ボストン爆弾テロ事件
★ 「次はNYタイムズスクエア」容疑者が供述 「msn.産経ニュース(2013.4.26)」より
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 【ニューヨーク=黒沢潤】米ニューヨーク市のブルームバーグ市長は25日、ボストン爆弾テロ事件のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)が調べに対し、次の標的はニューヨーク市の繁華街、タイムズスクエアだったと供述したと発表した。事件を捜査していた米連邦捜査局(FBI)から24日、報告を受けたという。
 また、ニューヨーク市警察のケリー本部長によれば、ジョハル容疑者は1度目の取り調べの際、「パーティー」のためニューヨークに行くと予定を述べていたが、2度目の聴取では、事件発生から3日後の18日にニューヨークに車で移動し、5つのパイプ型爆弾と圧力鍋を使った爆弾でテロを起こそうとしていたと供述したという。この計画は、逃走用の車の燃料が足りず、途中で乗り捨てて頓挫した。
 米CBSテレビなどによれば、ジョハル容疑者は昨年春など複数回、ニューヨークを訪れていたことが、警察が入手した写真で明らかになっている。タイムズ・スクエアでは2010年5月、パキスタン系米国人による自動車爆弾テロ未遂事件が起きており、ジョハル容疑者はこの事件に触発された可能性もある。
 一方、今回のテロ事件後、査証(ビザ)関連の法律違反で警察に拘束されていたカザフスタンからの留学生と、ジョハル容疑者が携帯電話を共有していたことが明らかになった。留学生は事件に関与していないというが、当局は事件に関する情報収集のため事情を聴いているという。














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最終更新:2013年04月26日 18:35