● エドワード・スノーデン〔Wikipedia〕
エドワード・スノーデン(英語:Edward Snowden、1983年6月21日-)は、アメリカ合衆国のシステムアドミニストレータ。中央情報局(CIA)の元職員で、かつコンサルタント会社、ブーズ・アレン・ハミルトンの元契約社員。
2013年6月に香港で複数の新聞社(ガーディアン、ワシントン・ポストおよびサウスチャイナ・モーニング・ポスト)の取材やインタビューを受け、これらのメディアを通じてアメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報収集の手口を告発したことで知られる。



ウラジーミル・プーチン
■ プーチンの「スノーデン」というカード! 「「日本人」の研究!(2014.3.30)」より
(※ 前略、詳細はブログ記事で)
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世界通貨であり続けることは、戦争に勝てること、
石油を牛耳れること、経済の足腰がしっかりしていることなどなど、
これらどれをとっても、これらどれをとっても、アメリカは
弱体化している。

そして、シリアや、今回のウクライナのように、無謀な謀略を繰り返し、
世界的なネガティブキャンペーンに頼るしかないようであるが、

そんなアメリカに毅然と「ノー」を突きつけるのが、
ロシアのプーチンさんのようだ。

アメリカと言っても、すでに強欲なほんの一握りの人に、
乗っ取られているのであろう。

見方によっては、オバマもケリーも、彼らの要求をどのようにかわすのか、
必死なのかもしれない。

プーチンが立ち向かっているのは、オバマやケリーなどではない。

もっと、大きな大きな「敵」のようだ。

そして、多くの国々が彼らの影響下になる中、真に対峙できるのは、
ロシアのプーチンしかないのであろう。

プーチンですら、呑み込まれてしまったら、強烈な格差社会の中、
国も地域もなく、すべてのモノが喰いつくさえるであろう。

ウクライナの出来事は、けっして日本にも、無関係ではない。

TPP交渉のとき、何でマレーシアやベトナムが、公然と米国の要求に
楯突けたのか?

それは、シリア問題など、米国の影響力がかなり後退したからでは
なかろうか。

今、グローバル化により、各国の主権も、その国の伝統文化も、
そして人と人とのつながりも、すべてが食い尽くされようとしている。

すべてが「お金」という尺度で統一され、お金の力のあるモノに、
猛烈な勢いで世界が支配されようとしている現実。

プーチンが今、背負っているものは、ただロシアやロシア民族だけではない。
各国の国の主権、その地域の伝統文化、経済、人々の生活などなど、
人類史に残る大きな戦いを行っていると言えるのではなかろうか。


■ スノーデンに対し、ロシアで「変死」した亡命者がいると米国のプロデューサーはWSJ紙で警告しているが、元MI5オフィサーはロシア選択を正しい判断と評価していた 「櫻井ジャーナル(2013.8.11)」より
(※ 前略)
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 中国のメディアはスノーデンの一件でロシアがアメリカに勝ったと評価しているが、実際、スノーデンの亡命をロシアが認めたという事実によって、どの国が「全体主義」、つまりファシズムなのかということを世界に示すことになった。スノーデンが注意しなければならないのはアメリカが送り込む刺客だろう。何しろアメリカはアル・カイダという傭兵を抱えている。

ウラジーミル・プーチン
■ ヌケヌケとミエミエのウソをつけ! 「飯山一郎のLittleHP(2013.7.19)」より
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鷲も長年、プーチンの情報や映像・動画のたぐいは大量に見てきたが、こんなにも別人のよーになり…、落ち着きのないプーチンの映像は初めてだ。

鷲は、日・米・中・韓、4国の政治学者や政治家など計7名と情報交換しながらプーチンを分析しているが、下の動画を見た後、その全員の意見が次のよーに一致した。↓
「プーチンは、今、豚でもないことをタクラみ、ヤラかしている!」

プーチンのタクラミ(謀略)とは、いったい何か?
そのことは下の動画を視聴すれば分かるヒトには分かるのだが…、プーチンは本心とは逆のコトを言っている。ウソをついている。

■ ロシア:スノーデンの暫定亡命申請を受理 「ROCKWAY EXPRESS(2013.7.17)」より
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 7月9日号の「ベネズエラ:スノーデンの亡命を受け入れ到着を待っている」で、「航空会社はパスポートが無効とされているスノーデンを乗客として受け入れることはできない、と言われているのだから、ベネズエラ当局が、彼を乗せる航空機を出さなければ、行きたくても行けないのではないだろうか?」と指摘したが、どうもベネズエラから彼を迎える航空機が来る様子も無いまま、今回スノーデンはロシアへの暫定亡命を申請したようだ。

 映画の「ボーン・シリーズ」や、「デンジャラス・ラン」などでも、CIAの知られてはならない機密を知った工作員が問答無用で暗殺の標的にされる場面が出てくるが、裏でいくらでも汚い工作や陰謀を働いている情報機関の秘密を握っているスノーデンの生命が危険に晒されていることは、素人の我々にだって理解できる。

 実際今回スノーデンがロシアへの亡命を申請した背景には、彼自身がやはり生命の危険を感じているからだ、という指摘がある。ベネズエラなどの第三世界へ出れば、そこでの彼の安全はロシア内でのよりはるかに危険度は高いであろう。まして現在のプーチン体制下では、プーチン自身が情報機関の出であるから、そのあたりの消息は心得ているはずで、生命の安全という面から見れば、ロシアが亡命先の選択肢の筆頭に上げられておかしくない。ヤクザの抗争でも、やはり頼りになるのは、物の道理の分かった親分なのだ。つまり、プーチン親分がオバマ親分に対して、「まあ、奴のことであんたには悪いようにはしないから、俺の方で預からせてくれ」と言い、オバマ親分が「あんたのことだ、悪いようにはしないだろうから、任せるわ」となる話なのだ。

 勿論これは「暫定亡命」という形だから、今後彼が最終的にどうするかは、まだ分からない。しかしとりあえず彼がロシアに留まるとなれば、彼の生命の安全はかなり高い精度で確保され、かつアメリカもとりあえず「安心」するのではないだろうか?なにせ、プーチンはアメリカを害する行為を停止させることを亡命受け入れの条件としてスノーデンに提示したくらいだから、アメリカの微妙な心理と立場を理解していると考えられるからだ。
(※ 以下略)



[ワシントン 17日 ロイター] - 米ホワイトハウスは、中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者の身柄引き渡し問題が解決しない場合に、オバマ大統領がロシアを訪問してモスクワでプーチン大統領との首脳会談に応じるかどうかをめぐり、意図的にあいまいな態度を取り続けている。

プーチン大統領は9月にサンクトペテルブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合に先立って、オバマ大統領をモスクワにおける両国首脳会談に招待している。

ホワイトハウスは6月17日にオバマ氏のサミット出席とモスクワ訪問を発表した。しかし、この発表は通話記録やインターネットに関する米当局の情報収集活動を暴露したとしてスパイ罪で訴追を受けたスノーデン容疑者が6月23日に香港からモスクワに逃亡する前に行われたものだ。
+ 続き
スノーデン容疑者はロシア政府に一時的亡命を求めている。現在はモスクワのシェレメチェボ空港で足止め状態となっており、ロシア側は決断を迫られた形だ。ロシア政府は16日、一時的亡命の可否の判断は大統領が行うものではないと発表した。

17日の記者会見でオバマ大統領のモスクワ訪問について質問されたホワイトハウスのカーニー報道官は「大統領のロシア訪問に関して追加的な発表はない。大統領は9月にロシアを訪問する意向だ」と述べるにとどまり、明言を避けた。

オバマ大統領がプーチン大統領との首脳会談開催を決定しなければ、プーチン大統領がこれまでスノーデン容疑者の身柄引き渡しを拒否していることに対し、米側が不快感を表していることを示す効果がある。

ホワイトハウス高官は、オバマ大統領のロシア訪問に関して米政府があいまいな態度を取ることで「ロシアに対してけんか腰にならずに米側のいら立ちをより強く示している」と話す。

オバマ大統領とプーチン大統領は12日にスノーデン容疑者の身柄取扱いに関して電話会談した。米政府高官によると、オバマ大統領がプーチン大統領に伝えたメッセージは、他の政府高官が異なる外交ルートを通じてロシア側に伝えたのと同じ内容で、ロシアがスノーデン容疑者を国外退去させなければならない法的根拠があるというものだ。

これに対しプーチン大統領は17日、スノーデン容疑者をめぐる論争で米国とロシアの外交関係に狂いが生じる事態は望んでいないとの立場を示した。

米政府もこの考えに同調しており、カーニー報道官は「われわれはプーチン大統領が表明した考え方を共有し、この件が両国の関係に悪影響を及ぼすことを望まない」と述べた。

★ 反米活動しないと声明 数日中にもロシア「入国」か 「msn.産経ニュース(2013.7.18)」より
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 【モスクワ=佐々木正明】米国の情報収集活動を暴露し、モスクワの空港で有効期限1年間の一時亡命申請を行った米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)は17日、亡命を支援しているロシアの弁護士を通じ、「米国に損害を与える活動を行わないとの要求を今後、守り通す」と表明した。

 プーチン政権は亡命受け入れの条件として反米活動を行わないことを要求していた。申請を正式に受理したロシアの移民局は今後3カ月以内に結論を出すとしている。弁護士は17日、これらの手続きを進めるため、早ければ数日内に容疑者はロシアに「入国」するとの見通しを示した。
(※ 以下略、記事本文を)

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★ スノーデン問題、プーチン氏「米ロ関係の方がはるかに重要」 「ロイター(2013.7.17)」より
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[チタ(ロシア) 17日 ロイター] - 米当局の情報収集活動を暴露したエドワード・スノーデン容疑者がロシアに一時的な亡命を申請したことを受け、ロシアのプーチン大統領は17日、米国との2国間関係は同容疑者をめぐる問題よりも重要だとの考えを示した。

シベリアのチタを訪問したプーチン大統領は、スノーデン容疑者の一時亡命申請が9月の米ロ首脳会談に影響を及ぼすかとの質問に対し「わたしの考えでは、2国間関係の方が情報機関の活動をめぐる問題よりはるかに重要だ」と述べた。

大統領はロシアがスノーデン容疑者の亡命を認める可能性についてはコメントしなかった。一方で、米国に損害を与える活動を控えるよう同容疑者に伝えたと繰り返した。

米中央情報局(CIA)の元職員であるスノーデン容疑者は、先月23日に香港からロシアに渡って以降、モスクワのシェレメチェボ空港の乗り換えエリアに滞在している。


★ 中国に使われ捨てられて… 論説副委員長・西田令一 「msn.産経ニュース[国際](2013.7.9)」より
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 米通信傍受機関、国家安全保障局(NSA)の情報漏洩(ろうえい)は日本などの外交施設の盗聴疑惑にまで発展し、どこまで広がりをみせるかはっきりしない。が、中国が最も得したということだけは確かである。
+ 続き
 NSAが通話履歴や電子メールなど大量の個人情報を密(ひそ)かに収集していたことが発覚したのは、6月上旬の米中首脳会談の直前だ。

 米側は、年30兆円もの知的財産の損失を被る中国などからのサイバー攻撃を最優先議題に据えたから、何とも発覚時期が悪かった。

 ほどなくして、米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(スパイ罪などで訴追)が中国・香港特別行政区から、自分が漏洩者だと名乗り出て、NSAは中国大陸や香港でハッキング行為をしてきた、とも暴露した。

 すると、英字紙チャイナ・デーリーは、中国を非難する米国こそ「個人の自由とプライバシー追求への最大の脅威」との識者見解を伝え、国際情報紙、環球時報は「中国の安全を侵犯する行為の即時停止」を迫る有力学者発言を引用する。外務省報道官も「国際社会の懸念」を振りかざして米側に説明を求めた。サイバー攻撃追及の矛先を漏洩の方にそらす意図がありありだった。

 軍民の先端技術を盗用するサイバー攻撃は、テロ防止目的の個人情報収集とはもちろん、諜報活動の一環たる盗聴とも次元が違う。体制ぐるみの犯罪といえる。その大きな脅威が、漏洩に世の非難と関心が集まったせいでかすんでしまう。

 中国が、米国の身柄引き渡し要請が来て摩擦の種となった同容疑者をロシアへ出境させたのは、取る物を取っての厄介払いだった。

 漏洩には、テロ阻止とプライバシー保護の折り合いで論議を促した効用もみられる。同容疑者はしかし、法を犯し、情報、政治の自由度に難のある中国・香港やロシアを脱出先に選ぶなど、問題提起の仕方を完全に誤ったというほかない。

■ ベネズエラ:スノーデンの亡命を受け入れ到着を待っている 「ROCKWAY EXPRESS(2013.7.9)」より
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 元CIA 職員のエドワード・スノーデンの亡命申請をベネズエラが受け入れるという。これでスノーデンはベネズエラに行けるのであろうか?航空会社はパスポートが無効とされているスノーデンを乗客として受け入れることはできない、と言われているのだから、ベネズエラ当局が、彼を乗せる航空機を出さなければ、行きたくても行けないのではないだろうか?

 そのためにアメリカ当局は彼のパスポートを無効としたはずだ。ベネズエラが航空機を差し向ける可能性はあるのだろうか? アメリカと対立しているかのような立場にあったロシアのプーチン大統領が、「パートナーであるアメリカを害さないことを約束すれば」亡命を受け入れる、と語ったことを考えれば、ベネズエラがスノーデンに航空機を差し向けても亡命させるかどうか、微妙な問題ではないだろうか?

 またベネズエラ当局が航空機を差し向けてスノーデンが搭乗した場合、その航空機が途中、「事故」で墜落する可能性はないのだろうか?

 スノーデンはアメリカの機密を知るためにCIAに就職したと見られている。彼が獲得lした機密には世界が知れば驚愕する内容のものが含まれていることだろう。例えば、2001年9月11日同時多発テロの真相などだ。この大事件の真の首謀者が誰なのか、が全世界に知られた場合、それから生じる混乱は計り知れないものになるかもしれない。プーチンはそのようなことを恐れたのかもしれないのだ。
(※ 以下引用翻訳記事略)

■ プーチン大統領、離れ業で一本勝ち? オバマの恥部を暴露したスノーデン氏奪還戦術 「世相を斬る あいば達也(2013.7.5)」より
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以下の朝日新聞情報によると、元ロシア諜報員“赤毛の美人スパイ”ことチャップマンさんが同氏のツイッターアカウントに「スノーデン、私と結婚しない?」と冗談とも本気とも取れる書き込みを行ったという。勿論、アカウントが本当にチャップマンさんなのか、なりすましなのか、確認は取れていない模様。

 仮に本人の書き込みだとすると、元CIA職員の国籍取得が容易になるわけで、アメリカにつべこべ言われる筋合いはなくなる。中国人女性の日本人との偽装結婚と同じ手が使えるということだ。今回は、たまたま元ロシア諜報員“赤毛の美人スパイ”ことチャップマンさんの求婚と云うことでニュース性が強かったが、理屈上から行けば、無名のロシア人女性であっても良いわけで、スノーデン氏が、ロシア国籍を取得する事は、造作もない事実を提示した。

 筆者の想像では、このような方法で無国籍者を救う手立てがあるのだ、と米国に警告している可能性もある。国連難民高等弁務官(UNHCR)に亡命申請する道を閉ざすべきでないと云うプーチンの意志表示かもしれない。或いは、ロシアにとって、パスポート失効と云う、超法規的措置を取らざるを得なかったと云う事は、未だに暴露されていないバズーカ砲並の秘密をスノーデン氏が持っている可能性も示唆しているので、プーチン側としては、手元に置いておきたい思惑もあるのだろう。




★ ボリビア大統領、米大使館閉鎖を示唆 「msn.産経ニュース(2013.7.5)」より
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 南米ボリビアの反米左派、モラレス大統領は4日、米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)の搭乗を疑われ、自身が乗る専用機が欧州数カ国から一時、領空通過を拒否された問題に米国の圧力があったとして、在ボリビア米国大使館を閉鎖する可能性を示唆した。
+ 続き
 この問題をめぐっては、南米諸国連合(UNASUR)が同日、ボリビア中部コチャバンバで緊急首脳会合を開き、領空通過を拒否したフランスやポルトガルなど計4カ国を「国際法違反」と非難した。

 ベネズエラのマドゥロ大統領は欧州の閣僚から聞いた話として、「CIAが(通過拒否の)背後にいる」と指摘。モラレス大統領は「(ボリビアから)米大使館がなくなれば、私たちの国は良くなる」と強調した。

 モラレス大統領が搭乗した専用機は2日、ロシアを出国後、欧州4カ国の領空を通過して帰国する予定となっていた。しかし、領空通過を拒否され、オーストリアへの緊急着陸を余儀なくされた。ロイター通信によれば、専用機は3日夜にボリビアに到着。モラレス大統領は国民から「英雄」として大歓迎を受けたという。(ニューヨーク 黒沢潤)

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★ スノーデン氏にあのロシアの美人スパイが求婚 「WSJ(2013.7.5)」より
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 【モスクワ】米政府の個人情報監視活動を暴露した国家安全保障局(NSA)の元契約職員エドワード・スノーデン容疑者(30)はどこに住むかについて選択肢は限られているかもしれないが、誰と結婚するかについては唐突に複数の選択肢を持ったようだ。
(※ 以下略、ニュースは当ページ下方でファイル保護)

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★■ 【社説】スノーデン氏よ、誤った国に導いたウィキリークスのガイドはクビだ 「WSJ(2013.7.4)」より
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 米政府の個人情報監視活動を暴露した米国家安全保障局(NSA)の元契約職員エドワード・スノーデン容疑者の魅力は薄れつつあるようだ。米国の国家機密を漏えいしたと自ら名乗り出て、世界中の反米主義者のヒーロー的存在となった同氏は今や、ロシアのプーチン大統領に翻弄されている。大統領は旧ソ連国家保安委員会(KGB)の出身で、世界の名だたる独裁主義者の1人だ。
+ 続き
内部告発サイト「ウィキリークス」の活動家に付き添われ、香港から逃亡して以来、スノーデン氏は1週間以上にわたってモスクワのシェレメチェボ空港の乗り換えエリアで立ち往生している。スノーデン氏は6月30日に正式にロシアへの政治亡命を要請したが、プーチン大統領は1日、かかわりを避けようとした。ロシアはスノーデン氏を米国に引き渡しはしないが、同氏を国内に滞在させないかもしれないと表明した。

 スノーデン氏はおそらく、ウィキリークスのジュリアン・アサンジ編集長ではなく、誰かほかのトラベル・エージェントを持つべきだった。もっといいガイドだったら、スノーデン氏に、米国の国際人権団体フリーダムハウスはロシアを「自由ではない」とランク付けしており、政治的権利や市民の自由といった点で、アルジェリアとほとんど変わらないことを伝えていたかもしれない。ジャーナリスト保護委員会(CPJ)によると、1992年以降、ロシアでは79人のジャーナリストが殺害されており、これは他のどの国よりも多い。ブログで当局者の汚職問題をめぐる自身の調査を公表しているロシアの活動家アレクセイ・ナワルニー氏は、政治的にねつ造された容疑で長期にわたる刑期に直面している。亡命を求めている、自称「透明性」の確保を求める活動家は、こうしたことを知っておいた方がいい。

 オバマ政権がスノーデン氏をかくまわないよう要請するなか、プーチン大統領はスノーデン氏がどこか他に亡命先を探すべきだと表明した。さらに大統領は、スノーデン氏の滞在に「1つの条件」を突き付けた。「私の口から聞くのは奇妙かもしれないが、われわれのパートナーである米国にダメージを与えることを目的とする仕事を止めなければならない」との内容だ。大統領はさらに、スノーデン氏は「自らを人権活動家で、人々の権利のための自由の闘士だとみなしており、自身の仕事を中止する意図はない」とし、したがってモスクワは同氏にとって適切ではないかもしれない、と続けた。

 スノーデン氏はその意図をくみ取り、2日にロシアへの亡命申請を撤回した。現在、他の20カ国以上への亡命を模索しているが、これまでのところ交渉はまとまっていない。同氏はウィキリークスを通じて発表した声明で、パスポートを無効とするオバマ大統領の判断は「国外追放という超法規的罰則」だが、透明性という自身の信念を言動で示すために米国に戻ることを阻止できるものは何もないと主張した。

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★ スノーデン容疑者、ボリビア大統領機に同乗せず オーストリア外務省 「AFPBB News(2013.7.3)」より
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【7月3日 AFP】オーストリア外務省は3日、同国の首都ウィーン(Vienna)にあるウィーン国際空港(Vienna International Airport)に着陸した南米ボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)大統領を乗せた航空機には、21か国に亡命を申請した米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者(30)は乗っていなかったと明らかにした。
(※ 以下略、ニュースは当ページ下方でファイル保護)

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★ スノーデン元職員の亡命申請、欧州諸国が次々と拒否 「AFPBB News(2013.7.3)」より
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【7月3日 AFP】米当局による監視プログラムの存在を暴露し、21か国に亡命申請した米中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者(30)について、複数の国が2日、受け入れ拒否を相次いで表明した。
+ 続き
 欧州諸国の大半は、きっぱり却下したか、冷ややかに対応したかのいずれかだった。しかしベネズエラとボリビアの左派の2大統領は元職員を擁護する立場を示し、正当な条件の下で亡命申請を審査するとした。

 特に同元職員に対し強い支持を見せているのは、長く米国と対立してきたベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領。エネルギー関連の首脳会議のため2日間の日程でロシアのモスクワ(Moscow)を訪問中の同大統領は、「彼がしたのは、われわれが戦争を回避できるように、大きな真実を暴露することだ。今起こっていることは、本来なら起こるべきでないこと。彼は誰かを殺したわけでも、爆弾を設置したわけでもないのだから」と話した。ただ、マドゥロ氏が自分の搭乗する飛行機に同元職員も搭乗させるのではという臆測については否定した。
(※ 以下略、ニュースは当ページ下方でファイル保護)

■ 給油を予定していたポルトガルがボリビア大統領機の着陸を許可せず、フランス、スペイン、イタリアは領空通過を拒否、つまり飛行を妨害されてオーストリアへ着陸 「櫻井ジャーナル(2013.7.3)」より
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 フランス政府はアメリカとの通商交渉を中断するのだという。アメリカの電子情報機関がEUの情報も盗んでいたことが発覚したためだというが、その一方でボリビア大統領が乗った航空機の領空通過を拒否している。NSAの活動を内部告発したエドワード・スノーデンが搭乗しているという噂を信じたらしい。アメリカの指示に従ったと感じた人は多いだろう。現在のフランス政府はアメリカやイギリスに楯突けないということだ
(※ 中略)
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 今回は飛行の妨害にとどまったが、アメリカは他国の民間機を撃墜しも平然としていられる国。「国際社会」とやらも、そうしたアメリカの姿勢を許している。手駒のエージェントを使って旅客機を爆破したケースはともかく、1988年7月3日にアメリカ海軍のミサイル巡洋艦ビンセンスはイラン航空655便をミサイルで撃墜、乗員乗客290名を殺している。
(※ 中略)
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 今回のケースでアメリカ政府が必死になっているのは、自分たちの悪事が露見することを恐れてのことにほかならない。ボイスの場合も、WikiLeaksとの関係で逮捕されたブラドレー・マニング特技兵の場合もそうだが、政府は公開裁判を避けたがる。情報が漏れることを恐れるからだ。スノーデンを拘束したとしても、公開法廷で裁きたくはないだろう。知りすぎた人間は闇に葬るのが欧米流だ。(日本も一緒かwww)サダム・フセインやムアンマル・アル・カダフィも、だから殺されたのである。やることは犯罪組織と同じだ。


アメリカ
■ 米国の呆れた「人道主義」 「陽光堂主人の読書日記(2013.6.28)」より
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東京新聞には、元外務省主任分析官・佐藤優氏による「本音のコラム」が掲載されています。本日付のコラムのタイトルは「人道主義」で、東京に短期出張している某情報大国の元対外インテリジェンス機関幹部の話が掲載されています。

 この幹部は、元CIA職員エドワード・スノーデン氏の今後について次のように予測しています。

 「米国はスノーデンの裏切りを絶対に許さない。スノーデンは恐らく中南米に亡命するであろうが、少し時間をかけてCIAはスノーデンを拉致し、米国に連れ戻す」

 米国は北朝鮮と同じで、他国に勝手に押し入り、拉致するという国家主権無視を平気で行います。パパブッシュは、米軍をパナマへ派遣し、ノリエガ将軍を拉致し去っています。麻薬の配分を巡ってのトラブルで、ご立派な振る舞いに言葉もありません。

 こうした無法国家ですから、米国はスノーデン氏を許すことはないでしょう。そしてその後どうなるか?

「公開の裁判にかけ、国の裏切り者を徹底的に断罪する。判決は禁錮200年だ。200年だと長すぎて非人道的なので199年になるかもしれない。いずれにせよスノーデンは一生、刑務所から出ることができない」

 200年だろうが199年だろうが、非人道的であることに変わりはないと思うのですが…。些か子供じみていますが、問題はこの後です。件の幹部はこう続けたそうです。

 「佐藤さん、米国は人道主義の国だ。何事もオープンに行うことを考える。スノーデンは、NSA(米国家安全保障局)の契約社員としてシギント(通信、電磁波などの信号を媒介としたインテリジェンス活動)に従事しているうちに、国家がなくても人類は生きていくことができるというアナーキズム思想を抱くに至った。裏切りの原因となったこの思想を公開の場で裁かなくてはならない」

■ ウィキリークス:スノーデンはロシアに留まるようになるかも 「ROCKWAY EXPRESS(2013.6.26)」より
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●ウィキリークス:スノーデンはロシアに留まるようになるかも
http://en.ria.ru/russia/20130626/181880675/Snowden-Possibly-to-Remain-in-Russia---WikiLeaks.html  【6月26日 RIA Novosti】

 機密暴露団体のウィキリークスはそのツィッターで26日、アメリカから機密漏洩で身柄引き渡しを要求されている元CIA職員のスノーデンが永続的にロシアに留まるようになるかもしれない、と語った。

 「スノーデンのパスポートが無効とされ、中継の国々が脅されているため、スノーデンはロシアに永続的に留まるようになるかもしれない」とウィキリークスは自らのツィッター上で指摘、しかし中継の国々の名称は明確にしなかった。

 アメリカは国家監視計画の詳細を漏洩した件でスノーデンに逮捕令状を出し、彼のパスポートを無効とした。アメリカはこれは彼が国際間の旅行をすることを阻止することになる、と語っている。

 ロシアのプーチン大統領は25日、過去二日間、その行方が国際的に取り沙汰されているスノーデンは、モスクワの空港のトランジットエリア内にいる、と語った。

 ウィキリークスは以前、組織の代表であるサラ・ハリソンが24日、香港からモスクワまでスノーデンと同伴した、と語った。

■ スノーデンはNSAの情報を得るために技術コンサルタントの会社で働き始めたわけだが、その会社はLIBORの不正操作でも噂になった会社らしく、火の粉は金融界へ 「櫻井ジャーナル(2013.6.25)」より
(※ 前後略)
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 スノーデンはCIAの元技術アシスタントで、最近はブーズ・アレン・ハミルトンという会社で働いていた。技術コンサルタント会社だというのだが、スノーデンはNSAの監視プログラムに関する情報を得るために入社したという。

 ブーズ・アレン・ハミルトンは約2万6000人の社員を抱える巨大企業だが、NSAの仕事をしているのは限られた人間だけだろう。その中にスノーデンは入れたわけだ。CIAで働いていたという経歴が幸いしたのか、彼を信用する何らかの理由、例えば人脈が影響したのだろうが、それにしても、なぜ彼はNSAの情報をとるため、この会社に目をつけたのだろうか?


オバマ
■ 「米国NSA情報収集事件の真相」 「徒然気学(2013.6.22)」より
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▼ 窮地のオバマ
オバマの支持率がぐんぐん低下している.国内外の情勢は,オバマ政権の足を引っ張り,2期目の「失敗」が現実化してきた.
今月,カリフォルニアで米中首脳会談が行われたが,ワシントンから遠く離れた辺鄙な場所で会談が持たれた理由は「邪魔が入らないようにするため」である.
米国内には,中国との対決姿勢を強めようとする勢力が伸びている.伝統的な親中派である民主党親中派の勢力は衰退している.その理由は,中国自体が膨張主義と覇権主義に固執しているため,Stake Holderになりえなかったからだ.
もし,政治の都であるワシントンで会談したら,強力なデモや妨害行為で習とオバマのメンツは丸つぶれになったであろう.それでなくとも,米国内ではオバマと習を貶める工作が噴出した.
サイバー攻撃問題では,会談前日に元CIAの職員が米国政府機関による情報収集を暴露した.情報収集自体は,世界の諜報関係者にとっては「当然のこと」である.問題は,これを世界的にオープンして暴露するという行為の政治的意図である.
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順当に考えるなら,スノーデンは中国スパイで,米中首脳会談前にNSAの諜報活動を暴露することで,中国のサイバー攻撃問題を鎮静化させることが目的であったはずだ.しかし,諜報の世界は虚虚実実である.米国の反中派(対決派)がスノーデンを追い込んで,このタイミングで「暴露させた」可能性もある.
いずれにせよ,この問題で最も傷ついたのはオバマである.国内的にも国際的にも非難を浴び,釈明の連続であった.国内のアンチオバマにとっては,この上ない「成功」である.それと同時に返す刀で「中国の卑怯ぶり」も際立たせることに成功した.
このままスノーデンが送還されなかったら,中国が黒幕であることが証明されてしまう.まさにアンチオバマ,アンチ中国にとっては1石2鳥である.

田中宇氏は6月17日に「全人類の個人情報をネットで把握する米軍諜報部」という記事をUPした.

全人類の個人情報をネットで把握する米軍諜報部 2013年6月17日   田中 宇
http://www.tanakanews.com/130617NSA.htm
(※ 以下詳細はブログで)


■ 米国はネット警察から盗賊になった! 「飯山一郎のLittleHP(2013.6.25)」より
(※ 前略)
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さてさて…、
今回のスノーデン事件。今後、いっちゃん面黒くなるのは…、
米国のケリーとロシアのプーチンの闘い=知能戦=謀略戦だ。

ケリー国務長官は…、
「ロシアが米国の要請を無視するのであれば深刻な問題になる!」と、ロシアに対して猛烈な脅しをかけながら、裏ではFRB、CIA等の米国謀略機関の「ロシア担当要員」を総動員して元CIA職員の身柄確保に全力をあげている。

これに対してプーチンは、いったい、どー対応するのか?

今世紀最高の諜報と謀略のプロ中のプロ・ ウラジーミル・プーチンが、謀略の政治家、そしてまた国家の最高指導者として、世界中を驚愕させる波瀾万丈の劇場政治の見せ場をつくる日は近い…。

元CIA職員は、「明らかにされてない重大な事実」を今も抱えており、さらに米・国家安全保障局(NSA)のハッキングシステムの秘密だけではなく、米国政府の諜報&防諜機関のITシステムの極秘情報と、人脈・人名、はては、ロシアに送り込んだスパイや工作員の名簿と工作内容まで、とてつもないトップ・シークレットを握っている。
ウラジーミル・プーチン(61)と、エドワード・スノーデン(30)。
どちらも諜報のプロでR。
ウマ(相性)が合いそーな感じだ猫ー。

+ 記事
【モスクワ=佐々木正明】米国家安全保障局(NSA)の個人情報収集を暴露し、南米エクアドルに政治亡命を求めている米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)が香港からモスクワに移動し、25日で3日目に入ったが、姿は一度も確認されていない。情報が錯(さく)綜(そう)する中、「すでに出国した」との証言もある。

 スノーデン容疑者は23日、香港からモスクワに到着。24日のキューバ行き旅客機の搭乗リストに容疑者の名前があったが、この便に搭乗した露メディアの記者らが、容疑者が乗っていないことを確認した。スノーデン容疑者の亡命を支援する内部告発サイト「ウィキリークス」は「(容疑者は)私たちと連絡を取っている。健康で安全な場所にいる」と明かしている。

 イタル・タス通信は25日、容疑者はまだ空港内におり、「行き先を決めかねている」と報道。同日のキューバ便の搭乗リストに、容疑者の名前はなかった。一方、露有力紙コメルサントは、情報筋の話として「(容疑者は)誰にも気づかれず、すでにモスクワを離れた」とも伝えている。

 スノーデン容疑者にはウィキリークスのスタッフが同行している。今後の行き先について、キューバやエクアドルのほか、ベネズエラやアイスランドが浮上している。米政府は露側に容疑者の身柄引き渡しを求めているが、ラブロフ露外相は25日、容疑者は「ロシアの国境をまたいでいない」と述べ、容疑者が入国審査の必要のない国際線エリアに止まり、国の執行権が及ばないとの見方を示した。

 スノーデン容疑者のモスクワでの処遇をめぐっては、報道陣や外部との接触を避けるために「特別作戦」と称する措置が取られており、米露間の新たな摩擦の火種になるとの懸念も広がっている。


★ 米国史上最大級の機密流出、フェイスブック、グーグルも加担? 「NetIB-NEWS(2013.6.13)」より
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 「これ以上に重要なリークは米国史上、例がない」と、1970年代にベトナム戦争に関する米国防省の秘密報告書「ペンタゴン・ペーパーズ」を内部告発したダニエル・エルズバーグ氏は、今回の告発者エドワード・スノーデン氏(29)を称賛した。
+ 続き
<クリーンが売り物のオバマ政権の屋台骨を揺らす>
 米政府がテロ対策を名目にメールなどネット上の個人情報を極秘に収集していたことが明らかになった。これは、「米国史上最大級の機密流出」であると同時に、クリーンが売り物であったはずのオバマ政権の屋台骨を揺るがしかねない大事件となっている。

 オバマ政権による極秘調査が、5日の英ガーディアン紙の「米国家安全保障局(NSA)が米電話会社ベライゾンの通話記録数百万件を毎日収集」とのスクープで明らかになった。翌6日には、米ワシントンポスト紙が「NSAと米連邦捜査局(FBI)が"PRISM"と呼ばれる極秘情報収集プログラムでインターネット上の個人情報を集めていた」ことを特報している。

 しかも、この電子メールや動画、閲覧したサイトなどの個人情報を集めるプログラムには、世界中にユーザーのいる、マイクロソフト、アップル、グーグル、フェイスブックなどIT大手9社が任意で協力していた事実も明らかになっている。

_a.jpg NSAは、約15ある米国スパイ機関のなかで、CIAなど他の機関を全部合わせたより多くの予算を使うと言われる盗聴機関である。最大の特徴は、あの悪名高い「エシュロン」と呼ばれる情報収集システムを持つとされている点である。「エシュロン」は、米国の国家安全保障局主導による世界のほぼ全域をカバーするアングロサクソン系諸国の国際諜報ネットワークである。UKUSAと呼ばれる米、英、カナダ、豪州、ニュージーランドのアングロサクソン5カ国の盗聴政府機関の協力で運営されている。エシュロンは、無線、衛星通信、電話、ファックス、Eメールを傍受、盗聴し、コンピューターで自動分析まで行う。1日に30億各種通信内容を傍受すると推定されている。

<前科のあるNSAとGCHQによる盗聴連携プレー>
 今回の件は、人権意識の高い欧州まで飛び火し、英国ではNSAと協力関係にあるGCHQ(英国政府通信本部、国際規模の盗聴を行なう政府機関)も"PRISM"を使用していた疑いが浮上している。
 実は、この両者には"前科"があるのだ。2003年のイラク侵攻の2カ月前、NSAからGCHQに、驚くべきEメールが入った。その内容は、「米英を除く、安保理の理事国13カ国の国連代表部員のオフィスや自宅の盗聴を手伝ってくれ」という依頼である。それによって集めた資料をネタに、イラク侵攻の支持、不支持を迷う理事国に揺さぶりをかけることが狙いであった。しかし、このことは、当時28歳であったGCHQの職員(中国語翻訳官)キャサリーン・ガン氏の暴露で明るみにでたのである。

 現在、「エシュロン」によって、米英を除く世界各国は全て"丸裸"にされているのが現状だ。この実態に詳しい関係者のなかには「米・中サイバー戦争とか、米・ロサイバー戦争とか言いますが、レベルが違います。自分たちが、"丸裸"になっていることが分かっているので、中国、ロシアなどは文句を言うのです。我々でさえ、その気持だけは分かります。それに比べると日本人は能天気すぎますが・・・」と言う者さえいるのだ。

 読者の多くも、何となく感じていたとは思うが、現実に直面して、改めてその恐ろしさに愕然としたことと思う。それにしても、1つ不思議なことがある。能天気かどうかは別にして、日本の多くの新聞がこのニュースを第1面のトップ記事にしなかった点だ。これは何か意図があるのだろうか。マイクロソフト、アップル、グーグル、フェイスブックなどは日本人にとってとても馴染みがある名前のはずだ。
 グーグルの目的は、人類が使うすべての情報を集め、整理することだそうだが、そういう社会が行き着く先の恐ろしさに、こんなに鈍感であっていいのであろうか。

【金木 亮憲】














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最終更新:2014年04月12日 22:48