をしますし、その結果を見て流通するわけですから、今現在深刻な被害等報告されていないところを見ると、安全であると考えてよいと思います。現実問題、食品表示で、遺伝子組み換えでないと書かれていても、トウモロコシの全ての粒に混入していない保証はないし、多少含まれていても表示できるから、はっきり言って意味がないと言えます。

ただ、個人的に反論しておきたいことがひとつあります。それは陰謀論に関してです。急性中毒がないことをいいことに、長期間食べ続けることによって健康被害が出るという説が実しやかにささやかれています。一見正しいように思えますけど、私は懐疑的です。もし健康被害が出たとしてもそれが遺伝子組み換え食品によるものなのか、不摂生によるものなのか、証明できないからです。さらに怖いものになると、遺伝子組み換え食品を食べ続けると遺伝子を破壊されてしまうというものです。何を根拠に言っているかは不明ですが、検査の結果を聞いた限りでは食物のDNAは食べれば消化されてしまってバラバラになってしまうから無害化されてしまうとのことです。組み換えた遺伝子がヒトの遺伝子まで届くというのは無理があると思います。どちらにしても個人的にはこの手の陰謀論は信じませんね。もし本当であるなら危険であることを主張する人が危険性を証明して頂きたいし、不用意に不安を煽ることはやめてもらいたいですね。実際マウス実験をして肝臓機能に問題が出たという話を聞いたことはありますが、どれだけの期間にどれだけの量を食べさせたかについての言及がなかったので、真偽のほどは不明です。

実際私が知る限りは遺伝子組み換え食品は現状では安全ですが、組み換える遺伝子を誤ったりして危険な物質や酵素を合成できるようになれば毒物と化してしまうのでそのような事故がないようには願わずにはいられませんが。どちらにしても徒に不安に思う必要はないと思うことです。大事なのは情報公開なのでモンサント社を始め各国政府には情報を出して頂きたいですね。それでは今日はこのくらいにしましょう。今回もここまで読んでくださった方に感謝です。


★■ 遺伝子組み換え作物は身体に悪いのか 大豆高騰とTPPで考える 「japan-business(2013.9.12)」より
(※ 詳細はサイト記事で)
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遺伝子組み換え作物をめぐっては、反対派が健康被害などのリスクを訴え、国や企業の調査機関がそれを否定する、というサイクルがここ数年続いているが、遺伝子組み換え作物によって健康被害がもたらされた事例は、現在のところない。

安全性を危ぶむ意見の根拠となっているのが、2012年、フランスのカーン大学の研究チームが発表した、遺伝子組み換えトウモロコシをラットに与えて、発がん性があると結論付けた研究だ。

フランス政府はこの発表を受けて即座に調査に乗り出し、該当の品種の輸入停止に備えた。しかし、EU各国の公的機関が調査を進めた結果、実験方法がずさんであったことが発覚。さらに研究者と反バイオテクノロジーの団体との関係も示唆されるなど、研究そのものの信頼性がないことがわかった。


★■ 遺伝子組換え食品 海外での“大事件”が報じられない日本(前篇) 「WEDGE Infinity(ウェッジ)(2013.1.21)」より
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フランス発 「ついに遺伝子組換えの有害性が明らかに」?

 まずは、発がん性研究の顛末。フランスCaen大学の分子生物学教授Gilles-Eric Séralini (セラリーニ)らが昨年9月19日、「除草剤耐性トウモロコシNK603を2年間にわたってラットに与えたところ、乳がんや脳下垂体異常、肝障害などになった」とする論文を学術誌で発表し、一般メディアでも大々的に報じられました。

 このトウモロコシは既に米国やEU、日本でも安全性評価が行われ、「問題がない」として認可されています。それが発がん性あり、というのですから、本当なら非常に深刻な問題です。2年というのはラットのほぼ寿命にあたる期間で、こうした長期試験はこれまでほとんど行われた例がなく、「ついに遺伝子組換えの有害性が明らかとなった」と、EU内のメディアの多くがおどろおどろしい写真と共に報じました。

実は問題山積の研究だった

 しかし、発表後、すぐさま多くの研究者から反論が上がりました。実験がさまざまな条件を満たしておらず、信用に値しない、というのです。「食べさせたら、がんができたのだから、証拠は明白ではないか」と思う人が多いでしょうが、そうとは言えません。じつは、この手の食品の安全性を評価する動物実験をきちんと実施するのは難しいのです。
(※ 詳細はサイト記事で)

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★■ 遺伝子組換え食品 海外での“大事件”が報じられない日本(後篇) 「WEDGE Infinity(ウェッジ)(2013.2.1)」より
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アバウトな情報ばかりで是非を論じることもできない日本

 主な“事件”を駆け足で追いかけてきました。2012年が遺伝子組換え技術を巡って世界が大きく揺れた年であったことを、わかっていただけたと思います。

 2013年も年明け早々、英国の英国環境・食料・農村地域省のOwen Paterson大臣が「オックスフォード農業会議」の席上で、遺伝子組換え技術は農薬やエネルギーの使用量を減らし、リスクとベネフィットのバランスを検討すると、ベネフィットが非常に大きい技術だとして、支持を明確にしました。英国はこれまでも、遺伝子組換え技術を食料増産の一方策と位置づけ、近年はリスクコミュニケーションに力を入れています。改めてその姿勢を明確にしたのです。また、これまで過激な反対運動を続けてきた活動家が同じ会議で「科学的に検討した結果、これまでの活動をお詫びする」と謝罪し、遺伝子組換え推進の姿勢を明確にしました。この“転向”は英国だけでなく米国や他のEU各国、アジア、アフリカ等でも、大きな話題となっています。

 では、日本は? 日本人も前篇で書いたように、遺伝子組換え作物を食用油や清涼飲料水などの糖分などとして大量に摂取し、家畜の飼料に用い、その家畜の肉や卵、乳などを食べています。なのに、世界の動きが一般市民には伝えられず、報道されるのは、「TPPに参加すると、アメリカの制度と同じになるに決まっている」というような、あまりにもアバウトな話ばかり。これでは、是非を論じることもできない。この危機をこそ、皆さんに気づいてほしいのです。











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最終更新:2024年01月28日 16:23
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