■ アメリカは中国との戦争シナリオを検討 「ROCKWAY EXPRESS(2013.2.19)」より
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 アメリカが将来中国と戦争をするか、という問題は国際情勢を研究する者ならば、誰でも感じている問題であろう。特に最近の中国の経済発展と、とりわけ海洋方面における軍事力の伸長はアメリカに中国をどう押さえ込むかという問題を突きつけている。
+ 続き
 最近は日本領土である尖閣諸島に対し、あからさまな挑発行為を行い、徐々に軍事的侵略の本性を露にしだしている状況を見れば、少なくとも日本と中国が軍事的に衝突する可能性は、アメリカとのそれよりも早い段階で現実になる可能性があると判断すべきであろう。
 その際、アメリカが日米安全保障条約を理由に中国と戦うのか、と言う問題としてアメリカと中国の戦争の可能性は語られるべきかもしれない。その際、尖閣諸島問題がにわかに騒がしくなったいきさつを考えると、やはり当時の石原都知事が尖閣諸島を購入すると発表した時から、と考えられる。石原氏はこれをアメリカで発表しているが、ここにアメリカの動きがあったと考える事ができるだろう。
 つまり、アメリカは尖閣諸島を中国に渡すつもりは無く、日本に購入させ、更に国有化させることで国家的課題に格上げさせ、対中国で日本と連携、最終的には尖閣諸島周辺海域にある地下資源等を日本と共同開発しようとする戦略である。
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 したがって、中国の出方によっては、アメリカは中国と戦争する意思はある、と判断できるだろう。しかしそうなった場合、それは中国にとっては不幸なことだ。それはアメリカは中国とやるとなれば、中国が今後100年はアメリカに手向かえないような叩き方をする可能性があるからだ。


グローバリゼーション
■ グローバリゼーションの弊害が認識され出した 「qazx(2013.2.19)」より
(※ 前略)
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スティグリッツ教授は、グローバリゼーションの弊害についても触れています。

「グローバリゼーションとそれに対するバランスを欠いた追随は、労働者から交渉力を取り去った。企業は、どこか他国に移転ると脅すことができる。特に税制がそうした海外投資に非常に有利な場合はそれができる。これが組合を弱体化させた」

資本移動が自由化され、企業は「どこの国で生産しても構わない」という話になると、労賃の安い「外国」へ投資することで、労働者の所得を配当金として頂戴することができます。
このようなグローバリゼーションは、一部の投資家たちの所得を増やし続けることになります。それでも彼らの貪欲は衰える気配さえ見せていません。
経営側(あるいは株主側)は、国内労働者の賃上げ要求には断固として応じようとしなくなるのです。
結果的に、労働組合が弱体化し、労働者の賃金は「底辺への競争」を始めます。
つまり国内での格差拡大をもたらし、国内の最も価値ある資源である若者を浪費し、その国の将来的な成長を妨げる種を撒き続けるのです。

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これでは国家としての経済はガタガタになってしまいます。そのためアメリカでは「グローバリズム」路線が、否定され始めたわけです。
しかし日本では、いまだに国民に「失業や所得の低下」という不幸をもたらす、その「グローバリズム」に固執し、規制緩和を強行し、一部の企業の投資家利益(所得)のために頑張っている人々が居ます。
パソナ会長の竹中平蔵さん、そうでしょ。


女子柔道暴力事件
■ 女子柔道の暴力事件 「たんぽぽのなみだ~運営日誌(2013.2.16)」より
(※ 前後略。)
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ようするに、殴る、蹴る、竹刀で叩くといった暴行を、「指導」と称して、選手たちに対して繰り返していたわけです。
体育会の世界で、いかにもありそうなことと言えるでしょうか。
ほかにも、「死ね」「ブタ」など、ことばの暴力もありました。
手が出るくらいですから、ことばもひどいのは容易に予想できることです。

さらには、打ち上げの酒席には、なかば強制的に出席をさせられ選手たちは指導者に、お酌をして回ることをやらされたのでした。
上下関係が厳しく、暴力が横行するところではいかにもありがちなパワーハラスメントだと思います。

選手15人が匿名で、監督らの暴力やパワーハラスメントを日本オリンピック委員会に告発することで、事態が明るみに出ることになったのでした。

以下の記事に、女子柔道選手の訴えの全文が載せられています。
選手たちが指導陣から暴力を受けて苦しみ、傷ついた様子や、これだけの告発をするのに、どれだけの勇気をふりしぼったかが、伝わってくることと思います。

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■ 女子柔道の暴力事件(2) 「たんぽぽのなみだ~運営日誌(2013.2.16)」より
(※ 後略。文中リンク略。詳細はブログ本文で。)
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女子柔道の暴力事件が注目されてくると、自民党の橋本聖子議員が告発をした15人の選手の名前を公表しろ、と言ってきました。
いったいなんのために公表をするのかと思います。
自民党内から、名前が公表されないと調査がしにくいという意見が出たのですが、なにがどう調査がしにくいのかと思います。

「橋本聖子氏「告発選手名の公表を」」
(はてなブックマーク)
「女子柔道暴力問題:告発選手、調査進まず 氏名公表巡り混乱」


こうした場合、告発者を守るために匿名にするのが当然です。
名前を公表したら、選手たちはどんな二次加害をされるかわからないし、選手生命に影響が出る恐れもあります。
匿名でさえ、告発には相当の覚悟を決めているでしょう。

名前を公表するというのは、それだけで選手たちに対する脅しです。
名前を公表したら、選手たちへのダメージはもちろん、今後告発する人たちが、出て来ないことにもなるでしょう。


橋本聖子は、「名前を公表しろとは言っていない」なんて、あとからごまかしたように否定をしました。
それでも橋本発言の影響で、「名前を公表しろ」と積極的に主張するメディアも現れましたし、告発した選手たちの名前を公表しようという動きも、実際に出て来たのでした。

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■ 女子柔道の暴力事件(3) 「たんぽぽのなみだ~運営日誌(2013.2.18)」より
(※ 後略。文中リンク略。詳細はブログ記事で。)
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女子柔道の暴力事件についてとてもよい記事があります。
日本オリンピック委員会の理事である、山口香氏のインタビューです。
山口氏は1988年のソウルオリンピックで、女子柔道の銅メダルを獲得し、現在は筑波大学大学院の准教授をなさっています。

「(インタビュー)15人の告発 筑波大大学院准教授、元世界王者・山口香さん」
(はてなブックマーク)

「告発の真相:女子柔道暴力問題 山口香・JOC理事に聞く/上」
(はてなブックマーク)
「告発の真相:女子柔道暴力問題 山口香・JOC理事に聞く/下」
(はてなブックマーク)

この記事は、15人の選手たちが告発にいたるまでの経緯について、くわしいことが書かれています。
また、毎日の記事の「下」では、山口氏は問題を的確に分析して、具体的な対策をひとつずつしめしていて、すばらしいと思います。


ウイルスプロテクター
■ 火傷する「ウイルスプロテクター」@ザ・イトヤマタワー(爆w 「匿名党(2013.2.19)」より
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インフルエンザ予防用として首にぶら下げて使う携帯型の除菌剤でやけどを負う事故が今月に入って6件続いているとして、消費者庁は18日、「ダイトクコーポレーション」(金沢市)が販売する空間除菌剤「ウイルスプロテクター」について直ちに使用を中止するよう注意喚起した。
同庁によると、この商品は塩素成分でウイルスや菌を除去するとうたって先月下旬に発売、約70万個が市場に出回っているという。袋に、漂白剤として使用する次亜塩素酸ナトリウムの錠剤が入っており、汗などで溶けて皮膚に触れ、やけどの被害が出ているという。今月2日には、千葉県の幼児が胸に1か月以上のやけどをした。
厚生労働省は既に同社に自主回収を促している。
問い合わせは同社(0120・988・030)。
(2013年2月19日00時08分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130218-OYT1T01389.htm?from=ylist
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そもそもこんなインチキ臭いモンを買う方もどうかとは思いますが・・・

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■ キッチンハイターを頭からかぶった方がマシ 「ネットゲリラ(2013.2.19)」より
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水道水の消毒にも塩素が使われているんだが、海外の基準では「水道局を出たところ」で塩素が残っていればいい、というのが、日本では「家庭の蛇口をでたところ」で残ってないとダメで、厳しいわけです。なので、金魚が死んでしまう。塩素は毒です。毒だから、殺菌作用がある。もちろん人間にも害を与えるが、メリットの方が多いので、水道水にも入っている。そういうシロモノなので、必要以上に塩素をバラ撒くというのは、毒ガス撒いてるようなもんだ。

【緊急】 首から下げるタイプのウイルス除去剤で大やけどの危険性 消費者庁「ただちに使用中止して」
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1361195408/
(※ 以下略)

米ロ関係
■ ロシアで爆発落下した「隕石」は米国製? 「陽光堂主人の読書日記(2013.2.18)」より
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 今月15日にロシアのウラル地方上空で爆発・落下したのは隕石と考えられていますが、米国による攻撃だったという見方も存在しています。 ロシア自由民主党のジリノフスキー党首がその筆頭で、「The Voice of Russia」は同日付でこう報じています。
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_15/104906389/
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 我々は真偽を確かめることはできませんから、専門家が言うのならそうなのだろうと思うより外ありません。余りにも小さすぎるので些か気になりますが…。爆発して細分化したということなのでしょうか?
 疑り深過ぎるかも知れませんが、隕石の痕跡が発見されたとしても、外来のものとは限りません。地上にあった隕石を大気圏外から撃ち込んだ可能性も皆無ではありません。
 実はこの頃、米ロ間は緊張関係にあって、こうした疑いを引き起こすだけの背景が存在していました。「櫻井ジャーナル」は、本日付で次のような記事を配信しています。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201302170000/
(※ 中略)
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 12日には、米ロ間で戦闘が起きかねない状況が発生していました。核搭載のロシアの爆撃機がグアムに近づいたというのは穏やかではありません。偶然か否か、この日は例の無差別殺傷事件が起きています。

 ロシア機の行動は謎ですが、その3日後にウラル地方で「隕石」が爆発しました。当然ロシアは、米国による報復を疑ったはずです。ジリノフスキーの発言は、こうした一連の出来事を元になされたのでしょう。

 未だに平和ボケしている日本人の知らないところで、丁々発止の攻防が繰り広げられているのです。極東はその舞台となっているのですが、日本人は「太平の眠り」から覚めていません。だからマスコミも大本営発表に終始しています。国民が覚醒して声を上げれば現状打破できますが、残された時間は余りありません。


ロシア隕石落下
★ 彗星だった? 露の隕石、水分検出 「msn.産経ニュース(2013.2.19)」より
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 【チェリャビンスク=佐々木正明】ロシアのNTVテレビは、露南部チェリャビンスク州に落下した隕石(いんせき)が「火の玉」となって降下していく様子を、旅客機のパイロットが目撃していたと伝えた。また、露専門家は、落下時に軌道上で大量の水分が検出されたことから、落下したのは隕石ではなく「彗星(すいせい)」の可能性があると明らかにした。
+ 続き
旅客機とニアミス
 旅客機はカザニ発チェリャビンスク行きのアクバルス航空機。アルヒポフ機長は「着陸体勢に入ったとき、まばゆい発光体を見た」と証言。隕石は近くを横切った直後に爆発したといい、無事だったのは「運が良かった」とも述べた。
 コトフ副操縦士は頬に「火の玉」の熱を感じ、「(隕石が)3つに割れたのを見た」とも語った。
 また、国営ロシア通信によると、隕石の降下時に、ロシアの気象衛星が軌道上で水の分子を大量に検出していたことが判明。18日、会見した応用地球物理大学のラプシン学長は「宇宙からの物体は、氷をたくさん含んだ彗星だった可能性がある」と述べた。今後、詳しく調査するという。

黒石は隕石と断定
 一方、露科学アカデミー隕石委員会の会員でウラル大学のグロホフスキー教授は17日、チェリャビンスク西60キロのチェバルクリ湖の氷上で発見された直径約1センチの黒い石について、科学鑑定の結果、隕石の破片と断定した。
 約10%の鉄分と、かんらん石や亜硫酸塩などを含んでいたという。
 落下後、凍結した湖面には約8メートルの穴が出現。教授は「隕石は、『チェバルクリ隕石』と命名されるだろう。湖には重さ100キロほどの大きな隕石が落下したに違いない」とも語った。


■ ロシア、隕石は彗星説。また出たか…… 「パイプと煙と愚痴と(2013.2.19)」より
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ロシア・チェリャビンスクに落下した隕石は、彗星だったのではないかとの説。
また出たなって感じです。100年前のツングースカの謎の爆発も、隕石が見つからないことから、現在では『彗星説』が有力になってますが、今回も同様の結末になるかも……
彗星ならば、岩石は彗星の核の部分だけだから、細かい破片ばかり見つかるのも説明が付きます。
しかし、凍結した湖に8mの大穴が開いたことから、100キロほどの彗星の核が落下した可能性もあると『希望的観測』もあるようです。
もっとも、公式の隕石の捜索は予算不足で打ち切られるとの報道も。
(※ 以下略)





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最終更新:2013年02月19日 22:33