MONOSEPIA
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この項、韓国　を参照。

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●　南朝鮮〔ニコニコ大百科〕
もともと、朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国は第二次世界大戦後の冷戦初期、ソ連（＋中国）とアメリカをそれぞれバックにして朝鮮半島に建国された国家であり、共に相手の国家を承認しておらず、現在でも相手の国の領土は「本来ならば自分の国の施政が及ぶべきところで、今は他国の傀儡政権、あるいはゲリラによって支配されている地域」と公的には見なしている。
それゆえ朝鮮民主主義人民共和国では、「自分の国（朝鮮、共和国）の南側にあるゲリラ支配地域」という概念で韓国を「南朝鮮」と表現している（当然、韓国も逆に北朝鮮政府の統治地域のことは「北韓」と表現する）。
そのため、「南朝鮮」の呼称は大韓民国に対する、「北韓」の呼称は朝鮮民主主義人民共和国に対する政治的な意での蔑称（その国の存在を否定する意があるため）と見做すことも可能である。


■　大韓民国を南朝鮮と呼称する北朝鮮支持者の反日ウヨク（ネトウヨ）　「大和民族の団結│日本人の誇りを取り戻せ（2017.12.26）」より
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ネット上を政治系ブログを見ていると、ふと気になる表現があった。韓国を「南朝鮮」と呼ぶ者が多いということだ。
韓国人を差別したいという醜い思想があまりに極まり、大韓民国を南朝鮮と呼称する反日ウヨク(ネトウヨ)がいるようだ。ネット上を見てみるだけでも大韓民国をそのように表現する者が多いことが分かると思う。しかし、そのような呼称をする彼らはあまりにも愚かであると言わざるを得ない。なぜなら、南朝鮮という呼称は、朝鮮半島の南北境界線以南を施政する政府を国家として認めずに朝鮮半島の一部を不法に占拠している勢力とみなしていることになるからである。その立場をとるのであれば、それは北朝鮮を支持するにと全く同じことである。

そもそも、南朝鮮との呼称は北朝鮮及びそれを支持する勢力(朝鮮総連など)による韓国に対する正式な呼び方である。なぜ、韓国という言葉を使わずに南朝鮮という呼び方をするかといえば、それは北朝鮮から見れば韓国政府は自国領土の南部を不法に支配する勢力であり、一国の政府として認めていないからである。大韓民国を自称する勢力を国として、政府として認めないからこそ南朝鮮という呼び方になるのだ。

翻って日本の場合、防共の観点から考えても、日韓基本条約で正式に認めた通り、朝鮮半島の唯一の政府は大韓民国政府であるとの立場をとっている。南北境界線以北を含めた全ての領土が韓国領土であって、北朝鮮は韓国政府と並立する政府ではなく、あくまでその韓国領土の一部を不法に占拠する勢力でしかないとの立場である。北朝鮮を国としてすら認めない以上、当然国交を結ぶことはあり得ない。

だからこそ、我が国は「朝鮮民主主義人民共和国」を「北朝鮮」と呼び、大韓民国は大韓民国あるいは韓国と呼ぶのである。韓国を、一国の政府あるいは国家として認めない意味合いを含み、北朝鮮が正式に使用する「南朝鮮」や「南鮮」などとという呼称を使用することは、そもそも朝鮮半島の唯一の政府を大韓民国とする日本政府の公式な立場に相反するとともに、韓国を政府として認めずに自国領土の南部を不法に占拠する勢力でしかないとし、自らが朝鮮半島の唯一の政府であると主張する北朝鮮の立場を完全に支持することになるのである。

「南朝鮮と呼んでいるだけで、北朝鮮を国家として認めないわけではない。北朝鮮も北朝鮮と呼んでいる」などとするのは不可能である。そうなると、韓国を南朝鮮と呼び、朝鮮民主主義人民共和国を北朝鮮と呼ぶということになり、朝鮮半島を施政下におさめる政府は存在しないとの認識になってしまう。しかし、現実にそんなことはあり得ない。南朝鮮という呼称は、朝鮮半島にはこれを治める政府が存在しないという意味不明な状況をも招くことになるのである。

結局、大韓民国を南朝鮮と呼称するのは、韓国政府を朝鮮半島南部を不当に占拠する勢力であるとみなすということだ。北朝鮮を支持しない者が使うべき呼び方ではない。

（※mono....以下略、詳細はブログ記事で）











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最終更新：2017年12月26日 14:53

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