■ イラク派遣自衛隊員延べ1万9700人中、在任中の死亡者は35名。
  (内訳:自殺16名、病死7名、事故死・死因不明12名)
  政府答弁→産経新聞







■ イラク議会「米出て行って」&1930年代 「DEEPLY JAPAN(2020-01-06 14:47:25)」より
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予想通り、イラクの議会が米軍駐留の撤回を求める決議をした。

するとトランプ爺、俺らは何十億ドルもの金使ってるんだ、お前らが金を払わない限り出て行かない、言うこと聞かないと制裁だぞ、と言った。

もう、居直り強盗そのまんま。

イラク議会、駐留米軍の撤退を要請 トランプ氏「大きな制裁」を警告
https://www.afpbb.com/articles/-/3262196



そういえば去年は、ベネズエラで、ベネズエラ資産の差し押さえ、などという理由がありそうな言い方がメディアでは使用されていたが、実体は、なんのことはない、米英はまじもんのカッパライをしていた。

他国に勝手に武装した人間を送り込んで、ゆーことをきけーーーーとか言ってる人たちって、いったい何? どうして誰も止められないの? 

しかも、最初に泥棒まで働いているわけですからね。



それを、世界中の大きな国々が、素晴らしいわとか言ってるわけでしょ。もともと西欧とは植民地主義の国だとは知っているものの、怒りというより呆れる。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


★ イラク議会、米軍撤退を要求 駐留終了を決議 「日本経済新聞(2020/1/6 1:15)」より
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イラクの議会は5日、緊急会議を開き、米軍を念頭に外国部隊の駐留終了を求める決議案を可決した。イラクには過激派組織「イスラム国」(IS)への対応などで5000人規模の米兵が駐留しており、米軍の撤収を求める内容だ。米軍がイラン革命防衛隊の精鋭部隊のソレイマニ司令官をイラクで殺害し、国内で反米感情が高まっているのを反映した。

イラクのアブドルマハディ暫定首相は同日、外国部隊の駐留終了について「国内でも対外的にも困難に直面するかもしれないが、イラクにとって最善だ」と述べた。決議の実効性は不明だが、米軍の中東戦略が修正を余儀なくされる可能性がある。
+ 続き
イラクはイスラム教シーア派が主導する政権となってから、同じシーア派の大国イランの影響力が強まった。ISとの戦いでは米国と協力関係にあるが、米軍がソレイマニ司令官を殺害したことを巡っては「主権侵害だ」との批判が高まっていた。

イラクで活動するシーア派武装組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」は4日、イラク治安当局に対し、5日夜以降は米軍が拠点を置く基地の1キロ以内に近づかないよう警告し、報復を示唆した。

ソレイマニ氏の遺体は母国イランに到着するのに先立ち4日、イラクで首都バグダッドやシーア派の聖地ナジャフ、カルバラを通過した。多くの市民が葬列に加わり、死を悼んだ。

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★ 米軍、イラク撤退を「誤って」通達 「AFP(2020年1月7日 7:33)」より
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【1月7日 AFP】米軍制服組トップのマーク・ミリー(Mark Milley)統合参謀本部議長は6日、米軍がイラク撤退を準備していることをイラク政府に通達する公式書簡が、誤って送付されたことを明らかにした。

 イラク議会は前日、駐留米軍の撤退を要請する決議を可決していた。書簡はイラク駐留米軍の司令官ウィリアム・シーリー(William Seely)准将がイラクの合同作戦司令官に送付したもので、イラクと米国の国防当局者らはAFPに対し書簡の信ぴょう性を認めていた。

 シーリー氏は書簡で、「われわれに出国を命じた貴国の独立した決定を尊重する」と表明。イラクに駐留する米軍主導の有志連合部隊は「向こう数日、数週間で部隊を再配備」するとし、「この任務を実行するため、有志連合はイラクからの撤収が安全かつ効率良い方法で確実に行われるよう、一部の措置を講じる必要がある」としていた。
+ close.続き
 書簡では、米大使館がある首都バグダッドのグリーンゾーン(Green Zone)内とその周辺をヘリコプターが飛行することになると通達。AFPは6日夜、バグダッド上空を低空飛行するヘリコプターの音を夜通し確認していた。

 だがミリー氏は記者らに対し、送られた書簡は草稿であり、送付は「間違いだった」と言明。またマーク・エスパー(Mark Esper)米国防長官も、「イラク撤退の決定は一切下されていない」とし、「あの書簡は、われわれの現在の状況と相反している」と述べた。(c)AFP
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★ イラク議会 外国軍の国外撤退計画を承認 「Sputnik(2020年01月06日 00:06)」より



中東情勢
■ ヒズボラ:アメリカはISILではなくイラク政府軍を爆撃している 「ROCKWAY EXPRESS(2014.9.23)」より
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 既に予期していたように(9月16日号「ロシア・イラン:アメリカのシリアでの空爆は中東全体を戦火に投げ込む」)、アメリカ軍がテロリストであるISIL(=ISIS、IS『イスラム国』)に対する爆撃をすると称して、実際はイラク政府軍に対する攻撃をしていると、ヒズボラが暴露した。これは昔から陰謀を働く者たちの常套手段である。これはあの「スター・ウォーズ」で明瞭に示された戦略でもある。「敵」を作り出し暴れさせ、その敵の殲滅のため独裁的権力を容認させ(仕方ないと思わせる)、かくしてその独裁的権力が自分達をも含め一切を支配する・・・この戦略の中東における具体的内容を以下に記す。

1.欧米軍はイラクやシリアのシーア派政権を弱体化するため、まず強力なテロ集団を組織化し育成し武装させ、シーア派政権国内に浸透させる。
→これがISILつまり「イスラム国」だ。ISILはCIAとモサドが訓練している

2.このテロ組織に欧米人を残虐な方法で殺害させ、更にそのテロ行為を拡大させると宣言させる。
→これが欧米ジャーナリストらの「斬首処刑」ビデオ公開で実施された。

3.欧米首脳は、自国民を守る為にこの残虐なテロリスト集団を撲滅せねばならないと宣言し、欧米の一般国民に欧米軍の介入を容認させる。そしてテロリストと戦っているイラクやシリアの政府の許可があろうとなかろうと、空爆を実施すると宣言する。

4.実際の空爆はテロリストであるISILの陣地を標的とする場合もあるが、同時に意図的にイラクやシリアの政府軍陣地をも標的とし、それがばれた場合には「誤爆であった」と申し開きをしつつ、更にその「誤爆」を継続することで、イラク政府軍やシリア政府軍を弱体化させる。
→これが今回、イラク駐留のヒズボラ部隊によって暴露された

5.政府軍が弱体化したところで、ISIL(=イスラム国)が攻勢に出てイラク政府やシリア政府を転覆させ、イスラム国ないしは親イスラム国の新政権を樹立させる。

6.この新政権はアラブ過激派の政権なので、イスラエルに対する攻撃を開始する。

7.イスラエルはシリアやイラクを占領したアラブ過激派の「イスラム国」と自国の「防衛のための戦争」を開始し、このイスラム国を打倒しイスラム国の領土となっていた旧シリア領と旧イラク領にイスラエル軍を進駐させ占領する。

 こうして、イスラエルは新たな拡大された領土を手にすることになり、イスラエルの国旗に描かれている2本の青い線が意味するチグリス・ユーフラテス川にまでいたる広大な領土をイスラエル領土として獲得することになる。あるいはそこに親イスラエル・欧米の政権を樹立させることで自国の安全保障を確実なものにさせることができる。

(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

■ イラク情勢:オバマはアサドを助けるか 「スロウ忍ブログ(2014.8.12)」より
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ロシアは、シリアのアサド政権に供給する予定だったロシア製の高性能地対空ミサイル「S300」について、シリアには供給せず廃棄処分することを明らかにしたとのことである。
(※ 中略)
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今回ロシアがS300を破棄すると発表した真の理由は、米軍にシリア国内のISIL拠点を空爆させ、シリアやイラク政府など中東の反米・容共連合を間接的に支援することにあると思われる。シリアの防空網は米軍がシリア攻撃に二の足を踏むのに十分な脅威となっているわけだが、S300がシリアに存在しないと分かれば米軍もシリアを攻撃しやすくなるだろう。

以前から指摘している通り、シリアにおいてオバマ米民主党大統領が攻撃の対象とするのは、アサド政府軍(容共)ではなく、イスラム国=ISIL(反共)の方だろう。
(※ 中略)
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またロシアとしては予め今回のような発表をしておけば、万が一シリア周辺で軍やテロリストにより旅客機が撃ち落とされた場合にも、「ロシアはS300を提供していない」と言い訳ができるわけである。
(※ 後略)




■ イラク緊迫 オバマ政権の「イラク出口政策」は危機的状況に 「THE PAGE(2014.6.30)」より
(※ 前半略、詳細はサイト記事で)
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 さらに、2014年5月には、「アルカイダは相当部分掃討した」として、アフガニスタンからの米軍撤退期限も2016年末に設定することを発表しました。このアフガン撤退の2016年末という日程は、オバマ政権の8年間のフィナーレの時期です。「イラク・アフガン戦争の完全終結」は、オバマ政権の華々しい最大の遺産(レガシー)がとなるはずでした。

後世の「オバマ」評が歪む可能性

 これに対して、ISISはシーア派色の強いマリキ政権に反発するスンニ派の住民も味方につけ、勢力を拡大させてきました。イラク情勢がさらに不安定化すれば、米軍の再び軍事介入する可能性も高まります。アフガン撤退を遅らようとする意見も既に次第に大きくなっています。オバマ政権の「イラク・アフガン戦争の完全終結」までのこれまでのシナリオが崩壊してしまうのは、オバマ自身の誤算に終わるだけでなく、後世の歴史家が評価する「大統領・オバマ」像も大きく歪んでしまうでしょう。

ISIL】 / 【ロシア
■ ISISを使って米国政府が倒そうとしているイラク政権を露国政府が支援、米国は石油利権を失う恐れ 「櫻井ジャーナル(2014.6.28)」より
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 イラクでヌーリ・アル・マリキ首相とアメリカ政府との対立が明確になってきた。マリキ政権は反政府勢力を押さえ込むために航空兵力を増強しようと考え、アメリカ政府に対して2011年と12年にF-16戦闘機を供給するように要請、契約もしていたのだが、搬入が遅れている。アメリカ側は「予定通り」、今年秋に引き渡すとしているが、しびれを切らしたマリキ政権はロシアに戦闘機の提供を求め、中古ではあるが、数日で搬入する手はずだという。ロシア政府はマリキ支援を表明していたが、その約束が具体化してきた。

 航空兵力の重要性は、当然、アメリカも熟知している。リビアのムアンマル・アル・カダフィ体制を転覆させる際、反政府軍を編成すると同時に飛行禁止空域を設定、空爆させないようにしていた。ウクライナでは地上での劣勢を挽回するため、アメリカ/NATOに支援されたキエフ政権は空爆を実施している。

 繰り替えし書いていることだが、今、イラクで攻勢をかけているというISIS(イラク・シリアのイスラム国、ISIL/イラク・レバントのイスラム国やIEIL/イラク・レバントのイスラム首長国とも表記)の黒幕はサウジアラビアのアブドゥル・ラーマン・アル・ファイサル王子であり、シリアではバシャール・アル・アサド政権を倒すための地上部隊として戦っている。

 アサド体制を倒すための「秘密工作」を実行しているのは、アメリカ、イギリス、フランス、トルコのNATO加盟国、サウジアラビアやカタールのペルシャ湾岸産油国、そしてイスラエルなど。こうした国々が資金や武器を提供し、ISISの戦闘員はヨルダン北部に設置された秘密基地でアメリカのCIAや特殊部隊から軍事訓練を2012年に受けたと伝えられている。
(※ 後略、詳細はブログ記事で)

■ イラク情勢:クルド独立にほくそ笑むプーチンとオバマ。 「スロウ忍ブログ(2014.6.24)」より
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緊迫するイラク情勢を受けて、イラク北部のクルド自治政府がイラクからの独立を示唆し始めたようである。
(※ 引用報道記事略)
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クルド自治区が独立すれば、イラク北部トルコ南東部におけるPKKの活動が活発化し、ひいてはコーカサス地域が不安定化するだろう。そうなると当然、トルコを通る西側諸国向けのパイプラインの安全性も損なわれることになるわけである。

この状況だけを見ると、今のイラク情勢は、米露の思惑通りに動いているように見える
(※ 中略)
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米露は今、冷戦時代のように世界を2つに色分けし、エネルギー供給の“縄張り”を確定させている最中なのだろう

ところで、このエネルギー需給引き締め工作で儲かるのは、米国やロシアだけではない。米国の同盟国である日本などに石油やガスを輸出する、サウジアラビアなどの湾岸諸国も同様である。だから、スンニ派武装勢力ISILの背後にサウジアラビアがいるとしても、何ら不思議ではないわけである。
(※ 後略、詳細はブログ記事で)


■ 解決策なし―オバマのイラク対策 「情報浴(2014.6.20)」より
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アメリカオバマ政府はイラクに300名の軍事顧問を派遣する。
ただ米軍実戦部隊の投入、有人無人の航空機による爆撃も行わない。
目的はISILのバグダッド占領を阻止してイラク政府の転覆を避けるため政府軍に戦略を伝授する。
オバマは同時に、マリキ首相に対して、派閥抗争を収集せよ、と明確な注文を付けている。
それにまして、大統領は”宿敵”イランに対しても希望を発し、イランはイラク内のISIL対抗姿勢だけに終始せず、マリキ政権の一方的なシーア派優先の政治姿勢を改めさせ、スンニ、クルドの両派閥の政府内の採用、雇用をはじめ融和政策を採るよう、圧力をかけるべきだと述べている。
対症療法の、情けない動きだが、そもそもパンドラの箱を先も見通さずこじ開けたのは誰か。

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■ イラク パンドラの箱の中身 「情報浴(2014.6.20)」より
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無国籍民族、クルド族。
ブッシュが叩き割ったイラクのパンドラの箱。
飛び出してきた一つの中身がグルド族問題。
イラクの北東部に多く居住し、アラブのスンニ、シーア派の対立に加えた第三の対立勢力だった。
シリヤの内乱から化けて出たスンニの新武装団体、ISILはシーア派の政府軍を次々と蹴散らして、もう首都バグダッドを窺うまでに力をつけた。
漁夫の利を得たのがクルド族。
現在、原油生産地のキルクークをクルド自衛団、ペシャマーガが、占領した。
政府軍が守っていたのだが、彼らは、ISILの猛攻の前に、キルクークもさっさと撤退してしまった。
その真空地帯をクルドが易々と手にしている。
パンドラの箱戦争となった現状。
(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

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■ イラク情勢:中東に構築される親共国家連合 「スロウ忍ブログ(2014.6.17)」より
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逼迫するイラク情勢を受けて、オバマ政権がイランとの協調も受け入れる構えを見せているようである。
(※ 以下報道引用を略)
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マリキ首相の率いるイラクは“反米政権”である。その背後にロシアや中国が居ることも容易に想像がつく。イラク戦争後、中露は、イラクにおける国民の反米感情を利用して、同国の軍事や資源開発にも相当食い込んでいる。
(※ 以下報道引用を略)
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オバマ“親中露”米民主党政権は、イラクにおいてもやはり、中露の利権を守るための行動を採るのではないかと見ている。つまり、マリキ政権やイラン、ロシア、そして中国とも共闘してISILの排除(と、ドサクサに紛れてクルド自治政府内のエクソン・モービルの石油利権の収奪)に乗り出すのではないかということである。ちなみにエクソン・モービルは、イラク政府に無許可でクルド自治政府から石油開発を受注したことで、イラクのマリキ政権に睨まれている。

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■ アメリカのイラク「勝利」 -その2 最終章- 「ROCKWAY EXPRESS(2014.6.17)」より
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 アメリカの中東政策も、イスラエルの視点からみれば、スンニー派の過激派がシリアやイラクのシーア派政権に攻撃を仕掛け、不安定化させることは、イスラエルの利益になるから、よし、とするであろう。どうせ殺しあっているのはアラブ人同士であり、イスラエルにとってはいくらでもやればいい、とほくそ笑んでいることであろう。

 だからアラブ人がもう少し世界戦略的視点から物事を見れるようにならねば、何時までたっても彼等は欧米・イスラエルの手玉に取られっぱなしのままであろう。ただしこれで本当にこの過激派が力を持って、中東に占領地域を広げていけば、やがては彼等が言っていたように、欧米諸国へとそのテロ活動は拡大していくことになるであろう。

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■ アメリカのイラク「勝利」 「ROCKWAY EXPRESS(2014.6.17)」より
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 シリアで行動していた「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」がシリア攻略が困難と見たのか、その矛先をイラクに向け首都バクダッドに向けて進撃中だ。イラク戦争(2003年)が始まる前、違うブログで筆者はイラク戦争は20年戦争になると指摘したことがあった。サダム・フセインという国家を纏めていた箍を外したのだから、当然の結論であったが、2003年当時から既に10年以上経過し、「イラク戦争」は正に継続中である。

 アメリカの中東における外交政策が迷走している。嘘八百を並べてイラク戦争を開始し、イラクという国家を荒廃に導き、その落とし前はつけていない。今イラクを攻撃しているISILに対して、シリアではアメリカは彼等に武器を供給してきている。彼等の矛先がシリアからイラクに変わったとして、アメリカは自分達が樹立したイラク政権を支援するのであろうか?シリアのアサド大統領は対ISIL戦でイラク政府を支援する用意があると言っている。アメリカも空母をペルシャ湾に移動させ支援の姿勢を見せている。イランもまたイラク政府を支援する用意がある。イラクのISILを叩く為、アメリカは今まで敵対していたシリアとイランと共同戦線を組むのであろうか?

 もしイラク政権を支援するとすれば、シリアではISILを支援し、イラクではISILの破壊に手を貸す、という矛盾した政策となる。アメリカの中東における政策はイスラエルの利益が中心だから、このような矛盾した政策になるのである。しかもこのISILはアルカイダの分派という立場上、アメリカのテロ集団のカテゴリーに含まれる存在であり、論理的にもアメリカはISIL打倒に立つべきなのだ。どうするつもりであろうか?
(※ 以下略)

シリア】 / 【トルコ
■ クルド系イラク人:シリアのクルド人を防衛する決意を表明 「ROCKWAY EXPRESS(2013.8.14)」より
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7月30日号「トルコ:シリアのクルド人の自治領設立を警告」で、「しかしその流れは止められないであろう。クルド人全体では3000万になるという大民族がトルコ、シリア、イラク、イランなどにまたがって存在し、自分達の国を模索しているのであるから、まずシリアの北部でクルド人がかなりの自治を獲得、イラクのクルド人などと連携して、トルコのクルド人が勢いづくことはもはや時間の問題である」と指摘したが、以下の記事では、シリアのクルド人を守護するため、イラクのクルド人が部隊を送る可能性について語られている。

 クルド人同胞がシリア領内でアルカイダ系反政府勢力によって殺害されている事態に同じクルド人として黙っていられなくなって、イラクのクルド人部隊を派遣する意向を示唆したのが、イラクのクルド人地区のマスード・バルザニ議長である。

 このようにしてクルド人が軍事的にも今回のシリアの紛争を通じて団結を強めだしている事が分かる。クルド人を殺害したり人質にしているアルカイダ系反政府勢力を支援しているのが、トルコ政府であるから、結局この動きはトルコ政府と対決する方向に向かわざるを得ないことになる。

 かくして、この地域のクルド人全体が今回のシリア紛争を契機として、団結し独立運動的な動きを活発化させていく展望が見えてくる。トルコはそのクルド人の動きで今後ますます困難な状況を強いられるようになるであろう。このように、藪をつついて蛇を出したのが、トルコのエルドアン政権の、シリアの反政府勢力への軍事的肩入れである。恐らくエルドアン政権はこの件で窮地に追い込まれ、政権を投げ出すことになるであろう。


■ 戦争から10年後のイラク「増加する新生児の先天異常」4/6TBS報道特集(内容書き出し) 「みんな楽しくHappy♡がいい♪(2013.4.10)」より
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イラク戦争の影響をいまの日本と重ね合わせた今回の報道特集。
辛くても、見たくなくても、知っておかなければならない現実がある。
内部被ばくの危険性として放送したことは、地上波のテレビ放送として、今までにない正しいメディアの姿だと思いました。
なので、書き出しました。
(※ 劣化ウラン弾によると思われる先天性異常、日本の形成外科医師森岡大地氏の現地での医療活動)



















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最終更新:2021年01月13日 21:39