福島原発事故による被曝問題
■ 福島原発周辺にて放射線被曝による「動植物異常」が相次ぎ発生~危惧される人体への影響~ 「暗黒夜考(2013.4.3)」より
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今回取り上げた「東洋経済」記事の指摘する内容は極めて重大かつショッキングなものである。

以下の記事にて、4人の研究者がフクシマ原発由来の放射性物質による被曝により、稲、チョウ、鳥、サルといった動植物に起きている異変を詳細に指摘しているが、この記事内容をみて「動植物はアウトでも、人間だけは大丈夫」と言うのはかなり”無理筋”な話と言ってよいであろう。

即ち、フクシマ原発周辺に暮らす国民の人体への影響がないはずがないということである。

この事実はある程度予期されていたこととは言え、研究者的見地にて具体的に報告がなされると、改めて”大きな驚き”を感じると共に、”残酷な現実”を実感させられる思いである。

同記事の結びにある以下の羽山教授の言葉の持つ意味合いを我々国民はよくよく考えねばならないであろう。
(以下引用文のサブタイトルのみ記載)
■稲の遺伝子に異変
■飼育実験で被曝の影響を検証
■被曝した個体で生存率が低下
■通常のウグイスなら、見たこともない「おでき」が…
■ニホンザルの白血球数が減少
■福島と青森のサルを比較すると…

朝鮮半島情勢
 米朝の瀬戸際戦略に翻弄される東アジア 「陽光堂主人の読書日記(2013.4.4)」より
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 北朝鮮と米韓の間で、一触即発の事態が続いているようです。マスコミの報道ではそうなっていますが、実際のところはどうなんでしょうか?
(※ 中略)
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 日本では米国寄りの情報しか流されませんので、ロシアなどの情報は参考になります。中国筋の情報は政府の統制が強すぎるので、相当に吟味してふるいに掛ける必要があります。(ロシア情報とて同じで、程度問題ですが…)

 ではロシアは現状をどう見ているのでしょうか? 「The Voice of Russia」は3月4日付で次の記事を掲載しています。http://japanese.ruvr.ru/2013_04_03/109755701/

   戦争状態を宣言しながら改革を準備する北朝鮮

 世界のマスコミによると、朝鮮半島は今、戦争の瀬戸際にあるという。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、韓国や米国を攻撃する用意があるとの声明を表しているが、これは実際のところ、北朝鮮のいつもの外交・プロパガンダ作戦の一部に過ぎない。
(※ 以下略)


朝鮮半島情勢
★ 開城団地への越境を遮断=北朝鮮、韓国帰還は容認 「時事ドットコム(2013.4.3)」より
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 【ソウル時事】韓国統一省は3日、北朝鮮が同日朝、南北共同で運営されている開城工業団地に韓国企業関係者らが入るために軍事境界線を越境するのを禁止すると通告してきたと発表した。北朝鮮から韓国側への帰還は認めているという。統一省報道官は記者会見で、「非常に遺憾」と表明し、即時の通行再開を求めた。
 開城団地へは韓国から企業関係者らが毎日、軍事境界線を越えて通勤しており、3日は韓国から500人弱が越境する予定だった。開城団地には現在、韓国人約860人が残っているが、越境禁止が長引けば業務への影響は必至だ。(2013/04/03-12:16)


■ 開城団地への越境を遮断 「国際戦略コラム(2013.4.4)」より
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金正恩第1書記の周囲で権力闘争が起きている。軍部と党幹部との間であると思われる。その党側の中心が張成沢国防副委員長であり、経済再建を指導しようとしているが、軍側はそれを阻止しようとしている。軍の中心は、軍組織の官僚であろう。

その軍サイドが、開城工業団地に韓国企業関係者らが入るために軍事境界線を越境するのを禁止すると通告した。国庫への金がまた減ることになる。経済的な損得を無視しているために、国家は長くは続かない。大事な収入を無くしている。

どう経営するのかの国家の自己分析もビジョンがないようである。

もう1つ、軍が暴走する可能性があるが、今の未熟な金正恩第1書記は止めることができないようだ。

どちらにしても、北朝鮮の金王朝は長くは続かない。戦争になるか、それもできずにクーデターにより滅亡するかのどちらかである。

さあ、どうなりますか?


朝鮮半島情勢
■ 北朝鮮問題で中国軍、中朝国境で厳戒態勢に 「ROCKWAY EXPRESS(2013.4.4)」より
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 朝鮮半島で緊張が高まっている。この事態に際し、中国も中朝国境に軍隊を展開し警戒を強めている。チキンレースの再演に一番戸惑っているのは中国かもしれない。中国の戦略問題研究家は、アメリカの戦略を、「究極的戦略目標は中国を包囲し封じ込めることにあり、中国を混乱させ発展を阻害することにある。アメリカが最も恐れる事は、中国が更に経済的・軍事的に発展することである」と認識している、という。

 この視点は案外正鵠を得ている可能性がある。ひょっとして北朝鮮とアメリカは暗黙の内か、あるいは水面下で協調して中国を追い詰めようとしているのかもしれない。理由は、北朝鮮の金王朝の生き残りは中国傘下よりアメリカ傘下での方により強い可能性があるからだ。

 アメリカは例えばサウジアラビアなどの王朝でもアメリカに従順であり資源の貿易などで協調的ならば、その政権を許容する姿勢を持っているが、中国は共産党という原理で国を維持している国家だから、王朝という国家体制はその原理に反する存在形態となり、金王朝の存在は原理的に許容しがたいものとなるからだ。


★ 中国軍 中朝国境に集結 「BLOGOS(2013.4.4)」より
★ 中国軍、北朝鮮国境で兵力増強 「朝鮮日報(2013.4.4)」より
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 1日付の米紙ワシントン・タイムズは、中国人民解放軍が3月中旬から中朝国境地帯に兵力と戦闘機を集中投入するなど、北朝鮮での万一の事態に備えているとする米政府関係者の話を伝え、同紙の報道を3日付で中国紙の環球時報が大きく扱った。
 ワシントン・タイムズによると、中国軍は北朝鮮による挑発発言が相次いだ3月中旬から中朝国境の軍事力を大幅に増強した。中国海軍は韓米が演習を行っている西海(黄海)で実戦艦砲演習を行ったもようだ。

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★ 開城団地への越境を遮断=北朝鮮、韓国帰還は容認 「時事ドットコム(2013.4.3)」より
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 【ソウル時事】韓国統一省は3日、北朝鮮が同日朝、南北共同で運営されている開城工業団地に韓国企業関係者らが入るために軍事境界線を越境するのを禁止すると通告してきたと発表した。北朝鮮から韓国側への帰還は認めているという。統一省報道官は記者会見で、「非常に遺憾」と表明し、即時の通行再開を求めた。
 開城団地へは韓国から企業関係者らが毎日、軍事境界線を越えて通勤しており、3日は韓国から500人弱が越境する予定だった。開城団地には現在、韓国人約860人が残っているが、越境禁止が長引けば業務への影響は必至だ。(2013/04/03-12:16)

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★ 日本海岸への移動確認=北朝鮮ミサイル、中距離か-韓国国防相 「時事ドットコム(2013.4.4)」より
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 【ソウル時事】韓国の金寛鎮国防相は4日の国会答弁で、北朝鮮のミサイルが日本海岸に移動した状況を把握していることを明らかにした。種類は明かさなかったが、「(大陸間弾道弾級とされる)KN-08ではない。相当の飛行距離が出るが、米本土まで届くわけではない」と述べ、中距離ミサイルであることを示唆した。
 聯合ニュースは同日、北朝鮮が米領グアムに届くとされる「ムスダン」級の中距離弾道ミサイルとみられる物体を日本海岸に列車で移動させたと報じていた。ムスダンは車両から発射できる移動式で、実戦配備済みだが、まだ発射されたことがない。
 金国防相はこの移動について「試験発射の目的や訓練目的が考えられる」との見方を示した。(2013/04/04-19:13)









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最終更新:2013年04月04日 21:10