麻生太郎
■ 麻生副総理「高齢者で死にたい人はさっさと死ねる世の中にしよう」の正論? 「憂国世界(2013.1.22)」より
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麻生副総理「さっさと死ねるように」 高齢者高額医療で発言
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1358742312/-100

≪麻生太郎副総理兼財務相は21日開かれた政府の社会保障制度改革国民会議で、余命わずかな高齢者など終末期の高額医療費に関連し、「死にたいと思っても 生きられる。政府の金で(高額医療を)やっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」と持論を 展開した。
また、「月に一千数百万円かかるという現実を厚生労働省は一番よく知っている」とも述べ、財政負担が重い現実を指摘した。≫

(^_^;) 彼が喋るとあらぬ誤解を呼びそうですが、本ブログとしては断固支持します。
頑張れ麻生!日本医師会に負けるなよ。
…というか脅されるなよ。「主治医に一服盛られたらそれまでよ」ですから。

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■ 2%成長にこだわるのは 「二階堂ドットコム(2013.1.22)」より
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景気もあるけど、消費税を上げられないから・・・

昨日の麻生のバカな発言は、アルジェリアに助けられたようだね。砂漠でくたばった奴らに感謝した方がいいね。


マリ】 / 【アルジェリア
■ 計画的な出来事:フランスのマリ侵略、アルジェリアに飛び火 「マスコミに載らない海外記事(2013.1.21)」より
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Tony Cartalucci
Global Research、January 17、2013

まさに予想した通り、北アフリカの国マリへに対して進行中のフランスの“介入”は、2011年に、リビア不安定化が成功して以来、この地域で、欧米地政学的な関心の、次ぎの対象となりそうな国、アルジェリアに飛び火した。
先週の“マリに爆弾が投下される中、フランスは狂った偽善を示している”というレポート中で、具体的に下記の様に述べておいた
“2011年8月にまでさかのぼるが、大企業-金融業者から資金得ているシンクタンク、ブルッキングス研究所所のブルース・リーデルはこう書いている。“次に倒れるのは、アルジェリアだ”そこで彼は、リビアでの成功は、アルジェリアの激派分子、特にAQIMをつけあがらせるだろうと愉快そうに予言していた。過激派の暴力と、フランスの空爆という可能性の間で、リーデルは、アルジェリア政府の崩壊を見ることを願っていた。皮肉にも、リーデルはこう書いている。

アルジェリアは、リビアの騒乱が、アルカイダや他の過激派聖戦戦士達にとっての、主要な避難所、保護区域の発展をもたらすのではないかという懸念を表明している。

(※ 以下ブログ本文で。)

アルジェリア】 / 【マリ
■ マリでのフランスの軍事介入は意図的にアルジェリアへ飛び火 「ROCKWAY EXPRESS(2013.1.22)」より
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 マリでのフランスの軍事介入でアルジェリアに戦火が飛び火したが、これは実は欧米側は意図的にやっている、と指摘するのが以下の記事である。アルジェリアもリビヤと並んで長年欧米諸国と敵対してきた国家であり、リビヤのカダフィ政権転覆後、欧米が狙っていた次の標的はアルジェリアである、という。

 北アフリカではそうかもしれないが、中東では明らかにそれはシリアであろう。現在シリアで政府軍と闘っているテロ集団は多くがリビヤから流入してきているイスラム主義者である。このイスラム主義者はスンニー派イスラム教を国教とする国家を目指している。勿論そうなれば、シリアのキリスト教徒もアラウィ派もドルーズ教徒も存在できなくなるだろう。

 しかし、シリアのアサド政権は持ちこたえているし、今度の事件の舞台となったアルジェリアがイスラム主義者の跳梁跋扈でその政権が揺らぐかといえば、おそらくそれもシリアのようにアルジェリアも持ちこたえるであろう。そしてそのような卑劣な陰謀のブローバックが欧米諸国に起きてくるであろう。
+ 続き
●マリでのフランスの軍事介入は意図的にアルジェリアへ飛び火
http://www.globalresearch.ca/by-design-french-mali-invasion-spills-into-algeria/5319313
【1月17日 By Tony Cartalucci】

 正に予想されたように、マリにおけるフランスの軍事「介入」がアルジェリアにも飛び火している。このアルジェリアは2011年のリビヤの不安定化に成功して以来、この地域における欧米の地政学的関心事項の中で最も可能性の高かった標的であった。

 先週の、「マリで爆撃をするフランスの狂った偽善性」のレポートの中では以下のように記されている:「2011年、ブルックリン研究所のブルース・リーデルは、次ぎはアルジェリアが崩壊させられる、と書いた。彼はリビヤでの成功でアルジェリア内の過激派はより活気付くだろう、とりわけAQIMはそうだ、と書いた。フランスの空爆の展望と過激派の暴力行為との間に、リーデルはアルジェリア政府の崩壊を期待していた。皮肉っぽくリーデルは以下のように書いている。『アルジェリアは、リビヤの紛争はアルカイダとその他のジハーディスト(聖戦主義者)にとっての主要な聖域と安全地帯を作る事になるかもしれない、という特別な懸念を表明した』
(※ 後略につき、ブログ本文を。)

https://twitter.com/shamilsh/status/293564832467259393
☪常岡浩介☪認証済み‏@shamilsh

マジで?しかし、ベルベル人も金髪碧眼は珍しくないが… RT @nofrills http://www.independent.co.uk/news/world/africa/terror-in-north-africa-are-westerners-pulling-the-strings-8460832.html … vi @Independent 犯人グループ内に金髪碧眼長身の英語話者。日本人人質を殺したのは北米アクセントの英語話者

■ 欧米資本の邪魔するヤツはみんなテロリスト 「ネットゲリラ(2013.1.22)」より
(※ 前略)
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アルジェリア治安当局はこれまでもデタラメを繰り返し、自国民10~15万人を殺戮される地獄絵図を繰り広げた。今回は「いつもと同じ」ようにやっただけだ。躊躇なく批判すべきなのだ。イスラム過激派とアルジェリア当局の共依存関係は今回も、90年代も変わらない。彼らの利害は完全に一致している

GIAそしてマグリブのカーイダは、もっと強権独裁だったリビアやモロッコではなく、アルジェリアで栄えた。それは、カダフィのように本気でカーイダを憎悪せず、むしろ、過激派の残虐行為を利用するアルジェリア当局の共依存関係があったからだ。

アルジェリア当局にとっては、イスラム勢力は選挙で勝ってしまうような民衆の味方であってはならず、残虐で意味不明な存在であってくれなければ困る。でないとFLNはムバラクと同じ運命を辿る。今回、その図式は国内だけではなく、マリ戦争を通じて国際的に共有された。
(※ 後略)


小沢一郎
■ 小沢『政権交代が目的でした』 「璧を完うす(2013.1.21)」より
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民主、すごろくの「上がり」に行ったが…小沢氏 読売新聞

生活の党の小沢一郎衆院議員は20日、盛岡市での会合で、今夏の参院選について、「このまま参院選を迎え、自民、公明両党と、それにすり寄る勢力を合わせると、参院も旧来の自民党支配に戻ってしまう」と述べ、参院での与党の過半数獲得阻止を目指す考えを強調した。

 昨年の衆院選で「日本未来の党」として戦ったことについては、「(支持者の)皆さんに大変なご迷惑とご苦労をおかけした。申し訳ない」と陳謝した。同時に、「(民主党は)政権交代ですごろくの『上がり』まで行ったが、ファウルがあると国民に指摘され『振り出し』に戻った」と語った。

以下略
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小沢ですらこの程度の認識じゃ、他は推して知るべし、だな。

「(民主党は)政権交代ですごろくの『上がり』まで行ったが、ファウルがあると国民に指摘され『振り出し』に戻った」

政権交代はすごろくの『上がり』じゃない。
『上がり』は日本を良くすることだろうが。

政権交代したことで『上がり』だと思っているから、あんな体たらくだったんだろ。

政権交代は手段、
目的は政権運営によって結果を出すこと。

ファウルというか、インチキ(マニフェスト詐欺)で駒進めたから引っ込めって言われたんだよ。
“振り出しに戻る”どころか、「すごろく」から叩きだされてんの。

なんにもわかっちゃいない。


アルジェリア人質事件
■ アルジェリアのテロは米国が支援している民兵部隊の仕業 「カレイドスコープ(2013.1.21)」より
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「アルカイダと深いつながりがある」とされる武装勢力によるアルジェリアの天然ガス施設への襲撃事件について、ただのひとつも正しい記事がないことに苛立ちを覚えています。

+ 続き
日本の政治家、マスコミ、他の有識者に、これほど危機意識がないのであれば、ますます人質の救出は絶望的になってしまうでしょう。

フランスのマリへの軍事介入が、計画したとおりアルジェリアに波及した
By Design: French Mali Invasion Spills into Algeria
(2013年1月17日  Tony Cartalucci)

これは、Tony Cartalucci(トニー・カタルッチ)の今回のアルジェリア天然ガス施設のテロ事件に関する記事のタイトルです。

彼の記事を読んだ人たちは、そのときは半信半疑でも、半年後、1年後にその正しさが分かるようになります。

このブログでも、トニー・カタルッチの記事を何度も取り上げてきましたが、今になって正しかったことが、ことごとく証明されています。

なぜ彼には将来が見通せるのでしょうか。
彼には千里眼があるのでしょうか。それとも予言者なのでしょうか。

そうではなく、トニー・カタルッチの書く記事の多くに、ワシントンに「世界改造計画」に関する数々の提言を行うシンクタンクのレポートが登場するように、彼は、それを丹念に読み、それぞれの情報をつなぎ合わせて分析しているのです。

ですから、みなさんも同じことをやれば、少なくとも1~2年先は読むことができるようになる、ということになります。

逆の見方をすれば、いままでのところ、ワシントンの中にいる世界政府の樹立を推進している強大なグループの意のままに世界は動いている、ということです。
(※ 後略。ブログ本文で。)

アルジェリア人質事件
■ アルカイダはあるかいな 「MU(ムー)のブログ(2013.1.22)」より (※ 太字はmonosepia)
(※ 前略)
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④ ここにも原発利権あり

だいたいがフランス軍のマリ侵攻が発端だったわけですが、このあたりには「ウラン鉱」が
たくさん埋蔵されているようですね。ウラン鉱といえば原発です。マスコミではあまりこの辺を
報じませんが、「いつでもどこでも原発くん」でして、フランスだけでなく欧米諸国が原発資源
の確保のためにアフリカ諸国を植民地化したいのでしょう。 そこで日本ですが、原発再稼働
および新設を目指している原発マフィア傀儡政権としては「人命尊重」とは単に国民向けの
アピールでして、今回の「テロ事件」においてしっかりと欧米とつながっていると思われます。

そう考えますと、「幽霊組織アルカイダ」を使って「イスラム原理主義者が悪の根源」という
テロ事件を起こして、原発利権に関する疑惑を他に反らしたい思惑もあると考えられます

⑤ 中国のアフリカ進出

欧米諸国の資源争奪戦としての面の他に、最近の中国のアフリカ進出も背景にあるようです。
日揮を始めとした日本企業はそれ以前に進出していたわけですが、中国は「仲良くやりましょう」
という国柄ではないですから、{日本企業追い出したくて、今回の日本人標的を計画したという
面もあるようです。}アルカイダ=CIA=中国?なんだかわけわからん複雑怪奇な構図です。
この辺りの情報は今後の展開を見ないと、なんともわかりません
(※ 後略)

桜宮高校自殺事件
■ 大阪市立桜宮高校の体罰自殺問題。 「二階堂ドットコム(2013.1.21)」より
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ハシシタは、体育科の受験を中止せよと言う。
そして、教員全員入れ替えろ、と。

桜宮高の体育科を受験する生徒と言うのは、「桜宮の体育科に入りたくて、部活でスポーツでがんばりたい」中三生ばかりだ。
受験一ヶ月前になってあまりにも乱暴すぎる話で、いつもの
「無理な状態に話を振っておいて、適当なところに落としどころを持っていく」つもりかもしれないが。
「受験なんてどうでもいい。生きてるだけ恵まれてる」とのたまう。
受験する生徒に罪は全くないはず。
在校生の保護者が弁護士とともに、受験実施の申し入れを市教委に行った。
体罰した教師と自殺した生徒との関係、それを見ていた教員と校長・教頭の問題なのに、学校や教育委員会のシステムに踏み込む方が乱暴だ。
受験生も在校生も動揺している。
これが大阪市のトップのすることか?

今日21日の午後に教育委員会が開かれ、受験を実施するかどうか決めるのだが、午前中に桜宮高校にハシシタが訪れて、全校集会で話をするという。
同じ午前中に、大阪市会で文教経済委員協議会が開かれるにもかかわらずだ。
市教委へのプレッシャーと自分へのアリバイ作りだろう。

人事の入れ替えにはまだ時間がある。
とはいえ、教員の半数以上が部活の顧問を務めている。
これを転勤させるとなったら、在校生はどうなるのか。

体罰した教師に問題があったのは事実。
われわれの時代とは違い、体罰に慣れてない世代にとって、恐怖に感じキャプテンのプレッシャーも重なり自殺した生徒には
お悔やみを申し上げる他ない。
亡くなったお子さんへの償いは必要だが、生きている次代の生徒の進路を塞ぐことが、亡くなったお子さんの意思にそぐうのか?
(※ 後略)


★ 大阪・桜宮高校 体育系科の募集中止 「東京新聞(2013.1.22)」より
+ 記事
 大阪市立桜宮高バスケットボール部主将の男子生徒が体罰を受けた後に自殺した問題をめぐり、市教育委員会は二十一日の会議で、今春の体育系学科の募集を中止し、定員百二十人分を普通科として募集することを賛成多数で決めた。橋下徹市長による入試中止要請を受け入れた。
 受験生に配慮し、試験科目は従来の体育系学科と同じ国語、数学、英語、運動能力、運動技能。配点も同じとし、通学区域もこれまで同様、大阪府内全域とする。
 二月の願書提出まで一カ月を切っており、受験生の混乱も予想されるが、橋下氏は「教育的な視点から素晴らしい決定をしてくれた。桜宮高の再生に向けて改革が始まる」と歓迎する意向を示した。
 普通科に変更される旧体育系学科は、従来の普通科と併存する形となるが、カリキュラムは、スポーツに特色のある内容にするとしている。市教委は、桜宮高の管理職と体育科教員を早急に刷新するなど四項目の改革プランも併せて決定した。
 二〇一四年度の募集学科をどうするかは、改革プランの達成度に応じて検討する。会議後に記者会見した永井哲郎教育長は、一四年度以降、再び体育系学科に戻すこともあり得るとの考えを示した。
 体育系学科は体育科(定員八十人)とスポーツ健康科学科(同四十人)の二科。全員がスポーツの部活動に所属している。
 下村博文文部科学相は「市教委の判断を尊重したい。受験生に十分な配慮をお願いしたい」と述べ、是正要求などは「考えていない」と語った。

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★ 橋下市長「立ち止まって考えて」 桜宮高校を訪問 「朝日新聞(2013.1.21)」より
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+ 記事
大阪市立桜宮(さくらのみや)高2年の男子生徒がバスケットボール部顧問の教諭の体罰を受け、自殺した問題で、橋下徹市長は21日朝、同校を訪れ、今春の体育系2科の入試中止を市教委に求めたことについて在校生に説明した。市教委は同日午後に入試実施の可否を判断するが、教育委員間の意見は割れており、方向性は見えていない。
 市教委によると、橋下氏はこの日午前8時45分から10時まで、桜宮高体育館での全校集会に校長らと出席した。市教委によると、橋下氏は生徒約840人に「学校の中で正しいと思っていたことが外から見た時にどうなのか、もう一度考えて」と呼びかけた。
 橋下氏は入試中止の提案について「桜宮高校はこうあるべきだという考えを出す前に、新入生を迎えるべきではない」と説明。「生徒に責任はない」としつつ「クラブで勝つよりも重要なことがある。長い人生の中で立ち止まって考えねばいけないことがある」などと述べたという。

アルジェリア
★ 「日本人と分かったうえで射殺」証言 これは何を意味するのか 「msn.産経ニュース(2013.1.21)」より
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 アルジェリアの人質事件で、犯行グループが日本人と分かったうえで銃を向けていたと、解放された人たちが現地のテレビ番組などで証言している。未確認情報に変わりはないものの、もはや日本人は狙われる存在になった可能性が出てきた。
日本人が英語で話していた。すると犯人が『神は偉大なり』と言いながら、日本人を撃った
 テレ朝系「報道ステーションSUNDAY」では2013年1月20日、解放されたアルジェリア人男性が証言するこんな映像を流した。
■アルジェリア人「日本人を殺して私たちを解放」
 また、「日揮」の現地プラントで働いていた別の男性は、「犯人のチュニジア人の男が『日本人を外に出そう』と言った。テロリストは日本人を殺して私たちを解放した」と話していた。ムスリムかと聞かれ、男性が「はい」と答えると、「心配しなくていい」と声をかけられたともいう。
(※ 以下略。)


テコレップシステム
● 超高層建物の新解体工法「テコレップシステム」を開発 「大成建設プレリリース(2010.2.23)」より
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— 超高層ビルの解体を静かにエコロジカルに − 2010年2月23日 大成建設株式会社
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 大成建設(株)(社長:山内隆司)は、この度高さ100m以上の超高層建物における環境に配慮した新解体工法「テコレップシステム(Taisei Ecological Reproduction System)」を開発しました。
+ 続き
 近年、日本には700棟以上の超高層建物(100m以上)が建設されています。これらの建物は建設時における先端技術を結集し、長期使用を考慮して建設されていますが、昨今の技術革新、要求性能の進化も著しく、今後は機能・性能の陳腐化などを理由に建替えられる可能性があります。
 従来の解体工法は、クローラークレーンなどの揚重機および圧砕重機を用いて、建物の外周に仮設足場および防音パネルを設置するだけで、建物の上部が解放された状態で行われるのが一般的です。
 しかし、建物が100m以上の場合、上空の風は通常でも地上の数倍にもなります。仮設足場や防音パネルなどの養生材の設置や撤去が高所危険作業となるほか、建物が高層になるほど仮設費用も高くなります。また、解体工事時に上部が解放されていると、作業不能日の増加や粉塵の広範囲への飛散及び解体部材の飛来落下の危険性、騒音・振動の発生などが懸念されます。

 今回開発した新工法「テコレップシステム」では、既存屋根を有効利用し閉鎖された空間の中で、新築工事を巻戻し再生するように、内部の躯体・仕上げや設備機器を分解していきます。1フロア分解するごとに昇降装置が、システム全体を自動降下させていきます。分解したパーツは、クレーンで保護・荷下ろしし再利用を図ります。
 また、本システムは、従来の解体工法における部材の飛散・落下、粉塵の飛散、騒音・振動といった問題を大幅に改善します。屋根は、仮設資材の軽減を図るため、既存屋根躯体をそのまま活用します。また、既存屋根躯体の下部にスライド式天井クレーンを配置し、荷降ろしの際に材料の自由落下エネルギーを利用した「荷下ろし発電」を行い、クレーンの動力のみならず、照明、散水、仮設機械の動力等に利用し、徹底的なエネルギー削減を図っています。

 弊社は、本システムを循環型社会に貢献する次世代の環境配慮型解体工法と位置づけています。解体工事におけるCO2排出量削減や省エネルギー化はもちろん、解体工事を「壊す」のではなく「分解・再生する」というコンセプトのもと、分解した部材を再利用・再使用する総合的な建築物の循環を考えていきます。

 本システムは、従来は実現が難しかった「敷地が狭い」「近隣など制約条件が多い」「都市部に立地している」「100m以上の超高層建物」などの厳しい条件下における最適な解体工法といえます。また、超高層建物解体棟数の増加が予想される中で、建設工事における地球環境負荷の低減を目指し、環境配慮型の解体を推進するとともに、解体工事を伴う都市再開発プロジェクトなどへの実施適用に向けて、顧客に対して積極的に提案を行っていきます。



■ 【ビル解体】「縮むマルハビル」鹿島も大手町で新工法実施中! 「建設通信新聞社:公式記事ブログ(2013.1.18)」より
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鹿島は、東京・大手町で100mを超える超高層ビル「りそな・マルハビル」にカットアンドダウン工法を適用中だ。東京・赤坂で解体中の「赤プリ」、旧グランドプリンス赤坂は、大成建設がテコレップシステムで頂上から解体しており、テレビなど各種メディアに取り上げられているが、実は大手町でも「下から」ジャッキで解体する工事が行われている。

 鹿島は、2008年に自社の本社ビルをカットアンドダウン工法で解体した。この工法は、建物の1階で柱をジャッキで支えておき、地上部でビルの躯体を解体しながら、「だるま落とし」のようにビルを縮める工法だ。

 写真は、解体開始から約3カ月後のビルを比較している。ビルは1月中に姿が見えなくなる予定だ。同社は「環境配慮や短工期、安全性など高層ビル解体の諸問題を一気に解決できる」と話す。
 大手町のりそな・マルハビルでは、粉じん飛散量や騒音、景観といった環境影響も解析、スピーカーで逆位相の音を出して騒音を低減するアクティブノイズコントロール、粉塵をミストで抑えるマイクロECミストなども取り入れているという。
 同社のHPでは、りそな・マルハビルが縮んで行く様子も動画や写真で見ることができる。
 http://www.kajima.co.jp/tech/kaitai/kdc_now/index.html









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最終更新:2013年01月22日 22:38