■ メキシコで殺されたマルコムXの孫は欧米の「帝国主義」に反対していた人物で、殺害の3カ月前にはイランで開かれるイベントへの参加をFBIに阻止されている 「桜井ジャーナル(2013.5.12)」より
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 労働運動の活動家と会うためにメキシコを訪れていたという情報が正しいなら、シャバスは新自由主義経済/純正資本主義と闘っていたことを示唆する。テヘランの会議に出席しようとしたのも、欧米の「帝国主義」に反対する立場があってのことだろう。

 祖父のマルコムXも単に人種差別に抗議していたわけではなく、資本主義を批判していた。「強欲」を肯定、強者が総取りする経済システムは差別問題とも結びついているわけで、当然のことだろう。

 公民権運動の象徴的な存在だったマーチン・ルーサー・キング牧師も人種差別に反対しただけでなく、貧困問題に目を向け、戦争に反対していた。マルコムXが攻撃的だったのに対し、キングは非暴力の立場だったが、徐々に考え方は接近していく。
(※ 前後略、全文はブログで。太字下線はmonosepia)


★ マルコムXの孫、メキシコで殺害される 「CNN.co.jp(2013.5.11)」より
+ 記事
(CNN) 米国の黒人公民権運動の指導者マルコムXの孫、マルコム・シャバズ氏がメキシコの首都メキシコ市の病院で死去した。29歳だった。地元警察が明らかにした。

シャバズ氏は暴行を受けたと見られ、検察は殺人事件として捜査を行っているという。

9日未明、警察は男性が負傷しているとの通報を受け、午前3時30分に現場に駆け付けた。警察によると、シャバズ氏は何者かに暴行を受けたようだが、凶器による傷はなかったという。シャバズ氏は病院に搬送されたが、9日朝に傷が原因で死亡した。

検察によると、シャバズ氏は事件が起きた夜、繁華街で酒を飲んでいたという。















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最終更新:2013年05月13日 04:28