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■ 朝鮮戦争「仁川上陸作戦」に従軍した日本人船員2千人の存在をNHKスペシャル「朝鮮戦争 秘録~知られざる権力者の攻防~」が報道した 「社会科学者の随想(2019年02月04日)」より
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【朝鮮戦争のとき,アメリカ側の要請を受けた吉田 茂首相の密命によって結成された日本特別掃海隊の存在はよくしられているが,別にくわえて,2千名もの日本人船員が

 「LST(上陸用舟艇)うちその6割まで」を「操船するための要員」として朝鮮戦争に参戦していた。この事実は今回,初めて日本・日本人側にしらされた事実である】

(※mono....以下長文に付き大幅に略、詳細はサイト記事で)


朝鮮半島情勢
■ 朝鮮戦争の最終解決に向かう米中 「逝きし世の面影(2018年04月02日)」より
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日本外し? (^_^;) 『習氏、トランプ氏に新安保を提唱』 米中南北の平和協定も 2018/4/1 02:01東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018033101002148.html

【ワシントン共同】中国の習近平国家主席が3月9日にトランプ米大統領と電話で北朝鮮情勢を協議した際、朝鮮戦争の主要当事国である米中と韓国、北朝鮮の4カ国による平和協定の締結を含む「新たな安全保障の枠組み」の構築を提唱していたことが31日、分かった。複数の米中外交筋が明らかにした。
国連軍と北朝鮮、中国が1953年に締結した朝鮮戦争休戦協定の平和協定への移行を念頭に置いているとみられる。習氏は日本に言及しておらず、南北、米朝の首脳会談後の交渉を、4カ国を中心に進める考えを示唆した可能性がある。
トランプ氏は明確な賛否を示さず、圧力維持を習氏に求めたもようだ。
【共同通信 2018.4.1.】

4月1日 中国新聞アルファ では、『習氏、新安保枠組み提案 北朝鮮情勢巡りトランプ氏に』 と題して、3月9日に行われた中国の習近平国家主席がトランプ米大統領と、朝鮮戦争の当事国である米中と韓国、北朝鮮の4カ国協議について書いた後に、加えて、もう少し詳しく報じている以外、他紙は全員が共同通信の短い記事のコピペだった。
(歴史的な米朝首脳会談の『by May』(5月までに)発表の翌日、習近平がトランプに対し3月9日に提案した日本を除く4か国協議開催構想ですが、なぜか全国紙ではなく東京新聞や中国新聞など地方紙だけが簡単に報じているだけだった)
しかしやはり4か国協議の当事者である韓国の東亜日報はもっと詳しくて、(正しいか間違っているかは一切不明だが)色々な思惑が書かれている。

『習近平主席、トランプ氏に「4者による平和協定」を提案』 April. 02, 2018 東亜日報
http://japanese.donga.com/List/3/01/27/1272074/1

(※mono....以下略)


■ アメリカの朝鮮戦争についての見方 「短足おじさんの一言(2015.5.1)」より
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 4月28日のエントリー「韓国北朝鮮に対するアメリカの見方」で朝鮮戦争に関してのアメリカの世論を紹介した。
韓国北朝鮮に対するアメリカの見方
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1386.html

ここで引用した記事は現地を指揮した司令官が見た韓国軍の様子、

「韓国守る必要なし」トランプ氏に喝采送る米有権者、かつて「敵前逃亡」した韓国軍に“根深い”不信

多くの米国民が、「本当の朝鮮戦争」を知っているのだ。そして、上官と部下が揃って逃げる韓国軍の実態も-。


ここに以前裏の桜さんからいただいたコメントを紹介した。

無かった事にしたい戦争だった

朝鮮戦争に関して、米国には「非常に冷淡」な社会風潮があるらしいです。ハッキリ言ってしまえば「無かったこ事にしたい戦争」らしいのです。

この無かった事にしたい戦争だった、これについて裏の桜さんは以前のエントリーを再掲されたので、その中身を引用紹介したい。
参照ブログは
アメリカは、朝鮮戦争をなかったことにしたい・・・再掲載
http://sakuraura.blog.fc2.com/blog-entry-4234.html

(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)


■ ブルース・カミングスの凄惨な朝鮮「内戦」 「DEEPLY JAPAN(2017.5.3)」より
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朝鮮の話は私は得意としてないんだけど、ともあれ北朝鮮の問題を巡って、結局は朝鮮戦争およびその前哨戦を見つめ直す話になるのだろうと思うので、これはやっぱりブルース・カミングスあたりを基本にすべきかと思い出した・・・。

とはいえ、この人は日本語で読めるものとしては、目が覚めるような、括目すべきキッパリ感で反日(笑)と分類できると思うので、ちょっと紹介するのが躊躇われる。

が、しかし、朝鮮で何が起こったかという点に絞って何かないかなと思って、何か誰か書いてないかしらと思ったら、なんと、思いもかけず2014年の東京大学教授久保 文明氏による日経の書評が手短にこのある種の問題の起点となった人の著作をまとめていた。全文読まれることをお奨めします。

朝鮮戦争論 ブルース・カミングス著 凄惨な「内戦」、歴史的文脈で解釈
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO72089630R30C14A5MZA001/


 本書は通常の朝鮮戦争史ではない。専門的にいえば「解釈史」とでもいえようか。この戦争の基本的展開や概要を語るのではなく、内戦という基本的性格を強調しながら、より広く長い歴史的文脈において朝鮮戦争を理解しようとする試みである。

そう。通常の専門史ではない、という意味は、つまり、「正史」に対する異論を挟んでるわけです。で、それが故に、ブルース・カミングス氏の著作は最初歴史修正主義者とか言われていたりしたらしい。

wikiにも、学会ではこれを修正派と呼んでいるという記述が見える。
ブルース・カミングス

(※mono....中ほど数行略)
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で、ハイライト的なのはこの部分か。

 本書では、戦時においてきわめて残虐な行為が、北朝鮮によるよりも、むしろ韓国側およびアメリカ軍によってより大規模かつ頻繁になされていたことも、執拗かつ容赦ない形で多数の事例をあげながら指摘される。その点で、本書は、韓国・アメリカによる残虐行為に対する告発と断罪の書でもある。それだけではない。常識的には朝鮮戦争開始日とされる1950年6月までに、韓国の西南部地域においては、左派ゲリラ対策としてすでに10万人以上が殺害されていたことも詳述されている。まさに凄惨な内戦であった。

つまり、暴動というにはあまりにも過酷な、言ってみればシリーズ・オブ・暴動を軍が蹴散らしたという事態が発生していた。それはもう内戦だろう、という話でもあり、日本の敗戦と共に独立だと思っていた朝鮮の人と、新しいフォースとして乗り込んできたアメリカとそれに追随していく人たちの間における南半分の様子は内戦的だ、ともいえるだろうし、北と南で理念の違う国家建設になりつつあるムーブメントそのものが既にして内戦的だったとも言えるかも。

(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)


【関連リンク】
☆ 「北朝鮮の脅威」を冷静に検証する:『北朝鮮とアメリカ 確執の半世紀』ブルース・カミングス著---「大量破壊兵器を使用するという脅しを恒常的に口にしたり実際に使用したりしてきたのは米国のほうだった。」 「JCA-NET:木村奈保子(2004.10.30)」より
☆ ブ ル ー ス ・ カ ミ ン グ ス の 現 代史認識pdf 「CiNii」より ※札幌大学学術情報リポジトリ
★■ 「朝鮮戦争は内戦であり革命戦争」/ブルース・カミングス「朝鮮戦争の起源」を読む 「朝鮮新報(2012.6.9)」より
◆ 朝鮮戦争論 ブルース・カミングス著 凄惨な「内戦」、歴史的文脈で解釈:勝ち過ぎないようマッカーサーを解任した米国支配層 「阿修羅♪(2014.6.3)」より


日韓関係
◆ 韓国人 「日本は負けたけど、満州の日本軍がソ連軍に追われて朝鮮半島に侵入、悪逆非道の限りを尽くした」 「真実を追究するX 2(2015.5.4)」より
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864 :地球の裏側 ◆8.jiUYPnNgsU :2014/02/12(水) 02:09:01.47 ID:zO98ImaF
ちょっとこっちの若い韓国人(滞在3年ほど)と話をしたんだが、
どうも噛み合ないんだよねぇ・・・
本人は別にDQNじゃなくて、ごく普通の人なんだが、話が全然噛み合ない。
ひょっとして、韓国人って朝鮮戦争の事学校で習わない?あるいは朝鮮戦争
の相手は日本?っていう深刻な疑問が出て来た。

慰安婦話でも、「だって、日本が朝鮮戦争の時に強制的に売春させたのは
事実でしょ。」って言うんで、いつの朝鮮戦争って聞くと、
1950年から53年と年代は正しく答えるんだけれど、日本と戦ったと思い込んでいて、
北朝鮮の存在について聞くと、あやふやな答えしか返って来ない・・・
どうも国連軍が日本を朝鮮半島から追い出した戦いを韓国戦争(朝鮮戦争)
と認識してる節があるのよねぇ・・・

それでいて1945年8月15日は日本が戦争に負けた日で、韓国の建国記念日だ、
なんて平気で言う。
興味があったんで、詳しくその辺の歴史をどう教わったのか聞いたんだけど、
どうも頭の中でストーリーが出来ているみたいな感じ。

まず、8月15日、日本は負けたけど、満州の日本軍がソ連軍に追われて
朝鮮半島に侵入、悪逆非道の限りを尽くしたんだそうな。
それを追い出したのが韓国戦争なんだそうだ。
それは学校で教わったの、って聞くと、韓国戦争で日本と戦う条件を考えたら、
それしか無いじゃないですか、と言われた。

どうも結論ありきで、それに理由付けするとそうなるらしい。
そのときの日本軍は女子供まで銃を持って、云々からすると、満州、
あるいは北朝鮮からの引揚者を日本軍になぞらえているみたいな気がする。

でもって、韓国は国連設立当初からの加盟国で、北朝鮮も同じ、とか、
日韓条約は過去の植民地支配に謝罪、賠償をした条約で、韓国の立場はこの条約を
基本にしてる、とか、なんか凄い事に彼の頭の中ではなってるみたい。
それでも特別な反日でなく、おいらたち日本人と普通につきあっているから、
これがもっと感情的な人間なら、もっと凄いファンタジーなのかも知れないね。

おそらく国家レベルでまともな関係を築くのは無理だよ、この国。


(※mono.--以下略)

シリア
■ 【18禁 グロテスク注意】2014.09.11 シリア空爆動画 「Birth of Blues(2014.9.20)」より
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反戦教材に最適と思われますが、これを貼るともれなく削除依頼が来るそうです。


(※ 他の動画略、詳細はブログ記事で)
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例えば休戦中の北朝鮮がソウル奪回を再開するとこういう事態になるのでしょう。
その頃は在韓米軍も沖縄へ撤退済で、先の「朝鮮戦争」(大半の韓国人は対日戦争と学んでいるそうです)に倣うと、「食う物を求める」共和国軍に恐れをなした韓国軍は釜山まで遁走、青瓦台に取り残された朴槿恵は命を乞い人民解放軍へソウル市民を売り北京へ離脱、残された婦女子はみな同胞から強姦され、中朝両軍の戦利品としてドラム缶に詰められ各地でフル活用。


そして半島の覇権争奪で中国と北朝鮮の全面対決、次いでその勝者とロシアでの最終決戦があるかも。

もちろん日本の集団的自衛権行使は許されず在留邦人保護以外に自衛隊が発動される心配もなく、元より憲法9条があるので中国からも北朝鮮からも日本に弾が飛んで来る心配は一切なく、朝鮮人と中国人の若者が殺しあうだけで我々日本人の血が一滴も流れることもあり得ません。

日本に生まれて本当によかったね地球市民!
日本の防火壁になって頂ける憲法9条と韓国人民、慰安婦へ感謝しよう!


■ 日本には未だに韓国ファンタジーを信じる者が居る 「浮世風呂(2014.8.1)」より
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韓国の歴史とは何か?
 歴史学は歴史資料の詳細な検討の上でその歴史像を明らかにしていくものであるが、「正しい歴史」なるものが、歴史資料の十分な発掘・収集・検討のないまま一人歩きしている。従って、概説書でなくちょっとした専門書や資料集を読めば、「正しい歴史」に相反する資料が数多く見当たることになる。しかし「正しい歴史」に疑問を呈すると、「おまえは朝鮮を差別する意識があるから真実が見えないのだ」「そんなことでは歴史をやっている意味はない。何のための、誰のための歴史か」と言われたことがある。「正しい歴史」は主観的情緒的な歴史観に基づくもので、実証を軽視したものと言わざるを得ない。この歴史観を有すると、最初から結論のある「歴史」があるのみで、その「歴史」に合わせて資料を恣意的にピックアップしていくことになる。それは歴史学とは程遠いものである。
(※ 中略)
  実証なき歴史研究―かけ離れる「実証」の意味
(※ 中略)
日本人がこの「民族史学」に実際に接すると違和感の大きさに驚き、さらに韓国人側の自信に満ちた態度に逡巡するだろう。民族主義を追求する韓国の歴史学と、歴史事実を追求する日本の歴史学との違いはあまりにも大きい。これまで多くの日本人は日韓に波風を立ててはならないと敬して遠ざかり、一部の日本人が日韓の友好のために土下座しつつすり寄った。しかし最近は前節のように真っ向からぶつかろうとする人が出てきている。この方向性はさらに促進・拡大してほしいと願う。
(※ 中略)
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◆韓国のベトナムでの蛮行暴いた新聞社 韓国軍OBに襲撃された
(※ 中略)
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◆なぜか韓国人が知らない朝鮮戦争開戦の経緯
(※ 中略)
朝鮮戦争の真実
当時の韓国の将兵は・・・・・

韓国の師団は、銃・機銃、無反動砲・野砲、戦車・装甲車・トラック、
弾薬すべてを置き去りにしていつもいつも敵前逃亡、
それらの装備・弾薬で中国軍は休戦前の数か月、戦力を著しく増強、
休戦までの不毛の消耗戦を展開・・・・

前線の米軍大尉、大佐クラスの連中が何度か韓国大統領府にジープで現れ、
怒り狂って、

『李大統領、あなたは韓国軍がいつも敵前逃亡するのは、
兵器・装備が米英豪軍に劣るからだと言ってましたね。
それでずっと、新式装備も前線韓国師団には優先的に与えてきましたよ。
勇猛果敢に戦う民族なんですよね?そう言ってましたよね?
またまた敵前逃亡ばかりしてるので、今、あなたが行って説教して下さい
韓国将兵は、逃げてくるためのトラック以外、常に何もかも遺棄して逃げてくる』

と大統領をそのままジープに乗せて、
韓国軍脱走兵の大群の前で

  『外国人が戦ってるのに、
   どうして韓国人のお前らは逃げてばかりなんだ?』

と何度も説教させてる。

で、それでも装備を放棄して敵前逃亡は変わらず、
穴から中国軍は米英豪軍の背後に回る繰り返し。

結局、戦争後半では、ほぼすべての韓国師団は解体され、
主に米英豪インド軍の補助兵にされた。

朝鮮戦争のときの戦死者の大半は、前線から逃亡しようとする韓国軍兵士に向かって 後方の上官が敵から逃げるなと叫んで撃ちまくったために死んだ韓国兵が大半である。殆ど逃げて仕舞って戦闘態勢にない。

しかもアメリカ軍が最新の兵器を前線配備の韓国軍兵士に提供してたのを アイゴーと叫んで武器を投げ捨てて逃亡したため、敵兵にまるごと最新兵器を取られてしまった。

韓国では敵の侵攻から逃れるために、上官達は真っ先に逃亡して、敵の進路を断つために橋を爆破して壊すわけだ。
ところが民間人よりも早く韓国軍が逃亡するため、逃げ遅れた民間人は置き去りにされ、 しかも橋の上に数百人の民間人が居るのにそのまま爆破した。
民間人の戦死者の多くも韓国軍が直接殺したものだ。

ベトナム戦争では前線からは逃げ回り、アメリカ軍が敵兵を制圧した地域に勝手に入り込んで無防備の民間人を殺しまくって、婦女子をレイプしまくって殺して回った。

徴兵制なんて、韓国のあのザマ見れば一発で下策って事が判る。
錬度低いし、訓練と言う名の「いじめ」だし。

だから上官撃ち殺して逃走する奴が出てくるわけで。
戦争になれば味方から打たれる方が多いだろ。
(※ 以下略)

■ 朝鮮戦争で、国連軍を勝たせないようにしたのは誰なのか 「しばやんの日々(2013.8.30)」より
(※ 前略)
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トルーマン大統領は、新たな勝利が朝鮮戦争でもたらされようとしていたその矢先、彼の最高の野戦司令官を解任するという暴挙に出た。その結果、トルーマンは敵が恐れていた一人の男を取り除くことになった。
当時、マッカーサーは中国内の聖域を攻撃する決定を下すように、強硬に主張していた。彼はワシントンに、わが軍に対して活発に展開していた鴨緑江以北の軍事施設を空爆し、敵の補給をたつために中国の海岸を封鎖することの許可を求め、さらに台湾の国府軍を使わせてほしいとの要求を再三再四行った。だが国防長官のマーシャル、国務長官のアチソン、それにトルーマンはこれを握りつぶしてしまった。おかげでわれわれは陣地戦で行き詰まり、消耗多くして実りの少ない戦争を継続する羽目に陥った。
 トルーマンは、中国内の聖域どころか鴨緑江にかかる橋を空爆することさえ許可しようとしなかった。中国軍が鴨緑江を渡ってきたとき、マッカーサーは河にかかる6つの橋を空軍で破壊するよう命じたが、彼の命令はたちどころに飛んできたワシントンからの電報で撤回されてしまった。鴨緑江の橋はいまも相変わらず架かっている。その橋桁には、共産軍を増強して国連軍を撃破しようと、何十万という兵士たちの足音がとどろきわたり、何百万トンという補給物資と弾薬が車輪の音を響かせたのである。」(同上書p.320-321)

普通に考えれば仁川上陸作戦で敵軍の補給路を断つのに成功したならば、鴨緑江に渡る橋を破壊すれば、北朝鮮軍の全面的敗北は確実であったと思われる。ところが、それをさせじとする勢力がワシントンの中枢部にいたことは極めて重要である。

通説では、マッカーサーが原爆を投下したいと主張したので、トルーマンが反対してマッカーサーを解任したという事になっている。
しかし、ソ連は朝鮮戦争が始まる前年の1949年に原爆実験を成功させていた。もし国連軍が原爆を使えば、ソ連も使う可能性が高いだろう。それでは戦争は終わるはずがないし、世界を巻き込む大戦争になることは誰でもわかる。 しかし原爆を使わないと宣言してしまっては、保有することによる抑止力を失ってしまうので、マッカーサーがそれを「使わない」とは宣言するはずがない。かといって「使う」と言ったとしても、余程のことがない限り使わないのが原爆なのではないか。
マッカーサーが原爆を使うということを強く主張したことがわかる当時の史料が存在するなら撤回するが、私はマッカーサーがそう主張したために解任されたという説は、マッカーサーの評判を落とすための作り話だと考えている。

(※ 中略)

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マッカーシー議員の情報源は『ヴェノナ文書』ではなく、FBIから情報を入手したと言われているのだが、その後『ヴェノナ文書』の解読が進み、ソ連のスパイ行為はマッカーシー議員の見積もりよりもさらに大規模なものであったことが判明しているという。
とすると、アメリカのルーズベルト政権からトルーマン政権までの20年間(1933-1952)は、アメリカの政権中枢はソ連によるスパイ活動の影響を相当受けていたことになる。
この2人の民主党の大統領の時代にアメリカがソ連を敵に回したことがほとんどなく、共産主義勢力に対して甘い対応を取りつづけたのは、このような背景を知らなければ理解できないと思うのだ。

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■ 朝鮮戦争の緒戦で北朝鮮軍が韓国領の9割以上を制圧できたのはなぜか 「しばやんの日々(2013.8.24)」より
(※ 前後略)
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朝鮮戦争の緒戦でこんなに簡単に韓国軍が敗れたのは意外であったが、いろいろネットで調べていくと、当時の韓国軍の装備については、韓国軍は、総兵力10万、戦車ゼロ、大砲91門。一方の北朝鮮軍は、総兵力20万、戦車240両、大砲552門と北朝鮮軍の装備が韓国軍を圧倒していた。しかも韓国軍の91門の大砲は北朝鮮の戦車T34(ソ連製)の分厚い装甲を撃ち抜くことが出来なかったという。重戦車と歩兵との戦いでは勝負にならないことは誰でもわかる。
http://www.benedict.co.jp/Smalltalk/talk-128.htm

またウィロビーの回顧録によると、戦闘が開始された時には、韓国軍には司令官がいなかったのだそうだ。
「...1950年6月当時、韓国軍の装備は北朝鮮側にくらべ哀れな状態であった。そのうえ戦いが開始されたときには司令官まで欠いていたのだから、押し寄せる北朝鮮軍の前に手もなくひねられ、敗走したにしても一般兵士たちを責めるにはあたらない。」(同上書 p.233)

ではなぜ、韓国軍の装備がかくも貧弱であったのか。
この点については、ウィロビーの回顧録に、当時の駐日大使でGHQ外交局長であったウィリアム・J・シーボルトの回想記が引用されている。シーボルトはこう書いている。
李(李承晩[イスンマン] 韓国大統領)は、常に好戦的な態度を見せていたので、米国顧問団は、この軍隊に戦車、重砲、軍用機などを与えるのを拒否していた。正規の攻撃兵器を与えれば、李はただちに38度線を突破して北進する恐れが十分にあったのだ。」(同上書p.234)
こんな理由で、アメリカが韓国の防衛を怠っていたとは信じがたいことである。










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最終更新:2019年02月04日 16:28