■ 福島第一原発での「待避」の真相について 「岐路に立つ日本を考える(2019.9.29)」より
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 現場にいた人たちへの丹念な聞き取り調査に基づいて福島第一原発の事故の丁寧な取材を重ねてこられた方に、門田隆将氏がおられます。朝日新聞の吉田調書の「スクープ」記事が登場した時に、真っ先に朝日新聞の歪曲だと声を上げられた方です。

 この門田隆将氏が、会員制の情報サイトのリアルインサイトに登場し、この件に関する裏話を語っておられます。私はリアルインサイトの会員ではありませんので、無料公開されている18分ほどの映像しか見ておりませんが、なるほどそういう裏話があったのかと、大いに納得しました。この映像が公開されているのは9月30日までとのことですから、もうすぐ公開が打ち切りになりますが、見られる方はぜひご覧いただきたいと思います。

2014/09/28 に公開
このインタビュー内容の全編をご覧になりたい方は
http://www.realinsight.tv/

(※ 中略)
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 この中から浮かび上がるのは、例の朝日新聞の「スクープ」記事が、一切の裏取りの作業も行わないままになされたということです。それどころか、少なくとも福島第一原発に関しては、現場職員などへの聞き取り調査といった地道な取材活動をほぼ行わないままに記事にしてきたということです。そしてそれが福島第一原発に関してのみ当てはまることで、他の取材についてはすべて地道な取材がなされていると考えるのは、あまりに合理性に欠けている判断ではないかということです。

 そしてこれが日本の「クオリティーペーパー」だとされてきた朝日新聞の実際です。さらに言えば、さらに浮かび上がってくるのは、そんな杜撰でいい加減なものであっても「報道の自由」の名の下に許してきたのが日本という国家であるという事実です。

(※ 後略)

■ 朝日新聞捏造暴露・第2弾 「あるウソつきのブログ(2014.8.18)」より
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先日、朝日が従軍慰安婦の捏造を自ら検証し、自爆した。
 産経新聞は大喜びでこの朝日の捏造肯定に飛びついたわけだが。

 どうやら産経新聞が、「過去の朝日新聞叩き」第2弾を画策したように思う。

 フクイチ原発事故の事故調査記録、所謂「吉田調書」の曲解暴露である。

【産経】吉田所長、「全面撤退」明確に否定 福島第1原発事故
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140818/plc14081805000001-n1.htm

 東電の吉田所長については様々な主張があり、功罪ある人だという事は百も承知だが、事故直後からお亡くなりになるまでの期間だけに限定してみれば、彼は明らかに英雄である。少なくとも俺の目から見た限り、疑う余地はない。

 当時、特に酷かった報道が、「福島原発から全員撤退しようとしたフシがある」というやつと、「菅直人の無理矢理な引き止め策が、現場作業員の撤退を防いだ」というやつである。

 今回の記事では、吉田調書より「全員撤退なんぞ言ったことはない」というコメントと、「菅直人は邪魔だっただけ」という怒りに満ちたコメントが紹介されている。

 つまり、前述の「朝日に代表される特に酷かった報道」が、慰安婦と同じく全面的に誤報であった事を暴露する記事なのである。

 まあ、今回の産経の記事の方が誤報というケースもありえるかもしれないが、まず産経の方が本当であろう。産経にも誤報が多いのは否定せんが…。

 しかし、時既に遅し。海外メディアはこの日本の反日メディアの報道をうけ、

「日本の原発技術者は、原発事故を見て一目散に逃げ出した」

 と報道されてしまった後なわけであった。

(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

■ 真夏の怪談、福島第一原発汚染地下水とか、みのもんた次男窃盗未遂事件とか 「逝きし世の面影(2013.9.16)」より
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『もともと地下水で沼状態だった福島第一原発原子炉建屋の地下』

 福島第一原発の敷地ですが、元々は海抜30メートル以上の崖になっていた。
ところが、原子炉冷却用の海水汲み上げの経費削減目的で海抜10メートルまで掘り下げたもの。
この為に、阿武隈山系からの豊富な地下水が原子炉建屋敷地に大量に流れ込むようになっていた。
 『「あとは野となれ山となれ」高濃度放射能汚染水の海洋投棄』2013年09月07日(放射能と情報操作)の図にある、原子炉建屋側の12本の汲み上げ井戸(サブドレーン)ですが、原発事故後に掘ったものではなくて事故以前から存在していた。
サブドレーンは大量の地下水で建屋建物に働く浮力を防止する目的で東京電力が掘ったもので、2年半前の3月11日の原発事故までは1日850トンもの地下水と汲み上げていたと元電力中央研究所主任研究員の本島勳が9月16日の赤旗で証言しています。

 『地下水バイパス計画の真っ赤な嘘』

 東電とかマスコミの言う『地下水バイパス計画』ですが、目新しいものではなくて、何と原発事故が起きる2年半前までは地下水バイパスが実際に稼動していたのである。
 今は原発事故で汲み上げていないが、これまでの地下水バイパスのマスコミ報道はほとんど詐欺ですよ。
 今まで東電は原発敷地内に1日あたり1000トンの地下水が流入しているとは発表していた。
ところが、『原発事故以前は1日850トン汲み上げていた』との大事な情報は、今までマスコミでは一回も取り上げられていない。
それなら東電が少し前から海側だけに作り出した水ガラスによる遮水壁(スクリーン)が、意味不明なのです。
 多分海への汚染水流出を止めたかったのでしょうが、海側を止めれば水位上昇は当然なのです。
いまのマスコミには発表されていないが、何か解決不能な大きな不都合が、福島第一原発の事故現場で起きているのでしょう。

 『電力中央研究所とかO.Pの意味』

 電力中央研究所は1951年(昭和26年)に設立された公益法人(現在は財団法人)でエネルギーや環境などに関わる研究開発を行ってるシンクタンク。
 運営資金は東電など各電力会社の出資だが、東北電力の女川原発の敷地高は15メートル以上必要との提言を行いメルトダウンを辛うじて防いだ実績もある。
 東京電力提供の図上のOPとは小名浜港工事基準面(Onahama.Pile.)の意味で、東京湾平均海面(T.P.)より72・7センチ(0.727m)低い。
ただし、福島第一原発付近は3.11東日本大震災で平均70cmの地盤沈下が起きている。(T.P.+0.727m+0.7m)
また福島第一原発付近の平均海面水位は、小名浜港(福島県 いわき市)の水位(O.P.)ではなく82・8センチ高い(O.P.+0.828m)。
 東京電力や原子力規制庁は原発建屋の地下水の水位がO.P.2~2.5mと発表している。
 8月8日付け東京新聞報道では地下水位は海抜4メートル、建屋内の水位が海抜3メートル。
 1メートルの水位差があるので現在は大量の地下水が建屋地下に流れ込んでいることがマスコミ各社によって報道されている。

(※ 以下の記事は「みのもんた」、「マスコミ」関連記事。よって略。)

■ 秋田県内で放射線量が急上昇 「とある原発の溶融貫通(2013.7.28)」より
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福島第一で何かが起きている可能性が高いです。
秋田県の方も注意してください。

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■ 2号機、5号機からヨウ素が出ている!! 「とある原発の溶融貫通(2013.7.27)」より
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今現在 内通情報で2号機、5号機からヨウ素が出てるとの情報が来てます〜。
今、いろいろと確認中。
これは原子力規制委員が出してるヨウ素のSPEEDIデータ。
備えてください〜!
http://www.bousai.ne.jp/speedi/20130726/201307261200.pdf



■ 異常事態が頻発する福島第一原発ー東日本大震災の歴史的位置 「Past and Present(2013.7.27)」より
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福島第一原発の状況が日々悪化している。ネットや新聞などを注視していると、連日、さまざまな方面から異常事態の報告がなされている。このブログでそれらを書いても、すぐに改訂版を出さなくてならないほどだ。しかし、これらの異常事態は大々的にはあまり報道されず、さまざまな異常事態を関連づけて考察するような報道は見られない。東電が出してくる情報をただ流している(それも十分ではなく)という状況なのだ。

前回のブログで、7月18日に3号機から「湯気」が発生しているということを書いた。そのことを東電から報道機関に伝えたメールでは、ホウ酸水注入の用意ができていることも述べられている。ホウ酸水注入は原子炉の臨界を防ぐための手段である。この時点で、東電は「再臨界」も覚悟していたといえる。
(※ 中略)
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2号機周辺の地下水汚染とそれによる海洋汚染、3号機の「湯気発生」、2号機周辺のトレンチにおける高濃度汚染水滞留の発覚、6号機の原子炉冷却の一時停止と、さまざまな異常事態が現在の福島第一原発ではおきている。参院選を考慮して公表を遅らしたものもあることを考えても、ひどい状況である。それぞれに、東電は「影響は小さい」などととコメントしている。そのこと自体疑わざるをえない。他方で、もし、そうだとしても、これほど立て続けに異常事態が頻発していて、福島第一原発全体の管理は大丈夫かとも思う。そして、単に事故が起きないように管理しているだけではすまないはずである。廃炉作業を進めていかなくてはならないのである。東京電力の当事者能力の有無を疑わざるをえない。さらに、東電は、2012年7月31日に原子力損害賠償支援機構が50%余の株式を取得し、そのことによって実質的に国有化された。その意味で、東電の失敗は、国の責任でもある。

■ 警鐘! 東電の事故原発に再臨界の恐れ 「みつばやま小零庵だより(2013.7.28)」より
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「天然原子炉と福島原発事故ー地球化学者黒田和夫の遺したもの」(岩波の「図書」7月号)と題した、小嶋稔(1930~東大大学院名誉教授 地球惑星科学)氏の論稿に、恐るべき冷厳な事実を突き付けられました。

 福島第一原子力発電所一号炉のメルトダウンした核燃料が再臨界を起こし、大規模な核分裂反応を起こすのでは、との危惧を払拭し切れない。

もしそのような事態ともなれば、東日本が壊滅するとの菅元首相の警告が現実のものになってしまう。

1952年頃、黒田和夫(1917~2001 地球・宇宙化学者)は、ウラン核分裂連鎖反応は(原子炉内だけでなく)自然界でも起こり得ると主張した。

1972年9月フランス原子力庁が発表したガボン共和国(アフリカ)での「オクロ(鉱山)天然原子炉」発見は、再臨界は原子炉内に限らず自然界でも起きる事を証明した。

(同原子力庁は、オクロ鉱山のウランの)同位体異常は20年程前に黒田が予言した天然原子炉仮説でほぼ完全に説明できる、と結論した。

 福島第一原発一号炉のメルトダウン・デブリ(=堆積物)ウランが置かれている環境は、豊富な水の存在、そしてウラン235 の濃縮という、核分裂連鎖反応を起こす二つの重要な因子が高くなり、「オクロ天然原子炉」の環境に、より近づくことになる

東電の事故原発の状況は、再臨界を起した天然原子炉に近似している、というのです。

 メルトダウンした燃料デプリが不幸にしてもう一つの「オクロ天然原子炉」にならない事を願い、黒田の遺訓を活かして、この深刻な問題に一刻も早い対応を訴えたい。

マスコミは全く無視しているけれど、多くの人に聞いてほしい警鐘です。そして何とか対策を打ってほしいです


■ 福島第一原発で再臨界? 「陽光堂主人の読書日記(2013.7.28)」より
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1リットル当たり23億5000万ベクレルですから、大変な高濃度です。こんなのが海に流出しているとしたら、生態系に甚大な影響を与えます。

 風評被害を憂えて東電は発表内容を抑えていますが、もう「風評」の段階ではなく、漁民と消費者を守るために迅速かつ正直に事実を伝えるべきです。

 深刻なのは、事故直後に海に流れ出た汚染水と同程度の濃度であることで、状況は一向に改善されていません。23億5000万ベクレル/㍑は、原子炉内の臨界時と同じレベルという話もあり、もしそうなら大変なことで、メルトスルーした核燃料が再臨界を起こしている可能性もあります。

こういう話は煽り記事として批判の対象になり勝ちですが、低線量被曝は体に良いから問題ないと主張している人たちも、今回はさすがに安全だなどとは言えないでしょう。東電の発表がウソでない限り…。

 とう受け止めるかは個々人の判断ですが、誰も責任を取ってくれませんから、警戒しておくに越したことはないと考えます。

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■ 福島三号機の湯気、再臨界の可能性? 「福岡の田舎、ヒゲ猿のブログ(2013.7.28)」より
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福島三号機から湯気が上がっていると7/18日頃から話題になっている。
今は一年でも気温の一番高い時期である。この時期に湯気が見えていて
原発の調子が良くならなければ、この湯気は消える事は無い可能性が有る

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■ 覚悟を決めるべきか 「NEVADAブログ(2013.7.27)」より
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福島原発で地下のトレンチから23億5000万ベクレルというとんでもない濃度の放射性セシウムが検出されており、この濃度は原子炉内の濃度とも言われており、福島原発で再臨界が本当に起こっているのかも知れません。

東電は事実を隠さず公表し、一体何が起こっているのかあらゆる可能性を明らかにするべきだと言えます。

そして再臨界が起こっているとすれば、どのような対応を我々がすればよいのか政府も明らかにするべきです。


★ 福島第1原発 トレンチ汚染水23億5000万ベクレル 「スポニチ(2013.7.28 6:00)」より
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 福島第1原発の汚染水が海に漏れている問題で、東京電力は27日、漏えい源とみられる敷地海側のトレンチ(地下道)にたまった水から、1リットル当たり23億5000万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。事故直後の2011年4月、海に漏れ出た汚染水と同程度の濃度で、東電は漏えい源の特定を急ぐ。
+ 続き
 トレンチは2号機タービン建屋の地下とつながっており、事故直後に建屋側から流れ込んだ汚染水がたまっている。原子力規制委員会は汚染水がトレンチから漏れて、底部に敷き詰められた砕石の層を通じて地中に拡散しているのではないかとの見解を示している。

 東電によると、海から約50メートルの地中に穴を開け、下を通るトレンチの水を26日に採取した。

 今年5月以降、トレンチ近くにある観測用井戸や護岸付近の海水からは高濃度の放射性物質の検出が相次いでいる。東電は護岸の地盤改良など流出防止策を急ぐが、対策の効果は不透明。加えて敷地内の汚染水は1日400トンのペースで増え続け、抜本的な解決策もない。廃炉に向け当面の最重要課題とされた汚染水対策は事実上、破綻している。

★ 福島第一原発6号機 原子炉の冷却一時停止 「NHK(2013.7.25)」より
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+ 記事
東京電力福島第一原子力発電所の6号機で、25日午前、非常用発電機の試験を行っていたところ、原子炉の冷却が、突然、停止するトラブルが起きました。
冷却は、およそ2時間後の正午すぎに再開しましたが、東京電力でトラブルの詳しい原因を調べています。

東京電力によりますと、午前10時15分すぎ、福島第一原子力発電所の6号機で、非常用のディーゼル発電機を動かす試験を行うために電源盤を止めたところ、原子炉を冷却する装置が、突然、停止するトラブルが起きました。
冷却は、停止からおよそ2時間後の午後0時6分に再開しました。
6号機の原子炉の水温は、午前10時43分現在で、27.1度でしたが、冷却を再開したときには27.6度に上がったということです。
東京電力は、原子炉の水温の上昇は、1時間当たりおよそ1度と見込んでいて、「温度上昇はわずかなことから安全上問題はない」と説明しています。
また福島第一原発の周辺で放射線量を測っているモニタリングポストの値に変化はないということです。
東京電力によりますと、発電機の試験を行う前に、ほかの機器に電気信号が送られないようにする操作をしなかったため、誤った信号が流れて原子炉を冷却する装置が止まったとみられるということで、東京電力でトラブルの詳しい原因を調べています。


■ 福島第一原発6号機炉冷却停止 「とある原発の溶融貫通(2013.7.25)」より
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そういえば,福島第一には5,6号機があることを忘れていましたよね。
3.11でどの程度のダメージを受けていたのか判りませんが,本当に「安全上問題となるものではない」ことを願っています。


◆ 福島第一原発6号機炉冷却停止 「ライフナビ(2013.7.25)」より

◆ 【原発問題】 福島第一原発6号機炉冷却停止 「2ch(2013.7.25)」より / (※ スレ保護ファイルはページ最下)










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最終更新:2014年09月29日 21:43