● 呉善花〔Wikipedia〕
呉 善花(オ・ソンファ、1956年 - )は、韓国生まれの日本評論家、教員、言論家。済州島出身。大東文化大学(英語学専攻)卒業後、東京外国語大学地域研究研究科修士課程(北米地域研究)修了。拓殖大学国際学部教授。元韓国籍で日本に帰化[1]。

■ 韓国 “知の崩壊”が進んでいる ハングル至上主義で漢字を忘れた韓国人は「大韓民國」が書けない(SAPIO 2013年7月号掲載) 2013年7月25日(木)配信 文=呉善花(評論家) 「来栖宥子★午後のアダージォ(2013.7.27)」より
韓国語の語彙は漢字由来の「漢字語」が約7割を占める。それを表音文字であるハングルだけで表わすのだから、日本語を平仮名だけで書くようなものだ。自ずと同音異義語の判断に迷うことが増える。
表意文字である漢字であれば、知らない熟語が出てきても意味が掴みやすいが、ハングルではそうはいかない。意味が分かりづらいものを簡単な言い回しに言い換えることもある(日本語で譬えると「腐心する→もんだいをかいけつするためにがんばる」といった具合)。だからどうしても幼稚な表現になり、言い換えのできない抽象的な概念などの理解が難しくなる。
書物に漢字語がたくさん出てくると意味不明な言葉の羅列に見えるが、ハングル専用世代はそこを読み飛ばす。残りの文脈でなんとなく理解した気になるのである。したがって本を読む気も失せ、読書量は激減するわけだ。
さらに恐ろしいのは文化の断絶である。古典や史料がどんどん読めなくなり、大学の研究者たちでさえ60年代に自らの指導教授が書いた論文を読むことができないのだから、問題の根はとても深い。(※ 前後略)



■ 呉善花教授、絶好調 「天下御免の素浪人(2014.12.30)」より
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私が敬愛してやまない呉善花教授が、またしても痛快な講演をおこなった。
以下はサンケイ・ドットコムからの引用です。

(引用ここから)

和歌山市内で12月9日に開かれた和歌山「正論」懇話会の第78回講演会。講師を務めた拓殖大国際学部教授の呉善花(オ・ソンファ)氏は
「日韓問題のブラックホール~こんなに違う二つの国」をテーマに、韓国人と日本人の価値観の違いや、今後の韓国とのつきあい方などについて解説した。講演要旨は次の通り。

■記者を起訴…「世界でありえぬ。話し合い妥協する発想、韓国人に無い」

 韓国人の考え方は、理解不能の状態に陥っているのではないでしょうか。「理解し合い、仲良くしていくべき、話し合いをすべき」というのは日本人の考え方。しかし、いくらがんばって仲良くしようとしてもうまくいかない。

 「理解し合うべき」ということは、現実には極めて無責任な声。日韓、日中には隣国という関係を越えた問題が潜んでいる。

 日本と朝鮮半島は似ているところが多いため、「錯覚」にも陥りやすい関係にある。日本の常識、情緒のあり方でそのまま当てはめれば通じるに違いない、と。
しかし、明らかに異文化、別民族であるということを前提につき合わなければいけない。そこに注目しないと、なぜこれほど理解できないのかという問題への解決策が見えてこない。

 今、一番問題となっているのは、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が朴槿恵(パク・クネ)大統領への名誉毀損(きそん)で訴えられただけでなく、裁判にまでなっていることだ。
大統領であれ、首相であれ、ぎりぎりのところまで批判されても仕方ない存在。公人の中の公人で、プライバシーはない。

 国民が立ち上がって批判しなければ、その国は潰れてしまう。その一番先端に立っているのがマスコミだ。マスコミはぎりぎりのところまで書く資格があるが、名誉毀損で訴えられた。世界ではありえないことだ。

 この問題はこれからもっと大きくなり、朴大統領は自分の首を絞める結果になる。国民自身が批判しなければならないが、多くの人が批判できていない。

 日韓の間には情緒的な面で、まるで理解できないという大きなブラックホールがある。命のはかなさを感じる日本人の「もののあわれ」に対して、韓国人は「恨(ハン)」の民族。
人に対する恨みだけではなく、自分に足りない物に対し完璧さを求めて嘆く。

 これが、韓国人がとても好きな情緒。「私にとって、足りない物があってはいけない」。花にしても「ずっと満開でなければならないのに、枯れ葉が私の花をしおれさせている。葉を誰かが落としてしまっている。何かのせいだ」と嘆く。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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(引用ここまで)

この知性の切り口の良さには定評がある。痛快とも言って良いでしょう。
反論の余地を許さず、徹底的に理論武装している点はさすがだ。

だから私は朝鮮民族の全員が穢れた遺伝子を持っているなどとは考えていない。何故ならばこのような優れた知性を産み出したのも朝鮮民族だからである。
(※mono.--後略、詳細はブログ記事で)


■ 坦々塾 呉善花先生講義(一) 「西尾幹二のインターネット日録(2014.11.28)」より
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日本人にはわからない「韓国人の精神性」

 私は来日して三十年になります。これまでの間、常に日本を知りたい理解したいとつとめて学んできました。日本人についても相当わかるようになりました。けれど、理屈でわかっているつもりでも、ついていけないもの、慣れないものが三十年を経た今でもたくさんあります。

 その一つが言葉の発音です。日本語にあって韓国に無いもの、それが濁音です。韓国人は濁音が苦手でしゃべることも聞き取ることもむずかしい。話に夢中になっていると、濁音なのか半濁音なのか、判別できないことがよくあるのです。「今のはテンテン(濁り)ありますか?」と私はよく訊くものですから、私は〈テンテン病患者〉だと言われてしまいます(笑)。ですから今日の私のお話も流れから内容を掴んでいただきたいとお願いしておきます。

 日本では、「敬語」の使い方でも大いに戸惑います。世界で一番敬語が多いのが日本語と韓国語。ところが、日本と朝鮮とでは、敬語の使い方がまるで逆なのです。韓国は儒教社会で、身内を大事にいたします。そこで父親が留守という場合、「うちのお父さんにはいらっしゃいません」と言わなければなりません。日本では「只今、父はおりません」です。正反対なんです。今でも私は、どう言うべきかと迷うことがあります。ある会社の社長に電話をかけたら「鈴木は席を外しています」と返事をする。韓国の人なら「鈴木社長は舐められているのではないか」と思うに違いありません。

 外国に行って韓国人と日本人は似ているので、すぐ仲良くなります。互いに言葉が通じないときは英語で会話します。通じていくと互いに異国人であることさえ忘れてしまうほどです。しかし、だんだん相手の中に入っていくと、全然違う。最初は通じていても利害が生じると、小さな違いが大きくなります。

 同じ東洋人で顔も似ている。九割は似ている、しかし一割が違う。この一割がとても大きいのです。ここを見つめておかないと本格的な付き合いはできない。徹底的に見つめて目をつぶらず俎上にあげていくこと。これは大事です。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)

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■ 坦々塾 呉善花先生講義(二) 「西尾幹二のインターネット日録(2014.11.21)」より
(※mono.--前後略、詳細はブログ記事で)
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 日本統治時代は良いことも悪いこともあったなどと言ったなら、韓国では袋叩きに会います。私は韓国人でありますが日本の国籍を持っています。真実を言わなければならないと思ってやってきましたが、去年入国拒否になって、私は韓国に入れません。

 朝日新聞の誤報というより捏造で明らかになってきた慰安婦問題。このことは皆さんが注視しておられることですが、たとえ捏造されたということがわかってきても、反日韓国の態度は一向にかわることなく、慰安婦と歴史問題を携えて日本憎悪を強めていくことでしょう。そんな中で、最近、新しい事実がわかってきました。韓国における米軍のための慰安婦、つまり米軍兵士のための従軍慰安婦問題がこれこそ確実な証言、証拠を揃えたうえで立ちあがっています。基地で何があったのか、韓国はどう協力したのかといった核心がこれから明らかになってきます。

 韓国は自壊していくのではないでしょうか。けれどもそんな危機感もなく、一本調子で日本人に対する憎悪と侮蔑を募らせています。韓国は何があっても日本人を貶めたい、賤しい存在であるかということを世界に広めたい。とにかく謝って謝って日本人は一生過ごすべきなのだというふうに思っているのです。朝日の捏造記事で曲げられてきた真実が是正されてきました。しかし、韓国はそんなことは関係ない。女性を卑しめた日本人はあくまでいやらしいのだ、と世界に喧伝します。そして原発事故を起こした日本の食べ物はすべて汚染されているのだ、とこれもまた世界に流布します。日本の産品はスーパーから消えてしまいました。日本の食品を食べるとからだが溶けてしまう、日本の若者が草食動物みたいにくねくねしているのもそのせいだと言っています。とにかく貶めたいのです

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■ 坦々塾 呉善花先生講義(三) 「西尾幹二のインターネット日録(2014.11.24)」より
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 ここでこの精神状況というものを、少し詳しく紐解いておきたいと私は考えます。

 日本を訪ねた韓国人はすなおに日本のすごさ、すばらしさを認めます。料理に限りません、例に挙げると「ものづくり」。これもあらゆるものが精緻で美しく機能的で、かつ伝統に裏打ちされている。あらゆる分野での工芸品の水準の高さは目を見張ります。また、先端技術が生かされた高度な社会システムが構築され、秩序は乱れない。

 世界の人々が驚いた東日本大震災のときの日本人の姿。極限の自然災害に遭遇しても、人に譲って自分をあとにするという道徳心をまざまざと見ました。韓国人も衝撃を受けました。なぜ、あんなことができるんだろうと。こうして敬意をはらうと同時に、頭が混乱するのです。「日本人とはいうのは全くわからない国民だ」ということになるのです。

 日本人の精神の軸。そう呼べるものがいったい何なのか。全くわからない永遠の謎なのです。

 韓国は基督教社会です。一神教の社会というのはその点でわかります。勿論、朱子学の儒教社会はわかります。韓国の軸と言えるでしょう。日本人は何が軸と言えますか?神道ですか、または武士道ですか。ある人はそれではなく仏教だというでしょう。ほかにもあるかもしれません。韓国人はそこで戸惑ってしまうのです。

 つまり軸が一つではない。日本には至る所に神社がある、寺もある。その神社というのも八百万の神々を祭っているので同じではない。太陽であったり樹木であったり自然をうやまうアフリカの人ならわかる。日本人も自然をうやまいますがわかりにくい。バラバラなんです。もしかしたら悪魔を信じているのではないか。そのように韓国人は思うわけです。

 正月には初詣に神社に行って、その足で寺にお参りするような日本人だってざらにある。

 どういう精神性なのかと頭が混乱するのです。ほとんどの韓国人はここで困ってしまう。そして、混乱するだけではなく、許せないということになるのです。私も長い間、そうしたどこか許容できないという気持ちをもっていた。
(※mono.--後略、詳細はブログ記事で)



★ 韓国、評論家の呉善花氏の入国を拒否 評論活動が影響か 「msn.産経ニュース()」より
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 韓国出身の評論家で拓殖大国際学部教授の呉善花氏(56)=日本国籍=が韓国への入国を拒否され、日本に引き返していたことが27日、分かった。呉氏は歴史問題などをめぐって韓国に厳しい評論活動で知られ、韓国側の対日感情の悪化などが入国拒否の一因である可能性もある。

 成田空港で同夜、取材に応じた呉氏は「文明国としてあってはならないこと。人権も何もない。もっと冷静に対応してほしい」と、韓国側の対応を批判した。
+ 続き
 呉氏によると、ソウルで行われる親族の結婚式に出席するため、27日午前11時すぎに韓国・仁川空港に到着。しかし、入国審査の際に隣接する事務所に行くよう指示され、パスポートの詳細な確認などを受けた。

 約1時間半後に「入国は許可できない」と告げられ、理由を職員に尋ねても「上からの命令だから」などと答えるのみだったという。別室で夕刻の日本行きの便まで待機させられ、機内でも着席を確認するまで職員がついてきたという。

 韓国法務省の仁川空港出入国管理事務所入国審査場の当局者は産経新聞の電話取材に、「プライバシーに関することで回答できない」と述べた。

 呉氏によると、母親の葬儀のため出身地の韓国・済州島に帰郷した平成19年にも空港で入国を一時拒否されたが、その後は問題なかったという。外務省は「事実関係を確認した上で対応を考える」としている。

 呉氏は昭和58年に来日。日韓関係を中心に評論を行い、「攘夷の韓国 開国の日本」「スカートの風」などの著書がある。4月末に安倍晋三首相と会食した際、韓国で批判的に報じられた。

 新藤義孝総務相らが野党議員時代の一昨年、韓国・鬱陵島の視察を試みて入国拒否されたが、思想信条が理由とみられる民間人の入国拒否は極めて異例だ。


■ 韓国「呉善花氏の入国を拒否」考 「博士の独り言 II(2013.7.28)」より
(※ 前後略)
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呉善花氏のご活躍を

 たとえば、中国共産党に批判的であっても、平然と支那への入国を許される人たちがいる。彼の国々とってむしろ「不自然」なことだが。外務省に巣食う創価学会のルートを利用するなり、また、本人が実は隠れ創価学会員であるケースも中には少なからず窺える。対南朝鮮に対してもまた同様で、指摘すれば多重スパイである可能性も窺える民間人、識者の存在も見受けられるので要注意と観ている。

 「見分け」の参考として、やはり呉善花氏の事例が貴重な参考になる。事例をお心の隅に留め置かれておくのも一つかと思う。南朝鮮の嘘八百と対日毀損の虚構を朗々と指弾される呉氏の存在は敬服に価する。呉善花氏の日本人としての益々のご活躍をお祈りし、以上、一筆の次第とする。
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 「韓国籍」を捨てて米国人になった研究者について、七年ほど前にブログに記した記憶がある。ペンシルバニアの小さな日本食屋で酒を少々酌み交わした際、「韓国人」には二度と戻りたくない。二度と帰りたくないと。しみじみ語っていた。「なるほど、貴公の心の中にはもう韓国は存在していないのか」と。そう尋ねると、「その通りだ」と。「韓国の所業を心から恥に思う」と云う。その後、連絡は取り合っていなかったが。消息を知る人からの風の便りによれば、近年、米国内での韓国系の生態に嫌気がさしてか、ついに自殺を遂げてしまったとのことだ。一期一会の出会いの中で、米国人として世のため、人のために頑張ってくれと。もう少し励まして上げればよかったのかもしれないと、一抹の後悔が胸を過った。

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■ 呉善花(お そんふぁ)氏の入国拒否に見る韓国メディアの異常 攻撃論調、言論の自由は無視 「来栖宥子★午後のアダージォ(2013.7.29)」より
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ZAKZAK 2013.07.29
 韓国の反日運動が激化している。評論家で拓殖大国際学部教授の呉善花氏(56)=日本国籍=がソウルの仁川空港到着後、入国を拒否された問題で、韓国メディアは当然と言わんばかりに呉氏を批判する内容を報道。日本が初優勝したサッカー東アジア・カップ男子日韓戦では、韓国側応援団が観客席に試合とは無関係の「歴史を忘れた民族に未来はない」という政治的横断幕を掲げるなど日韓両国に波紋が広がっている。
 呉氏の入国拒否問題で、韓国の主要メディアは28日、この問題を報じた産経新聞の内容を引用する形で報道。その一方で、呉氏について攻撃的な論調を展開した。
 朝鮮日報は呉氏の言論活動を「日本帝国主義の韓国侵略を正当化する本を数十冊出し、韓国に対するとんでもない偏見をまき散らして日本国内の嫌韓論を拡散した」と指摘。同紙は、呉氏が最近、日本の雑誌「サピオ」に寄稿した記事を引用し、「ハングル優先政策が世代間の文化断絶を起こした。これが韓国人がノーベル賞を受賞できない理由だ」と書いたことを非難した。
 聯合ニュースも、呉氏について「韓国を卑下し日本を美化する著述・評論活動の先頭に立ってきた」などと紹介した。
 本紙で『新・悪韓論』を連載するジャーナリストの室谷克実氏は「韓国では終戦記念日の8月15日にあわせて反日ムードが高まる。李明博前大統領が竹島に上陸した昨夏から韓国で反日トーンのオクターブは1つ2つ上がるなど異常な状況が続いている」と指摘。
 その上で「こうした背景があるにせよ、呉氏の活動を問題視して入国拒否するのは、明らかな言論の自由の侵害だ。その点(言論の自由の侵害)について触れる韓国マスコミが皆無なのもおかしい。国が主導する反日政策に同調するだけで報道機関としての体をなしていない」と話している。


■ 呉善花氏が日韓文化の違いに悩み、出した結論とは・・・ 「My favorite ~Osaka, Japan~ (2013.4.30)」より
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国際派日本人養成講座さんより抜粋

日帝時代を頑迷に反省しない日本人-それは許さないという反日意識を強く持っていた私は、どこへ行っても優しく親切な日本人、どこへ行っても整然としてきれいな日本の街並みに触れて、何か肩透かしをくわされた感じがした

戦後、最も強固な反日教育を受けた「反日世代」といわれた私の世代は、日本といえば「悪魔の国」と答えるほどだったから、「日本人がよい人たちであるはずがない」という強い先入観をもっていたのである。

これが「東京経由のアメリカ留学」の計画で来日した27歳の韓国人女性・呉善花さんの日本での第一印象であった。
(※ 以下略)















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最終更新:2014年12月30日 22:00