ニジール】 / 【マリ】 / 【フランス】 / 【アレバ
■ マリに軍事介入したフランスはニジェールに特殊部隊を送り込んだというが、これはアレバが持つウラニウム利権を守るためで、人権や生命を尊重してのことではない 「櫻井ジャーナル(2013.1.30)」より
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 マリに軍事介入したフランスは、特殊部隊をニジェールへ送り込んだという。アルジェリアの天然ガス関連施設を襲撃した武装グループはニジェールから入ったと言われているが、そうした事情から特殊部隊が向かったのではなく、ニジェールにあるフランスの利権を守るためのようだ。フランスの国有会社、アレバは40年にわたり、ニジェールでウラニウムを掘り続けてきたのだが、最近は中国やインドが食い込んでいた。ここでも「西側」とBRICSの戦いがある。
(※ 以下詳細略、サイト本文で。)

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■ アルジェリア人質事件は英仏の謀略か 「陽光堂主人の読書日記(2013.1.30)」より
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 アルジェリア人質事件では現地大使館の失態が問題とされず、岸田外務大臣らが成田空港に到着した犠牲者の遺に献花するといったパフォーマンスをしたお陰なのか、安倍政権は却って評価を上げています。これが野田政権下の出来事だったら無茶苦茶叩かれたはずで、マスコミは露骨に政権に擦り寄っています。

 イギリスのBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)のプロジェクトでありながら、日揮の社員ら日本人犠牲者が最も多いという異常事態で、事件の発端を作ったフランスも犠牲者は僅か1人です。英仏の当局者は襲撃をキャッチしていたにも拘らず、我国に知らせなかったのではないかという疑惑が生じています。

 この不透明な経緯を含め、マスコミは事件の真相を追及しなければなりません。当然、政府の責任も問われることになります。本来なら政権が吹っ飛んでも可笑しくない事件なのですが、国内では事件のことなど忘れてバラマキ予算で沸き返っているのですから、この国も終わっています。

 日揮は名門企業ですが、それだけに政官と癒着していて、国後島の日露友好の家(通称「ムネオハウス」)に関する事件でも逮捕者を出しています。鈴木宗男氏によれば、日揮の依頼を受けて地元企業を紹介した秘書も罪に問われてしまい、その裏には外務省がいたそうです。

 現地大使館や外務省の失態を追及すると、こうした日揮との関係も明らかになってしまうので、政府もマスコミも事件をお涙頂戴式の演出で蓋をするつもりのようです。(犠牲になった人たちを非難しているわけではなく、彼らには何の罪もありません)

 今回の事件の背景にはウラン権益が存在しています。マスコミはこの点に関しても言及を避けており、原発関連の報道は相変わらずタブーとなっているようです。「櫻井ジャーナル」は、本日付でこう報じています。http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201301300000/

ニジール】 / 【マリ
■ マリの「資源戦争」はニジェールに飛び火 「ROCKWAY EXPRESS(2013.1.30)」より
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 1月18日号「マリでの戦争:ウラン、金、石油、戦略鉱物の宝庫」で示されたように、フランスのマリへの軍事介入は、その地下資源を確保する事が目的であり、同様の目的でフランスは隣国ニジェールに対してもその地下のウランを確保するために特殊部隊を派遣することになったようだ。

 既にイギリスもマリに対して軍を派遣する決定を出しているし、アメリカも介入を議論している様子だ。特にこの地域には中国などが触手を伸ばしてきているから戦略資源の争奪戦という姿が明らかになりつつある。

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●マリの「資源戦争」はニジェールに飛び火
http://www.globalresearch.ca/mali-resource-war-extends-into-niger-france-sends-troops-to-secure-niger-uranium-mines/5320825
【1月29日 By Bill Van Auken】

(※ 以下略、本文で。)


■ マリー・アントワネットの女官長マリー・ルイーズとフランス革命、そして現代 「Various Topics(2013.1.30)」より
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国民が飢えていようと、アメリカの独立戦争等に軍費を費やし、王侯貴族は贅沢三昧をした結果がフランス革命とも言われています。
一方、「アメリカを独立させることで、宿敵イギリスを弱体化させようとしていたフランスは、イギリスにとっては憎き相手でもあったので、実はイギリスが仕組んだ革命だったのかも」と私などは思います。
いずれにしても、マリー・アントワネットは革命に利用されました。
確かに彼女は浅はかであったでしょうが、(もともと「オーストリア女」と歓迎されていなかった)彼女の中傷ビラをまいたりして、彼女を国民の憎悪の対象に仕上げた黒幕は誰だったのでしょうか。
このマリー・アントワネットの女官長だった、ランバル公妃マリー・ルイーズ(トリノ生まれ)というサヴォイア家出身の女性がいます
フランス革命が勃発すると、マリー・アントワネットに散々寵愛を受け一族で利用していたポリニャッック伯爵夫人はさっさと国外に逃亡してしまいましたが、(ポリニャック伯爵夫人に地位を奪われた)マリー・ルイーズは、本国に帰れば無事だったろうと思われるのに、最後まで王家を助けようと奔走し、そして王妃の近くで彼女をずっと支えました。
その結果、彼女はマリー・アントワネットと同時に投獄され、「革命の正当性」を認めなかったということで、市民に惨殺されてしまいました。
彼女は革命が収まったとしても、フランス王家も自分も、革命前の生活に戻るとは思ってはいなかったでしょう。
なのに、この賢く勇気がある女性が何故本国に帰らず、マリー・アントワネットに仕え、王家を守ろうとしたのか。
殺されるか否かの時も、彼女が「革命の正当性」を認めなかったのは、おそらく「革命の正体や本質」を理解していたからではないでしょうか。
(※ 中略)
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また、フランス革命に話を戻せば、マリー・ルイーズは王家を助けるべく、彼女はイギリスに渡ります。
「フランス革命」を起こさせている黒幕がイギリスと思っていたからかもしれません
今回のアフリカの戦争の黒幕が「イギリス」とはいいません。
しかし、「「正体や本質」から目を背けさせられても気がないでいる」ことは、翻って自らの首を絞めることになりそうです。

日本政府、国民の福祉をビシバシ切っても、「アフリカの為に」ポンと12,000万ドル寄付するようですが、これは、逆にアフリカ進出している企業はじめ、邦人の危険を増やすことに繋がるかもしれません

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■ フランスの戦争に日本は12,000万ドル、米国9,600万ドル拠出 「Various Topics(2013.1.29)」より
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要は、フランス軍支援であり、そして日本が拠出する12,000万ドルという金額は全体の60,000万ドルの五分の一。アメリカの9,600万ドルより多いということです。

(アフリカは資源も豊富で先進国の大切な市場でもあります。また、日本はマリとウラン独占契約を結んでいるそうです。)

最終更新:2014年02月02日 20:12