産業 / 医療




石原慎太郎】 / 【猪瀬直樹
■ 本澤二郎の「日本の風景」(1491) 「ジャーナリスト同盟(2013.12.19)」より
/
 「石原があわてふためいている」と事情通が連絡してきた。例の徳洲会事件にからんでだ。「とうとう年貢の納め時だ」と指摘する一方で、他方の検察情報は「官邸が別の人物に捜査対象を向けた」と錯綜している。猪瀬辞任が固まる中で、特捜部の本丸狙いは徐々に具体化していることも間違いない。東京地検特捜部をけん制する官邸と法務検察のせめぎ合いも、新たな話題を提供している。
/
<谷垣法務大臣の正念場>
 本来、官邸の主は安倍ではなく、法務大臣の谷垣である。彼は司法試験を合格した弁護士である。法律に詳しい。安倍も下手に動けない。「官房長官周辺の工作に目を光らせている」との情報も漏れてきている。

 「安倍は、谷垣を窓際大臣にしたつもりだったが、徳洲会事件で一躍、頂点に立たせてしまった。谷垣本人もびっくりしているはず。彼は相次いで死刑囚の執行を決断して、その意志の強さを官邸に向けて発信している」とのうがった分析も、なるほどと思わせる。
 彼の参謀をよく知っているが、なかなかしっかり者だ。
 安倍も菅も、おかしな行動は出来ないらしい。それは検事総長にも言える。犯罪の証拠さえあれば容赦なく捕まえる谷垣、というのだ。一見、ソフトな印象を与えている谷垣も、京都の反骨魂は失っていない。同じ京都でも、公明の太田とは違う。
 谷垣もまた、政界ドブさらいという乾坤一擲の勝負を目の前にして、正念場を迎えていることになろうか。
(※ 詳細はブログ記事で)

習近平】 / 【胡錦涛】 / 【石原慎太郎】 / 【猪瀬直樹
■ 青山繁晴が2ヶ月くらい前に「猪瀬は徳洲会から5000万、石原は3億貰ってる」と言ってたな .... 「わらし仙人の読書三昧日記(2013.11.27)」より
/
“青山繁晴が2ヶ月くらい前に「猪瀬は徳洲会から5000万、石原は3億貰ってる」と言ってたな そのときは誰も相手にしてなかったが、金額までピタリだとは…”
http://hype1969.tumblr.com/post/67917228723/2-5000-3#
/
しかし・・徳洲会を調べているのは検察だから・・アメリカの関係かも???

一方、お金を貰った方は・・・徳洲会のバックが誰だか判りませんが・・
尖閣諸島とレアアース石油(尖閣諸島周辺にあると報告されております。)これって、お金儲けの争いと違いますか?

石原慎太郎氏と野田元首相の共通点は「尖閣諸島の国有化ですよね!」

つまり・・ある国から、お金を貰って・・「尖閣諸島の国有化」を発表したんですかね?
/
「中国のあるグループが韓国に命令して、その命令を野田元首相が汲み取って・・尖閣国有化を発表したとしたら・・・これは中国による自作自演ということになりませんですか?」(笑)

「つまり・・民主党の野田元首相は胡錦涛主席(当時)を失脚させるための道具に尖閣諸島が使われた!」

実際、胡錦涛主席は失脚いたしました。しかも・・習近平は主席就任後、江沢民にも胡錦涛同様完全引退を迫った。

そうであるならば・・習近平は尖閣諸島問題を終わらせるわけにはまいりません。なぜならば・・ライバルを失脚させる陰謀があったことを国民に悟らせないためにも・・・徹底的に日本をいたぶる必要があります。「防空識別圏」を設定したのもその一つだと思います。
(※ あちこち略)


★ 虎雄氏「逃げろ。遠くへ行け」 逃走中も偽名で選挙参謀 「産経ニュース(2013.10.14)」より
/
 指名手配された職員3人を病院寮に住ませるなど、組織的に逃走を支援していた疑いが明らかになった徳洲会グループ。3人は逃走中も選挙運動に駆り出されたほか、うち1人が病気入院した際は、グループを率いる徳田虎雄氏(75)が病室を見舞ったといい、理事長の深い関与をうかがわせている。

 「すぐ逃げろ。遠くへ行け」。選挙の投票当日、徳田氏本人から電話で言われた一言が、長い逃亡生活の始まりだったと、徳洲会グループ職員の男性は語る。
+ 続き
 中部地方の徳洲会病院から徒歩数分の場所に2階建てアパートがある。病院が全室を借り上げ職員寮として使っているが、平成5年当時はここに、指名手配されたグループ職員2人が住んでいた。

 近くのマンションの数室も病院が借りており、その1室にも当時、逃亡中の職員1人が住んでいた。隣室には同病院に当時勤務していた徳田氏の実弟が住んでいたという。

 3人に居住場所を割り振ったのは同病院の幹部事務職員で、病院の幹部たちも3人が逃亡中であることは承知していたという。

 「自宅には定期的に警察官が立ち寄るので近づけない。家族と離れた長い逃亡生活はつらかったが、逮捕されれば上の人たちに迷惑がかかる恐れがあるので、逃げ続けるしかなかった」

 うち1人が逃走中に体調を崩し、同病院に入院した際は、所用で病院に立ち寄った徳田氏が菓子箱を手に病室を見舞ったという。

 3人は逃走中もそれぞれグループの仕事を与えられ、寮を拠点に偽名で働いたほか、選挙運動にも駆り出されていた。

 8年の衆院選で、徳田氏が代表の自由連合は全国で88人もの候補者を擁立。その多くが選挙経験のない新人だったため、経験豊富な徳洲会グループ職員が各陣営に派遣された。逃走中の職員も兵庫、埼玉県の候補陣営に派遣され、偽名で選挙参謀を務めたという。

 3人のうち、時効成立まで逃げ切った男性は9年、鹿児島県内のクリニック事務長に就任している。同県内の病院元幹部によると、このとき、近隣の病院長らが集まった会合で徳田氏は、米国のテレビドラマ「逃亡者」の主人公にたとえ、「日本のリチャード・キンブルだ」と男性を紹介したという。

 病院元幹部は「理事長が彼に付けたキンブルのあだ名は勲章みたいなもので、逃亡するほど忠誠を尽くせば要職に就けられる実例として語られた」と話した。

ーーーーーーーーーー
★ 徳洲会 容疑者逃亡を支援 平成3~9年「虎雄氏指示」証言 「産経ニュース(2013.10.14)」より
/
 平成3~9年にかけて、公職選挙法違反などの容疑で指名手配された徳洲会グループの職員3人が、逃亡中にグループ病院の職員寮に住んでいたことが13日、産経新聞の調べで分かった。うち1人は取材に対し、医療法人徳洲会理事長、徳田虎雄氏(75)から逃亡を指示されたと証言。逃亡中も徳洲会の仕事をこなし、グループ幹部から給与相当額を毎月支給されていたという。昨年の衆院選をめぐる同法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けた徳洲会だが、複数の幹部が職員の逃亡を組織的に手助けしていた。
+ 続き
 3人のうち、鹿児島県内のグループ病院職員だった男性は、3年2月の同県伊仙町長選で、徳田氏が支援した候補者陣営の選挙運動を担当し、不在者投票用紙を偽造した有印私文書偽造、同行使の容疑で鹿児島県警から指名手配された。

 複数の関係者によると、男性は投票当日に姿を消した後、中部地方にあるグループ病院が職員寮として借り上げていたアパートに入居し逃亡を続けた。

 5年7月の衆院選では徳田氏陣営の選挙運動をしたグループ職員3人と支援者1人の計4人が公選法違反(買収)容疑で鹿児島県警から指名手配された。このうち職員2人も3年に逃亡した男性と合流し、同じ病院寮のアパートなどに数年間住んで逃亡を続けていた。

 3人は逃亡中、偽名を使い、それぞれ病院内の喫茶コーナーの開設と運営、病院新設のための用地探し、新人研修医獲得のための大学回りなどの仕事を割り振られて働いたという。

 病院は3人に家賃や光熱費を請求せず、給与も直接支給しなかったといい、表向き3人との接点はなかった。しかし、3人の生活費として、徳洲会幹部(当時)らが関連企業や後援者の経営会社を経由させて、給与相当額を毎月支給していたという。

 5年に逃亡した2人は、鹿児島地検が被疑者不在のまま起訴を繰り返して時効を中断させたため、逃亡を断念して8年ごろに自首。実刑判決を受け服役した後、グループに復帰し、現在はそれぞれグループ病院の事務局長、クリニック事務長を務めている。3年に逃亡した男性は約6年4カ月後、時効成立を受けて本名に戻り、鹿児島県内の医療施設の事務長に就いた。

 3人のうち1人は取材に応じ、「投票当日に理事長から電話で『逃げろ』と言われ、時効成立まで逃げ切るよう指示された。グループ本部から毎月、取引先企業の口座を経由して生活費が振り込まれた」などと話した。

■ 徳洲会事件ようやく表面化 「「ジャーナリスト同盟」通信>本澤二郎の「日本の風景」(2013.9.17)」より
/
 筆者は何度も徳洲会の腐敗を取り上げてきた。「財界にっぽん」10月号でも活字にした。捜査当局が動かない背景に政府与党の圧力を指摘したのだが、それでも事態は動かなかった。それがようやくにして、産経新聞が大きく報道した。先ほど徳洲会の内情を知る人物が「今朝(9月17日)の産経1面に出た」と連絡してきた。
<産経の特ダネ>
 産経社会部は昔から強かった。読売もそうだったが、ナベツネ時代からくすんでしまったのだが、代わって朝日が浮上してきている。産経社長は昔、中曽根派担当だった時代の大学の後輩である。よく決断してくれた。
 徳洲会の選挙違反事件はひどすぎる。「前回は4億円、その前は10億円、その前も」と関係者は指摘している。正確に言うと、公選法違反はほとんどの候補、政党が行っている。しかし、ここは格別に悪質である。

 資金の出所が患者の治療費だ。運動員も病院関係者である。運動も戸別訪問をさせてきている、という。違反、違反での当選は、いかにもひどすぎる。それを放任してきた鹿児島県警・検察であった。
 鹿児島は無法地帯だったのだ。確か法務大臣を歴任したヤスオカも同じ選挙区だった。中選挙区時代、徳田との争いはひどいものだった。ようやく腐敗選挙にメスが入ることになる。
(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

ーーーーーーーーーー
■ 公職選挙法の疑いで「徳洲会」に強制捜査。TPP反対派を粛清か。 「スロウ忍ブログ(2013.9.17)」より
(※ 前半記事の引用資料などはブログ記事を参照。)
/
TPP反対派の御本尊がJAや医師会という、薬で国民を健康を破壊して儲ける利権集団だという残念な現実。「国民の食や健康を守る」という大義は既に形骸化してしまっている。

まぁ閑話休題、「TPP反対」で「消費税増税に賛成」という、「アベノミクス」にとっては害悪でしか無い二つの政策を掲げる徳田議員は、どの道粛清される運命に在ったとも謂える。恐らく徳田議員が安倍内閣の政務官を外された時からこうなることは決定していたのだろう。

「アベノミクス」に水を差す「消費税増税」。此れを主張する官僚ポチ議員共を安倍政権は今のうちに徹底的に排除しておくべきである。与党内の敵は谷垣グループだけじゃないからな。


★ 徳田議員「ご迷惑をかけて申し訳ない」 「産経新聞(2013.9.17)」より
/
 昨年12月の衆院選で徳田毅(たけし)衆院議員の陣営が、徳洲会グループの各病院が日当などを支給した職員の派遣を受けて選挙運動をさせていた問題で、同党の石破茂幹事長は17日、徳田氏から電話で事情聴取したことを党本部で記者団に明らかにした。徳田氏は石破氏に「ご迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝。聴取は東京地検特捜部が公職選挙法違反の疑いで徳洲会東京本部などを家宅捜索したのに先立ち行われた。
+ 続き
 石破氏は関係先が家宅捜索を受けたことについて「捜査機関が公にそのような行動に出たということはそれなりの重みがある。事実は事実として粛然と受け止めたい」と語った。

 党としての処分に関しては「まだ捜査の段階で確たる事実が判明していない。事態の推移を注視する」と述べるにとどめた。また、徳田氏本人と会う可能性については「その段階とは思っていない」とした。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官も記者会見で「捜査内容や事実関係がよく分からないのでしばらく推移を見たい。政府の人間ではないので、私から(徳田氏と連絡を)取ることはない」と述べた。

 徳田氏は2月、女性問題をめぐるトラブルで国土交通・復興政務官を引責辞任したが、党の処分は受けていない。

ーーーーーーーーーー
★ 徳洲会 選挙違反疑い東京地検捜索 「NHK(2013.9.17)」より
/

大手医療法人「徳洲会」グループが、去年12月の衆議院選挙で自民党の徳田毅議員の陣営に多数の職員を運動員として派遣し、その報酬を負担していた疑いが強まったとして、東京地検特捜部が公職選挙法違反の疑いで関係先の捜索に乗り出しました。
+ 続き
捜索を受けているのは、東京・千代田区の医療法人「徳洲会」東京本部が入っているビルや、徳田議員の父親で徳洲会の徳田虎雄理事長が入院している、神奈川県の徳洲会系列の病院です。
東京地検特捜部の調べによりますと、徳洲会は去年12月に行われた衆議院選挙で鹿児島2区から立候補し当選した徳田議員の陣営に多数の職員を運動員として派遣し、その報酬を負担していたとして、公職選挙法で禁じられた運動員買収の疑いが持たれています。
徳洲会は病院などの医療施設を全国展開していますが、関係者によりますと、本部の指示で選挙期間中、各施設から数人ずつ職員を欠勤扱いにして派遣し、その間の給与を後日、ボーナスに上乗せする形で補填(ほてん)していたということです。
特捜部は徳洲会が組織的に違法な選挙活動を行っていたとみて、関係する資料を押収して裏付け捜査を進めることにしています。

国内最大級の医療法人グループ

徳洲会は、全国各地で280余りの医療施設を経営する国内最大級の医療法人グループです。
鹿児島県徳之島出身の医師で、医療法人徳洲会の理事長を務める徳田虎雄氏が昭和48年、最初の病院を大阪で開設したのち全国に規模を拡大させ、7年前には海外にも進出しました。
休診日を設けず24時間患者を受け入れるほか、所得の低い人には支払いを猶予するといった独自の理念を掲げ、離島など医師の数が少ない地域での病院建設を積極的に進めてきました。
一方、平成2年の衆議院選挙で政界に進出し、衆議院議員を4期務めた徳田理事長の政治活動を資金面で支えたことでも知られています。
徳田理事長が立ち上げた自由連合に平成10年から13年にかけて徳洲会のグループ企業から102億円が無担保で貸し付けられています。
しかし3年前に、自由連合が解散届を出した時点で、このうち70億円余りが返済されず焦げ付いています。


徳洲会で常務理事務める

徳田毅衆議院議員(42)は、父親で元衆議院議員の徳田虎雄氏の秘書を務めたあと平成17年に鹿児島2区から無所属で立候補して初当選しました。
そのあと自由連合の代表を経て自民党に移りました。
問題となった去年12月の衆議院選挙では10万9000票余りを集め3回目の当選を果たしました。
そして第2次安倍政権で国土交通政務官兼復興政務官に起用されましたが、ことし2月「一身上の都合」を理由に辞任していました。
医療法人徳洲会では政務官になる去年12月まで常務理事を務めていました。

ーーーーーーーーーー
★ 徳田議員陣営に公選法違反の疑い 徳洲会、衆院選で職員派遣、対価支給 「産経新聞(2013.9.17)」より
/
+ 記事
昨年12月の衆院選で、徳田毅(たけし)衆院議員(42)=自民・鹿児島2区=陣営が、徳洲会グループの全国の病院から職員や看護師ら少なくとも370人の派遣を受け、選挙運動をさせていたことが16日、関係者証言や内部資料で分かった。各病院が派遣期間中の給与、日当など選挙運動の対価を支給しており、公職選挙法違反(運動員買収)に該当する可能性がある。

 産経新聞が入手した資料や関係者証言によると、衆院解散直後の昨年11月中旬、徳洲会東京本部はグループ傘下の全国50余りの病院に職員や看護師を運動員として派遣するよう指示。各病院が交代で職員を派遣し、投票日の12月16日までに少なくとも370人が選挙運動を手伝った。

 派遣する人数や現地での役割分担などは徳洲会グループを統括する東京、大阪本部の幹部らが決めて各病院に割り振った。職員らは鹿児島市内や奄美群島の選挙事務所に派遣され、ポスター張りや有権者宅の戸別訪問などの選挙運動にあたった。

 職員の待遇については、衆院の解散日から選挙公示前日までが有給扱いで、公示後は欠勤扱いにしていた。欠勤扱いのため給与は減額されるが、東京本部の指示により、各病院が減額分を年末のボーナスなどに上乗せして支給したほか、1日3千円の日当も支給。さらに、選挙区までの旅費や宿泊費、レンタカー代などの必要経費も、事前に仮払金として現金を支給していた。

 徳田氏は医療法人徳洲会理事長の徳田虎雄・元衆院議員(75)の次男で、選挙当時、職員を派遣した病院を運営する医療法人徳洲会の常務理事などグループの要職を複数兼務。この選挙で3選を果たし、安倍晋三内閣で国土交通・復興政務官に就任。これに伴い徳洲会グループの役職をすべて退任したが、女性問題の発覚を受けて今年2月に政務官を辞任している。

 産経新聞の取材に徳田氏の公設秘書は「現段階では分かりかねる。確認する」、徳洲会顧問の宇佐見方宏弁護士は「現段階では分からない」としている。

★ 徳田国交政務官が辞意 女性問題で引責 「産経新聞(2013.2.4)」より
/
 自民党の徳田毅国土交通・復興政務官(41)が、女性問題をめぐるトラブルを理由に周辺へ辞任の意向を示したことが4日、分かった。複数の政府、与党関係者が明らかにした。辞任すれば、昨年12月に発足した安倍内閣の政務三役で初めてとなる。
 徳田氏は衆院鹿児島2区選出で当選3回。父は自由連合代表などを務めた徳田虎雄元衆院議員。

ーーーーーーーーーー
★ 「泥酔状態で無理やり性的関係」と主張 当時19歳女性が提訴、1千万円で和解成立 「産経新聞(2013.2.6)」より
/
+ 記事
「女性問題をめぐるトラブル」を理由に国土交通・復興政務官を辞任した徳田毅衆院議員(41)が平成19年、女性(28)から「一緒に飲酒し泥酔したところ、無理やり性的関係を結ばされた」として、損害賠償の訴えを起こされていたことが分かった。徳田氏は事実の一部を認め、女性とその知人に謝罪して計1千万円を支払うことを条件に和解していた。和解金のうち800万円は、父親の徳田虎雄元衆院議員が理事長を務める徳洲会グループに用立てさせていたことも判明した。

 訴状によると、女性は19歳だった16年2月、知人の紹介で徳田氏と都内の飲食店で会食した際、酒を勧められて飲酒し泥酔。徳田氏が宿泊しているホテルに案内され、泣きながら「やめてください」と求めたものの、無理やり性的関係を結ばされた、と主張。慰謝料2千万円の支払いなどを求めて東京地裁に提訴していた。

 徳田氏は答弁書で、一緒に飲酒したこと、性的関係を結んだことは認め、酒を勧めたことはなく、性的関係も合意の上だった、などと主張。この訴訟は提訴から約3カ月後、徳田氏が女性とその知人男性に深く謝罪し計1千万円の慰謝料を支払うこと、訴訟内容について口外しないことなどを条件に和解が成立していた。

 徳洲会の内部資料や関係者証言によると、原告に支払われた和解金のうち800万円は、徳田氏が徳洲会東京本部の事務担当者に用立てるよう求め、指示を受けた経理担当者が現金を用意、徳田氏に渡されていた。

 この訴訟内容について、徳田氏側は東京地裁に記録閲覧制限を申し立て、地裁がこれを認める決定をしたため、内容は一切外部に漏れない形で封印されていた。

 徳田氏は平成15年に結婚。17年9月、病気のため政界引退を表明した虎雄氏に代わり衆院選に出馬。初当選すると、虎雄氏の後を継ぎ自由連合代表に就任したが、18年に離党し自民党に入党した。21年7月と昨年12月の衆院選でも自民公認で連続当選。徳洲会グループの3医療法人の理事などに就いていたが、安倍内閣の政務官に起用されたため、理事職を降りている。

 産経新聞は徳田氏の事務所に取材を申し込んだが、期限までに回答はなかった。









.
最終更新:2013年12月20日 19:10