● 日本未来の党 オフィシャルサイト
  ▲ 政策 卒原発、消費税増税凍結、TPP交渉入り反対、など。



■ 日本未来の党結成は小沢潰しの謀略だった 「陽光堂主人の読書日記(2012.12.30)」より
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飯田氏らの狙いが小沢一派潰しにあったとすれば、見事目的を達したことになります。嘉田氏らが、自分たちに不利な分党をあっさり承諾していることも、怪しいと言わざるを得ません。
 先日NHKで、番組名は忘れましたが、総選挙開票直前の嘉田代表の様子が放映されていました。ホテルの薄暗い一室にNHKの記者らしい人物と一緒に座っているのですが、その人物が嘉田氏に、「未来の党の当選予測は10人」と正確に告げていました。 その点からして可笑しいのですが、それを聞いた嘉田氏も、大して動揺した様子は見られませんでした。やはり予定通りの展開だったのでしょうか? 不正選挙工作を窺わせるシーンで、この国には深い闇が存在しています。


■ 「日本未来の党」から嘉田代表を追放し、「生活の党」へ党名変更。亀井静香が合流した「みどりの風」も基準日(1月1日)を前に政党要件クリア。 「スロウ忍ブログ(2012.12.29)」より
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今回の分党(嘉田=稲盛の追放)と「みどりの風」の政党要件クリアは、民主党を松下政経塾系カルト保守勢力から奪還するための“小沢の第一手”だと俺は見ている。
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2012年12月27日20:53
「日本未来の党」分党を正式決定 + 小沢系は分党されて「生活の党」になり、代表は森裕子議員。(これがベストだと思う。小沢さんは幹事長で良いよね~) - 晴天とら日和

これだけは声を大にして言いたい!
「国民の生活は第一」の時も、
「日本未来の党」の時も、
今まで完全スル~してくたくせに、
未来が分党すると言った途端に、
先ずゴミが一斉に情報を流している。
この悪意はイッタイゼンタイなんなんだと?
これがまともなメディアといえるのか!
先ずゴミは正真正銘のゴミだぜ、ゴミ!!! 
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mostyapoos
RT @marusama2009: クズマスゴミ。@Shinjukudaisy: 民主党は小沢氏たちが離党する際に政党助成金の人員割の支払いも拒否し裸で追い出した。その悪行には一言も言及しなかったマスメディアが未来の党の「分党」に関して政党助成金目当てだとシタリ顔で報じる。 http://t.co/cdQxprq7
2012年12月29日 15:00:32
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yoshilucky
RT @zebra_masa: 昨日の「日本未来の党」両院議員総会で重要なことはただ一つ。多数決で「分党」が決まったこと。それだけ。少なくとも、民主党の両院議員総会の決議にもかけない議長一任よりも、はるかに民主的手続きを踏んだこと。マスゴミが騒ぐようなことはどうでもいいこと。
2012年12月29日 14:55:34


★ 嘉田氏が新たな「日本未来の党」設立へ 非小沢氏系メンバーが結集 「msn.産経ニュース(2012.12.28)」より
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日本未来の党が党名を「生活の党」と変更し、小沢一郎氏系の議員に追われる形で離党する嘉田由紀子滋賀県知事は、新たな政治団体「日本未来の党」の設立を28日中に総務相に届け出る意向を固めた。嘉田氏に近い関係者が明らかにした。

 同団体には嘉田氏のほか、ともに離党する阿部知子衆院議員と環境学者の飯田哲也氏が参加する見通しで、非小沢氏系メンバーが結集する格好だ。ただ、国会議員は阿部氏一人しかおらず、政党要件を満たさないため、政党交付金を受け取ることはできない。
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★ 「未来」は「生活の党」に変更 森裕子氏が代表、嘉田氏離党へ 「47ニュース[共同](2012.12.28)」より
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 日本未来の党は27日、党名を「生活の党」とし、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森裕子副代表に変更すると総務相へ届け出た。森氏ら小沢一郎元民主党代表の系列議員が党に残る。嘉田氏は、社民党政審会長を務めた阿部知子衆院議員と共に党を離れる。「未来」の名称は嘉田氏側が引き継ぐ。阿部氏は当面、無所属で活動する。
 嘉田、森両氏が28日に大津市で記者会見し、事実上の分党を正式に発表する。小沢氏も同席する見通しだ。
 森氏は27日、党の分裂について記者団に「(有権者には)申し訳ない。円満に合意して分党の手続きに入る」と述べた。

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★ 日本未来の党が分党 野党間連携に影響も 「NHK(2012.12.29)」より
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日本未来の党が分党したことについて、野党の中で、民主党などからは「選挙直後の分裂は国民から理解されない」といった批判も出ていて、来年夏の参議院選挙に向けた野党間の連携に影響が出ることも予想されます。

日本未来の党は、先月末、滋賀県知事の嘉田代表が中心となって結成し、旧「国民の生活が第一」の小沢一郎氏らが合流しましたが、小沢氏の処遇などを巡って党内の意見が対立し、僅か1か月で分党しました。
そして、嘉田氏と阿部知子衆議院議員が離党し、2人を共同代表とする政治団体「日本未来の党」を新たに結成する一方、小沢氏ら15人の国会議員は、党名を「生活の党」と変更することを届け出ました。
これを受けて、8億円余りに上るとみられていた政党助成金のほとんどは、来年、「生活の党」に交付される見通しとなっています。
ただ、「生活の党」と、嘉田氏らが率いる「日本未来の党」は、分党はしたものの、来年夏の参議院選挙に向けて、脱原発の実現などで協力しながら、民主党などほかの野党と連携を図っていきたい考えです。
しかし、野党の中で、民主党などからは「衆議院選挙の直後に党が分裂するようでは、国民から理解されない」といった批判も出ていて、参議院選挙に向けた野党間の連携に影響が出ることも予想されます。


★ 嘉田代表 日本未来の党の分党を陳謝 「NHK(2012.12.28)」より / 記事を画像化して保護
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(※ 全文掲載)
日本未来の党が分党したのを受けて、嘉田代表と「生活の党」の小沢一郎氏らが、大津市でそろって記者会見し、嘉田氏は「衆議院選挙で支持を寄せてくれた国民には本当に申し訳なく、心よりお詫びする」と述べ、分党を陳謝しました。

日本未来の党は、先月末、滋賀県知事の嘉田代表が中心となって結成し、旧「国民の生活が第一」の小沢一郎氏らが合流しましたが、小沢氏の処遇などを巡って党内の意見対立が解消できないことから、党を2つに分けることになり、嘉田氏らは、政治団体「日本未来の党」に、小沢氏ら15人は「生活の党」になることを届け出ました。
これを受けて、嘉田氏と、小沢氏らは、28日、大津市でそろって記者会見しました。このなかで、嘉田氏は「衆議院選挙で支持を寄せてくれた国民には本当に申し訳なく、心よりおわびする。私の力不足で、小沢氏の力を十分引き出せず反省している。自民・公明の連立政権に対し、これからも共に戦い、お互いの違いを強みとして生かしていくことで、国民の期待に応えたい」と述べました。また、小沢氏は「原発や女性、それに若者の問題などで、同じ方向を目指して頑張っていくことに変わりはないので、政治的に力を合わせて、目標を達成するために努力していけばいいのではないかと思っている」と述べました。


■ 「もう我慢できないから、ずっと思っていたことを書いておく:ろろ氏」 「晴耕雨読(日付不明2012.12.16以降12.28までの記述?)」より
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(※ 前後略)
未来の党惨敗も道理。
もし、小沢さんが未来の党の共同代表で、東北の選挙区をくまなく回り、震災直後にこういう風に役所を動かした、政権に就いたら(「生活」が唱えていた)一括交付金でもっと復興を盛んにすると解いて回っていたら、結果はどうだっただろう?
参院選はそうすべきじゃないか?
自分の置かれている経済状況をすっかり忘れていた僕も含め、脱原発を第一に考える人の票は全国でせいぜい未来の党で200万程度、共産党その他に流れた分を考えても500万程度だろう。
一本化しても参議院で議席4つがいいところだ。
シングルイシュー政党というのは虚妄だということ。
未来の党の惨敗を、マスコミの小沢隠し、国民の生活が第一隠しのせいだというのは一面真実だ。
しかし、それだけが原因ではない。
嘉田代表は結構討論番組に出ていたではないか。
マスコミのせいだという支持者や執行部なら、マスコミのせいで参院選にも負けるだろう。
他罰に走っても何も変わらないよ。


■ もう危篤の未来の党 「璧を完うす(2012.12.25)」より
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何をやっているんだこいつらは。

小沢いつも欠席戦術かよ。
相変わらずだな。

<>嘉田代表の提案した人事案が了承されず、小沢一郎氏の共同代表就任を求める動議が可決されたことを受け、嘉田代表は24日深夜、「当事者である小沢一郎議員が欠席する中、強硬に採決された。非民主的な意思決定で代表として受け入れることはできない」との声明を発表した。

欠席しておいて手下にやらせるとか、ひどい頭(かしら)だな。
こんなやつについていく奴がいるのが信じられない。

嘉田もバカだな。
こうなるのも読めないなんて。
お前は選挙用の神輿にすぎない。
しかも役に立たなかった、な。

<>小沢さんと連絡がとれず、お隠れになっている。

「お隠れ」って小沢死んだんかw
そんな言葉使うほどの身分じゃないがな。

これは「雲隠れ」っていう、小沢が都合悪くなるとやる、いつもの行動。

「お隠れ」(お亡くなり)になってしまうのは、むしろ未来の党だから


■ 未来の党、分裂不可避、「クーデターだ!」 嘉田代表vs小沢派の対立深刻 「J-CASTニュース(2012.12.25)」より
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(※ 前略)
 党人事に関する内輪モメが表面化したのは12月24日夜に開かれた未来の両院議員総会の場だった。両院総会とはいえ、先の衆院選で大敗したため未来所属の国会議員は衆院議員9人、参院議員8人の計17人。このうち小沢氏がなぜか欠席してしまったため、懸案だった選挙後の党役員人事は16人の国会議員と嘉田代表との間で議論された。

 総会の席上、嘉田代表はまず、党副代表の阿部知子氏=元社民党政審会長=を共同代表に昇格させる人事案を提示した。衆院選で比例復活当選した阿部氏に関して、嘉田氏は26日の首相指名選挙でも同氏への投票を訴えたという。

 加えて嘉田代表の人事案は、未来が結党された際に「一兵卒」を宣言していた小沢氏と、前国民新党代表の亀井静香氏を顧問にし、小沢氏が率いた旧「国民の生活が第一」(生活)出身の鈴木克昌氏を幹事長に充てる内容だった。

 しかし、総会参加の国会議員16人のうち、14人を占める旧生活出身の議員がこの案を了承することはなかった。反対多数で嘉田代表案に異を唱えただけでなく、小沢氏を共同代表にするよう求める動議を提出して賛成多数で可決したのだ。
(※ 後略)

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■ 嘉田代表の「クーデター」発言でもわかる政治の素人さをプロである議員は教育しつつ理解する必要がある! 「日々坦々(2012.12.25)」より
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日々坦々 @hibi_tantan24
未来の党の代表として嘉田さんに今必要なのは、共同代表を決める事ではなく、落選議員も含めた両院議員の総会を開いて顔見せすることではないか。代表と会って話した事もないという異常事態を解消すべき。また同時に徹底した選挙の総括が先ではないかなあ。
2012年12月23日


■ 【必見動画】「日本未来の党」小沢一郎氏・嘉田由紀子氏 街頭演説 ~投開票を前に思ふこと~ 「暗黒夜考(2012.12.16)」より
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新聞・テレビにおける世論調査をみていると、自民党が単独で300議席を確保するといった類の報道が連日のようになされているが、自民党が優勢というのはあくまで組織票の上での話である。

実際、多くの世論調査にて4割以上の有権者がまだ投票先を決めていないとされていたように、「無党派層」の意向ひとつで如何様にも情勢が変わる可能性があるというのが実情であろう。

(※monosepia : 前回の総選挙よりかなり投票率が低いようだ。支持政党無し層が投票場へ行かなかったということになるのか。組織票というか固定票で決まる選挙となる感じだ。つまり、未来の党に表は集まらない。)

第46回衆議院議員総選挙
■  “本当のことを伝えない日本の新聞”で著名なThe Timesのファウラー氏“自民党VS未来の党”に着眼 「世相を斬る(2012.12.12)」より
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 マスメディア系の選挙情勢で、最もマシなのがANNの調査結果だ。
(1位)自民党:24%、(2位)民主党:10.7%、(3位)維新:8.3%、(4位)公明:4.1%、(5位)未来の党:3.7%、(6位)みんな:2.8%、(7位)共産:2.6%、(8位)社民:1.7%、そのあとに国民・新党大地・新党改革・新党日本が続く。投票先を決めていないが40%以上と出ている。
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ロイターの12日2時の結果をみると、以下の通りだ。
1位自民:34%、2位未来の党:32%、3位維新:13%、4位民主:7%、5位共産:6%、6位みんな:4%、その他1%、なし2%。となっている。重複投票が可能なので、この結果を鵜呑みも勿論出来ない。ただ、ニューヨークタイムズの支局長マーティン・ファクラー氏ら海外メディア記者諸君の選挙情勢の分析によると、今回の選挙は「自民党VS日本未来の党」と云う構図に見えていると云う事実も蔑には出来ないだろう。


■ 日本未来の党の政策は「国民の生活が第一」 「陽光堂主人の読書日記(2012.12.3)」より
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 野田がTPPを対立軸にしようとしたのですが、米国が待ったをかけたのでたちまち引っ込めてしまいました。どういう訳か、産経新聞だけが米国の介入について報じています。このため、TPPに反対する民主党議員も(鳩山元総理を除いて)公認されることになりました。
 米国にとって一番嫌なのが基地問題とTPPが選挙の争点にされることで、指令を受けた結果、この2つは余り採り上げられていません。マスコミも大半の政党も、ご主人様の命令に忠実に従っているわけです。
 原発問題も米国の主要関心事ですが、日本が原発を止めればシェールガスを売り込めるので、完全に止めてしまうのでなければ構わないと思っているはずです。兵器用プルトニウムの生産を日本の電力会社に委託しているようなので、勝手に止められては困るわけです。


“嘉田未来”の出現により投票率アップ 各メディア世論調査が醜態を晒すか 「世相を斬る あいば達也(2012.11.30)」より
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/47021689fc825165cf7aec1a6c9857bc

その意味では、小沢一郎が今回採った政治決断は、政局の次元ではなく、国家存亡の危機と云う、別次元での判断が中心にあったものと思考する。筆者は、小沢の政局ではない、国家の命運の次元で行った決断を、個人的政局の興味を排除して支持する。まさに“身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ”を演出したと云う事である。あの09年、政権が目の前にぶら下がっている最中、東京地検特捜による突然の秘書逮捕で窮地に陥った小沢一郎が乾坤一擲代表を退き、鳩山に代表の座を譲った時のデジャブである。09年は民主党幹事長として一歩退くことで乗りきったわけだが、今回は同じようなデジャブだが、二歩も三歩も退いて見せた。

 国家存亡と感じ、敵の弾に身を挺して救済にかかったのである。おそらく、“自民・維新・みんな”が同じ穴の狢になる可能性は強く、右傾化どころか、対中戦略など考えるだけ無駄のような「空気」が生まれ、いつかきた道に突き進む危険は増大している。安倍や石原らが、権力欲の為に“強い日本”を標榜しただけであっても、吹き上がってしまった国民世論と云うもの収拾がつかなくなり、テロの時代の再来や、警察・検察の権力が増大し、恐怖国家に舞い戻る危険性さえあるのである。このような風潮を何があっても阻止しなければならないと考えたのが、小沢一郎や亀井静香だ。嘉田由紀子はその部分にも強く共鳴したに違いない。嘉田の小沢評価を時事通信は以下のように伝えている。

(※ 以下詳細はブログ本文で。)

■ やっぱりニコニコ動画は偏向サイトだった 「ネットゲリラ(2012.11.28)」より
やっと小沢一郎の逆襲が始まったようでw なんせ、政界でも海千山千の古狸なので、亀井静香と地下に潜って新党工作をやっていたらしい。新党「日本の未来はウォウウォウ」参加を検討どころじゃない、あの二人が仕組んだ話です。それも、ずいぶん前から仕組んでいた。その証拠に、今度の新党騒ぎでは、一人も候補者を調整する必要がないんだそうで、簡単に選挙協力が組める。ずいぶん長い時間かかって仕込んだのだろう。しかも、その間、マスコミにバレなかった。大したもんだ。おいらも、控訴期限が過ぎたら動くだろうとは踏んでいたんだが、こういう形で鮮やかに決まるとは思わなかった。その上、古狸二人は表に出ず、これからも裏方に徹するらしい。ホンモノの悪人というのは、こういうもんだw 裏方が勤まらない素人大根役者二名で捏造された「維新」は、オレがオレがで空中分解するだろうから、これでますます選挙は混沌として来た。そんな中、相変わらずネトウヨの親玉アベッチは迷走中w 日本はどこへ行くのか? おいら、知ったこっちゃないですw


★ 小沢・嘉田連合 脱原発で100人超え 「ゲンダイネット(2012.11.27)」より
 正真正銘の第三極が発足する。滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が「脱原発」を旗印とする新党結成を27日午後にも表明。新党名は「日本未来の党」になる見通しだ。小沢一郎の「国民の生活が第一」や「みどりの風」、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」も合流を検討している。共闘が実現すれば、維新の会を凌駕する一大勢力になるのは間違いない。

 新党の党首となる嘉田知事はまだ全国的な知名度はないが、市民運動家の間では広く知られている。06年に「もったいない」のキャッチフレーズで新幹線新駅とダム建設に反対し初当選した。原発問題では、橋下徹大阪市長のように大仰な構想をブチ上げたわけではない。地道に「卒原発」を訴え続け、大飯原発3、4号機の再稼働問題について、政府に慎重な判断を求めてきた。そんなぶれない姿勢が歌手の加藤登紀子や音楽家の坂本龍一の共感を呼んでいる。
 生活やみどりとの連携は、橋下と石原慎太郎前都知事の維新みたいな選挙目的の“野合”とは違う。至極当然の流れだ。
 「維新と大きく異なるのは、脱原発の政策が一致していること。そして、場当たり的に離合集散しているわけではないということです。新党構想は3カ月ほど前から、生活の小沢一郎代表や脱原発の亀井静香幹事長が水面下で調整を続けてきました。それが結実したのです。小沢や亀井らベテランが裏方に回って汗をかいている点も、維新とは対照的です」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

<第2会派に躍り出る可能性>

 問題は嘉田新党が選挙までに機能するか。「なんらかの連携、協力は模索したいが、即合流までは考えていない」(みどりの谷岡郁子共同代表)という慎重意見もある。比例代表名簿の統一などが検討されているが、難航しないのか。
 「最大の問題は選挙区の調整でしょう。でも、小沢一郎は社民党、新党大地、みんなの党と個別にはほぼ調整を終えている。あとはみどりや脱原発との調整があるくらい。テクニカル的にはそれほど難しい話ではありません」(選挙事情通)
 野田は論外だし、安倍や維新のウルトラ右翼もコアな支持層に訴えているだけ。暮らしに密着した問題を争点に掲げる「脱原発グループ」の威力はバツグンだ。政治評論家の伊藤達美氏は「女性を中心に票を伸ばすでしょう。社民、共産も加えれば50~60議席に届く」と見る。前出の鈴木哲夫氏は「みんなの党が新党に合流すれば、維新はもちろん、民主を抜き、自民に次ぐ第2会派に躍り出る可能性を秘めている」と指摘した。100議席を超えるポテンシャルを秘めているのだ。
小沢のオリーブの木構想がいよいよ現実になりつつある。

★ 「日本未来の党」結成表明=「卒原発」掲げる―嘉田滋賀知事【12衆院選】 「Yahoo!ニュース〔時事通信〕(2012.11.27)」より
滋賀県の嘉田由紀子知事は27日午後、大津市内で記者会見し、「卒原発」を掲げる新党「日本未来の党」を結成する意向を表明した。

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★ 「脱原発」河村・山田両氏、日本未来の党に参加の意向 「朝日新聞(2012.11.27)」より
「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(脱原発)」の山田正彦共同代表は27日、嘉田由紀子・滋賀県知事が結党する「日本未来の党」について「我々も手を挙げたい。考え方は一致している」と参加を表明した。朝日新聞の取材に答えた。河村たかし共同代表も名古屋市内で記者団に「同じような人たちが集まって、大日本庶民連合でええじゃないか」と語り、参加する意向を示した。

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★ 社民離党の阿部知子氏、日本未来の党へ合流の意向 「朝日新聞(2012.11.27)」より
 社民党離党を表明した阿部知子氏(64)は27日、藤沢市で記者会見を開き、滋賀県の嘉田由紀子知事が結成を表明した新党「日本未来の党」に合流する意向を表明した。

 阿部氏は衆院解散の前後から、国民の生活が第一やみどりの風に働きかけ、嘉田知事とも意見交換してきた。新党について「原発ゼロの選択肢を国民に示し、一人でも多く選挙を勝ち抜くことで、国民が選べる政治を取り戻したい」と話した。


 滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が「脱原発」を旗印とする新党を結成する意向を固め、27日に大津市内で記者会見して正式に発表する。国民の生活が第一やみどりの風などとの合流も視野に連携を検討している。脱原発色が薄まった日本維新の会と一線を画す動きで、第三極の二分化が鮮明になってきた。

 新党名は「日本(にっぽん)未来の党」を軸に最終調整している。脱原発を掲げる環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長も政策づくりに参画。総選挙公約の柱には「原発ゼロ」「環太平洋経済連携協定(TPP)参加凍結」「消費増税凍結」を据える方針だ。

 脱原発を主張する生活(小沢一郎代表)やみどり(谷岡郁子共同代表ら)に加え、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(脱原発)」(河村たかし、山田正彦両共同代表)との連携を検討。嘉田氏は24日夜、小沢氏と会談し、合流も含めた連携の可能性について意見交換した。

 新党には社民党に離党届を出した阿部知子前政審会長が参加する意向。みどりの谷岡氏は26日午前のフジテレビの番組で「嘉田さんがヘッド(党首)を引き受ける方向だと聞いている」と述べ、脱原発の小泉俊明幹事長代理は記者団に「あとは政治的決断だけだ」と語った。

 新党との連携をめぐっては、合併して単一政党になる方式が有力。ただ、「協力したいが直ちにみどりを解体することはない」(亀井亜紀子共同代表)との異論もあり、新たな政治団体を作って統一比例名簿に候補者の名前を連ねる案も検討されている。

 嘉田氏は現在2期目。昨年の福島第一原発事故以来、「卒原発」を提唱してきた。維新の橋下徹大阪市長とは原発再稼働問題で同一歩調をとったが、原発維持の石原慎太郎氏が率いる太陽の党との合流で「仲間を失った」と語っていた。

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★ 嘉田滋賀知事「原発政策の仲間失った」 維新合併で批判 「朝日新聞(2012.11.20)」より
 滋賀県の嘉田由紀子知事は20日の会見で、日本維新の会と太陽の党が合併した際に交わした合意文書に、大阪市の橋下徹市長が主張してきた「2030年代の原発全廃」が盛り込まれなかったことを受け、「原発問題で仲間を失った。関西広域連合でも同じ方向を向いてきたことを考えると、後退したことは残念だ」と話した。

 また、維新代表に就任した石原慎太郎氏が原発推進の立場を取っていることに触れ、「考えが右と左に分かれている方が一緒になるとは想像がつかなかった。公党として一緒になるために妥協すると、選ぶ国民が迷うのではないか」と疑問を呈した。







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最終更新:2012年12月30日 20:46