朝日新聞
■ 朝日新聞よ、変わらないで! 「ステージ風発(2013.3.16)」より
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 朝日新聞が核兵器の効用を認めました!

 日本の防衛にとってアメリカによる核抑止が必要だというのです。

 アメリカの日本にとっての核抑止というのは、万が一、日本が核兵器での攻撃を受けたら、あるいは核兵器攻撃の威嚇を受けたら、アメリカがその相手に対し、核攻撃をかける、あるいは核威嚇をかける、という誓約です。

 もちろんその誓約は実行を伴うという保証がなければなりません。

 いずれにしても、日本の防衛のために核兵器の効用を認めてのことです。日本の国家としての防衛にはすでに長年、「アメリカの核抑止」政策が組み込まれています。

 ただし反核の旗を掲げる朝日新聞はこの核抑止を正面からは決して認めてこなかったはずです。とにかく核兵器は絶対悪だから廃絶しかない、という主張なのですから。

 それなのに朝日新聞の3月15日のコラム記事は核抑止を認めるどころか、日本はアメリカからもっと積極的に「核抑止」のコミットメントを引き出し、確実にしておくべきだ、と主張するのです。これまでの朝日新聞の反核の軌跡を知る側には、びっくり仰天の出来事です。
(※ 中略)
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非常にうがった見方を一つ、追記しておきます。

 日本がアメリカの核抑止依存を続けることは中国が喜ぶという見方です。

 この点はごく最近のアメリカ上院の公聴会で指摘されました。

 日本がアメリカの核兵器に依存する限り、日本が独自に核武装することはない、というのが中国の認識だというのです。だから中国はいまの状況を歓迎するとのことです。そうなると、このコラムの主張も中国の立場に合致するという見方もできるわけですが、倉重記者はまさかそこまで回り回っての論調を展開したわけではないでしょう。


環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)
■ TPPは中国潰し 交渉参加を正式表明 安倍首相 「日本の将来(2013.3.16)」より
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交渉が始まる前から歪められたTPP。
一番の問題はTPPを「交渉のテーブルについたら負け」などと最初から結論ありきで語っていたことだろう。
そして彼らは口にはしないが「反TPP」というセミナーや書籍でかなりの荒稼ぎをした経緯がある。今更「TPPは賛成です」などと口にすることができず、悪あがきするしかないだろう。

TPPはよくわからないものなのに、参加するなんてとんでもない、と彼らは言いつつ、そのよくわからないものに対して「デフレになる」「雇用が奪われる」「国家が解体される」などと確定事項のように言っていたのは動画に残り証拠となる。

TPPの交渉で国民健康保険(アメリカは終始、各国の保険制度を変える目的はないと言っている)が現行のままだったらTPPについて間違った内容を流布した人間はどう責任を取るのだろうか?
(※ 中略)
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この方たちはTPPに対する初期のころの捻じ曲げられた反対論を信じ込んでいることから、どんなことを言っても冷静に考えることはできないだろう。
中野氏や三橋氏、西田議員の言うことを鵜呑みにして「全てのグローバリズムは悪」だと考えなしに決め付けている。二言目には「デフレ」を持ち出す。

私は現在の減反補償、所得保障で補償漬けの高齢者農業に日本の農業の未来があるとは思えない。
これを機に企業家近代化農業へと変えることに賛成している。そして若者がもう少し農業へと積極的に参加して自由貿易の中で世界に打ち勝つ農業へと発展して欲しい。
農業者のなかにもTPP参加に反対の人ばかりではないのである。

◆「TPP賛成」農業法人の33% 輸出増を期待  本社調査、「反対」も65%
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDJ2701F_X20C12A7EA2000/

◆「TPP」が日本の農業をダメにするのではない!「いまの農政」こそが日本の農業をダメにする
http://diamond.jp/articles/-/28093


マスコミ
■ ネットに書かれた怪文書と日本のマスコミについて 「日本の将来(2013.3.17)」より
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ネットの書き込みが意味深だと話題になっている。
http://hissi.org/read.php/newsplus/20130313/blNIdG5ZNGMw.html

この手の話にはソースが明確に示されているものに関しては信憑性があるが、このようなソースのないものは落書きと同じである。
私はこの書き込みは民潭がやったのではないかと思う。

「NHKや朝日などメディアが中国や朝鮮の手先だ、スパイだと感じたならアメリカに垂れ込め 今米軍は、中国資本に盗聴され続けるという事件多発で大変なことになっている。 米軍の基地外住宅で続々盗聴器が発見されているのだ 」

そもそもCIAを要するアメリカがNHKや朝日がやっていることを知らないはずがない。
アメリカに垂れ込めとは一体どういうことなのだろうか?
この書き込みが出てくると多くのブログガーやツイッター民が丸々コピーして書き写しているが内容も精査せずに「いつ朝日とNHKが逮捕されるのか楽しみで仕方ない」などというのを見て騒いでいるが根拠のないものが注目される性質が定着すると本当の良い情報か間違った情報なのか見分けがつかなくなるだろう。
(※ 以下詳細はブログ記事で。)










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最終更新:2013年03月17日 22:42