■ 自給期待と日本の近未来2~不正選挙で大衆はお上を見限った~ 「日本を守るのに右も左もない(2013.10.19)」より
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昨年末の衆院選そして今年の参院選で顕在化した「自給期待」(自分たちで生きる道を考える)という意識潮流がどのようにして顕在化したのかを明らかにしたいと思います。

過去を振り返ると、これまで日本人は「国家・社会をどうする?」という社会統合課題は、殆どお上(特権階級)に任せてきました。
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『6/27なんでや劇場レポート「日本人はいつ物を考え出すのか?」(5)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=233914
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日本人は物的な工夫思考は得意。身近な集団をどうする?ということも考える。ところが、社会的な思考力は貧弱で、「国家・社会をどうする?」ましてや「世界をどうする?」などはほとんど考えたことがない。
改めて、歴史的に振り返ってみると、
 縄文→弥生の転換期には、大陸の敗者受け入れで何も考えず。
 弥生→大和の転換期には、朝鮮半島からやってきた正規軍の圧倒的な力を見て、服属することに決定。
 元寇や秀吉の朝鮮出兵では戦うという決断をしたが、黒船来航では始めは尊皇攘夷だった同じ人物たちが、西洋列強との力の差を知り、脱亜入欧へコロっと転換(脱亜入欧は西洋文明を取り入れただけで自分たちで物を考えたわけではない)。
そして、第二次世界大戦で敗北して、それ以来GHQ・アメリカに服属。
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それが、『お上を見限る』までに至ったのはなぜでしょうか?
お上を見限るまでの大衆の意識を見てきたいと思います。

(※ 以下詳細はブログ記事で)

■ 自給期待と日本の近未来1 ~プロローグ~ 「日本を守るのに右も左もない(2013.10.12)」より
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日本を襲う危機・暴走する統合階級
3.11の大震災と原発事故以来、日本は未曾有の危機に襲われています。事故から2年以上経っても、全く収束しないフクイチ。日本からの農作物を輸出禁止にする各国リンク、それを食べざるをえない日本人、徹底的に隠蔽する政府・マスコミ。汚染水etc東電の無責任体制。これだけの事故に法的責任を問わない検察・・・。
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さらに、TPPや消費税にみられるように、金融資本や大企業に有利な仕組みばかりがつくられていきます。
しかし、日本を差配する統合階級(官僚・マスコミ・政治家・財界)は、抜本的な解決策を提示するどころか、マスコミを通じた隠蔽・ごまかし・先送りに終始、逆に自らの身分と支配体制を固めるための秘密保全法etc情報管理体制を構築しようとしており、庶民にとっては年々閉塞感と危機感が高まっています。

...この、統合階級が何もできない状態、次いで暴走し始めた状態は、1990年代のバブル崩壊以降続いている危機の延長上とも言える状況です。
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この間、人々の意識は、どのように変化していったのでしょうか?暴走する統合階級はどう見られているか?そして日本の近未来は?

人々の意識の変化 ~共認収束と自給期待の萌芽~

3.11以前までであれば、人々は、マスコミに付和雷同(ex小泉選挙)していたし、現体制に、せいぜい反対を叫ぶ、文句を言うぐらいしなかった。それはあくまで、体制依存を前提とした上で、批判している訳で、実は体制へのぶら下がり意識が根底にあったと言えます。

ところが、3.11と不正選挙以降、そのお上がいよいよ依存できないものだと悟り、自分たちで何とかしなければならないと思い始めたのです。これが自給期待の萌芽というべき全く新しい動きです。

暴走する特権階級・統合階級の一方で、庶民、特に若者は、新たな可能性を感じ始めています。
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(※ 以下ブログで詳細を)












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最終更新:2013年10月20日 19:59