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● 柳美里〔Wikipedia〕
柳 美里(ゆう みり、유미리、1968年6月22日 - )は、神奈川県横浜市中区出身[1]の在日韓国人の小説家、劇作家である。国籍は韓国。横浜共立学園高等学校中退、演劇活動を経て1994年に小説家デビュー。1997年芥川賞受賞。作品には私小説が多く、無頼派の系譜を継ぐ作家と評されることがある。



★■ 年収1億円から困窮生活へ――芥川賞作家・柳美里が告白「なぜ、私はここまで貧乏なのか」 「msn.news-サイゾー(2015.5.27)」より
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 芥川賞作家の柳美里氏が、3月に上梓した『貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記』(双葉社)が話題になっている。昨年10月に柳氏が公表して話題となった雑誌「創」(創出版)の連載エッセイの原稿料未納問題や、困窮のためネット回線が止められ、公共料金や仕事の電車賃、あげく食費にも困るという作家の実情がつぶさに書き綴られているのだ。柳氏ほどの著名な作家がなぜここまで生活に苦しむことになったのか……その理由を自らが語った。

    • いつから、なぜ、困窮するようになったのでしょうか。

柳美里(以下、柳) 困窮の理由はふたつあります。ひとつは、2004年ごろから断続的にひどい鬱状態に陥ることがあり、その間はトイレに行くにも起き上がれず、幻覚・幻聴も強く、「書かなければ」と思ってもまったく書けない状態になってしまいました。

 もうひとつの理由は、携帯電話の普及に伴い本が読まれなくなり、だんだんと収入が減っていったことです。20代で出版した『ゴールドラッシュ』(新潮社)は、初版5万部だったと記憶していますが、最近出版するものは初版1万部前後。これは私だけの問題ではなく、一握りの超ベストセラー作家以外の作家は総じて初版部数を絞られています。電車に乗るたびに、絶望的な気分になりますね。昔はたくさんの人が文庫や週刊誌を読んでいたのに、今はスマホ。それも電子書籍が読まれているわけではありませんからね。

    • 多くの作家が経済的に困っている状態ということですか。
+ 続き
柳 「書くことだけで食べている作家は30人ぐらいではないか」という話を聞いたのですが、かなりリアルな数字だと思います。ただ「貧乏は恥ずかしい」と考えている方が多く、公にしないだけだと思います。

 友人の作家は、1作当たりの販売部数が減ったことの対処として、出版点数を増やすことにしたそうです。私はそんなに量産できません。今回の『貧乏の神様』の前に出版したのは、1年前の『JR上野駅公園口』(河出書房新社)です。ある程度知名度のある作家の中には、大学や専門学校やカルチャースクールで教えたり、講演会やトークショーを頻繁に開いたりして、原稿料や印税以外の副収入に頼っている人もいます。私は講演会はほとんどしません。聞くところによると、講演会のギャランティもバブル期に比べて半分以下に減っているそうです。講演会収入で生計を立てていた作家も苦しくなっているようですね。

    • 柳さんの最も多かったときと少なかったときの年収を教えてください。

柳 多かったときは1億円以上、少ないときは400~500万円です。少ないときでも日本の平均収入くらいはありますが、1億円あったときに購入した神奈川県鎌倉市の家のローンと維持費が生活を圧迫し、水道や電気などの公共料金すら支払えない事態となりました。その家は現在売りに出していて、4月に引っ越した福島県南相馬市の借家は月額6万円の家賃なので、今後は食うに困るという状況には陥らないと思います。

    • 収入が多かったときに貯金はしていなかったのでしょうか。2000年に亡くなった元恋人の東由多加氏が闘病されていた際は、アメリカの病院での毎週500万円もの高額ながん治療費を柳さんが工面されていたそうですが。

柳 貯金はしていませんでした。東さんががんになる前は、浪費、乱費をしていましたね。ブランド品や貴金属など後に残るモノを買うわけではないんです。例えば、タクシーに乗るんですが、目的地に向かうために乗るのではなく、ただ2時間走り回る。そうやってお金を無目的に無意味に使うということに意地になっていました。20代から抗鬱剤を服用し、出血性胃炎や十二指腸潰瘍などで入退院を繰り返していたので、長く生きられるとも、長く生きたいとも思っていなかったんです。

●お金のために書くわけではない

    • 収入が減って、講演会や講師など“書く”以外の仕事をしようとは思わなかったのですか。

柳 もともと人前に出て話すことが苦手だから書く仕事を選んだんです。ほかの方法でお金を得ることは考えられません。ただ、一時期、小説家を辞めてドッグトレーナーになろうと学校に通っていたことはあります。犬を相手にするドッグトレーナーなら、人間とは話さないで済みそうだと思って。

    • 「小説家を辞めて」? 副業ではなく?

柳 はい。でも、実際相手にするのは、犬よりも、その飼い主でした。かなり理不尽なオーダーもあると知って、私には向いていないとあきらめました(笑)。

    • 「芥川賞受賞」という名誉があれば、テレビ番組やCMなどの声もかかりそうですが、そういった仕事もダメですか。

柳 テレビ番組の出演依頼は何度かありましたね。引き受けると返事をしても、番組のスポンサー側から「待った」がかかるんです。そのたびに、私は依頼してきた担当者を「あぁ、やっぱり。仕方ないですよ。気にしないでください」と慰めています。ネットで「柳美里」と検索すると、ロクなものが出てこないんで。昔は人の噂も七十五日と言いましたが、ネットにいったん出回った風評や噂話は、ある人が聞き飽きたとしても、ある人が初耳である限り拡散され続けます。でも、「柳美里」のイメージが最悪だということは嘆くことではなく、逆によかったと思っているんですよ。「私には書くことしかない」と、書くことに追い詰めてくれますからね。

    • 講師に講演会にテレビに、うまくやって儲けている作家がうらやましくなることは?

柳 まったくありません。私がお金を得る手段は書くことしかないけれども、お金のために書いているわけではないのです。作品を書いているときは、“その作品への奉仕”の気持ちしかありません。私には10年、20年とずっと読み続けてくれる方がいらっしゃるので、とてもありがたいです。読者の方に支えられていると思っています。

    • 子どもへの貧困の影響はありませんでしたか。例えば、子どもから貧しさを責められるとか、柳さん自身が罪悪感に苛まれるとか。

柳 なかったですね。食べるものがないときは、うちの母が近くに住んでいるので、息子に「食べものがない」とは言わず、「ばあばのところでごはんを食べてきなよ」と言って行かせることは何度もありました。そうやって子どもには食べさせて、私と同居人の村上くんは食べないか、食べてもチキンラーメンとか。

    • シングルマザーの貧困が問題となっています。

柳 私の場合、「シングルだから子どもに手が回らないんだ」と思われたくなくて、肩肘を張ってしまったことも鬱になった原因のひとつです。幼稚園のお弁当だけは絶対に手を抜きたくないと思い、執筆で徹夜が続いても冷凍食品は一切使わず、毎朝お弁当の中身をポラロイドに撮って、帰ってきたら何は食べた、何は残したなどと細かくノートに記録していたら、あるとき気持ちが崩れてしまいました。やはりシングルマザーは、経済的に余裕がないか、もしくは時間的、精神的に余裕がないか、どれかに陥りがちだとは思います。

    • 貧しさそのものが原因で悩んで鬱になることはなかったんですか。

柳 子どものころから貧乏に慣れていたので、それはありませんでした。おかずがないので、きょうだいでノビルやハコベなどの野草を採ってきておひたしにして食べたり、ごはんに麦茶をかけて食べたりしていましたからね。うちは、子どもだけで夜を過ごさなければならなかったんです。母親がキャバレーのホステス、父親がパチンコ屋の釘師で、ふたりとも夜間の仕事でしたからね。

●「創」の原稿料未払いをブログに書いた理由

    • 例えば、単行本を書き下ろすとすると、出版されるまで、書いている間は長期間無収入となりますね。印税を先払いするなど、作家への待遇を改善すべきだと思いますか。

柳 出版社自体、経営難に陥っているので、それは難しいと思います。かつてはノンフィクションであれば執筆前に取材費が出ていましたが、今は自腹です。執筆期間中は無収入で取材費も出ないとなると、経済的な基盤がある人でないとノンフィクションは書けないということになりますね。かつて新潮ドキュメント賞の選考委員を10年間務めていたのですが、NHKでテレビ番組化した主題を放送後にノンフィクション化した作品がたびたび最終選考に残っていました。確かに受賞作として相応しい作品ではあるのですが、潤沢に取材費を使える恵まれた環境にあるテレビマンによる作品と、フリーのノンフィクション作家の作品を、取材力で比べるのは酷だと思います。

    • その点は出版界全体で考えていく必要がありますね。

柳 しかし、出版業界には、お金の話はおおっぴらにはしないという暗黙の了解がありますよね。原稿料も印税率も初版部数も、公にすることはルール違反とされています。

    • その中であえて「創」の原稿料未払いの件を金額も含めて公にしたのはなぜですか。

柳 作家や出版業界は儲かっているという世間的な誤解を解きたかったんです。もちろん、いきなり公表したわけでなく、「創」編集部には、何年間も催促し続けています。催促するとたまに数万円振り込まれたりして、まったく払う意志がないわけではなさそうでした。そんなこんなで延ばし延ばしになっていたので、もうこのまま書き続けることはできないと判断しました。

    • 未払い騒動は、当初の概算約1136万8078円から柳さんが大幅に譲歩し、140万8706円が支払われる形で解決しました。そのお金も健康保険の支払いなどに消え、生活が楽になったわけではないそうですね。今、貧乏を脱出するためには、どうすればいいとお考えですか。

柳 書くしかありません。お金を稼ぐ手段は書くことしかない。この4年間、『警戒区域』というノンフィクション作品を抱えていて、これは雑誌掲載ではなく、単行本書き下ろしなので、原稿料がもらえないんです。ですから、非常に厳しいんですが、『警戒区域』を書き上げて出版して、すぐに原稿料をもらえる小説を書き始めれば、“いける”んじゃないかという気はしています。“いける”といっても、余裕ができるわけではないけど、やりくりしていける自信はある。『貧乏の神様』という本書のタイトルはこのこと。“貧乏”は私を書かせる神様なんです。(構成=安楽由紀子)

■ 柳美里 アメリカのKKKと同列に関東大震災朝鮮人虐殺を語る 「日本の将来(2013.2.10)」より
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柳美里
‏@yu_miri_0622
関東大震災朝鮮人虐殺や植民地支配中の強制連行や慰安婦や731部隊の歴史を振り返るのが嫌なのならば、白人至上主義によって黒人を迫害・虐殺したアメリカのKKK(クー・クラックス・クラン)や、ナチスドイツによるユダヤ人ホロコーストの歴史から、人種や民族に対する排斥・差別を考えてほしい。
https://twitter.com/yu_miri_0622/status/300473093665718272
http://twittaku.info/view.php?id=300473093665718272

何も知らずにつぶやいているのだろうか?
731部隊による悪魔の飽食という書籍は「プロパガンダ小説」であるという批判があり、アメリカの資料によってフィクションであることが証明されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E9%A3%BD%E9%A3%9F
(※ 中略。)
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この芥川賞作家の朝鮮人である「柳美里」はこれらのことを知らないで発言しているとは考えにくい。
過去にも中村うさぎなどがありもしなかった「関東大震災朝鮮人虐殺」を持ち出して日本は謝罪すべきなどと発言していたこともある。
このように日本の中には政治家や著名人によって嘘の事柄をでっち上げて「日本人が悪い」という発言が多く見られる。わざと真実と違うことを発言するプロパガンダ。
これもまた日本のマスコミが「権力の監視機関」ではなく「戦後レジームの監視機関」と成り下がっていることが原因でだろう。
(※ 後略。)



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柳美里(芥川賞作家) 7月20日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/93363762505060352
私は、なんでも食べます飲みます。どこにだって行きます。出されたものは、残さず食べます飲みます。でも、子供の口に入るもの厳選しています。東日本産の疑いのある食材・牛乳・水・調味料は子どもの口に入れず、外食もさせていません。微量だろうがなんだろうが、子供が内部被曝するのはノー!

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柳美里(芥川賞作家) 7月20日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/93365300589899777
わたしの子ども(注:父親は既に他界している)は11歳。20歳まで、あと9年。
9年は生きて書いて育てる責任がある。どこに行って、なにを食べて飲んでも、9年は生きられる。
9年あれば、書きたいものを書ける。だから、なんでも食べて飲み、どこにだって行くのです。

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柳美里(芥川賞作家) 8月8日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/100439395353624577
ご実家の福島市飯坂町の桃、届きました。5月に飯坂のフルーツロードで、桃や梨を摘花する農家の方々の姿を拝見いたしました。
その姿を思いながら、頂きます。ありがとうございました。
http://twitpic.com/62t4go

(※ 以下略。)








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最終更新:2015年05月27日 17:30