汚染水の外洋への漏れに関しては⇒福島原発事故海洋汚染 も参考に。



■ 福島原発の元作業員によると...... 「日本や世界や宇宙の動向(2013.9.24)」より
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以下の情報は元福島原発作業員がこっそり教えてくれた情報だそうです。親中派のリチャード・コシミズさんのサイトはあまり訪問しませんが、先日、ちょっと気になる記事を書かれていましたので、ここにご紹介します。
なぜ、特定のタンクから汚染水が漏れていたのか。。という問題に関して、どうせイスラエルとアメリカ政府の指示の下で、漏れるように設計し、造ったのだろうと勘ぐっていたのですが。。。やっぱり。タンクの設計や製造、設置を請け負った企業(日本企業かどうかは不明)はさぞかし大儲けをしたことでしょうね。。。こんなことかと思いましたよ。
それにしても。。。東電の幹部も、官僚も、政治家も、みな、小心者ばかりで、いつもびくびくして行動しています。小心者は、自己中です。彼らは常に外国勢力の顔色を見て行動しているため、汚染される前の段階の地下水を海に放流することすらできなかったのです。。。あんなにたくさんのタンクを設置しなければならなかったのも、日本のお偉いさん達のせいなのです。福島の問題は、そのようなお偉いさんたち(自己中で欲張りで小心で大馬鹿者)の性格からまずは変えないと(それより全員辞めてもらいましょう)、スムーズに解決しないような気がします。
臆病な日本のお偉いさんたちを見透かしてか、海外のサイトでは、福島原発から大量の放射線物質が流出しており世界中を汚染しているかのような大げさな記事が出回っています。日本を始めから放射能汚染大国にしたいようです。そして、世界に嫌われる国にさせたいようです


2013/9/21 11:01
「福島原発で働いておりましたが、みな口々に大勢の外国人が夜な夜な出入りしている、と噂していました。今考えるとマグナBSPの社員だと思われます。
福2は福1からはすぐの距離ですが、放射能検出は0でした…0ですw 汚染水タンクを何基も作りやがったのですが、土建屋などがさぞ儲けたであろうと思いました。 今も詐欺って儲け続けています。
隠れ応援者
免振棟に残っていた東電社員は、口々にミサイルを撃... 」

(※ 太字はmonosepia)

■ トリチウムは危険? 「ひろのひとりごと(2013.9.23)」より
(※ 前後略)
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普通の水素、デューテリウムは安定同位体ですが、トリチウムは放射性同位体であり、ベータ線を放出してヘリウム3に変わる。
半減期は12.32年。

放出されるβ線のエネルギーは小さく(最大:18.6 keV、平均:5.7 keV )、セシウムCs-137 やカリウムK-40 の1/100程度

   β線平均エネルギー
トリチウム    0.057MeV
セシウム137  0.19MeV
カリウム40   0.52MeV

というわけなので同じベクレル量でもカリウム40にくらべ、トリチウムは100分の1の危険度であるということです。
サランラップ一枚、数ミクロンの水さえも透過できないシロモノです。

★ 福島第1原発 規制庁の了解得ず地上タンク周辺のせきの雨水排水 「FNNニュース(2013.9.17)」より
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台風18号による大雨にともない、東京電力は、原子力規制庁の了解を得ないまま、福島第1原発の地上タンク周辺のせきにたまった雨水を排水していたことがわかった。
8月に発覚した汚染水問題を受け、東京電力は、タンク周辺のせきに雨水などがたまった場合は、いったん別のタンクに回収したあと、放射性物質を検査し、基準を下回った段階で排水するマニュアルをまとめていた。
しかし、今回、せきの中の雨水が急速に増えたことから、マニュアル通りの手順を踏まず、原子力規制庁の了解を得ないまま、排水していたという。
これについて、東京電力は「緊急的な措置で、規制委員会には一方的に報告した」としている。


■ 不自然な台風の動きを奇貨として東電が汚染雨水を大量放出 「陽光堂主人の読書日記(2013.9.17)」より
(※ 前半は台風18号とHAAPEとの関連記事)
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 排水した雨水に含まれる放射性物質は基準値以下と報道されていますが、どれだけ排水したかは明らかではありません。恐らく大量に放出したのでしょう。規制委員会に事後報告で済ませた点も怪しく、タンク内の汚染水も一緒に排出された疑いがあります。

 台風による雨で大量の水が海へ流れていますし、溜まり続ける汚染水は海に流すのが既定路線になっていますから、台風の襲来は絶好のチャンスで、これを逃す手はありません。東電が原子力規制庁の了解を得なかったのは阿吽の呼吸によるもので、規制庁の責任逃れを謀ったとしか思えません。

 東電が小手先の対策しか講じないのは、捻出できる費用に限りがあるからです。営利企業だから当然で、破綻処理すればそうした制約から逃れることができます。政府が東電を破綻させないのは株主や債権者を守るためで、セオリー通り破綻処理すれば銀行や大企業が大きな損失を被ります。そうなれば役人も天下りできなくなります。

 要するに政府は、既得権益層の利益を第一に考えているのです。政府が前面に出て汚染水対策を講ずれば血税が無制限に投入され、国民の負担は止めどなく大きくなります。

 しかしそうしたカラクリを知らない多くの国民は、政府の「積極姿勢」を歓迎しています。東電を早急に破綻させるべきですが、自公民が議席の多数を占めている現状では到底無理です。下手をすると、この国は東電と心中することになるかも知れません。

■ 日本政府が「汚染水完全ブロック発言」を事実上の撤回!政府「放射能は漏れているけど、基準以下なので問題無し」 「真実を探すブログ(2013.9.11)」より
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IOC総会の時に安倍首相が「福島第一原発の汚染水は完全にブロックされている」と述べましたが、政府がこの見解を否定する旨の発言をしたのでご紹介します。

9月10日に行われた記者会見で記者の「安倍首相が完全ブロックしたと言いましたが、福島第一原発に設置されているフェンスは半分しか防ぐことが出来ないと東電も発表しており、安倍首相の発言と異なると思いますがどうでしょうか?」という質問に対して、菅義偉官房長官は「水は当然出入りしている」と認めた上で、「世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインと比較をして、500分の1程度の低レベルだと考えています。そのような意味を考えた時に、ブロックと言う表現をした」と回答をしました。

つまり、「汚染水は海に漏れているけど、基準以下なら完全にブロックしたのと同じ」と、政府は言っているのです。それって、結局は漏れていることを認めているも同然ですよね。というか、「世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインと比較をして、500分の1」という数字は何処を測定した数字なのか、非常に気になります。

WHOの水質ガイドラインを見てみると、「対策を取る必要がない飲料水のスクリーニングレベルは、全α放射能0.5Bq/Lおよび全β放射能1Bq/Lである。」と書かれており、福島第一原発の汚染水がこれよりも低いレベルとは到底思えません。
  • 東電の資料には毎日のように「β線100000Bq/L検出」というような数字が並んでいる。


★ 汚染水「問題ないレベル」と政府釈明 「完全にブロック」を修正 「北海道新聞(2013.9.11)」より
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 東京電力福島第1原発の汚染水漏れの状況について、「完全にブロックされている」と断言した安倍晋三首相の国際オリンピック委員会(IOC)総会での発言をめぐり、政府は10日、汚染水が海洋に流出している可能性を認め、「放射性物質が問題ないレベル(に収まっている)との意味」と軌道修正した。

 「(港湾内外で)水は当然出入りしている」。菅義偉官房長官は同日の記者会見でこう説明。同原発の港湾内には汚染水の拡散を防ぐ水中カーテン「シルトフェンス」が設置されているが、汚染水が港湾外にも流出している可能性があることを認めた。

 周辺海域などで行っているモニタリング調査で放射性物質が基準値を大幅に下回っていることを理由に「完全にブロックという表現を使った」と説明した。

 7日のIOC総会のプレゼンテーションで、首相は「汚染水の影響は福島原発の港湾内0・3平方キロメートルで完全にブロックされている」と断言。専門家らから「事実誤認」などの指摘が相次ぎ、政府として釈明に追われた格好だ。

 一方、10日開かれた汚染水問題の対策を協議する関係閣僚会議では、低濃度汚染水の海洋放出の是非について関係者間の意見の食い違いが鮮明になった。

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は席上、陸上のタンクにたまり続ける汚染水の処分について、「放射性物質を基準値以下まで取り除き、海に放出を検討することが必要だ」との認識をあらためて示した。

 これに対し、林芳正農水相は同会議後の記者会見で「科学的に大丈夫ということと、風評被害にどうつながるかは必ずしもイコールではない」と述べ、放出に慎重な考えを強調した。<北海道新聞9月11日朝刊掲載>


■2013年9月8日 11時44分
安倍首相が五輪招致でついた「ウソ」 “汚染水は港湾内で完全にブロック” なんてありえない
水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/547.html
(※ 略)
汚染水に関していえば、現在「打つ手がない」ことは明らかだ。
安倍首相が自信満々に言ったことはこれまで東電が汚染水に関して発表してきた事実とも完全に異なる。
安倍首相が言及した福島第一原発の専用港内の「0.3平方キロメートル」は、確かに堤防や水中カーテンで仕切られている。
様々なルートから外洋に出ようとする汚染水をこうした堤防などがどこまでを「完全にブロック」できているものかあやしいものだが、いろいろな議論があるのでここでは問わないことにする。ちなみに新聞報道などを見る限り、東電も「港湾内と外洋を水が行き来していること」を認めているという。
最近、問題になった地上タンクから漏れた高濃度の汚染水も、もしも流れ出た先がこの「0.3平方キロメートル」ならば、水はひとまず港内にとどまっているように思えるので首相の発言にも多少は根拠があるように聞こえそうだ。
ところが実際には、汚染水が流れ出た先は「0.3平方キロメートルの港内」ではない。
その外の海なのだ。
(※ 略)
(※ 略)

■ 福島汚染水タンクの300トン漏れ事故→「東電の大勝利」 「世界の真実の姿を求めて!(2013.8.31)」より
(※ 前後略、詳細はブログ記事で)
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なぜ 東電はタンクの汚染水漏洩を大げさにしたいのか?

東電は今回のタンクの汚染水漏洩事故で大きな利益を得た。

その利益とは
汚染水のタンク保管について、国の予算をつけてもらったことである。
平時なら、
汚染水のタンク保管に税金を投入するには、国民世論の反対でできない。
しかし、緊急事態を演出することで、いつの間にか税金が東電に入れられることに誰も反対するものがなく、
すんなりと国費=税金が東電に投入されることになった。

このことは
遮水壁の建設と同じ構図。
『凍土遮水壁』の関連費用
→2014年度予算の概算要求に盛り込む方向。
遮水壁の建設もいつのまにか国費=税金が東電に投入されることになっていた。


■ 福島原発汚染水問題の鍵は「低濃度水の海洋放出」(ロイター記事) 「世界の真実の姿を求めて!(2013.8.24)」より
(※ あちこち略、詳細はブログ記事で)
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福島汚染水問題の解決は低濃度水(トリチウムを含んだ)の海洋放出であると。
日本のメデイアでは取り上げられないが、海外では低濃度水の海洋放出はもはや常識のようです。

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東電と政府の汚染水問題のシナリオとは、最終的に汚染水=トリチウムを海に放出すること。

最大の障害は海洋汚染に対する世論の反発。

タンクからの汚染水300トンの漏洩で国民の意識が変わる。

今後同じようなタンクからの汚染水漏洩が発生する。

その結果

タンクで汚染水を保管する方法は、無理だと国民が思うようになる。

そこで

放射能除去装置アルプスで、高濃度汚染水を低濃度汚染水にする。

低濃度汚染水は、トリチウムだけが含まれているが安全で「きれいな水」だとして海に放出する。

国民は、タンクで汚染水を保管する方法が破綻したので、やむなく低濃度汚染水?の海への放出を認めるようになる。



■ 福島の子供の甲状腺癌が18人(疑いを含めると43人)・・・これって全国平均では? 「人力でGO(2013.8.25)」より
(※ 小児甲状腺癌についてはこのページでは扱いません⇒こちらで
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■ 福島原発の漏水は止まらない ■

一方で、福島第一原発の汚染水漏れは止め様が無いと思います。事故当初から伝えられている様に、2号機の格納容器のサブプレッション・プール付近が破損しているならば、冷却水はここから漏れ出して行きます。

 多分、核燃料の熱量自体は下がっていますから、格納容器底の分厚いコンクリートにめり込んだ常態で燃料は存在するのでしょうが、既に格納容器の密閉が破られているのならば、燃料が格納容器の中にあろうが、外にあろうが、問題に大差はありません。

 漏れ出した水は地下のトンネルを通って、他の建屋の地下にも浸水しているはずで、復旧工事は汚染水との戦いになるのでしょう。

こちらは長期戦です。
不測の事態というよりも、予測可能な事態が悪化しているという感じですが、一方で再稼動の動きも活性化しており、日本全体としては、白黒付けずに、部分的再稼動でしばらくは様子を見るのでしょう。

 結局、何も変わらず、LNT仮説も揺るがずという状況です。
 日本的妥協主義ではありますが、国民の不安だけは蓄積されて行きます。










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最終更新:2013年09月24日 21:20